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元スレ烏天狗「恩返し」
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男「ねみー…ん?」
烏「……」
男「うわなんだ烏か…血だらけじゃねぇか」
烏「カァ…」
男「まだ生きてんのか…猫とかだったら助けるんだがなぁ……」
烏「……」
男「うわなんだ烏か…血だらけじゃねぇか」
烏「カァ…」
男「まだ生きてんのか…猫とかだったら助けるんだがなぁ……」
>>2
俺もだ
俺もだ
男「結局動物病院に渡してきてしまった…思わぬ出費で俺の懐がマッハだ…」
女「やあ、血濡れで登校かい?誰を埋めてきたんだ」
男「おっす女…あー血濡れなの忘れてたわ、今日大学サボるからよろしく」
女「残念ながらたった今君とサボる用事ができてしまったからその頼みは受け付けられないな」
男「えー…」
女「やあ、血濡れで登校かい?誰を埋めてきたんだ」
男「おっす女…あー血濡れなの忘れてたわ、今日大学サボるからよろしく」
女「残念ながらたった今君とサボる用事ができてしまったからその頼みは受け付けられないな」
男「えー…」
喫茶店
女「で、さっきはなんであんな血濡れ衣装だったんだい?ハロウィンはもう終わっているよ?」
男「道端で 血濡れの烏を 助けたぜ」
女「そうか、それにしても猫や犬ならまだしも烏を助けるとは君も中々優しいものだな」
男「いやー同じこと考えたけど見ちゃったしなぁ…」
女「まぁ君らしいといえば君らしいな」フフン
女「で、さっきはなんであんな血濡れ衣装だったんだい?ハロウィンはもう終わっているよ?」
男「道端で 血濡れの烏を 助けたぜ」
女「そうか、それにしても猫や犬ならまだしも烏を助けるとは君も中々優しいものだな」
男「いやー同じこと考えたけど見ちゃったしなぁ…」
女「まぁ君らしいといえば君らしいな」フフン
女「まぁ事情はわかったよ、治療費も出したんだろう?」
男「まぁな!!」
女「ほら」っ5000円
男「えっいやさすがにそれは女の子にお金をカンパなんてメンツがなんといいますか」
女「元々使う予定のない金だし独り暮らしで思わぬ出費は痛いだろう?ただでさえ君は計画的にお金を使わないのに」
男「…面目次第もございません」
男「まぁな!!」
女「ほら」っ5000円
男「えっいやさすがにそれは女の子にお金をカンパなんてメンツがなんといいますか」
女「元々使う予定のない金だし独り暮らしで思わぬ出費は痛いだろう?ただでさえ君は計画的にお金を使わないのに」
男「…面目次第もございません」
―――数日後
男「女のおかげでなんとか食いつないだなぁ、バイト代と仕送りに感謝して…と、そういやあの烏無事かなぁ……」
コンコン
男「ん?へーいへい今出ますよっと」
ドア「ガチャ」
男「」
?「あ…あの…恩返しに来ました…」
男「女のおかげでなんとか食いつないだなぁ、バイト代と仕送りに感謝して…と、そういやあの烏無事かなぁ……」
コンコン
男「ん?へーいへい今出ますよっと」
ドア「ガチャ」
男「」
?「あ…あの…恩返しに来ました…」
男(ドアを開けたら変な服装に変な仮面を被ったおなごが恩返ししにきましたとか言ってきた…)
男「そういうのは間に合ってますんで…」ギィ…
?「いやいやいやいや間に合ってちゃ困るんですお願いします」ギリギリギリギリ
男(つえええ!この人力つえええ!全力で閉めてんのに片手で普通に止められてるんですけど!!)
?「後生ですから!後生ですから!」
男「そういうのは間に合ってますんで…」ギィ…
?「いやいやいやいや間に合ってちゃ困るんですお願いします」ギリギリギリギリ
男(つえええ!この人力つえええ!全力で閉めてんのに片手で普通に止められてるんですけど!!)
?「後生ですから!後生ですから!」
ミシミシミシ
男(指圧で扉が凹むとか怖いんですけど!!)
男「わかりました!!わかりましたから!」
?「本当ですか!?」ギイッ!!
男「ちょ…一気にど開けないぬおっ!?」プニョン
男(顔に当たるこのなんともいえない大きいマシュマロな感触は…)
?「さ!さ!中に入りましょう!」オッパイ
男「おおう…」フラッ…バタン
男(指圧で扉が凹むとか怖いんですけど!!)
男「わかりました!!わかりましたから!」
?「本当ですか!?」ギイッ!!
男「ちょ…一気にど開けないぬおっ!?」プニョン
男(顔に当たるこのなんともいえない大きいマシュマロな感触は…)
?「さ!さ!中に入りましょう!」オッパイ
男「おおう…」フラッ…バタン
?「起きてください、朝ですよ、ごはんできてますよ」
男「んあ…」
男「あ…あー夢じゃないのか…」
?「よくわかりませんが冷めないうちにどうぞ」
男「鯖の塩焼きに白ご飯、味噌汁に漬物と熱い緑茶か…」
男「いただきます」パクパク
?「はい!」
男「んあ…」
男「あ…あー夢じゃないのか…」
?「よくわかりませんが冷めないうちにどうぞ」
男「鯖の塩焼きに白ご飯、味噌汁に漬物と熱い緑茶か…」
男「いただきます」パクパク
?「はい!」
男(これは…塩のよく聞いた鯖により白ご飯が進む…それに朝だからか白味噌の味噌汁で体が温まり味の締めの漬物がまたいい味を…はぁ茶がうめぇ…)
?「いかがですか?」
男「すごくうまいよ、こんなにいいもん食ったのは久々だ」
?「よかったぁ…」
?「いかがですか?」
男「すごくうまいよ、こんなにいいもん食ったのは久々だ」
?「よかったぁ…」
男「ごちそうさま」
?「お粗末様でした♪」
男「…じゃねぇぇぇぇぇ!!」
?「はいぃ!?」
男「飯食ってやっと頭が回り始めたわ!!お前は誰だ!!何の目的で来た!!あと昨晩はすいません!!」
?「えぇと、一つずつお答えします。まず私は烏天狗ともうします、名前は有りません」
烏「あなたに助けていただいたご恩を返しに来ました」
烏「最後にお気になさらず、この体でご恩が返せるのなら私は構いませんので」
男「烏…天狗……?(電波さんか…?)」
?「お粗末様でした♪」
男「…じゃねぇぇぇぇぇ!!」
?「はいぃ!?」
男「飯食ってやっと頭が回り始めたわ!!お前は誰だ!!何の目的で来た!!あと昨晩はすいません!!」
?「えぇと、一つずつお答えします。まず私は烏天狗ともうします、名前は有りません」
烏「あなたに助けていただいたご恩を返しに来ました」
烏「最後にお気になさらず、この体でご恩が返せるのなら私は構いませんので」
男「烏…天狗……?(電波さんか…?)」
男「失礼ながら貴女は電波さまでいらっしゃいますか」
烏「…でんぱ?が何かよくわかりませんが烏天狗ですよ?ほら、この面は烏をモチーフにしてあるんです」フフン
男「いやドヤ顔されましても口元しか見えませんし」
烏「むぅ…ならこれでどうです!!」
バッサー!
男「!?せ…背中から真っ黒い羽が…!?」
烏「これで信じていただけましたか!!」
男「お…おう…」
烏「…でんぱ?が何かよくわかりませんが烏天狗ですよ?ほら、この面は烏をモチーフにしてあるんです」フフン
男「いやドヤ顔されましても口元しか見えませんし」
烏「むぅ…ならこれでどうです!!」
バッサー!
男「!?せ…背中から真っ黒い羽が…!?」
烏「これで信じていただけましたか!!」
男「お…おう…」
男「こないだ助けた烏で助けた御礼に恩返しにきた、と…」
烏「ですです」
男「にわかには信じられんが見ちゃったしなぁ…」
烏「照れます」
男「誉めてないからなー」
男「わかった、気がすむまではここにいていいよ、ダメだといっても無駄そうだし」
烏「わぁい!」
烏「ですです」
男「にわかには信じられんが見ちゃったしなぁ…」
烏「照れます」
男「誉めてないからなー」
男「わかった、気がすむまではここにいていいよ、ダメだといっても無駄そうだし」
烏「わぁい!」
男「ところでその仮面は外せないのか?」
烏「外せますよ?外しませんよ?」
男「えー…素顔拝んでみたいのに…」
烏「外しはしませんがずらすだけなら構いませんよ?」ズリ
男「」
烏「…」
男「」
烏「な…なんですか?」
男「い、いやなんでもない」(めっちゃ美人さんや…やべぇ)
烏「外せますよ?外しませんよ?」
男「えー…素顔拝んでみたいのに…」
烏「外しはしませんがずらすだけなら構いませんよ?」ズリ
男「」
烏「…」
男「」
烏「な…なんですか?」
男「い、いやなんでもない」(めっちゃ美人さんや…やべぇ)
男「あー、ええと、仮面は今みたいに首にかけるか何かしてほしいな」
烏「なんでです?」
男「不審者きわまりない」
烏「今の世は不便ですねー…わかりました」
男「あと服はそれしかないの?」
烏「はい!ありません!」
男「おおう…女様頼みます」ピッポッパ
烏「なんでです?」
男「不審者きわまりない」
烏「今の世は不便ですねー…わかりました」
男「あと服はそれしかないの?」
烏「はい!ありません!」
男「おおう…女様頼みます」ピッポッパ
女『なんだい、今日は大学はないよ?土曜日だろう』
男「なにも言わずに服を持ってきてほしい」
女『……女装にも目覚めたのかい?さすがになにも言わないという選択肢はないようだ』
男「口で説明するよりみてもら」
烏「男さーん?変な棒持ってなにと話してるんですか?はっ…まさか新手の呪符…!?男さん陰陽師だったんです!?」
女『すぐに行こう、覚悟していてくれ』
男「はい…」
男「なにも言わずに服を持ってきてほしい」
女『……女装にも目覚めたのかい?さすがになにも言わないという選択肢はないようだ』
男「口で説明するよりみてもら」
烏「男さーん?変な棒持ってなにと話してるんですか?はっ…まさか新手の呪符…!?男さん陰陽師だったんです!?」
女『すぐに行こう、覚悟していてくれ』
男「はい…」
女「私女さん今男の目の前にいるの」
烏「男さん誰ですこのアマ」
女「男、誰なんだこの頭のおかしいであろう変人さんは」
男「あー……まずは烏、こいつは大学での俺の親友の女だ今回お前のために服を持ってきてもらった奴だ」
男「で、女、こいつは昨日俺の家に押し掛けてきた烏天狗だ、冗談じゃないからそんな目で見たいでこないだ助けた烏らしい、烏見せてやってくれ」
烏「…」バッサー!
女「おー…」
烏「男さん誰ですこのアマ」
女「男、誰なんだこの頭のおかしいであろう変人さんは」
男「あー……まずは烏、こいつは大学での俺の親友の女だ今回お前のために服を持ってきてもらった奴だ」
男「で、女、こいつは昨日俺の家に押し掛けてきた烏天狗だ、冗談じゃないからそんな目で見たいでこないだ助けた烏らしい、烏見せてやってくれ」
烏「…」バッサー!
女「おー…」
女「話は飲み込めた、しかし男」
男「はい…」
女「私は常々君に気があるといっているよな?」
男「はい…」
女「そんな私に女を連れ込んだから手を貸せなどと…」
烏「ちょっ」女「黙ってろ」烏「はい!」
男「うっ…」
女「私でなかったら今頃張り倒してるところだ、まったく…」
男「女神様や…」
女「さ、烏天狗のお嬢さんこっちに、男は少し出ていてくれ」
男・烏「はい」
男「はい…」
女「私は常々君に気があるといっているよな?」
男「はい…」
女「そんな私に女を連れ込んだから手を貸せなどと…」
烏「ちょっ」女「黙ってろ」烏「はい!」
男「うっ…」
女「私でなかったら今頃張り倒してるところだ、まったく…」
男「女神様や…」
女「さ、烏天狗のお嬢さんこっちに、男は少し出ていてくれ」
男・烏「はい」
女「圧倒的敗北感…!まさか上は二着しか入らないとは…!」
烏「ま、まだまだですよ!ほら!後300年もすれば!」
女「人間は長くて後80年しか生きられないんだ…ふ…ふふ…」
烏「あちゃー…」
女「クッ…まぁいい…後で君の服を買いに行こう…」
烏「あ、今のお金はこれでいいんですよね?」グシャグャ
女「胸に挟むとか嫌味か…って8万も…どこで?」
烏「私の仲間の烏さん達が巣に使ってたのをくれたんですよ」
女「烏すごい」
烏「ま、まだまだですよ!ほら!後300年もすれば!」
女「人間は長くて後80年しか生きられないんだ…ふ…ふふ…」
烏「あちゃー…」
女「クッ…まぁいい…後で君の服を買いに行こう…」
烏「あ、今のお金はこれでいいんですよね?」グシャグャ
女「胸に挟むとか嫌味か…って8万も…どこで?」
烏「私の仲間の烏さん達が巣に使ってたのをくれたんですよ」
女「烏すごい」
女「だけどお金に関しては彼にも私にも使ってはダメだよ?」
烏「え?ニンゲンはお金が好きなんじゃないんですか?」
女「大好きだよ?だからこそだ、お金は人をダメにするからね」
女「男は善意で君を助けたんだ、だからこそ君も純粋な恩返しないと」
烏「むぅ…よくわかりませんけどわかりました…」
女「さ、そろそろ男を呼ぼう、寒い中待たせるのは忍びない」
烏「え?ニンゲンはお金が好きなんじゃないんですか?」
女「大好きだよ?だからこそだ、お金は人をダメにするからね」
女「男は善意で君を助けたんだ、だからこそ君も純粋な恩返しないと」
烏「むぅ…よくわかりませんけどわかりました…」
女「さ、そろそろ男を呼ぼう、寒い中待たせるのは忍びない」
男「うーさぶ…」
女「待たせてすまないね」
烏「ごめんなさい」
男「やっぱりそのくらいしか入らないか」
女「ほう…何かいったか?」
男「ナンデモナイデス!!」
女「よろしい、早速だがこの子の服を買いにいくよ」
烏「ます!!」
女「お金は心配しなくていい」
烏「です!!」
男「なんか引っ掛かるが…まぁいい、いってらっしゃい」
女「君もいくんだよ?女性の服を異性に選んでもらうのは当然だろう」
女「ですです」
女「待たせてすまないね」
烏「ごめんなさい」
男「やっぱりそのくらいしか入らないか」
女「ほう…何かいったか?」
男「ナンデモナイデス!!」
女「よろしい、早速だがこの子の服を買いにいくよ」
烏「ます!!」
女「お金は心配しなくていい」
烏「です!!」
男「なんか引っ掛かるが…まぁいい、いってらっしゃい」
女「君もいくんだよ?女性の服を異性に選んでもらうのは当然だろう」
女「ですです」
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