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    元スレほむら「さよならの季節に」

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    タグ : - ワルプルギスの夜戦のその後 + - 暁美ほむら + - 魔法少女まどか☆マギカ + - 鹿目まどか + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    101 = 39 :

    ほむ

    102 = 1 :

    -廃屋の教会
    まどか「…もしもーし?」

    ほむら「杏子が…いなくなってから……さらに荒れがひどくなった…」

    まどか「ゆまちゃーん!!居たら返事して!」

    ほむら「………織莉子たちがいるなら、ゆまもいるはずだものね」

    まどか「ゆまちゃーん!!」

    テクテクテク…

    ゆま「………………………」

    まどか「ゆまちゃん!!」

    ゆま「…おねえちゃん」

    まどか「…ごめんね、ゆまちゃん。私が弱くて……傷つけちゃって……」

    ゆま「ううん……おねえちゃんにあえて……嬉しい」

    ゆま「……おねえちゃんは、友達に会えたんだね…」

    まどか「…うん。そして、杏子ちゃんのことも…思い出したよ…」

    ゆま「キョーコ!?おねえちゃん!キョーコのこと知ってるの!?」

    まどか「……うん、実はね………」

    103 = 1 :

    ゆま「う……うそ…だよね………おねえちゃん」

    まどか「…………」フルフル

    ほむら「…杏子のソウルジェムの器よ」ポイッ

    ゆま「あっ!」パシッ…

    ほむら「……杏子の形見よ。あなたにはそれを持つ資格あるんじゃないかしら」

    ゆま「う…う……キョーコ………」

    まどか「…ゆまちゃん」

    ほむら「あなたも魔法少女なら、魔法少女のなれの果てを受け入れなさい…」

    ゆま「やだ…やだ……キョーコ………」

    ほむら「…甘えるんじゃないわよ。自分の願いのために力を得て、自分の願いのために死ぬ…それが魔法少女よ」

    ほむら「……自分の死に様が誰かを悲しませるのでは、杏子だって安らかに眠れはしないわ…」

    ゆま「……ううううう」

    ほむら「……杏子の覚悟を受け入れてあげなさい。そして…覚えていて下なさい。あの子がどうしたかってこと……」

    104 = 39 :

    あんあん……

    105 = 1 :

    ゆま「………わたし、ちゃんと魔法少女として闘うよ」

    ほむら「そう……いい子ね」

    ゆま「キョーコが、おねえちゃんを助けるために闘ったなら、私もそのために闘うよ!」

    まどか「ダメだよ!!!……私なんかのために……」

    ゆま「ううん…私がそうしたいから、そうするの!…だから、おねえちゃんは自分のことだけ、考えていてね」

    まどか「ゆまちゃん…」

    ほむら「………それが、魔法少女という生き方だから。」

    ほむら「……ごめんね、まどか」

    まどか「…ほむらちゃん?」

    ほむら「…何でも無いわ……帰りましょう?」

    106 = 1 :




    ほむら(おそらく…織莉子とキリカとゆまが居たところで…時間停止のない私たちでは、ワルプルギスの夜には勝てない…)



    ほむら(それに……中途半端に倒したところで……何度でも復活するのでは…意味が無い)



    ほむら(ワルプルギスの夜を根本から断ち切るには……)

    ほむら(一つだけ…よね……可能性があるとしたら……)





    ほむら(ごめんね…まどか………)






    ほむら(こんどこそ……本当にさようなら)


    107 = 1 :

    ……………………
    …………
    ……
    -ワルプルギスの夜・襲来
    ほむら「…来たわね」

    織莉子「ええ………」

    キリカ「でっけー!ものすごくでかいぞ!!」

    ほむら「あら……それでも、私たちが前に倒したのに比べればカワイいものだわ」

    キリカ「はへー……すげえな、それ」

    ゆま「……キョーコは本当に強かったもん」

    ほむら「ええ…杏子もマミも強かった」

    ほむら「…一番弱い、私が生き残ってしまったのも皮肉ね…」

    ほむら「…でも、ここで全部終わらせてやるから」

    織莉子「……じゃあ、行きましょう。」

    キリカ「よし!私、やっちゃうよ!!!!」ダッシュ

    ほむら「続くわよ!!!」

    タタタタタ……

    108 = 82 :

    ワルプルvsおりこ勢か期待

    だが寝る

    109 = 1 :

    -数十分後
    ほむら「くっ………………こんなはずじゃ……」

    ゆま「……………」グッタリ…

    ほむら「ゆま!しっかりしなさい!!」

    キリカ「……たはは…参ったね………こんなに強いなんて……」

    織莉子「未来を視ても…何度視ても……まったく攻撃が分からない………なんなの、こいつは……」

    ほむら「……なんでよ!!なんでも、まどかばかり……幸せになれないの!?」

    ほむら「………………」フラッ

    織莉子「……何をするつもり?」

    ほむら「……杏子が昔、見せてくれたことがあるの」

    ほむら「…ソウルジェムをありったけ暴走させれば、ものすごい威力を発揮できるってこと!!」

    ゆま「ダメだよ!ほむら!!!!」

    ほむら「…あなたたちに頼めた義理ではないけど……まどかのことよろしくね」

    シュタッ!!!!

    織莉子「暁美さん!!!!」

    110 = 1 :

    ほむら「ワルプルギスの夜、私の命と引き替えに…いい加減、まどかを解放しなさいぃぃぃ!!!!」

    織莉子「ダメェェェェェェ!!!!」





    キラキラキラキラ………


    キュィィィィィィィィィィィィィン!!!!!!!!!!



    ズドドドドドドドドドンンンンン!!!!!!!!!


    ゆま「あ、あ、あ……ほむらが………」


    ほむら「…………………」



    ズドンッ……

    111 = 1 :

    ゆま「ほむらぁぁぁ!!!……ソウルジェムは!?」

    織莉子「……砕け散ってる………」

    ゆま「そ…そんな………」

    キリカ「!!!!!!!!!……織莉子……あれ……」



    ワルプルギスの夜「キャハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!!!!!!!!」



    織莉子「…そんな、無傷だななんて………」

    ゆま「……こんなのって…あんまり……だよ」





    まどか「……………ほむ…らちゃん?」

    112 = 39 :

    ほむぅ……

    113 = 1 :

    織莉子「鹿目まどか…!!」

    ゆま「おねえちゃん…………」

    まどか「……え、うそ………でしょ?」

    ほむら「……………」

    まどか「ほむらちゃん!!!!」

    ほむら「………………」ユサユサ

    ほむら「……………」



    まどか「そんな…………」

    織莉子「……まどかさん。」

    QB「やっと、イレギュラーが消えたのかい?これで僕も仕事しやすくなるか?」

    ゆま「キュウべえ!!!!!」

    QB「さあ、まどか。本当にほむらを救いたいなら、僕に願うといい。君ほどの素質があれば、それくらいの願い、造作もない」

    114 = 1 :

    織莉子「…だめよ、鹿目まどか。もし、貴女がここで魔法少女となるというのであれば、この場で殺す」

    QB「おや…いいのかい?ワルプルギスの夜を倒せる可能性があるのは…まどかだけだよ?」

    織莉子「くっ……でも……」

    まどか「……大丈夫だよ、織莉子さん。お願いが叶って、ワルプルギスの夜を倒した後に、私のソウルジェム……砕いてくれればいいから…」

    ゆま「そんな……でも、ほむらはそんなこと望んでない!?」



    まどか「…ゆまちゃん、でも、私ね、もう、決めたの」


    まどか「…結果的にそれが、ほむらちゃんを苦しめることになったとしても」


    まどか「……絶対に大丈夫だから」


    まどか「…だから、私を信じて!!!」

    115 = 1 :

    -ワルプルギスの夜・撃破
    織莉子「……信じられない。一撃で…あのワルプルギスを倒してしまうなんて」

    ゆま「…うん。」

    まどか「……ごめんね、みんな。もう……残り時間、無いみたい」

    織莉子「……ソウルジェムを」

    まどか「…はい」

    織莉子「不思議なものね。あなたを恐れていたことは何が何でも貴女を殺すつもりで居たのに…」

    織莉子「…こうなると、殺すことに躊躇いが出てしまうなんてね」

    まどか「ごめんね……でも、私、魔女になって、この世界をめちゃくちゃにしちゃうなんて嫌なんだ……」

    織莉子「……わかったわ」

    キリカ「オリコの手、汚したくない。私が…やるよ!」

    織莉子「ダメよ……あなたにはあなたの…役割があるように、これは私の役割」


    織子「さようなら、鹿目さん」

    パリンッ………


    fin?

    116 = 1 :

    QB「やあ、また、僕なんだ。」

    QB「インキュベータとしては、ここで物語が終わってくれると、非常に喜ばしい」

    QB「けれども…君たち人間たちは、どうして一個の個体の生死を特別視したがるのかな」

    QB「わけがわからないよ」

    QB「でも…僕の仕事は一つさ。君たちが魂を対価に、奇跡を望むなら、その奇跡を叶えるよ」

    QB「作者的にはここで終わりでもいいとは思っているようだけど…10分の休憩をするようだから、君たちに意見を聞こうというわけさ」

    QB「さあ、どうする?僕と契約して、物語の続きを見るかい?それとも、この正史で終わらせるかい?」

    117 = 82 :

    またお前かww契約はできんが続きを見るぜ

    だが寝る

    118 = 1 :

    そして、新事実…>>59の前にこれが抜けてる…

    織莉子「じゃあ……さようなら、鹿目まどかさん。もう二度と何かを思い出そうなんてしないことね」

    キリカ「バイバイ!織莉子が殺すなっていうから、今日は殺さない!またね!」


    キリカ「…鹿目まどか殺っておかなくてよかったの?」

    織莉子「ええ…今の段階では脅威たり得ないもの。さすがに魔法少女の素質があると言うだけで、人殺しはしたくないわ」

    キリカ「私がやるから!織莉子には迷惑かけないのに!」

    織莉子「あなたにも、訳もなく人殺しはして欲しくないの。それに…派手にやればやるだけ面倒なことも多くなるわ」

    織莉子「少なくとも、鹿目まどかは今の状態では並の魔法少女にしかなれないから、世界を滅ぼすような魔女にはならないわ。」

    織莉子「それに…ワルプルギスの夜もいない間は、彼女が本調子で魔法少女になったとしても、彼女の魔力を枯渇させるような魔女はいないもの…」

    キリカ「ふーん、何だか、面倒、だね!」

    織莉子「それに………切り札は最後までとっておくものだからね」

    キリカ「何か…視て、識っているんだね?」

    織莉子「ふふ…どうでしょうね?」



    これがないと…ラストへの前振りにならないorz

    119 :

    俺は起きてるぜ

    体力が持たないっつーなら仕方がないけど、俺は続きを観たい

    120 :

    睡眠時間を対価にして続きを見たい

    121 = 119 :

    ……無理するなよ?

    122 :

    時間が時間だから意見は少なくなりそうだけど
    少なからず見てるやつは、続きがあるなら書ききって欲しいと思ってるだろうな

    俺の魂と引き換えにとっととカケ太郎

    123 :

    なかなか追い付かないからレスできなかっただけで途中から読んでたぜ

    124 = 1 :

    …………………
    ……

    ほむら(……疲れた。)

    ほむら(死ぬって意外に疲れたままなのね…)

    ほむら「……まぶしい…………」


    ほむら「………ここは?」

    ゆま「あ、ほむら!!!ようやく気がついたんだね!?」

    ほむら「ゆ…ゆま……?あなたまで…死んでしまったの…?」


    ゆま「……ううん、逆だよ。ほむらが生きてるの……」

    ほむら「え……私は確かに………ソウルジェムを……」

    ゆま「………おねえちゃんの祈り……だよ」

    ほむら「……まさか………まどか……」

    ゆま「……」コクリ

    125 = 1 :

    ほむら「まどかは……どこ………?」

    ガチャリ…

    織莉子「……暁美さん、目が覚めました?」

    ほむら「まどかはどこなの!?」

    織莉子「約束通り、魔女になる前に、ソウルジェムを砕かしてもらいましたわ」

    ほむら「っ!!!!!」ガバッ

    ほむら「痛っ………」

    織莉子「…まだ動かない方がいいですよ。いくら魔法少女とは言え、一度は体がばらばらになっているわけですから…」

    ほむら「…あなた………まどかを……!!!!絶対に許さない……」フラフラ…

    織莉子「あなたは…まどかさんを守るといって、まどかさんの気持ち全く分かってないですね」

    ほむら「なにをいうのよ………」

    織莉子「……自分の魂を対価にしてまで貴女を救いたいと思っているのに…あなたはその気持ちを見ないふりした」

    織莉子「違いますか?」

    ほむら「……そんなことは……ない」

    126 = 1 :

    織莉子「だから…あなたは、まどかさんの祈りを…受けてそんなに動揺するのではないのですか?」

    ほむら「……違う…………違う……」

    ポロッ………ポロッ……

    ほむら「私は……まどかと……一緒にいたい……そんな未来を望んだの……」

    ほむら「…だから、まどかのいない未来なんて…嫌だよ…」


    織莉子「…なら、なんでまどかさんが、同じ気持ちだって分かってあげなかったの?」

    ほむら「…それは…………」

    織莉子「あなたって、自分勝手ね。うちのキリカも大概だけど…あなたも…ね」



    カチャリ…


    マミ「…そろそろ可哀想だし、許してあげましょうか?」

    ほむら「……え?」

    127 = 1 :

    ほむら「……巴さん?な……なんで?」

    マミ「…鹿目さんの魔力なら、一人二人生き返らせるのは造作、ないでしょ?」

    ほむら「…それじゃ……杏子も?さやかも?」

    マミ「…ええ。みんな、居るわよ」

    ほむら「………みんな…か……でも、まどかは…………」




    カチャリ


    まどか「………ほむらちゃん?」




    ほむら「!!!!!!!…まどか!!!」

    タタタタタタッ…ダキツキ!!

    まどか「わ、わ、わ、………ほむらちゃん」

    ほむら「…まどか……よかった、……本当によかった……」

    まどか「うん…うん………」

    128 = 39 :

    ほむ?

    129 = 1 :

    ……………………
    …………
    ……

    ほむら「……でも、どうして……助かったの?」

    まどか「それはね………」

    キリカ「私の魔法だよ!」

    ほむら「……どういうこと?」

    キリカ「私の魔法は、時間遅効だ。だから、まどかの祈りを遅効した……まあ、考えたのは織莉子だけどな!」

    ほむら「………?」

    織莉子「つまり……鹿目さんが魔法少女になってから、彼女の祈りを有効にしたってこと…」

    まどか「…私ね、キュウべえに『私の友達みんなが幸せになる未来を見せて』ってお願いしたの」

    ほむら「……だから、マミや杏子が……。でも、どうして…あなたは?」

    織莉子「ワルプルギスを倒し、鹿目さんのソウルジェムを砕いた後に…鹿目さんの願いを有効にした」

    ほむら「でも!……それでも、まどかは!!」

    130 = 1 :

    マミ「…鹿目さんの願いは『友達の幸せ』よ?……鹿目さんのいない未来で一人、幸せになれない人が居るじゃない……」



    ほむら「……まさか、そんな奇跡みたいなことなんて………」


    まどか「だって魔法少女はさ、夢と希望を叶えるんだから」

    まどか「きっとほんの少しなら、本当の奇跡があるかもしれない。そうでしょ?ほむらちゃん」


    ほむら「……まどか!!!」


    ダキツキ……


    まどか「やっと…二人でちゃんと幸せになる未来…見つけられたね…ほむらちゃん」

    ほむら「……まどかぁ」ポロポロ

    まどか「嬉しいときは…笑顔になろう?」

    ほむら「……うん!」

    131 = 1 :

    まどか「やっと……本当のほむらちゃんに出会えた…かな?」


    ほむら「…うん」




    ---だから、言わせてね、まどか





    大好きだよ。



    さようなら、今までの私…


    もう二度と来ることない…めくるめく日々へ

    いま……私ひとり


    さようなら


    ほむら「さよならの季節に」 完

    132 = 1 :

    終わった……

    東の空はすでに白みだしたというのに…いったい、自分は何をやっているのだろう?

    太陽は私たちを祝福してくれなかったというのか…。


    なお、タイトルは同名の合唱曲より。
    前回ほど、元ネタが生かせてないし、針忘れがあったりとぐだぐだ……

    次回は、きちんと頭の働いてる時間にやる………

    とりあえず、保守してくれた人…ありがとう。

    また、ほむらが合唱曲つぶやいているの見つけたらよろしく…

    133 = 86 :

    曲貼っておくよ
    乙でした

    http://www.youtube.com/watch?v=1QK75b3hWvc

    134 :

    おつ

    135 = 39 :

    乙乙乙

    136 :

    深夜から早朝までお疲れ様でした
    なんかほっこりとした良い気分になりました(*´ω`*)
    そして そのまま…… 寝むりへと…zzz

    137 = 119 :

    おつかれさん
    久しぶりに良い話と巡り会えたよ

    もう眠れないっていう契約付きでな

    138 :

    乙!
    ちょっとおりこ組に興味湧いたから本買ってみるかな

    139 = 82 :

    乙でした
    そういや本編まどかも魔法少女になってから願いを叶えてたな
    まああっちは永遠に自分で仕事をするわけだから特殊か

    にしてもゆっくり貼れるとは言え何でこんな時間に
    だから寝る

    140 = 1 :

    QB「僕と契約してスレ保守をしてよ!」

    QB「君たちにSSを提供する代わりに、DATおちと戦う、スレ保守人になってもらってるんだ」




    QB「…睡眠時間?真夜中にスレ立てれば早朝までかかるのは自然の摂理だ」

    QB「SSを保守する対価に睡眠時間が削られるなんて…当たり前のことだよ」

    QB「やれやれ…どうして君たちは睡眠時間にこだわるんだい…訳がわからないよ」


    …ゴメンなさい、わるふざけ。今度こそ寝る

    142 :

    乙乙

    144 :

    乙でした〲

    147 :

    よむほ


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