元スレ京子「結衣をデレさせたい」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
1 :
素人の思いつき。
昨晩ブルスクったんで進行遅い&ぐだぐだかも、勘弁
スレタイ通り結衣×京子なんで綾乃さんはごめんなさい
2 :
空白はあ…ま…?
3 :
代行ありです。
京子「つーわけで、なんかいい方法ない?」
綾乃「歳納京子…? ちょっとよくわからないんだけど…」
千歳「ん~。
つまり歳納さんは、船見さんの普段とは違う一面を見てみたいっちゅうことかな?」
京子「うん、そんな感じ」
綾乃「また突拍子もないことを…」
京子「でもちょっと気になるじゃん。結衣のデレてるところって。
普段が割と無表情だし」
4 :
いいよーいいよー
5 :
とりあえず期待
6 :
こっちはまとまなSSになる事を期待
7 = 3 :
千歳「そうゆうことならツンデレを参考にしたらがええんちゃう?」
綾乃「ツンデレ?」
京子「なるほど…ギャップ萌え、か。ありがと! さっそく試してくるっ」
千歳「ぇ――あ。 行ってもうた」
綾乃「? ぎゃっぷもえ…? 千歳、それって効果があるの?」
千歳「いやー、うちとしてはツンデレを実践することやのうて、
ツンデレを攻略する方法を教えたかったんやけどなぁ」
綾乃「?」
8 :
期待してるぞ
9 = 3 :
京子「結衣っ!」
結衣「? なんだ京子か。どうしたんだ?」
京子「別に結衣のことなんか好きじゃないんだからねっ!」
結衣「……」
京子「……あれ?」
10 :
結京ってお前…
知ってるな
12 = 3 :
京子「(ダメだ、ツンデレ作戦は結衣には通じない……!!
あぁ! 視線がどんどん冷やかに…)」
結衣「…それで、今度は何の遊びだ?」
京子「……いえ、なんでもないです」
京子「(クッ! 結衣には一朝一夕のツンデレは通用しないということか……
私にも綾乃クラスの経験が…いや、せめて見本でもあれば……)」
京子「ハッ! そうだっ!!!」
結衣「……?」
14 = 3 :
向日葵「まったく…櫻子ときたら……」
櫻子「? まったく、向日葵ときたら……」
向日葵「わかってないなら適当に返さない。 さっき返ってきた小テストのことです!
まったく……どうしてもというから勉強を見てあげましたのに」
櫻子「えっ?なんで?後2点で目標点に到達じゃん。あー頑張った頑張った」
向日葵「10点満点中の3点が何を言ってますの…100点で考えれば30点ですわよ?
目標の50点には20点も足りてないでしょう」
櫻子「理屈ばっかの乳ばっか」
向日葵「あなたいい加減にしないとしばきますわよ」
15 = 3 :
櫻子「向日葵は細かすぎる。乳はでかいのに」
向日葵「それ以上、乳を繰り返すならこちらにも考えがありましてよ…?」
櫻子「どーせ私の問題なんだし! 向日葵は気にしなくていいじゃん」
向日葵「このままでは勉強を教えた私の立場がありませんの!
次の小テストでは今回のようにはいかせませんから」
櫻子「もぉ! イチイチうるさいな! 向日葵は私の保護者かっ!」
16 :
うひひ
17 = 3 :
向日葵「元々、私に泣きついてきたのはあなたでしょうに」
櫻子「泣きつくかっ!
だからイチイチうるさいって……チチチチうるさいって言ってるじゃん!」
向日葵「意味わかりませんがはっ倒しますわよ」
京子「なるほど……あれが真のツンデレか…。よし、次」
18 = 3 :
京子「ちーなっつちゃーん!」
ちなつ「? なんですか京子先輩? 今から部室向かうとこなんですけど」
あかり「京子ちゃんどうしたの?」
京子「ちょっと結衣のやつにデレてもらいたくて」(説明中)
ちなつ「えー……そんな京子先輩にだけ美味しそうなイベント言われましても」
あかり「えっと……
そんなことしなくても、結衣ちゃんは京子ちゃんのこと大好きだと思うよ?」
20 = 3 :
京子「いや、それじゃあ足りないんだ! 言うなればこれは、そう! 倦怠期ッ!!」
ちなつ「ッッ!! なん…だと……!」
あかり「ぇえっと…よくわからないんだけど、結衣ちゃんにもっと優しくされたいってこと、かな?」
京子「そんな感じだ」
ちなつ「今でも充分仲良いくせにっ…! 京子先輩はズルイです!!」
京子「あっはっは。結衣の次はちなつちゃんを可愛がってあげるからさっ!」
ちなつ「いりません!」
21 = 3 :
ちなつ「(でも、結衣先輩の新たな一面…少し気になる……)」
京子「そこでちなつちゃんの力を借りたいわけだ」
ちなつ「えっ…と、どういうことですか?」
京子「結衣はちなつちゃんに弱い。歴史がそれを証明している」
あかり「えっ、そうなの?」
京子「だって結衣のやつ、ちなつちゃんには結構優しいじゃん」
22 = 3 :
ちなつ「そっそれは日頃の行いというか、色々言いたいこともありますけど!
なんで私に協力を求めるんですか!!」
京子「結衣はちなつちゃんに対して甘い。幼馴染として過ごしてきた、私たちと比べても遜色のないほどに」
京子「結衣の好感度を大幅に上げている理由…考えられる限り、それはちなつちゃんの『デレ』…!!
ちなつちゃんの『デレ』こそが、結衣攻略への布石…! 攻略アイテム!!」
京子「もし、仮にだ…私が今まで築き上げてきた結衣への好感度……!
そこへ適度な『ツン』を混ぜつつ…結衣のツボを抑えた『デレ』が加われば……」
ちなつ「ど、どうなるって…言うんです……?」
京子「結衣の好感度が……カンストする…!」クワッ!
23 = 3 :
結衣『京子……大好きだよ…!
もう、京子のいない世界なんて考えられないっ……!!』
ちなつ「ダメ!!ダメです結衣先輩ッッ!!そんなの認、め……な…」ガク
京子「というわけで、まずはちなつちゃんのデレを研究しようと思うんだ」
ちなつ「ダメです不許可ですッ!!そんな横暴は許せません……!」
あかり「あかりよくわからないんだけど、それって上手くいくのかな?」
京子「成功か失敗かは問題ではない! 私の直感が『やれ』と伝えている…!!」
24 = 3 :
ちなつ「結衣先輩結衣先輩結衣先輩結衣先輩結衣先輩結衣先輩結衣先輩
結衣先輩結衣先輩結衣先輩結衣先輩結衣先輩結衣先輩結衣先輩結」ブツブツ
京子「それじゃ、ちなつちゃんのデレを考察してみよう。まずスキンシップの多さはあるよね」
あかり「うん、ちなつちゃんは結衣ちゃんとくっついてるのが好きだよね」
京子「結衣からも構ったりするしなぁ。膝枕したり、デコチューしたり」
あかり「結衣ちゃんもちなつちゃんを可愛がってるよね」
京子「それこそがちなつちゃんの『デレ』の力なのだよ」
25 = 6 :
何か危ない方向に
26 = 3 :
京子「ん~……ダメだな。肝心なところが見えてこない…。
どうすればちなつちゃんの『デレ』を再現できるのか……」
あかり「とりあえず、ちなつちゃんの真似をしてみればいんじゃないかな」
京子「例えば?」
あかり「うーん……お茶を淹れてみたり?」
京子「なんか違う気がするんだよなー。それじゃ私とちなつちゃんで、なにが一番違うかな?」
あかり「え、えっとぉ……学年…かな?」
27 = 3 :
京子「なるほど、後輩としてのアドバンテージ……。でも、これを再現するのは難しいな」
あかり「うーん……甘えてみることが重要なんじゃないかな。
結衣ちゃんって甘えられると弱いのかも。ほら、昔は気弱な京子ちゃんが結衣ちゃんに守られてたわけだし」
京子「……!! そうかっ! 過去の私は……結衣攻略への布石を整えていたということかっ!」ガバッ!
京子「あかり、ありがとっ! ちょっと結衣をデレさせてくる……!!」
ちなつ「結衣先輩結衣先輩結衣先輩結衣先輩結衣先輩結衣先輩結衣先輩
結衣先輩結衣先輩結衣先輩結衣先輩結衣先輩結衣先輩結衣先輩結」ブツブツブツ
あかり「うん、あかりたちも部室に行ってるねー」
ちなつ「はっ!?い、いったい何が……」
29 = 3 :
京子「さて、目標は発見。部室へ向かう途中か。周囲に人影もない…作戦を決行する……!」
京子「……」スタスタスタ
結衣「あれ。京子、居たのか。どこ行ってたんだ?」
京子「…別に。結衣に教える理由もないし」
結衣「? まぁそうだけどな……」
京子「ずっと思ってたけど……結衣って私に色々と干渉してくるよね」
31 = 3 :
結衣「…っえ……ぁ、ああ。そう、かもな……」
京子「だから――わっ…わたしね……結衣に、ずっと言いたいことがあって……」
結衣「ぇ……? 京子…?」
京子「結衣っ!」ヒシッ!
結衣「うぁっ?! ちょ、京子? ななっなんで抱きついてるんだ!?」
京子「わたしたち…友だちなんだよね……? ただの、普通の友だち……なのに」
京子「結衣が……優し過ぎるからっ!!」ジワッ
結衣「?!?!」ポカーン
32 = 3 :
結衣「な、な……京子…? なんで泣いて……」
京子「ねぇ結衣…ぎゅってして?」
結衣「ッ!?(ヤバいこの上目遣い…! 何故か少し幼児化してるしっ!!)」
結衣「あ、あの…だな……き、きょう…こ? 本当に京子か…?」
結衣「あっ、いっいや。からかってるんだろ? さっきも変なこと言ってたし……」
京子「結衣っ!」
結衣「!?」ビクッ
京子「わっ…。わたしの…こと……。キライ…かな……?」シュン
結衣「(ぐぁ…なんだこの生き物……)」
千鶴「……(往来でなにをやってるんだ、あの歳納なんたらは)」
34 = 3 :
結衣「京子…!? その、き、キライなわけじゃないっ! ただ、その。
へ、変なものでも食べたんじゃないのか…? それともまた頭でも打ったか……」
京子「ゆ、結衣…? なんで目そらすの……?
やっぱり迷惑だった…かな……(わたわたする結衣カワイイ)」
千鶴「(この二人がくっついたら姉さんと杉浦さんは上手くいくだろうか……)」ダラー
結衣「とっとにかくさ…。一体どうしたんだ……? わ、私はどうすればいいんだ……」
京子「……あの…ね。教えて欲しいの……。
結衣にとってわたしは、ただの友だちなのかな……?」
結衣「っ……そっ、それ…は……――」
千鶴「(あっ。一瞬、歳納がニヤけた。なんだ全部演技か。器用なマネを…)」
結衣「――そんなわけ…ない……」
35 = 3 :
結衣「……京子」
京子「結衣…?(あ。アレ? 空気が甘酸っぱい?)」
結衣「私は…京子が好きだ」
京子「……うぇ?!」
千鶴「(……逃げ遅れた)」ダラー
京子「――う、うんっ! わたしも、結衣のこと……好き。
(あぁービックリしたー。告白かと思っ)」
結衣「……京子」ギュッ
京子「(アレちょっとこれヤバくね?)」ダラダラ
37 :
全然ヤバくないです
38 = 3 :
結衣「京子の好きが、どういう好きかはわからないけど……っ。
私の好きは……たぶん、普通じゃない…から……」
京子「?!?!」ポカーン
結衣「その、困るよね…?こんなこと言われても……。
私も、本当はよくわからなくて。…同性なのに好きって」
京子「結衣……?(心拍数が凄いことなってる…これどっちのだろ……)」ドキドキ
結衣「でももし、京子も私と同じ気持ちでいるなら……恋人になってほしいんだ。
そうでもしないと多分、この気持ちはずっとわからないままだから」
京子「……」
40 = 3 :
千鶴「(いまさらドッキリ宣言も出来ないだろうに。どうす)」
京子「――うん。いいよ」
結衣「……本当に? 無理は、してない……?」
京子「私もまだ、よくわかんないけど……でも結衣となら、いいよ。
恋人に、なっても」
千鶴「(……)」
41 = 3 :
京子「とっとにかく、部室行こっか。誰かに見られたらマズイし……」
結衣「え、あっ! そ、そうだな……」パッ
京子「その…結衣は先に行ってて…? 私もすぐ行くから」
結衣「あ、あぁ。な、なにか用でもあるのか……?」
京子「えっと…その、恥ずかしくて……」
結衣「ぁ、ああ。そ、そうだよな……。それじゃ、先に行ってるな」
京子「(……やっべぇ)」
42 :
うひょひょー
43 = 3 :
京子「はぁ……(やってしまった…勢いでOKしちゃったし)」
千鶴「おい歳納なんたら」
京子「うわっ! って千鶴!? え、まっまさか見てた……?」
千鶴「……そっちの事情に口出しする気はない。だが、よかったのか?
流されるまま付き合ったように見えたが」
京子「うぇ…!?」
千鶴「やっぱ図星か」ハァ…
44 = 3 :
京子「えっえ…? えぇっ!? な、何故…?」
千鶴「それはどうでもいい。
……こっちとしても、関係がないなら見なかったことにしておきたい」ハァ…
京子「??」
千鶴「だが、もしもおまえたち二人の関係がこじれた場合、(カプ的に)面倒なことになりかねない」
京子「……そ、そっか。心配してくれてるのか」
千鶴「利害の一致。勘違いすんな」
45 = 3 :
京子「でも確かに、このままだと結衣に悪いよな……私は結衣のこと、そういう風に思えてないのに……」
千鶴「……本当にその気はないのか?」
京子「え…?」
千鶴「……まぁ結局はおまえの自由だけどな。こっちとしても、下手にこじれなければどうでもいい。
おまえたちが恋人であろうがなかろうが」
京子「……千鶴は、別にどうとも思わないの…? 女の子同士、って……」
千鶴「別に、当人たちの自由だろ(むしろ姉さんが男ととか……殺りたい)」ギリッ
46 :
ヤりたい
47 = 3 :
京子「そ、そっか。そうなのか……私が結衣と…」
千鶴「……なんにせよおまえは承諾したんだ。その責任もある。
しばらくはカップルごっこでもやってみればいい」
千鶴「……その後のことは好きにしろ。だが、こっちにまで面倒をかけさせるなよ」
京子「……そう、だな。うん、わかった。千鶴、ありがとな」
千鶴「呼び捨てすんな」
50 = 3 :
娯楽部 部室
京子「おっまたせー」
結衣「」ビクッ
あかり「京子ちゃん、遅かったね」
ちなつ「なにしてたんですか? 興味は湧きませんけど」
京子「ちょ、ちなつちゃんひどーい!」
みんなの評価 : ★
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