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    元スレQB「さぁ、僕を拾うがいい!それが君の運命だ!!」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - QB + - 魔法少女まどか☆マギカ + - 鹿目まどか + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    101 :

    ほむぅ

    102 = 1 :

    さやか「まどかに、まどかに頼めばほむらだって助かるよ!」

    杏子「そうだ!あいつはまだ魔法少女になってない。QBにお願いすれば…」

    ほむら「やめて!」

    さやか・杏子「「ビクッ」」

    ほむら「あの子は… はぁっ 魔法少女にしては駄目…っ」

    ほむら「私が… 繰り返してきた意味が… なく…なる…」

    マミ「でもそれ以外であなたの助かる道はないわ!」

    ほむら「大丈…夫… 私には… これがあるから… はぁっ」

    マミ「!?」

    杏子「あんた…まさか」

    さやか「また繰り返す気!?」

    103 = 1 :

    ほむら「時をさかのぼれば…この傷は…なかったことになるわ…」

    杏子「でもそれじゃあ、あんたのやってきた意味がなくなるじゃねーか!」

    ほむら「そんなことは…ないわ…、まどかが魔法少女にならなければ…」

    ほむら「っはぁっ あの子が生きていてくれれば…私はそれで…十分」

    さやか「っ…」

    ほむら「あの子を…まどかを宜しくね…皆…」

    マミ「暁美さん!」

    ほむら「それから…まどかに伝えて…」

    ほむら「『ごめんなさい』って」

    カシャ

    104 = 1 :

    ~3年前:ほむら消失後~

    まどか「そ、そんな…ほむらちゃんが…」

    さやか「まどか…ごめんっ」

    マミ「私たちの力ではどうすることもできなかった…」

    杏子「くそっ」

    ガンッ

    まどか「QB!!」

    QB「…ここにいるよ」

    マミ「!あなたまさか」

    杏子「おいっ、やめろ!」

    さやか「ほむらの頑張りを無駄にするの!?」

    まどか「ほむらちゃんをもう一度呼び戻して!元気な姿で!」

    105 = 1 :

    QB「…」

    QB「悪いけど、それはできないよ」

    まどか「そんなっ、どうして!?」

    まどか「あなた、何でもできるって言ってたよね!?」

    QB「暁美ほむらという存在はこの時間軸から別の時間軸に移動し、この時間軸から消失した」

    QB「彼女自体存在しないことになっている」

    QB「無から有は作り出せないんだよ」

    QB「君の力をもってしてもね」

    まどか「っ、だったら皆なんで止めてくれなかったの!?私がお願いすれば怪我を治すことだって…」

    さやか「そりゃ私たちだって止めたよ…でも…」

    QB「彼女は君が魔法少女になることを恐れていた」

    QB「まどかが魔法少女になった時点で彼女は再び時を繰り返していただろう」

    QB「彼女はそういうふうに生きてきたんだ」

    106 = 1 :

    まどか「そんな…」

    まどか「こんなのって、こんなのってないよぉ…」

    QB(残念ながら僕にはどうしようもできない)

    QB(長年付き合ってきている身ではあるから、同情はしたいところだけど)

    QB(まぁ、僕にはどう同情すればいいか、わからないんだけどね)

    107 = 62 :

    泣いた

    108 = 1 :

    ~現在:まどか家前~

    さやか「それじゃあ、ばいばい」

    まどか「うん、送ってくれてありがとう」

    マミ「何かあったらまた連絡してね」

    まどか「うん」

    マミ「QB、鹿目さんのこと、お願いね」

    QB「了解したとだけ言っておくよ」

    ガチャ

    まどか「ただいまー」

    詢子「あ、おかえり」

    まどか「あれ?ママ今日会社お休みなの?」

    知久「ちょっと体の調子が悪いみたいでね」

    まどか「そうなんだ…」

    109 = 1 :

    詢子「大丈夫だって、こんなのすぐになおしちまうからさ! ごほっ」

    知久「ほらほら、ちゃんと休んでなきゃ」

    まどか「ママ…」

    たっくん「QB-あそぼー」

    QB「きゅっぷい」

    知久「まどかもいっしょに遊んできて」

    まどか「…うん!」

    QB(…)

    QB(鹿目詢子の様子がおかしい。あきらかに体調を崩してきている)

    QB(目には見えないものの鹿目知久、鹿目タツヤ両名ともなんらかの健康障害を抱え始めている)

    QB(もしや…)

    110 = 1 :

    さやか「はぁ」

    上条「どうしたんだい?さやか、鹿目さんみたいにため息ついて」

    さやか「うーん、まどかのこと、なんとか元気付けてやりたいんだけど」

    上条「そうだね、もうずっと笑ったところを見てない気がする」

    さやか「あー、恭介そんなにまどかのことばっかり見てたの!?」

    上条「からかわないでくれ。さやかの笑顔は毎日見すぎているってことだよ」

    さやか「 ////// 」

    上条「部活をするなり、誰かと交際するなりできればいいんだけどね」

    さやか「うん…、今のまどかじゃちょっと難しいかな」

    111 = 12 :

    さやさや

    112 = 1 :

    ~夜~

    QB「まどか」

    QB「まどか、起きてるかい?」

    まどか「うん、どうしたの?QB」

    QB「最近のまどかは…まぁ、ずっと前からだけど、ちょっと元気が無さすぎる」

    まどか「…」

    QB「もうちょっと外にでたほうがいいんじゃないかい?部活とかさ」

    まどか「今はとてもそんな気分になれないの」

    QB「そんなことじゃ困るよ。元気な状態で魔法少女になってもらわないと僕の元気がなくなるよ」

    まどか「くすっ、QBは相変わらずなんだね」

    QB「そうだよ。魔法少女の勧誘こそが僕の最優先事項だからさ」

    まどか「私も、魔法少女になっちゃおうかなぁ…」

    まどか「…」

    まどか「今はまだいいや…」

    113 = 1 :

    まどか「もしかしたら…ほむらちゃんがひょっこり帰ってくるかもしれない…」

    まどか「そのときになって私が魔法少女だったら…ほむらちゃん…また行っちゃうもん…ね」

    ぎゅっ

    QB(く、くるしい)

    QB「…」

    QB「まぁ、契約する気があるなら早い方がいいよ」

    QB「この契約が成立するのは第二次性徴期の女性のみだからね」

    まどか「スーッスーッ」

    QB「寝ちゃったか」

    QB「やれやれ、3年たっても変わらないね、君は」

    QB「暁美ほむらがいたらどうなっていたんだろう、この子は」

    QB「…」

    QB「考えても仕方のないことだね」

    114 = 12 :

    まどまど

    115 = 1 :

    ~1年後:見滝原市 病院~

    看護師「それじゃあ、お大事に」

    知久「ありがとうございます」

    まどか「ママ、具合どう?」

    詢子「大丈夫大丈夫…ごほっごほっ」

    まどか「まだ寝てなきゃ駄目だよ!」

    詢子「ああ、悪いね」

    知久「まどか、今日は学校があるんだろ?ちゃんと僕が診てるから、まどかは学校にいってきて」

    まどか「うん…わかった」

    詢子「授業中寝てんじゃないぞー」

    まどか「うん、いってきます」

    116 = 1 :

    まどか「…」

    さやか「まどかのお母さん、どう?」

    まどか「お薬飲んでもあまりよくなってないみたい」

    さやか「そっか…」

    まどか「なんで…なんでママなの?」

    まどか「私だったら…私だったら良かったのに…」

    さやか「まどか!」

    さやか「あんたが病気になっても皆悲しむんだから。そんな事言わないで」

    QB「…」

    QB「鹿目詢子の病気の原因についてなんだけど」

    さやか「!QB、何か知っているの?」

    まどか「!?QB?」

    117 = 12 :

    きゅっぷい?

    118 = 1 :

    QB「ひょっとしたら、まどかに降りかかっている因果によるものかもしれない」

    さやか「っ!?それってどういう…」

    QB「暁美ほむらがまどかのために何度もループをした、という話は知っているよね?」

    まどか「うん…」

    QB「彼女の願いは鹿目まどかという固体の生存、および魔法少女化の阻止だった」

    QB「そのループの中でまどかは因果の特異点となってしまった」

    QB「まどかを生かすという因果がまどかを中心に引き寄せられていて、周囲の人間の生存因子がまどかに吸収されてしまったということだ」

    さやか「!そ、それじゃあ」

    QB「まどかの母、鹿目詢子は鹿目まどかにその生命力を吸い取られている可能性がある」

    119 = 1 :

    ガチャン

    さやか「!」

    まどか「それじゃぁ、私がママを… そんな…」ガクガク

    さやか「まどかっ」

    さやか「で、でもそれじゃ私やマミさんは…」

    QB「君達魔法少女は魔力さえ補充できていれば問題ない。これは何の力も持たず、かつ彼女の近くにいる人間ほど影響を及ぼしてくる」

    さやか「そんな…」

    QB「まどか、これは君の責任ではない、君にはどうしようも無いことなんだ」

    QB「気にする必要はない」

    まどか「っっ」

    ダッ

    120 = 1 :

    さやか「おいQB!なんでそんなこと言うんだよ!?」

    QB「僕はただ事実を述べただけだ。まぁ、推察の域は出ていないけれどね」

    さやか「…やっぱりあんた、私たちの敵だね」

    QB「どうして?」

    さやか「まどかの気持ちを知らないでそんなことを口に出せるんなら、敵以外何者でもないよ」

    QB「失礼だな、僕達インキュベーターには感情というものが存在しないと何度もいっているじゃないか」

    さやか「ふんっ」

    ダッ

    121 = 1 :

    QB「…」

    QB(おそらく鹿目知久、鹿目タツヤも同じ状態だろう)

    QB(このままでは一家揃ってまどかの糧となってしまう)

    QB(もしかしたらまどかは、家族を救うために契約を願うかもしれない)

    QB(だけど、まどかが魔法少女になったとき、この生存因果にどれほどの影響を及ぼすかわからない)

    QB(もしかしたら一瞬で家族を、街中の人間を絶命させてしまうかもね)

    QB(エントロピーの回収どころじゃなくなるってわけだ…)

    122 = 12 :

    きゅっぷい……

    123 = 1 :

    ダッダッダッ

    まどか「はぁっ はぁっ」

    まどか「…はぁっ」

    まどか「私が、私がいるとママを死なせちゃうの…」

    まどか「パパにもタツヤにも迷惑かけちゃう…」

    まどか「どうしたら…」

    杏子「ん?あれは…」

    杏子「おい、まどか!」

    まどか「!?きょ、杏子ちゃん!?」

    124 = 57 :

    繰り返すほど魔女として強くなるなら
    まどかが宇宙滅ぼす魔女になるまでくりかえせばQBはて出せないって漫画があったな

    125 = 1 :

    杏子「どーしたんだ?学校さぼって不良ごっこか?」

    杏子「やめときなって、あんたまで私のようになっちゃ…」

    まどか「…けて」

    杏子「?」

    まどか「杏子ちゃん…助けて…」ぼろぼろ

    杏子「お、おいっ、な、なんで泣いてるんだよ!」

    杏子「変なこと言ったならあやまるからさっ」

    まどか「私皆に迷惑かけちゃうの…」

    杏子「?一体何の話だよ…」

    126 = 1 :



    杏子「なるほどな、ほむらが時を繰り返してきたツケがまわってきたってことか」

    まどか「ほむらちゃんは悪くないよ…、悪いのは私なんだ…」

    杏子「だーかーらー、そういううじうじした態度、私は嫌いなんだけど」

    まどか「ご、ごめん…」

    杏子「あんた、これから家族の前でもそんな態度とるのか?」

    まどか「そ、そんなことは…」

    杏子「いーや、あんたなら多分とるね」

    杏子「そんな状態じゃすぐに問い詰められて、さっきの話しゃべっちまうのがオチだ」

    杏子「そうなったら、あんたの家族は意地でもあんたと離れようとはしなくなるぞ?」

    まどか「…」

    127 = 62 :

    それでもゆまちゃんなら……ゆまちゃんならなんともしてくれない……

    128 = 1 :

    杏子「QB、いるんだろ?」

    QB「やれやれ、お見通しか」

    杏子「まどかとまどかの家族が離れて暮らせば、病状は回復するのか?」

    QB「まだはっきりとした原因かは定かではないが、少なくとも現状よりは良くなるだろうね」

    杏子「そうか。なら、まどか」

    まどか「え?」

    杏子「あんたはしばらく一人暮らししな」

    まどか「ママやパパ、タツヤと離れ離れで暮らせってこと?」

    杏子「ああ、そうだ。あんたのその因果とやらが消えるとは思えねーが、少なくともあんたの家族はまた普通の生活に戻れるだろうさ」

    129 :

    ほのぼのキュべたんssだと思って読んでたらシリアスな話になってたでござる

    130 = 1 :

    まどか「…」

    まどか「でも…」

    杏子「それともこのままの生活を続けて一家まとめてご臨終とするか?」

    まどか「!そんなの嫌だよ!」

    杏子「少し厳しい言い方かも知れねーが、あんたが家族のことを思っているのなら…」

    まどか「ううん、ごめん。ありがとう杏子ちゃん」

    まどか「やっぱり、それしか方法は無いと思う」

    杏子「そっか…」

    QB「来年から見滝原から少し離れた大学に通うといい。あまり周囲の人間と関わらなければ、普段どおりの生活を送れると思うよ」

    まどか「うん…」

    131 = 62 :

    続きが気になって書き溜め進まない

    132 = 1 :

    さやか「まどかー!」

    杏子「お迎えが来たぞ。行ってやれ」

    まどか「うん!ばいばい杏子ちゃん。ありがとう!」

    タタタ

    杏子「…」

    杏子「来年からは私も本格的にシスターになる修行をしなきゃいけないし」

    杏子「マミの奴は東京の大学にいっちまったし、さやかも本格的に演奏家の道を目指すって言ってたし」

    杏子「もう皆が集まる時間もほとんどなくなっちまうんだな…」

    QB「君が感傷的になるとは珍しいね」

    杏子「お前には一生わからねーことかもしれねーけどな!」

    QB「…」

    133 = 1 :

    ~2年後:鹿目まどか:大学2年~

    学生A「それじゃぁ歓迎会はこれで終わりー、皆さっさと帰れよー」

    学生B「まだはえーよ!」

    学生C「そうよそうよ、今日は徹夜でぱーっといこ!」

    まどか「…」

    学生B「あれー?鹿目さんもう帰りー?」

    まどか「は、はい…」

    学生D「夜は長いんだからさー、次行こうぜ?次」

    まどか「きょ、今日はもう帰りますから…」

    学生C「えー、せっかく先輩お誘いしてるのにさー。断るってチョー失礼じゃない↑?」

    グイッ

    まどか「あっ」

    134 = 1 :

    学生B「まどかちゃんも一緒に飲も?」

    まどか「私、まだ未成年だから…」

    バッ

    学生D「…空気よめねーな、こいつ」

    学生C「とりあえず引っ張ってきましょうよ!この子」

    まどか「え…?」

    学生D「そうだな、お持ち帰りしちゃおうぜ!」

    グイッ

    まどか「や、やだ…私そんな…」

    学生B「つべこべ言わずさっさと…」

    135 = 1 :

    QB「きゅっぷい!」

    べキッ

    学生D「うわあああ、なんだこの猫は!?」

    学生C「なんか黒い塊持ってる!?先端とがって…いたたたたた」

    学生B「こ、このっ」

    QB「きゅっぷい!」

    バシッ

    学生B「め、目が、目がぁぁぁ」

    学生C「に、逃げよう、なんかこの生き物やばい!」

    ダダダダ

    136 = 62 :

    きゅっぷい!

    137 = 12 :

    きゅっぷいきゅっぷい

    138 = 1 :

    QB「ふぅ、エントロピーの頂上たるまどかに手を出そうとは、なんという愚かな人間だ」

    まどか「ありがとう…QB」

    QB「まどか、君もそろそろ孤立するのではなく、ちゃんとした友達を作った方がいい」

    まどか「でも…皆に迷惑かけちゃう…」

    QB「部活や大学にいる間くらいなら、ましてたったの4年間だけならそこまで影響はでるまい」

    まどか「でも…」

    QB(この性格だけはなんともならないようだ)

    139 = 1 :

    ~まどか下宿先~

    まどか「ただいま…」

    シーン

    まどか「そうだよね…、誰もいないよね」

    まどか「一人ぼっちは…寂しい…」

    まどか「マミさんやさやかちゃん、何してるかな…」

    まどか「杏子ちゃん、頑張ってるかな…」

    まどか「ほむらちゃん…」

    140 = 12 :

    まどまど

    141 = 1 :

    QB「まどか、ほむらのことはもう諦めた方が良いと何度も言ったと思うのだけど」

    まどか「ほむらちゃんはきっとまた来てくれるもん!」

    まどか「どんな形であっても、きっとまた私の前にあらわれるもん!」

    QB「だから、それはありえないんだよ。あの暁美ほむらという存在はもうこの世界にはいない」

    QB「いい加減現実を見てよ、まどか」

    まどか「うるさい!QBは何も感じないからそんなこと言えるんだ!」

    まどか「私がどんなにほむらちゃんのこと思ってるか知らないから、諦めろだなんて言うんだ!」

    QB「君が暁美ほむらのことを大切にしているのはよくわかる」

    QB「けどね、まどか。僕らにとってそれは、単なる固執にしか見えないんだよ」

    QB「僕と何年も一緒に暮らしてきたまどかならわかるだろ?」

    142 = 1 :

    まどか「もう嫌だ!QBの馬鹿!あなたなんて大嫌い!」

    まどか「私の前から消えて!もうどっかに行っちゃえ!」

    ずき

    QB「やれやれ、言葉の暴力とはこのことか」

    QB「残念だけどここでお別れだね」

    QB「君は最高のエネルギー源たる存在であったからここまで付き合ったけど」

    QB「第2次性徴期を過ぎた君とはもう契約の望みはない」

    QB「今まで楽しかったよ、まどか」

    QB「じゃあね」

    バタン

    143 = 12 :

    きゅっぷい……

    144 = 1 :

    まどか「…ひっく」

    まどか「…っく」

    まどか「…」

    まどか「…」

    まどか「…?」

    まどか「QB?」

    まどか「ねえ、QB?」

    まどか「本当に、いなくなっちゃったの?」

    まどか「返事をしてよQB…」

    まどか「QB!?」

    145 = 62 :

    仕方ない俺が

    146 = 1 :

    ガチャッ

    まどか「QB!QB!?」

    まどか「ごめんなさいっ!」

    まどか「私が悪かったから…お願いだから出てきて!」

    まどか「もう一人は…」

    まどか「もう一人ぼっちは嫌だよぉ…」ぼろぼろ

    ???「「なら、いっそ死んじゃったほうが良いよね」」

    キィィィン

    まどか「!!?」

    147 = 1 :

    QB「やれやれ、結局また戻ってきてしまった」

    QB「何でか知らないけど、勝手に足が動いてしまったようだ」

    QB「まどかに謝って入れてもらうしかないか」

    QB「!?これは、魔女の結界!?まさか…」

    QB((マミ!さやか!杏子!誰でもいい!まどかが危ない!))

    QB((誰か助けにきて!))

    148 = 12 :

    きゅっぷいきゅっぷい

    149 = 1 :

    ~30分後~

    マミ「くっ、時間がたちすぎている!」

    マミ「何でもっと早く気づかなかったのかしら!?」

    杏子「うだうだ言ってる暇はねえ!行くぞ!」

    バシュッ!

    マミ「鹿目さん!!!」

    杏子「!よかった、あいつは無事みたいだ…」

    杏子「!?な、なんだこれは」

    マミ「きゅ、QBの死体が…や、8つも!??」

    杏子「と、とにかくさっさと魔女を倒すぞ!」

    マミ「ええ!ティロ・フィナーレ!」

    150 = 1 :

    ~まどか下宿部屋内~

    杏子「何とか助けられたな」

    マミ「ええ、本当に良かった…」

    QB「ありがとう、マミ、杏子。君達のおかげで鹿目まどかは救われた」

    杏子「おい、QB、あんた私たちに隠してることがあるよな?」

    QB「…僕らの死体を見てしまったようだね」

    マミ「何なの!?あれは。QBが何体も…」

    QB「僕達は群にして個の存在。その一匹一匹が全ての知覚を共有している」

    QB「仮に一匹潰されたところで、代わりはいくらでもいるということさ」

    QB「まぁ、もったいないことには違いないけどね」

    杏子「そんなわけのわかんねーこと、なんで隠していやがった!?」

    QB「聞かれなかったからさ」


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