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元スレ京子「結衣も綾乃も大嫌い」
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綾乃「……」グッタリ
結衣「綾乃…どうしたの…」
綾乃「船見さんこそ…元気ないわよ…」
結衣「うん…ちょっと…」
綾乃「歳納京子の事…?」
結衣「う、うん…最近、何か、避けられてるんだよね」
綾乃「私も…」
結衣「綾乃…どうしたの…」
綾乃「船見さんこそ…元気ないわよ…」
結衣「うん…ちょっと…」
綾乃「歳納京子の事…?」
結衣「う、うん…最近、何か、避けられてるんだよね」
綾乃「私も…」
綾乃「何時もは、私が何かしても笑って返してくれるのに…最近は、全然笑いかけてくれないの…」
綾乃「話も、全然続けてくれないし…」
綾乃「歳納京子の声、もっと聞きたいのに…」
結衣「綾乃…」
結衣「私も…ずっと、京子の笑顔に接してきたのに」
結衣「最近は、ずっと愛想笑いし見てないんだ…」
結衣「凄く、凄く辛い…」
綾乃「話も、全然続けてくれないし…」
綾乃「歳納京子の声、もっと聞きたいのに…」
結衣「綾乃…」
結衣「私も…ずっと、京子の笑顔に接してきたのに」
結衣「最近は、ずっと愛想笑いし見てないんだ…」
結衣「凄く、凄く辛い…」
結衣「はは、こんな弱音、今まで誰にも聞かせた事ないのにね…」
綾乃「船見さん…」
結衣「あのさ、綾乃は…京子の事が好きだよね?」
綾乃「……!」
結衣「私も好きだからさ、隠さなくてもいいよ…」
綾乃「……うん…」
綾乃「私は、歳納京子の事が、好き」
綾乃「船見さん…」
結衣「あのさ、綾乃は…京子の事が好きだよね?」
綾乃「……!」
結衣「私も好きだからさ、隠さなくてもいいよ…」
綾乃「……うん…」
綾乃「私は、歳納京子の事が、好き」
結衣「本当なら、私達、恋敵なんだけど…」
結衣「出来れば、京子の笑顔を取り戻すために…協力してくれないかな…」
結衣「私一人では、さ、無理みたいだし…」
結衣「あんなに長い間、ずっと一緒にいたのに」
結衣「情けないけど…京子の気持ち、全然わかってあげられてないから…」ウルッ
綾乃「船見さん…泣かないで…」
結衣「出来れば、京子の笑顔を取り戻すために…協力してくれないかな…」
結衣「私一人では、さ、無理みたいだし…」
結衣「あんなに長い間、ずっと一緒にいたのに」
結衣「情けないけど…京子の気持ち、全然わかってあげられてないから…」ウルッ
綾乃「船見さん…泣かないで…」
綾乃「私の方こそ…ずっと、歳納京子の心に踏み込むのに躊躇してた…」
綾乃「だから、だから、歳納京子の事が判らないのは、当然なのよね…」
綾乃「けど、けど、こんなの、嫌なの…」
綾乃「歳納京子には、ずっと、笑っていてほしいの…」
綾乃「だから、私も頑張るから…船見さんも、お願い…手を貸して…」
結衣「うん…ありかどう、綾乃…」
綾乃「だから、だから、歳納京子の事が判らないのは、当然なのよね…」
綾乃「けど、けど、こんなの、嫌なの…」
綾乃「歳納京子には、ずっと、笑っていてほしいの…」
綾乃「だから、私も頑張るから…船見さんも、お願い…手を貸して…」
結衣「うん…ありかどう、綾乃…」
京子「あ…綾乃と結衣だ…」
京子「…仲よさそうに、寄り添ってる」
京子「やっぱり、足手まといな私がいない方が、関係は上手く行くみたい…」
京子「……」
京子「綾乃、結衣、幸せにね…」
京子「…仲よさそうに、寄り添ってる」
京子「やっぱり、足手まといな私がいない方が、関係は上手く行くみたい…」
京子「……」
京子「綾乃、結衣、幸せにね…」
~京子宅~
京子(ふう、これで肩の荷が下りたかな…)ゴローン
京子(綾乃は、ああ見えて優しいし、良く気が付くから…)
京子(結衣が一人暮らしで寂しがってても、多分、すぐ気付くんだろうな…)
京子(結衣は押しが弱いからさ、綾乃らしい強引さで、ちゃんとリードしてげてね…)
京子(結衣…)
京子(今まで私を守ってくれてたみたいに、これからは綾乃を守ってあげてね…)
京子(綾乃は、強い子だけど…時々、簡単に折れちゃいそうな所があるから…)
京子(それと、ラムレーズンじゃなくて、プリンを買っておいてあげてね…)
京子(ふう、これで肩の荷が下りたかな…)ゴローン
京子(綾乃は、ああ見えて優しいし、良く気が付くから…)
京子(結衣が一人暮らしで寂しがってても、多分、すぐ気付くんだろうな…)
京子(結衣は押しが弱いからさ、綾乃らしい強引さで、ちゃんとリードしてげてね…)
京子(結衣…)
京子(今まで私を守ってくれてたみたいに、これからは綾乃を守ってあげてね…)
京子(綾乃は、強い子だけど…時々、簡単に折れちゃいそうな所があるから…)
京子(それと、ラムレーズンじゃなくて、プリンを買っておいてあげてね…)
京子「……」
京子「あー、だめ」
京子「私、どうやったら強くなれるんだろ」
京子「どうやったら、一人ででも平気になるんだろ」
京子「また、また涙が出てきちゃってるよ…」ポロ
京子「結衣、綾乃、ごめんね…私、もっともっと強くなるから…」ゴシゴシ
京子「あー、だめ」
京子「私、どうやったら強くなれるんだろ」
京子「どうやったら、一人ででも平気になるんだろ」
京子「また、また涙が出てきちゃってるよ…」ポロ
京子「結衣、綾乃、ごめんね…私、もっともっと強くなるから…」ゴシゴシ
~翌日~
京子「うーん、あんまり寝られなかったな…」グデー
結衣「京子」
京子「あ、結衣、おはよ…あれ、綾乃も…」
綾乃「あの、歳納京子、私達、貴女にちょっと話したい事があるの」
京子「……」
京子「…ここじゃできない話なんだよね?」
綾乃「ええ、あの、この時間帯なら誰もいないから…生徒会室へ、来てほしいの」
京子「…ん、判った、じゃ、行こう…」
京子「うーん、あんまり寝られなかったな…」グデー
結衣「京子」
京子「あ、結衣、おはよ…あれ、綾乃も…」
綾乃「あの、歳納京子、私達、貴女にちょっと話したい事があるの」
京子「……」
京子「…ここじゃできない話なんだよね?」
綾乃「ええ、あの、この時間帯なら誰もいないから…生徒会室へ、来てほしいの」
京子「…ん、判った、じゃ、行こう…」
~生徒会室~
京子「そういえば、生徒会室に来るのも久しぶりだなあ…」
綾乃「……最近、歳納京子、全然来ないものね」
京子「えー、いいじゃん、その分、プリントとかもちゃんと提出してるし」
綾乃「……」
結衣「京子、それで、あの、話なんだけど…」
京子「そういえば、生徒会室に来るのも久しぶりだなあ…」
綾乃「……最近、歳納京子、全然来ないものね」
京子「えー、いいじゃん、その分、プリントとかもちゃんと提出してるし」
綾乃「……」
結衣「京子、それで、あの、話なんだけど…」
結衣「直球で聞くけど、京子、最近、私達を避けてるよね」
京子「……」
綾乃「あの、私達が何か、悪い事したのなら、謝るから…」
綾乃「私、歳納京子が、そんな悲しそうな顔で笑うの、耐えられないの…」
結衣「……京子は、良く泣く子だったけど、そんな顔で笑った事なんてなかったよ」
結衣「何か、理由があるんだよね?話してほしいんだ…私達、何でも聞くから…」
京子「……」
京子「……」
綾乃「あの、私達が何か、悪い事したのなら、謝るから…」
綾乃「私、歳納京子が、そんな悲しそうな顔で笑うの、耐えられないの…」
結衣「……京子は、良く泣く子だったけど、そんな顔で笑った事なんてなかったよ」
結衣「何か、理由があるんだよね?話してほしいんだ…私達、何でも聞くから…」
京子「……」
京子「避けてる理由…かぁ…」
京子「二人とも、ちょっと複雑に考え過ぎだよ…」
結衣「え…?」
綾乃「歳納京子…?」
京子「理由はね、凄く簡単なのが一つだけなの」
京子「二人とも、ちょっと複雑に考え過ぎだよ…」
結衣「え…?」
綾乃「歳納京子…?」
京子「理由はね、凄く簡単なのが一つだけなの」
京子「私が辛そうに笑ってるっていうなら、それはそれが理由だよ」
京子「綾乃って、何時も私を目の敵にしてたよね」
京子「最初から、嫌いだったよ、大嫌いだった」
京子「結衣も、私をずっと子供扱いして」
京子「確かに子供のころ助けてくれたのは感謝してるけど」
京子「中学に入ってからは嫌いになったよ、いまじゃ大嫌い」
京子「綾乃って、何時も私を目の敵にしてたよね」
京子「最初から、嫌いだったよ、大嫌いだった」
京子「結衣も、私をずっと子供扱いして」
京子「確かに子供のころ助けてくれたのは感謝してるけど」
京子「中学に入ってからは嫌いになったよ、いまじゃ大嫌い」
結衣「……」
綾乃「……」
京子「ごめんね、今までずっと黙ってたけど、全部言っちゃった」
京子「だから、もう、私には話しかけてこないで」
京子「正直、うっとおしい」
綾乃「……」
京子「ごめんね、今までずっと黙ってたけど、全部言っちゃった」
京子「だから、もう、私には話しかけてこないで」
京子「正直、うっとおしい」
綾乃「嘘よ…そんなの…」
結衣「ああ、嘘だ…」
京子「嘘じゃないよ、結衣、綾乃」
京子「なんだったら、今からもっと言ってあげようか?」
京子「私、出来るよ、二人が立ち直れないほどの言葉を吐きつけること」
京子「……それが嫌なら、もう」
綾乃「嘘よ…」
京子「…しつこいな、綾乃」
結衣「ああ、嘘だ…」
京子「嘘じゃないよ、結衣、綾乃」
京子「なんだったら、今からもっと言ってあげようか?」
京子「私、出来るよ、二人が立ち直れないほどの言葉を吐きつけること」
京子「……それが嫌なら、もう」
綾乃「嘘よ…」
京子「…しつこいな、綾乃」
結衣「だって、だって、京子」
綾乃「泣いてるもの」
京子「……!」
京子「こ、これは、二人があまりにも憎くいから、涙が…」ポロッ
京子「……もう、いいよ」
京子「もう、いいから、どっか行って、二人とも」ヒック
京子「ど、どっか行ってよ、もう、私には構わないで…」
綾乃「泣いてるもの」
京子「……!」
京子「こ、これは、二人があまりにも憎くいから、涙が…」ポロッ
京子「……もう、いいよ」
京子「もう、いいから、どっか行って、二人とも」ヒック
京子「ど、どっか行ってよ、もう、私には構わないで…」
京子「わたしは、二人の事が嫌いなの、大嫌い、なの」ヒック
京子「だから、だから、お願い、もう…もう私に優しくしないで」ヒックヒック
京子「ひとりにしておいてよぉ…」グスン
綾乃「歳納京子…」
結衣「京子…」
結衣「………ねえ、京子、私も、正直に言うね」
京子「だから、だから、お願い、もう…もう私に優しくしないで」ヒックヒック
京子「ひとりにしておいてよぉ…」グスン
綾乃「歳納京子…」
結衣「京子…」
結衣「………ねえ、京子、私も、正直に言うね」
結衣「…京子が私の事を嫌いでも、私は京子の事が好きだよ」
結衣「ずっと、子供のころから、好きだった」
結衣「誰よりも、好きだった…」
結衣「だから、京子が私を嫌いでも…私は京子を守るよ…」
結衣「泣いてるのを放ってなんて、いかないから」
京子「ゆい…」
結衣「ずっと、子供のころから、好きだった」
結衣「誰よりも、好きだった…」
結衣「だから、京子が私を嫌いでも…私は京子を守るよ…」
結衣「泣いてるのを放ってなんて、いかないから」
京子「ゆい…」
綾乃「私も、歳納京子の事が好き…けど、ずっとそれを言う勇気がなかった…」
綾乃「だからプリントやテストの順位を口実に会いに行ってたわ…」
綾乃「けど、もうそんな口実いらないの」
綾乃「そんな口実では我慢できないほど、歳納京子の事を愛してるから…」
綾乃「だから、例え嫌われてたとしても…歳納京子が苦しんでるのを見捨てるなんてできないわ…」
京子「あやの…」
綾乃「だからプリントやテストの順位を口実に会いに行ってたわ…」
綾乃「けど、もうそんな口実いらないの」
綾乃「そんな口実では我慢できないほど、歳納京子の事を愛してるから…」
綾乃「だから、例え嫌われてたとしても…歳納京子が苦しんでるのを見捨てるなんてできないわ…」
京子「あやの…」
京子「けど、けど、二人は…」ヒック
京子「二人は、キスする間柄なんでしょ…」ヒック
京子「私が、泣き虫だから、だから、気を使ってくれてるんだ…」
京子「私、大丈夫だよ、今はちょっと、泣いてるけど」ゴシゴシ
京子「ひとりでも、強く生きれるから…」
京子「二人は、キスする間柄なんでしょ…」ヒック
京子「私が、泣き虫だから、だから、気を使ってくれてるんだ…」
京子「私、大丈夫だよ、今はちょっと、泣いてるけど」ゴシゴシ
京子「ひとりでも、強く生きれるから…」
結衣「……やっぱり、その事を気にしてたんだ…」
綾乃「……こないだは『判った』って言ってくれてたのに」ハァ
結衣「…京子」
綾乃「…歳納京子」
京子「な、なに、結衣…」グスン
結衣「目を瞑って歯を食いしばって」
京子「……!」
京子(ぶ、ぶたれる…!)ギュッ
チュッ
チュッ
綾乃「……こないだは『判った』って言ってくれてたのに」ハァ
結衣「…京子」
綾乃「…歳納京子」
京子「な、なに、結衣…」グスン
結衣「目を瞑って歯を食いしばって」
京子「……!」
京子(ぶ、ぶたれる…!)ギュッ
チュッ
チュッ
京子「え…」パチッ
結衣「///」
綾乃「///」
京子「え、あの…今のって…」
結衣「私が、キスするのは、本当に好きな人だけだよ…」
綾乃「私も…練習とか、しないわよ、本当に好きな相手じゃないと…」
結衣「///」
綾乃「///」
京子「え、あの…今のって…」
結衣「私が、キスするのは、本当に好きな人だけだよ…」
綾乃「私も…練習とか、しないわよ、本当に好きな相手じゃないと…」
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