のくす牧場
コンテンツ
牧場内検索
カウンタ
総計:126,369,046人
昨日:no data人
今日:
最近の注目
人気の最安値情報
    VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。

    元スレ京子「結衣も綾乃も大嫌い」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - ゆるゆり + - 結京綾 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
    ←前へ 1 2 3 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitter

    51 = 40 :

    綾乃「……」グッタリ

    結衣「綾乃…どうしたの…」

    綾乃「船見さんこそ…元気ないわよ…」

    結衣「うん…ちょっと…」

    綾乃「歳納京子の事…?」

    結衣「う、うん…最近、何か、避けられてるんだよね」

    綾乃「私も…」

    52 = 40 :

    綾乃「何時もは、私が何かしても笑って返してくれるのに…最近は、全然笑いかけてくれないの…」

    綾乃「話も、全然続けてくれないし…」

    綾乃「歳納京子の声、もっと聞きたいのに…」

    結衣「綾乃…」

    結衣「私も…ずっと、京子の笑顔に接してきたのに」

    結衣「最近は、ずっと愛想笑いし見てないんだ…」

    結衣「凄く、凄く辛い…」

    53 = 40 :

    結衣「はは、こんな弱音、今まで誰にも聞かせた事ないのにね…」

    綾乃「船見さん…」

    結衣「あのさ、綾乃は…京子の事が好きだよね?」

    綾乃「……!」

    結衣「私も好きだからさ、隠さなくてもいいよ…」

    綾乃「……うん…」

    綾乃「私は、歳納京子の事が、好き」

    55 = 40 :

    結衣「本当なら、私達、恋敵なんだけど…」

    結衣「出来れば、京子の笑顔を取り戻すために…協力してくれないかな…」

    結衣「私一人では、さ、無理みたいだし…」

    結衣「あんなに長い間、ずっと一緒にいたのに」

    結衣「情けないけど…京子の気持ち、全然わかってあげられてないから…」ウルッ

    綾乃「船見さん…泣かないで…」

    56 = 40 :

    綾乃「私の方こそ…ずっと、歳納京子の心に踏み込むのに躊躇してた…」

    綾乃「だから、だから、歳納京子の事が判らないのは、当然なのよね…」

    綾乃「けど、けど、こんなの、嫌なの…」

    綾乃「歳納京子には、ずっと、笑っていてほしいの…」

    綾乃「だから、私も頑張るから…船見さんも、お願い…手を貸して…」

    結衣「うん…ありかどう、綾乃…」

    58 :

    ここが今日の宿場か

    59 = 40 :

    京子「あ…綾乃と結衣だ…」

    京子「…仲よさそうに、寄り添ってる」

    京子「やっぱり、足手まといな私がいない方が、関係は上手く行くみたい…」

    京子「……」

    京子「綾乃、結衣、幸せにね…」

    64 = 40 :

    ~京子宅~

    京子(ふう、これで肩の荷が下りたかな…)ゴローン

    京子(綾乃は、ああ見えて優しいし、良く気が付くから…)

    京子(結衣が一人暮らしで寂しがってても、多分、すぐ気付くんだろうな…)

    京子(結衣は押しが弱いからさ、綾乃らしい強引さで、ちゃんとリードしてげてね…)

    京子(結衣…)

    京子(今まで私を守ってくれてたみたいに、これからは綾乃を守ってあげてね…)

    京子(綾乃は、強い子だけど…時々、簡単に折れちゃいそうな所があるから…)

    京子(それと、ラムレーズンじゃなくて、プリンを買っておいてあげてね…)

    65 = 40 :

    京子「……」

    京子「あー、だめ」

    京子「私、どうやったら強くなれるんだろ」

    京子「どうやったら、一人ででも平気になるんだろ」

    京子「また、また涙が出てきちゃってるよ…」ポロ

    京子「結衣、綾乃、ごめんね…私、もっともっと強くなるから…」ゴシゴシ

    66 = 61 :

    最高にキュンキュンする

    68 = 49 :

    あかり「…」チラッ

    69 = 40 :

    ~翌日~

    京子「うーん、あんまり寝られなかったな…」グデー

    結衣「京子」

    京子「あ、結衣、おはよ…あれ、綾乃も…」

    綾乃「あの、歳納京子、私達、貴女にちょっと話したい事があるの」

    京子「……」

    京子「…ここじゃできない話なんだよね?」

    綾乃「ええ、あの、この時間帯なら誰もいないから…生徒会室へ、来てほしいの」

    京子「…ん、判った、じゃ、行こう…」

    70 = 40 :

    ~生徒会室~

    京子「そういえば、生徒会室に来るのも久しぶりだなあ…」

    綾乃「……最近、歳納京子、全然来ないものね」

    京子「えー、いいじゃん、その分、プリントとかもちゃんと提出してるし」

    綾乃「……」

    結衣「京子、それで、あの、話なんだけど…」

    71 = 40 :

    結衣「直球で聞くけど、京子、最近、私達を避けてるよね」

    京子「……」

    綾乃「あの、私達が何か、悪い事したのなら、謝るから…」

    綾乃「私、歳納京子が、そんな悲しそうな顔で笑うの、耐えられないの…」

    結衣「……京子は、良く泣く子だったけど、そんな顔で笑った事なんてなかったよ」

    結衣「何か、理由があるんだよね?話してほしいんだ…私達、何でも聞くから…」

    京子「……」

    72 = 40 :

    京子「避けてる理由…かぁ…」

    京子「二人とも、ちょっと複雑に考え過ぎだよ…」

    結衣「え…?」

    綾乃「歳納京子…?」

    京子「理由はね、凄く簡単なのが一つだけなの」

    73 = 40 :






    京子「結衣と綾乃が大嫌いだから」




    75 :

    これは…

    76 = 40 :

    京子「私が辛そうに笑ってるっていうなら、それはそれが理由だよ」

    京子「綾乃って、何時も私を目の敵にしてたよね」

    京子「最初から、嫌いだったよ、大嫌いだった」

    京子「結衣も、私をずっと子供扱いして」

    京子「確かに子供のころ助けてくれたのは感謝してるけど」

    京子「中学に入ってからは嫌いになったよ、いまじゃ大嫌い」

    77 = 45 :

    ちょっとびっくりしちゃった

    78 = 40 :

    結衣「……」

    綾乃「……」

    京子「ごめんね、今までずっと黙ってたけど、全部言っちゃった」

    京子「だから、もう、私には話しかけてこないで」

    京子「正直、うっとおしい」

    79 :

    実に興味深い

    81 :

    あげ

    82 = 40 :

    綾乃「嘘よ…そんなの…」

    結衣「ああ、嘘だ…」

    京子「嘘じゃないよ、結衣、綾乃」

    京子「なんだったら、今からもっと言ってあげようか?」

    京子「私、出来るよ、二人が立ち直れないほどの言葉を吐きつけること」

    京子「……それが嫌なら、もう」

    綾乃「嘘よ…」

    京子「…しつこいな、綾乃」

    83 = 40 :

    結衣「だって、だって、京子」

    綾乃「泣いてるもの」

    京子「……!」

    京子「こ、これは、二人があまりにも憎くいから、涙が…」ポロッ

    京子「……もう、いいよ」

    京子「もう、いいから、どっか行って、二人とも」ヒック

    京子「ど、どっか行ってよ、もう、私には構わないで…」

    84 = 61 :

    87 = 58 :

    しえん

    88 = 40 :

    京子「わたしは、二人の事が嫌いなの、大嫌い、なの」ヒック

    京子「だから、だから、お願い、もう…もう私に優しくしないで」ヒックヒック

    京子「ひとりにしておいてよぉ…」グスン

    綾乃「歳納京子…」

    結衣「京子…」

    結衣「………ねえ、京子、私も、正直に言うね」

    89 = 40 :

    結衣「…京子が私の事を嫌いでも、私は京子の事が好きだよ」

    結衣「ずっと、子供のころから、好きだった」

    結衣「誰よりも、好きだった…」

    結衣「だから、京子が私を嫌いでも…私は京子を守るよ…」

    結衣「泣いてるのを放ってなんて、いかないから」

    京子「ゆい…」

    90 = 40 :

    綾乃「私も、歳納京子の事が好き…けど、ずっとそれを言う勇気がなかった…」

    綾乃「だからプリントやテストの順位を口実に会いに行ってたわ…」

    綾乃「けど、もうそんな口実いらないの」

    綾乃「そんな口実では我慢できないほど、歳納京子の事を愛してるから…」

    綾乃「だから、例え嫌われてたとしても…歳納京子が苦しんでるのを見捨てるなんてできないわ…」

    京子「あやの…」

    93 = 58 :

    京子ハーレムってキュンキュンくるよな

    94 = 40 :

    京子「けど、けど、二人は…」ヒック

    京子「二人は、キスする間柄なんでしょ…」ヒック

    京子「私が、泣き虫だから、だから、気を使ってくれてるんだ…」

    京子「私、大丈夫だよ、今はちょっと、泣いてるけど」ゴシゴシ

    京子「ひとりでも、強く生きれるから…」

    95 = 40 :

    結衣「……やっぱり、その事を気にしてたんだ…」

    綾乃「……こないだは『判った』って言ってくれてたのに」ハァ

    結衣「…京子」

    綾乃「…歳納京子」

    京子「な、なに、結衣…」グスン

    結衣「目を瞑って歯を食いしばって」

    京子「……!」

    京子(ぶ、ぶたれる…!)ギュッ


    チュッ

    チュッ


    97 = 45 :

    京子ちゃんは魔性の女やでホンマ

    98 = 40 :

    京子「え…」パチッ

    結衣「///」

    綾乃「///」

    京子「え、あの…今のって…」

    結衣「私が、キスするのは、本当に好きな人だけだよ…」

    綾乃「私も…練習とか、しないわよ、本当に好きな相手じゃないと…」

    100 = 81 :


    ←前へ 1 2 3 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / SS一覧へ
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - ゆるゆり + - 結京綾 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。

    類似してるかもしれないスレッド


    トップメニューへ / →のくす牧場書庫について