元スレまどか「あの……お風呂入りたいんですけど」マミ「だっ、駄目よ」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
51 = 41 :
まどまど
52 = 1 :
ピーンポーン
まどか「はーい」トテテテテテ
ガチン ガチャッ キィ…
まどか「ちょっと待ってください、今ハンコを……って、あれ?」
???「あれ? あなたは……?」
まどか(うちの中学の制服だ……)
まどか「え、ええっと……私は、マミさんの後輩で、今ちょっと訳があって家で休ませてもらってたんです」
???「あ、そうなの? 私は巴さんのクラスメイトなんだけど……」
53 = 41 :
まどまど
54 = 1 :
三年生「最近、巴さん休みだったから、溜まったプリントを届けに来たの」スッ
まどか「ありがとうございます……って、え? ……最近?」
三年生「ええ………三日か四日くらい出て無いじゃない? だから、様子見もかねて来たのよ。 今日は結構早く終わったし」
まどか「…………え? 四日……?」
三年生「元気なら良いんだけど…………どうかした?」
まどか「えっ? あ……いえ、なんでも、ありません」
三年生「そう?……じゃあ、私はこれで」
キィー… バタン
55 :
なんか読めてきたぞ
56 :
おりこかなって思ったけどおりこって学校別なんだよな
白百合学園だっけ?
57 = 1 :
まどか「………………」
まどか(…………マミさんが、学校に行ってない?)
まどか(どうして……? じゃあ、何してるの?)
まどか(………なんで、私は外出禁止なの?)
まどか「…………!!」ダッ
ガチャッ キィー… バタン カチャカチャ ガチン
58 :
きになる
59 :
……自分をまどかだと思いこんでいる○○○か?
60 :
ふむふむ
なるほどね
つまりそういうことか
61 = 1 :
タッ タッ タッ タッ タッ タッ タッ
まどか「はあっ、はあっ……」
タッ タッ タッ タッ タッ タッ タッ
まどか(どこへ行こう…… と、とりあえず、家に行ってみよう!)
まどか(なんか、やな感じがする……)
タッ タッ タッ
ガシッ
まどか「へっ?」
マミ「あ………鹿目、さん…………!!」
62 = 1 :
まどか「あっ……あの、その、これは」
パシンッ
マミ「外に出ちゃ駄目だって言ったでしょう!!」
まどか「あ、ご、ごめん、なさい」
マミ「ほら、早く帰るわよ」
まどか「かえ、る?……どこへ?」
マミ「私の家に決まってるでしょう!」
まどか「で、でも! 私の家は……!」
マミ「今はあそこがあなたの家よ! だってあなたの……っ!」
63 = 41 :
まみまみ
64 :
>>59
……魔女?
65 :
いや、そっちよりもあの子の可能性が
66 = 1 :
まどか「私の、なんですか? 何があったんですか?」
マミ「……だから今は言えないって」
まどか「じゃあいつ教えてくれるんですか!」
マミ「………いいから帰るの!!」
まどか「いやっ! 放して下さい!」バシッ
マミ「あっ、駄目! それ以上――――」
――――ガッ、――――
え?
――か―――だ――――っ?
―あ――み―――――――め―――――
――――――――――――――――――――――――…………………
67 = 41 :
まどまど?
68 :
もう人間じゃないのね
69 = 1 :
……………………………
まどか「……………あれ?」
マミ「! ……目が覚めた?」
まどか「え?…………私、何があったんですか?」
マミ「……転んで、頭を打ったのよ……まだ足元がふらついてたのね」
まどか「…………すみません」
マミ「もう良いわ……学校に行ってないこと、話さなかった私にも非は有るもの」
まどか「…………」
マミ「プリント、受けとっておいてくれてありがとう。 ………でも、二度とこんなことが無いように、ね」
まどか「…………はい」
まどか「もう………外には出ないように、します」
70 = 19 :
面白ぇ
71 = 1 :
…………………………
まどか「って言ってもなあ……」
まどか「やっぱり、余計気になっちゃうよ……」ピタッ
コッ コッ コッ コッ コッ ………
まどか「よし……行った、よね」
まどか「さてと……まずはカーテン、かな」
72 = 41 :
まどまど
73 :
続きが気になる
75 = 1 :
…………………………
まどか「………………」
まどか「…………なに、これ」
まどか「窓が全部黒スプレーで塗りつぶしてある………」ガッ ガッ
まどか「しかも開かない……」
まどか「テ、テレビは!?」
ゴソゴソ…… プラン
まどか「は、配線が切られてる……PS3専用テレビって……」
まどか「……電話線も同じ……まあ携帯があればなんとかなるもんね……」
まどか「パソコン………は探すだけ無駄かなあ?」
まどか「グッバイレーニン…………こんなの絶対おかしいよ」
76 :
まさかの沙耶の唄
77 :
PS3はなんなんだよwwwwwwww
78 = 18 :
呪怨と龍騎はたしてどっち?
79 :
続ききになる
80 :
いやここはあえてまどかにネコミミが生えてしまった!っていうのを推薦する
81 = 1 :
まどか(それにあの時……確かに私は転んだし、傷もあったけど、絶対あれはおかしいよ)
まどか(だって、気を失ったから転んだんだもん)
まどか(……じゃあなんで気を失ったの?)
まどか(それは多分………マミさんの、魔法)
まどか(私の目が覚めた時もやけに冷静だったし……意識が遠くなるのも、なんかおかしな感覚だった)
まどか(それに何より、怪しすぎるよ……こんな風に軟禁して)
まどか(何かおかしい……何かがあるんだ。 この部屋と、私に)
まどか「………パソコン、探してみよう……」
82 = 1 :
……………………………………………
バキッ ドカッ
???「くそっ、くそっ……!!」
ガシッ バシッ バキッ
???「どこに……どこに居るんだぁっ!!」
マミ「……何、してるの? 美樹さん」
さやか「はあっ……はあっ……ああ?……ああ、マミさんか」
マミ「何?それ……足元の……」
83 = 41 :
さやさや?
84 :
希望が見えないのに先が気になるこの感じは……
85 = 1 :
さやか「ああ、これに用があって来たの?……ほらっ」ゲシッ
テン テン テン ガッ ゴロゴロゴロゴロゴロ ピタッ
QB「う、うう……」
マミ「きゅ、キュウべえ!?」
マミ「だ、大丈夫!?」
QB「うあ……マ……ミ?」
マミ「……随分と荒れてるみたいね、美樹さん」
さやか「はんっ! ……何か悪い? 腹が立ってるのよ今!」
87 = 41 :
きゅっぷいきゅっぷい
88 = 1 :
マミ「あなた……ソウルジェムの浄化、してる?」
さやか「してる、してるわよ……でもぜんっぜん足りないっ!」
さやか「あいつを……あいつを殺さなきゃどうにもなんないのよ」
マミ「……あいつって暁美さんのこと?」
さやか「……わかってるんだったら名前を出さないでっ!!」ブンッ!
ガシャーン!
マミ「……ごめんなさい」
さやか「謝んなくっていいからさぁ、あいつの居場所を教えてくれない?」
マミ「さすがに知らないわ……彼女とは、そんなに仲良くないから」
89 = 80 :
うむ、ほむほむがまどかにネコミミを移植したのだな!
90 = 1 :
さやか「………本当に? かくまったりしてないでしょうね?」
マミ「するわけが無いでしょう……私の、魔法少女の友人は……鹿目さんとあなただけよ」
さやか「あっそ……ならいいわ、他当たるから」フラッ
マミ「……………」
QB「彼女が、荒れるのも……仕方ないさ」
マミ「キュウべえ! 大丈夫なの?」
QB「うん……いや、大丈夫、とは、さすがに言えないなあ……」
マミ「待ってて、今回復魔法を……」
QB「良いんだ、やめてよ……これは、ぼくの責任なんだ」
91 :
アントニオ・サラザールとはたまげたなぁ
92 = 60 :
きゅうべい虐めんな
俺がでるぞ
93 :
なにこいつ
94 = 45 :
>>89
お前はもう休め…
95 = 1 :
マミ「キュウべえ……」
QB「ははっ……処分なら想定していたけど、処罰が下るとは思ってなかったよ……」
マミ「……処罰?」
QB「ああ……『感情』さ。 疑似、だけどね………今ならわかるよ、これは無かったんじゃない、捨てたんだ」
QB「進化の途中で、どうしても邪魔になったから自ら捨てた……そして、それは正解だったと思う」
QB「地獄の苦しみ、という奴だね……胸が痛くて、頭がガンガンする」
マミ「あなた……どうしてこんなことに」
96 = 41 :
きゅっぷい……
97 :
なんだか暗澹としたお話だなあ
98 = 1 :
QB「当然さ……失敗したからだよ、任務に……だから最後の一匹まで減らされた後、処罰が下されたんだ」
マミ「失敗って……まさか、あの時のこと?」
QB「そうさ……ぼくは、知らなかったが……初めから、希望は一つしか無かったのかもしれないね」
QB「パンドラの箱、って言うのかな? ……自らが閉じ込めたものを、怖がって他人任せにしたから希望を取り逃がした……」
QB「そこから他に出てきたもの、それを背負う役がぼくってわけだ」
マミ「……随分詩的になったじゃないの? 感情があるっていうのも、悪いことばかりじゃないでしょう?」
QB「そう、かな……」
マミ「そうよ、まだ……あなたはやり直せる」
QB「……すまない、マミ……その提案には乗れない。 ……悪いことばかりじゃないから、なおさら」
99 = 41 :
まみまみきゅっぷい
100 = 1 :
マミ「…………そう、残念ね」
QB「……ありがとう、すこしは休まったよ。 もう、行かなくちゃ」
マミ「大丈夫? ……じゃないんだったわね」
QB「ふふっ、自分の足で歩けるくらいには大丈夫さ……じゃあね」ヨロヨロ
マミ「……………」
QB「ふぅ……ふぅ………うあっ」ドテッ
QB「くっ……まだ、死ぬわけにはいかない」
QB「ぼくは………暁美、ほむらの手で……殺される、べきだ」
……………………………………………
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