元スレまどか「生きてると……パパのご飯が、こんなにおいしい……」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
101 = 90 :
庇護の願いがうんたらかんたらってQBが言ってたからまどかを守るとかそこらへんじゃね
102 = 82 :
さやか「……」
まどか「wwwwwww」
まどか「あっwwwwwゴメンねwwwwwwwww」
まどか「こんな日にwwwwwww魔法少女の話なんてwwwwwwwwwwww」
まどか「考えたくwwww無いよねwwwwwwwwwwww」
まどか「私wwwwwww無www神ww経wwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
さやか「……」
さやか「あんたが……」
まどか「ww?」
さやか「……」ギッ
103 = 82 :
【 魔女戦 】
さやか「うああああああああ!!!!!!!!!!!!!!」
バキィッ! ベキッ! バキッ!!
エルマ(魔女)「=========」
ほむら「黙って見てるだけなんて、意外だわ」
杏子「今日のアイツは使い魔じゃなくて魔女と戦ってる。無駄な狩りじゃないよ」
ほむら「そんな理由で貴女が獲物を譲るなんてね」
杏子「チッ……」
バキィィィィ!!
杏子「!! おい、あいつヤベーぞ!!」
104 = 82 :
バババババッ!
ガキィィィィーン!!
杏子「っ……と! まったく。見てらんねぇっつうの」
杏子「いいからもうすっこんでなよ。手本を見せてやるからさ」クルクル
さやか「……邪魔しないで」バッ!
シュババババババッ
バキィッ!! ビシッ!! ザッ!! バキッ!!
ザンッ! ザンッ! ザンッ! ザンッ!!
杏子「おい……あんた……まさか」
さやか「あははは――カンタンなもんだね……その気になれば痛みなんて………」
「完全に消しちゃえるんだ!!!」
106 = 82 :
【 帰り道 】
まどか「……」
さやか「……」ヨロッ
まどか「さやかちゃん……あんな戦い方……ないよwwwww」
まどか「痛くないなんて嘘でしょ?wwww 見てるだけでwwwwww痛いwwwwww」
さやか「……ああでもしなきゃ勝てないんだよ。あたし才能ないからさ」
まどか「でもっ……あんなやり方で戦ってたら、勝てwwwwたwwwwとしてもwwww」
まどか「さやかちゃんのためにならないと思うなーwwwwwww」
さやか「あたしの為にって何よ」
さやか「こんな姿にされた後で、私の為に何が必要なの?」
まどか「こんな姿wwwwwwwwwwwwってwwwwwwwwwwwwww」
107 :
ほむ
108 = 86 :
草生えてると痛いが別の意味に見えるな
109 = 82 :
まどか「さやかちゃwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
まどか「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
さやか「ふふっあはは……」
まどか「笑ってないでちゃんと聞いて!!」
さやか「……」
まどか「私は……どうすればさやかちゃんが幸せになれるかって……」
さやか「ふふっ」
さやか「私の幸せって?」
さやか「今の私はね、魔女を殺す、ただそれしかだけ意味がない石ころなのよ」
さやか「死んだ身体を動かして生きてるフリをしてるだけ……」
さやか「そんな私の為に、何が必要なの? 考えるだけ無意味じゃん」
110 = 82 :
さやか「何もわからないで同情なんてやめて」
さやか「私だって……必死なんだから」
まどか「そんな……同情なんてww」
まどか「私はただ、さやかちゃんのwwwwためにwwwwwwwwwwwwww」
さやか「……やめなさいよ」
まどか「……」ビクッ
さやか「人のために私のために他人のためにって……」
さやか「迷惑なの! 何もわかってない……何も知らない癖に!!」
さやか「あんたがヘラヘラ笑ってるときでも、こっちは必死に命削ってるの」
さやか「お願いだから……しばらく私にかまわないで」
111 = 90 :
>まどか「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
>さやか「ふふっあはは……」
>まどか「笑ってないでちゃんと聞いて!!」
え、ツッコミ待ち?ww
112 = 82 :
まどか「さやかちゃww……」
さやか「ついてこないで!!」ダッ
まどか「あうwwww」
まどか「wwwwwwwwwwwwww」
まどか「……」
まどか「……ヒック……ヒック」
まどか(私……なんにもできない……)
まどか(さやかちゃんを助けたいのに……力になってあげたいのに……)
キュウべえ「隣いいかな?」
113 :
どんな顔して読めばいいか分からないの
114 :
>>110
さすがのさやかちゃんも限界がきちゃった
115 = 82 :
キュウべえ「君もぼくのことを恨んでいるのかい?」
まどか「あなたを恨んだら……サヤカチャンを元に戻してくれる?」
キュウべえ「無理だ。それは僕の力の及ぶことじゃない」
キュウべえ「僕が力を出せるのは、少女との契約によって魔法少女が生まれるその瞬間だけだ」
まどか「あなたと契約したら……」
まどか「さやかちゃんを……元に戻せるかな」
キュウべえ「その程度、きっと造作もないだろうね」
キュウべえ「はっきり言って君が秘めている潜在能力は、理論的にはあり得ない規模のものだ」
キュウべえ「君が力を開放すれば、宇宙の法則をねじ曲げることだって可能だろう」
キュウべえ「望むなら、万能の神にだってなれるかもしれないよ」
116 = 82 :
まどか「万能の神……」
まどか「……なんでもできる……」
まどか「上條君を生き返らせて……魔法少女も、何も知らない」
まどか「元のままのさやかちゃんに、戻せるってことだよね!?」
キュウべえ「その願いは君にとって、魂を差し出すに足る物かい?」
まどか「さやかちゃんのためなら……いいよ。私、魔法少女に……」
キュンッ
ババババババッ!!
キュウべえ「――っ!」バチッ
ほむら「……!!」
まどか「ほwwwwむwwらwwwwwwwwwwwwwちゃんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
117 = 82 :
まどか「ヒドイヨーwwwwwwwwwwwwwwww」
まどか「なにもwwwwwwwwww殺さなくwwたってwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
まどか「wwwwwwwwwwww」
ほむら「あなたは、なんであなたは、いつだって、そうやって自分を犠牲にして」
ほむら「いい加減にしてよ! 貴女を大切に思う人のことも考えて」
まどか「え?www」
ほむら「あなたを失えば、それを悲しむ人がいるって、どうしてそれに気づかないの!」
ほむら「あなたを守ろうとしてた人はどうなるの!」
まどか「ほむらwwwちゃんwww」
まどか「え? 私達、どこかでwwwwwwwwwwwwwwwwww」
ほむら「まどか……」
118 = 82 :
まどか「ごwwめーんwwwwww私、さやかちゃんとこ行くwwwwwwwwwww」
ほむら「まって……美樹さやかは、もう……」
まどか「じゃねーwwwwwwwwごめんねーwwwwwwwwwww」
ほむら「まって……まどか!」
ほむら「まどかぁ……」
バチッ
キュウべえ「無駄な事だって知ってる癖に。こりないなあ、君は」
ほむら「……」ファサッ
ほむら「お前の正体も企みも、私は全て知ってるわ」
ほむら「……キュウべえ……いえ、インキュベーター!!」
119 = 82 :
【 ―― 】
さやか「……」
さやか「……まどか」
さやか「……ごめんね……」
さやか「そんなつもりじゃなかったのに……」
さやか「あんな事言っちゃうなんて」
さやか「あんな事……言いそうになっちゃうなんて……」
(私がなんのために――)
(アンタが戦ってよ――)
(アンタのせいで――)
さやか「私……なんのためにこれまで戦ってきたんだろ」
さやか「誰のために……何を願って……」
さやか「私って……私って何……なんのためにここにいるの……」
120 = 82 :
カンカンカン……
杏子「お-、やっと見つけた」
さやか「……」
杏子「アンタさ、いつまで強情はってるわけ?」
さやか「悪いね。手間かけさせちゃって」
杏子「な、なんだよ……らしくないじゃん」
さやか「別にもう……なんでもよくなっちゃってね……」
さやか「……まどかと喧嘩しちゃったよ」
杏子「……んだよ、大したこと無いじゃん」
杏子「今すぐ謝りにいってこいよ。あいつならヘラヘラ許してくれるって」
杏子「なんならアタシが仲裁してやろうか?」
121 = 82 :
さやか「もう無理だよ……」
さやか「私には……まどかと顔を合わせる資格なんて無い」
杏子「……?」
さやか「私は……誰かを……まどかを守りたくて魔法少女になったのに」
さやか「いつのまにか。それをまどかのせいにしていたんだ」
さやか「まどかがいなければ、こんな事にはならなかったのにって……」
さやか「そう思う自分に……気付いちゃったんだ」
杏子「……オイ」
さやか「恭介の腕を治せばよかったのに」
さやか「まどかが魔法少女になればよかったのに」
さやか「私にもっと……もっと才能が……こんな私じゃなくて………こんな自分……」
杏子「さやか、あんたまさか」
122 = 82 :
さやか「結局私は、一体何が大切で何を守ろうとしてたのか」
さやか「もう何もかも、わけ分かんなくなっちゃった」
さやか「希望と絶望のバランスは差し引きゼロだって、いつだったかあんた言ってたよね」
さやか「今ならそれ、よく分かるよ」
さやか「確かに私は何人か救いもしたけどさ、その分、心には恨みや妬みが溜まって」
さやか「……一番大切な友達さえ傷付けて」
さやか「誰かの幸せを祈った分、他の誰かを呪わずにはいられない」
さやか「――私達魔法少女って、そう言う仕組みだったんだね」
杏子「さや――――」
さやか「あたしって、ホントバカ」 パキィ
123 = 96 :
これ緑自殺するんじゃね?
124 = 82 :
【 ―― 】
まどか「……」
まどか「さやかちゃん……」
まどか「さやかちゃん……どこー」
まどか「ティヒヒ……ティヒヒヒ……」
まどか「さやかちゃーんww」
杏子「……」
ほむら「……」ファサッ
さやか「――」
125 :
>>123
上条が手に負えなくなってさやかに押しつける程度の図太さ
のうのうと生き延びるさ
126 = 82 :
まどか「あっww」タッタッタッ
さやか「――」
まどか「さやかちゃん?ww さやかちゃーんwwwwwどうしたの?wwww」
まどか「ね、ソウルジェムは?さやかちゃんはどうしたの!?」
ほむら「……彼女のソウルジェムは、グリーフシードに変化した後、魔女を生んで消滅したわ」
まどか「え…?wwww」
まどか「嘘wwwwだよねwwwwwwwwwww」
まどか「嘘よwwww嘘よねwwwwwwねぇwwwwwwwwwwwww」
まどか「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
まどか「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
まどか「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
127 = 82 :
まどか「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
杏子「……おいてめー、さっきから見てりゃ、ふざけやがって」
杏子「何笑ってやがる」
ほむら「やめて」
まどか「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
杏子「テメェは……!」ガッ
杏子「なんでそう楽しそうに笑ってられるんだ……こいつは……お前の親友だろうが!!」
杏子「お前の……お前のために……こいつはお前を守るために!!」
ほむら「やめなさい佐倉杏子!!」
まどか「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
128 = 86 :
つ除草剤
129 = 82 :
まどか「wwwwwwwww………」
ポロポロ
杏子「?! お前、泣いて……」
まどか「…………」ドサッ
まどか「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
ほむら「……巴マミよ」
杏子「……マミのやつが…?」
ほむら「彼女はまどかの師。そして恩人でもあるわ」
ほむら「彼女は――まどかの目の前で、頭を食いちぎられた」
杏子「……!!」
ほむら「PTSD。――まどかは笑う事でしか、感情を表せなくなったのよ」
130 = 82 :
【 その後 】
まどか「……」
まどか「……さやかちゃんwww」
まどか「おはよう仁美ちゃんwwwwwwwwヒヒヒッww……」
仁美「顔色がすぐれませんわよ。まどかさん」
まどか「そ、そうかなwwwwwwwwww……」
仁美「……」
仁美「さやかさん……ずっとお休みされていますわね」
仁美「……私があの時……話さなければ……」
仁美「私が……私が……」ブツブツ
まどか「wwwwwwwwwwwwwwww」
131 = 82 :
『昨日の今日で、学校なんかに行ってる場合かよ』
まどか「!?wwww」
仁美「……まどかさん?」
杏子『ちょっと話があるんだ。顔貸してくれよ』
まどか「あ……」
まどか「仁美ちゃんごめーんwwww今日は私もお休みするwwww」
仁美「そ、そうですの……伝えておきますわ」
………
まどか「wwwwwwwwwwwwww……」
杏子「よ……昨日はその、悪かったな。知らなくてさ」
杏子「……美樹さやか。助けたいと思わないか?」
132 = 82 :
【 ―― 】
まどか「本当に……さやかちゃんが助けられるの?」
杏子「わかんねえよそんなもん」
まどか「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
杏子「わかんないからやるんだよ」
杏子「魔女をぶった切ったら、中からさやかのソウルジェムがぽろっと出てくるとかさ」
まどか「wwwwwwwww…………」
杏子「そんな夢みたいな事を実現させちまうんだろ? ……魔法少女ってヤツは」
杏子「アタシだって、考えてみたらそういうのに憧れて魔法少女になったんだよね」
杏子「すっかり忘れてたけど、さやかはそれを思い出させてくれた」
杏子「ただ諦めるんじゃなくて、やるだけやってみよう……ってことさ」
133 = 82 :
杏子「付き合いきれねえなら無理強いはしない。無理して危ない橋を渡ることはないさ」
まどか「……」
まどか「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
まどか「ううんwwwwwwwwやりたいwwwwwwwwww手伝わせてwwwwwwwwwwwwwww」
杏子「……アタシは、何があっても守ってやる、みたいな」
杏子「そんなアイツみたいな真似は出来ない。身の安全は保証できないぞ」
まどか「うんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
杏子「ったく……調子狂うよな」
まどか「私wwww鹿目まどかwwwwwwwwwwwwwwwww」
杏子「佐倉杏子だ。よろしく、ね」
135 = 82 :
【 道程 】
まどか「ワルプルギスwwww?」
杏子「そう。超ド級の大物魔女だ」
杏子「アタシも一人じゃ倒せない。だからアイツ……ほむらとも手を組んでるのさ」
まどか「ふーんwwwwwwwww」
まどか「……」
まどか「ねぇ、杏子ちゃん」
杏子「な、なんだ急に……」
まどか「誰かにばっかり戦わせて、自分で何もしない私って、……」
まどか「やっぱり、卑怯なのかな」
杏子「……うん?」
136 = 82 :
杏子「なんであんたが魔法少女になるわけさ」
杏子「魔法少女ってのは、本気で追い詰められて、そうしなきゃいけないようなヤツだけがなるんだ」
杏子「家族がいて、仲間がいて、居場所があって。そんな奴らが何を言おうと、それはただのおふざけだ」
杏子「命を危険に晒すってのは、そういうことだよ」
まどか「……」
杏子「あんたにも、今の自分しか出来ない事があるはずだ」
杏子「……アタシには届かなくても、あんたの言葉なら届くかも知れない」
杏子「そう言った意味でも、あんたにちょっと期待してるところもあるよ」
まどか「?ww」
杏子「お姫様の呼びかけに応じて、騎士様が復活! みたいなさ」
杏子「そんなもんじゃん? 最後に愛と勇気が勝つストーリーってのはよ」
まどか「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
138 = 82 :
とりあえず行けるところまで行きたい
お風呂
141 :
どう終わるんだこれ
142 = 90 :
上条が願いじゃないのにLoveMeDoなんだな
143 :
だめなまどかだと思ってしまってごめんなさい…
だからマミさんが退場したあとだったのか( ;∀;)
145 :
ニュー即民っぽいまどかのおかげで暗い話が明るくなってるな
146 :
ホル(使い魔)「*****************!!!!!!!」
ホル(使い魔)「*****************!!!!!!!」
ホル(使い魔)「*****************!!!!!!!」
ホル(使い魔)「**************************************!!!!!!!」
まどか「きゃあああ!!!wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
杏子「はっ! 使い魔がうじゃうじゃと!」
杏子「必殺! ロッソ・ファンタズマ!!」
パキィィーン!!!
杏子「まどか、下がってな!」
まどか「うんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
147 = 146 :
ホル(使い魔)「*****************!!!!!!!」
ホル(使い魔)「*****************!!!!!!!」
ホル(使い魔)「*****************!!!!!!!」
キューンキューン!!
杏子「くっ」
杏子(おかしい……魔女の気配が無い……)
杏子(どこかに擬態しているのか? 一体どこに……)
まどか「さやかちゃん、どこーwwwwwwwwwwwでてきてーwwwwwwwwwwwww」
杏子(まどかを守りながらじゃ分が悪い……なんとかして体勢を立て直さないと)
杏子(そうだ、この演奏を止めれば……!!)
指揮者(???)「――――――♪」
杏子「そーら、正体を現せ!!」 バシューッ!
指揮者(???)「―――……」
148 = 146 :
シュゥゥゥーン……
杏子「!?」
まどか「あ、あれ?」
杏子(演奏が終わったとたん、魔女の結界が消えた……)
まどか「サヤカチャーンwwwwwwwww」
シュンッ
ほむら「……遅かったみたいね」
杏子「お、おい……さやかが、消えちまったぞ……」
ほむら「……消えたんじゃないわ。始めからいなかったのよ」
ほむら「正確に言えば、魔女の波長はそこに存在する。でも、その実体がないのよ」
149 = 146 :
杏子「どういう事だ……」
杏子「この前こいつの姿を見たときは、ちゃんと実体があったぞ!」
杏子「それに、気配だって同じモノだったはずだ……」
ほむら「何か、出現に条件があるのかも知れないわね」
ほむら「ともかくあの魔女の気配が消えたわけじゃない。今は姿を隠しているだけよ」
まどか「もしかしてwwww」
まどか「サヤカチャンは……私達に姿を見せたくないのかなwwwwwwwwww」
杏子「……」
ほむら「ともかく……姿を見せない魔女に構っている暇はないわ」
ほむら「ワルプルギスの夜は、もうそこまで来ているのよ」
杏子「くっ……」
150 = 146 :
【 まどか家 】
まどか「……さやか、ちゃん」
まどか「……ヒヒッ」
キュウべえ「入っていいかな?」
まどか「生きてたのね……」
キュウべえ「再開を喜んではくれなさそうだね」
まどか「だって……さやかちゃんが死んじゃったのは、あなたのせいじゃない……」
キュウべえ「美樹さやかはこの宇宙の一つに帰っただけさ。一つの資源として」
キュウべえ「ありがたいことだね」
まどか「資源?wwwww」
キュウべえ「そう、君は知るべきだろう。ぼくたちと人類の歴史を」
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