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    元スレ兄「このお兄ちゃん代行業って何ですか?」

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    みんなの評価 : ★★
    タグ : - お兄ちゃん代行業 + - 未完 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    51 :

    フヒッ
    しえん

    52 = 1 :

    ~翌朝~

    「おはよう、妹ちゃん」

    「あ、え……?」

    「台所勝手に借りちゃった」

    「……いい匂いがするのです」

    「ご飯作ってみたんだけど食べない?」

    「え……」

    「出来合いのものばっかりとか言ってたから」

    「卵焼き……」

    「お金ないからさ、いっつも作ってたんだよ、これ」

    「……」

    「さ、座って。味噌汁もあるよ。鯖は大丈夫?」

    「……大丈夫なのです」

    53 = 35 :

    絶賛支援中

    54 = 1 :

    「……いただきます」

    「ほんじゃ食べよう。お母さんはまだ寝てるみたい」

    「……いつものことなのです」

    「そっかぁ、まさしく重役出勤するんだろうな」

    「……」

    「味はどうかな?」

    「美味しいです……ネギとお豆腐……」

    「昔、洋食屋でバイトしてたことがあってさ」

    「くすっ……洋食屋さんとお味噌汁は関係ないと思います」

    「お、笑ってくれた」

    「……え」

    55 = 35 :

    しえん

    56 :

    妹欲しい

    57 = 1 :

    「昨日からほとんど笑わなかったしさ、よほど嫌われてるのかと」

    「……私はもともとこうなのです」

    「そうなんだ、あ、おかわりは?」

    「朝からそんなに食べられないです」

    「学校でお腹減るかもよ?俺はお代わりするぞ」

    「好きなだけ食べればいいです」

    「そうさせて貰おうかな。一日の英気を養うためにも」

    「英気を養って今日は何をするんですか?」

    「うぐっ……!別に何もないな、そういえば」

    「……くす」

    「あらー?いい匂いがするわー」

    「あ、お母さん」

    「……おはようなのです」

    59 = 1 :

    「お兄ちゃんって料理できるのねぇ」モグモグ

    「はは、素人に毛が生えたようなもんです」

    「この卵焼き美味しいわー。何か隠し味があるのかしら」

    「んーと、牛乳を少しとあとはめんつゆを入れたり」

    「本格的ねぇ。ほら、妹ちゃんももっと食べたら」

    「……ご馳走様なのです」

    「え……もういいの?」

    「学校に遅れるのです。それじゃ」

    「……お母さん、今日も遅くなるからね、お兄ちゃんとご飯食べててね?」

    「……お兄ちゃんなんか居ないのです」

    「……」

    「こら、妹ちゃん……」

    「……行ってきます」ガチャ バタン

    60 :

    いいねえ

    61 :

    ほう・・・

    62 :

    妹ちゃん可愛いよハァハァ

    63 = 1 :

    「ごめんなさいね、兄君。妹ちゃんが」

    「いや、はは……なんてことないですよ」

    「こっちからお願いしたのにねぇ……申し訳ないわ」

    「いえ、俺もまだ、この仕事に慣れてないもんですから」

    「ふふ、そんなこと言っていいのかしら」

    「あ、す、すいません」

    「いいのよ……わざと貴方みたいな人をお願いしたんだから」

    「え?」

    「素人っぽい子の方が頑張ってくれるかなって」

    「はは……」

    64 :

    最後まで書けよな

    65 = 35 :

    しえん

    66 = 1 :

    「でも、兄君みたいな人で良かったわ」

    「今のとこ全然お役に立ててない気がするんですが」

    「そんなことないわよ。こうしてあの子にご飯も作って、一緒に食べてくれて」

    「あ、勝手なことしてすいません。ちょっとでも打ち解けたいなって思って……」

    「感じのいい子で良かったわ。ふふふ……」

    「あの、それよりお母さん……ネグリジェはやめてもらえませんか?」

    「あら、家族なのに気になるの……?」

    「まいったぞこりゃ」

    「妹ちゃんのこと、よろしくね……仲良くしてあげてちょうだい」

    「俺、まだここにいていいんですか?」

    「もちろんよ。私はかなり兄君推しだから」

    「なんだこの展開」

    67 = 30 :

    親子丼か

    68 = 1 :

    「じゃ、あとよろしくねお兄ちゃん」

    「いってらっしゃい」

    「掃除と洗濯と晩御飯のしたくもお願いね」

    「もしかして家政婦扱いなの俺」

    「一応位置づけはニートのどら息子って設定で」

    「くぅ、今のところ否定できない」

    「うふふ、頼んだわよ」

    「とはいえ何にもやることないしなぁ」

    「住み込みでやる必要あんのかこのサービス」

    69 = 14 :

    俺はかなり母推し

    70 = 1 :

    「しかたないな、ほんとに洗濯でもするか」

    「えっと、洗濯物を仕分けして、色がつかないものを寄せて、と」

    「うお、お約束だが……下着が……!」

    「こ、これは妹ちゃんのかな……可愛らしいパンツだ」

    「ここにあるということは、昨日はいてた奴なのかな……」

    「……やばい…血液が集まりつつある……」

    「こ、これは兄としてどういう行動をとればいいんだ」

    「ブラジャーまである…!Aか…ふむふむ」

    「お兄ちゃん代行サービス……最高すぎるぞ!」

    72 :

    これストーリーランドで似たようなのあったな

    73 = 1 :

    「ふぅ……なんとか欲望のままに行動せずにすんだ」

    「年頃の女の子と暮らすってのは、こういうこともあるんだなぁ」

    「くそぉ、リアルに妹がいる奴がうらやましいぞ」

    「……リアルに存在している場合は、あんまり感じないもんなのかな」

    「まぁいいや、あとは干すときに自分を抑えられるかどうかだな」

    「ついでに風呂場の掃除でもするか……」

    75 :

    なんとなくベルベットキス思い出した

    76 = 1 :

    「風呂桶だけじゃなく、床と壁も磨くか」ゴシゴシ

    「現状、タダ飯くってる居候状態だからな」ゴシゴシ

    「少しでも頑張って、認められるようにしないと」ゴシゴシ

    「何を頑張ったらいいかわかんないときは、とにかく行動あるのみだっ」ゴシゴシ

    「……ただいまなのです」

    「あれ?まだお昼なのに……」

    「何してるのですか?」

    「おかえり。お風呂の掃除だけど」

    「て、天井まで磨くんですか?」

    「四角い部屋を四角く掃除するだけじゃ甘い。部屋というものは立方体なんだ」ゴシゴシ

    「……はぁ……すごいです」

    77 :

    ほうほう

    78 = 1 :

    「……お疲れ様なのです」

    「ウォオ……明日は筋肉痛だなこりゃ」

    「くす……前に来てくれた人はそんなことしなかったのです」

    「前?……前って……」

    「お兄ちゃん代行サービスです」

    「そうなんだ……前も頼んだことあるのか」

    「その時は2日目で帰ってもらいました」

    「ど、どうして?」

    「私が嫌がったからです」

    「なんでまた」

    「……別に。いられると落ち着かなかったからです」

    「うーん。俺も今日で二日目だけどやばいかな」

    「……まだ大丈夫なのです」

    「ほっ……」

    79 :

    補習

    80 = 35 :

    なのですが口癖の妹は新しいな。支援だぞ

    81 = 1 :

    「今日はなんで早かったの?」

    「……もうすぐ中間テストだから、午前で終わりなのです」

    「そっか。お昼ごはんは?」

    「パンを買ってきたから大丈夫です」

    「ふーん……」

    「お風呂掃除ありがとうなのです……それじゃ」

    「あ、ちょっと待って」

    「……なんなのです?」

    「10分でいいからパン食べるの待って」

    「……はい」

    82 :

    これは良いものだ

    83 = 1 :

    「おまたせ」

    「これは……」

    「ミネストローネだけど何か」

    「こ、こんなのいつ作ったのです?」

    「今だけど」

    「ふぁ……すごいです……いい匂い」

    「種明かしすると、野菜ジュースがあったからそれにちょちょいと」

    「なんだか魔法みたいですね」

    「へへ、洋食屋で働いてたっていったろ」

    「……食べていいですか?」

    「うん。あ、パンは俺が食べるからちょうだい」

    「え……」

    84 = 1 :

    「パンを……食べるんですか?」

    「もったいないからさ、あーお金は無いんだけど……」

    「……」

    「俺は部屋で食べるからさ。妹ちゃんの邪魔はしないよ」

    「……」

    「どうした?」

    「一緒に……」

    「ん?」

    「……なんでもないです」

    「じゃ、また後でね」

    86 :

    ふむふむ

    87 :

    支援するしかないじゃないですかー

    89 = 35 :

    今日のデュフ男は冴えてるな。これは良作の予感。支援だ

    90 = 61 :

    なかなかきになるな

    91 :

    お腹減ってきた

    92 :

    ぱんつ脱いでもいいですか?

    93 :

    早くしてくれ今日寒いんだから

    94 = 1 :

    「はい、もしもし」

    『もしもし、頑張ってマスカー?』

    「その棒読みはハロワのねーちゃん」

    『心配で掛けてみましたてへぺろ』

    「いまんとこ昨日とほとんど変わりないですよ。ていうか」

    『何デスカー』

    「この家、前も同じようなサービス頼んだって言ってたけど」

    『あれは失敗デシター』

    「そんな軽く言われても」

    『今回も失敗したらさすがに信用失います。頑張ってくだサイネー』

    「そんなとこに俺みたいのが来て良かったの?」

    『前回の失敗を踏まえての判断デスー。前はその筋40年のプロだったんデス』

    「ちょ、そんな年のいってる人がお兄ちゃん代行とか無理ありすぎだろ」

    『デスヨネー』

    「だめだこいつ」

    96 = 33 :

    早くしろおいこのSSが俺を

    97 = 85 :

    会社のブスの口癖がてへぺろだからうざい

    98 :

    しぇーん

    >>1よしっかり落とせよ

    99 :

    それすでにおじいさんじゃん

    100 :

    40とかおじいちゃん代行やないですか


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