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    元スレP「あと二ヶ月…」千早「プロデューサー?」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - P「あと二ヶ月...」 + - アイドルマスター + - ヤンデレ + - 凌統 + - 凌統P + - 死亡 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    402 = 359 :


    事務所に向かい周りを確認する
    千早は俺を待っていた様に両手に荷物を抱え俺に歩み寄る
    ごめんな…その制服と教科書、俺のせいで不要になったんだよな。


    P「荷物かせよ、持つから」

    千早「大丈夫です」

    P「……本当に?」

    千早「はい、プロデューサー」


    千早の表情を見て申し訳なくなる
    俺から言い出したのにさ、俺の顔は一切晴れちゃいない。
    それなのに千早……お前は少しだけ晴れてるよ

    P「じゃあ俺は千早を送ってあがりますから」

    小鳥「あっ………はい」

    P「?」

    俯く彼女をよそに千早と共に事務所を出て、駐車場へと向かった。

    403 = 157 :

    最後には・・最後にはきっとBJ先生っぽいのが助けてくれる・・

    404 :

    >>403
    BJ「2000万だ。」
    こうですか?わかりません

    405 = 359 :


    車に乗り込み、まずは彼女に一言

    P「悪かったな……今日は」

    千早「もう気にしてませんから」

    P「……悪い」


    呟くと同時に車のエンジンを掛け、車を走らせる。
    カーステレオから流れる彼女の曲
    でも……今は全く耳に入ってこなかった、そんな余裕が今の俺には無かったから。

    彼女の家まで、俺は終始無言だった。
    いや……話せなかったんだ
    もしそれで吐き気に襲われたりするのが怖かったから


    彼女の問いかけにも鼻で返事をした
    家に着くまでの間にどれ位そのやりとりをしたんだろう
    それすら覚えていない、千早…ごめん


    P「……着いたぞ」

    千早「…はい」

    407 = 178 :

    倒れて5時間気を失っていた人の運転かぁ

    408 = 359 :


    P「……お疲れ様」

    千早「はい、プロデューサーも、お疲れ様です」

    P「またな」


    彼女が車のドアを閉める音が耳に入ってくるのを感じ、俺は車を走らせた。
    サイドミラーで彼女を確認すると、ずっと俺を見ていてくれた。


    その行為に胸が締め付けられ…苦しかった
    俺は何をやってるんだ…せっかく千早が俺に心を開いていてくれたのに
    やっと千早とまともに話せていたのに


    P「……ばかちんは俺の方だよ」

    ハンドルを強く握り締め自宅へ向かう
    その時、ポケットに入れていた携帯が音を立てて揺れた

    ……美希からの電話だ

    409 = 397 :

    美希「ハニー(ゲス顔)」

    411 = 359 :


    P「昼間掛かってこなかったと思ってたら……今かよ」

    タイミング良く信号に差し掛かり、黄色に変わる
    ブレーキを踏みしめ渋々携帯を触り電話に出た


    美希『あっ!ハニ

    P「今運転中」


    そう言い放つと電話を切り再びポケットに入れる
    数秒後、携帯が騒がしくポケットで暴れるのを感じ再び取り出す


    美希『ハニー…ミキ、何か悪い事したの?』

    P「あぁ、つーか現在進行形で悪い事してるよ」

    美希『だ、だったら教えて欲しいの!』


    信号が青に変わると同時に電源を落としアクセルを踏む
    俺は自宅へ急いだ

    412 :

    交通規則を守るPは人間の鑑

    413 = 359 :


    P「ただいま…」

    返事が返ってこないのが当たり前
    でも今はその当たり前が凄く落ち着く
    何も変わっちゃいない、そう心に言い聞かせて。

    携帯の電源を入れてすぐの事、携帯に表示されるメールマーク
    おおよその見当はついている、メールを確認して溜め息をこぼす

    P「はぁ…やっぱり美希からか」


    先ほどのやりとりから30分位だったか?ゆっくり帰って来たからそれ位時間がかかった

    P「未読メール16件……恐っ」

    俺は携帯をベッドに投げつけ脱衣所に向かった
    今日の嫌な出来事を洗い流す為に

    414 = 359 :


    風呂から上がり俺はテレビの電源を入れる
    相変わらず見る番組は無いがなんとなく落ち着くから

    P「あっ、そう言えば今日中日との一戦じゃん」

    チャンネルを変え、野球中継を見る。
    ソファに腰掛ける前に先ほどベッドに放置した携帯を取りに行く

    着信4件、未読メール21件

    P「ふ、増えてやがる…」

    これ以上無視をすると仕事に影響が出ると読んだ俺は彼女に電話を掛ける事にした

    最初は話し中、次も話し中、次も話し中…

    5回目でようやく繋がり彼女が電話に出る

    416 = 359 :


    美希『ハニー…』

    P「ハニーだけじゃ分からないんですけど」

    ぶっきらぼうに返事をして彼女をからかう
    正直なところ今すぐにでも切りたかった
    数秒の沈黙の後、彼女が喋り出す

    美希『ミキの事、嫌い?』

    答え辛い質問、何度も言うがストレートすぎるだろ美希…
    俺が答え様とする前に彼女が俺に言葉を浴びせる


    美希『ミキはハニーの事、大好きだよ?』

    美希『だからミキ、ハニーがお仕事頑張ってるの知ってるから昼間は電話もメールもしなかったんだよ?』

    美希『ずっと耐えてたんだよ?ずっとずっと我慢してたの』

    美希『やっとハニーに電話して…ハニーが電話に出てくれた時すっごく嬉しかったの』

    美希『なのに…なのにハニーは…』

    P「あ、あははは……」

    やっぱり女って難しいよ

    417 = 171 :

    美希に関しては何も難しくnうわなにをするやめ

    418 :

    >>417
    日本語で

    419 = 359 :


    美希『笑い事じゃないの』

    P「…すんません」

    美希『許さないの』


    その語尾の『~の』正直苛々するんだよ
    美希の特徴的な喋り方だが…俺は苦手だな

    P「ど、どうすれば許してくれますでしょうか美希殿」

    美希『ハニーが考えるの』

    普段は明るく、高い声の美希だが歌う時はこうやって低い声を出すんだよなぁ。
    俺はこっちの美希の方が好きだよ

    P「か、考えるのって…無茶言うなよ」

    美希『無茶じゃないよ…ハニーなら出来るの』

    い、意味が分からない…何言ってんだこの金髪さんはよぉ
    電源ボタンに手を伸ばし切ろうとした瞬間、彼女からの警告を喰らう

    美希『今切ったらミキ……もう仕事行かないから』

    P「……すみません」

    俺は携帯を持ったままその場で土下座をした

    420 = 390 :

    なんで苛々するんだよ!ミキ可愛いじゃない!!

    421 = 317 :

    美希のせいで寿命が縮んだなこりゃ

    422 = 233 :

    俺も好きだよって言えば解決

    423 = 171 :

    >>418
    美希のどこが難しい子なんだよ!
    一途なだけじゃないか!

    424 = 359 :


    P「えっと…じゃあさ」

    P「今度の土曜日、一緒に出かけようか」


    今日は火曜日、土曜日までは四日も有る
    いや…三日かな
    俺の提案に彼女からの返事が来ない、失敗か……そう思っていた矢先だった

    美希『ぜっ、絶対?今度の土曜日にハニー…ミキとデートしてくれるの?』

    デートとは言ってないだろ…俺達付き合って無いんだし
    まぁ、今は美希に合わせるとしよう。これ以上話がややこしくなる前に


    P「あぁ…ほら、この前の誕生日、何もプレゼント渡して無いだろ?」

    P「だから美希にプレゼントを買ってあげようと思ってさ…」

    我ながらこういう都合の良い事はぽんぽん出てくる、自分の悪知恵に頭が下がる。


    美希『はっ、ハニー!』

    美希『わ、分かったの!』

    P「じゃあ俺…忙しいから切るぞ」

    美希『う、うん!ハニー、またね!』

    425 = 157 :

    『~の』は最高のスパイス

    『~の』と『~だと思うな』は美希のリーサルウェポンでしょうが

    426 = 317 :

    このPにはゆきぽっていう正妻がいるからな

    427 = 390 :

    このシリーズでの正妻は千早だルルォ?

    428 = 157 :

    美希が18歳になるまで俺も仕事一筋になる

    この約束がある限り誰が正妻だなんて無意味

    429 = 359 :

    おはよう!晩ご飯!!
    遅くまで保守していただき本当に申し訳ございません

    それでは30分程時間をいただきます、保守よろしくお願いします

    あと小鳥さんことぴよぴよさんと一緒に居酒屋は需要有るんですかね?

    430 = 185 :

    俺は見たいぞ

    431 = 317 :

    小鳥は他のSSで散々見たからなあ

    432 :

    小鳥さんに救いを

    433 = 247 :

    需要はあるけど千早とのいちゃいちゃをもっと見たい

    434 = 343 :

    変態BBAなら需要は無いが、小鳥さんなら需要はある

    436 = 184 :

    綺麗な小鳥さんなら見たいです

    438 = 233 :

    このSSの小鳥さんはまともなはず
    よって需要大

    439 :

    何故まともな人間ばかりの時に限ってPが早死にするのか……

    440 :

    >>434
    見事に俺と真逆でビックリした

    441 :

    このペースだと何人後追い自殺するとになるんだ

    442 :

    >>428
    お前とは気が合いそうだな

    443 = 328 :

    かけ

    444 = 157 :

    プロデューサーさんとハメハメしない鳥に

    価値は無い


    俺はこの格言が絶対だと思ってる

    445 = 442 :

    >>444
    Pにハメハメとか邪魔
    いてもなんの役にも立たないBBAも邪魔
    存在そのものが邪魔でしかないBBAに意味はない

    今日からこれお前の座右の銘な

    446 = 359 :


    彼女との話を早々と切り上げる事に成功した俺はそのままソファに座り込みテレビに目を移す
    美希の奴…そんなに買い物が楽しいのか?
    それも野郎の俺とであんなに喜ぶんだ
    だったら女同士だともっと喜ぶんだろうな。

    P「うへぇ…ノリで言っちまったけど今度の土曜かぁ」

    P「あー……休み潰れたぁ」

    ふてくされる様にボヤくと再びテレビに集中する
    ……喉が渇きを訴えてくる、正直今は何も入れたく無いのだが仕方ない

    ゆっくりとソファから起き上がり冷蔵庫に向かう

    P「えっと…」

    お茶に手を伸ばす時、ふと目に止まる飲み物
    缶ビール……最近呑んで無かったな、久しぶりに呑もうかな
    缶ビールに手に取り蓋を開ける、その音でふと思い出す………彼女との約束を

    P「あっ」

    447 = 157 :

    >>445
    他のアイドルとの絡みの途中で出てきたときはぶっ殺すぞBBAって思うけど
    Pとの絡みは別に嫌いじゃない。>>1のSSで数少ないセクロス枠なんだから

    448 = 359 :


    完全に頭の中から消えていた彼女との約束
    そうだよ…今日の朝約束したんだ、お互いに仕事が終わったら呑みに行こうって


    P「ゔーむ…」


    少し考えた後、渋々缶ビールを流しに持って行き中身を捨てる。
    今から呑むんだし…それに今飲酒運転なんてしてしまったら冗談抜きに死にかけない

    P「……はぁ」

    携帯を取り出し彼女に電話を掛ける、数回鳴らした後、彼女が電話に出てくれた。


    小鳥『あっ、どうしたんですか?プロデューサーさん』

    物音が聞こえる、まだ彼女は仕事中なのだろう。
    俺は財布をスーツから取り出しながら彼女に話し掛ける

    P「まだ仕事なのか?」

    小鳥『あはは……はい、まだ仕事中ですよ』

    少しだけ嫌そうに俺に言い掛けてくれた
    そうだよな…毎日遅くまで事務所に残ってるんだよな

    449 = 312 :

    死にそうな肝臓だがいたわってやってくれ

    450 = 359 :


    P「今からそっちに行っても良いか?」

    小鳥『えっ?事務所にですか?』

    予感的中、やっぱりまだ事務所に残って仕事をしてる。
    なんとなくだが申し訳なくなる、本当になんとなくだけど…

    P「あのさぁ…朝の約束……覚えてる?」


    そう言うと彼女は黙り込む、多分…俺に気を使ってくれてるんだろう
    そりゃそうだ…さっきまで倒れていた人を呑みに連れて行くなんて普通は考えられない事なのだから

    少しの沈黙の後、彼女が俺に話し掛ける。
    その声は低く、申し訳なさそうだった


    小鳥『きょ、今日はゆっくり休んでください……呑みには何時でも行けるじゃ無いですか』

    何時でも……か


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