元スレほむら「さよならなんてあるわけない」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
201 = 109 :
ほむ
203 = 109 :
ほむ
205 = 108 :
すみません寝てた
保守ありがとうございました
206 = 108 :
まどか「はぁ…はぁ…」
まどか(お…おさまった…?)
まどか「…え?」
まどか「これは…」
まどか「ソウルジェム…?」
まどか「な…なんで…?この世界に魔法少女は…」
QB「大丈夫かい?まどか」
まどか「…QB?」
207 :
こんな初々しい気持ちでSSを書いてみたいものだ
208 = 108 :
QB「…やっぱりソウルジェムがあるね」
まどか「何…何なの?QBが私に何かしたの?」
QB「いや、僕は何もしてないよ」
まどか「じゃあ…どうしてソウルジェムが…?」
QB「それはね、まどか、君がもともと持っていたソウルジェムだよ?」
まどか「えっ?」
209 = 108 :
まどか「どういうこと…?」
まどか「この世界じゃ私は魔法少女にはなってないよ?」
QB「うん、そうだね」
まどか「でも…ソウルジェムが…」
QB「だから、君がもともと持っていたソウルジェムだって言ってるじゃないか」
まどか「…何が言いたいの?わかんないよ…」
QB「確かにこの世界には魔法少女は存在しない…」
210 = 108 :
まどか「うん…」
QB「でも、以前の世界には魔法少女は存在しただろう?」
まどか「うん…その世界で私は…魔法少女になったよ」
QB「そう、その時のソウルジェムがまどか、今君が持っているものだよ」
まどか「え…前の世界の私のソウルジェム…?」
QB「うん、そうだね」
211 = 108 :
まどか「…?」
QB「まだ上手く把握できてないみたいだね」
まどか「…うん」
QB「はやい話がこの世界が以前の世界に戻りつつある、ってことかな」
まどか「戻るって…えっ?」
QB「今、現在進行形でこの世界は元に戻り…」
QB「いや、この世界は崩壊し始めているんだ」
212 = 108 :
まどか「崩壊って…そんな…!」
まどか「う、うそ…だよね?」
QB「僕は嘘をつかないよ」
まどか「なら…どうしたらいいの?」
QB「…」
まどか「QB!教えてよ!」
QB「…まどか、君は世界が再構築されたのにも関わらず」
QB「以前の記憶を書き換えられていなかったよね?」
213 = 108 :
まどか「うん…私とほむらちゃん、ほむかちゃんは記憶が元のままだよ?」
QB「そう、それが不味いことだったんだ」
まどか「え…?」
QB「完全に世界が再構築されたのなら、君たちが記憶を引き継いだことはおかしな事なんだよ」
QB「まどか、ほむら、ほむか、それにマミも…そして僕」
QB「…僕たちが記憶を引き継いだ、つまり世界の再構築は失敗したってことだね」
214 = 108 :
まどか「どういう…こと?」
QB「完全に再構築されたのなら、君たちが記憶を持っている筈がないじゃないか」
QB「記憶を引き継いだ僕たちがいる時点で、再構築は失敗に終わったんだよ」
まどか「…でも、今まで何もなかったよ?」
QB「今まではギリギリ世界を保っていたけれど、ついに彼が動き出してしまったんだ」
まどか「彼…?」
215 :
俺か
217 = 108 :
QB「まどか、創造神ってわかるかい?」
まどか「えっ…作る神さま…かな?」
QB「うん、なら破壊神もわかるよね?」
まどか「うん、壊す神さま…でしょ?」
QB「そうだね」
まどか「それがどうかしたの?」
QB「…彼の正体はね」
218 = 108 :
QB「時には世界を作りだし…時には世界を破壊する」
QB「あるいは世界を崩壊から救いだし、復活させる」
QB「またあるいは、平和な世界をめちゃめちゃに荒し、崩壊させる」
まどか「?」
QB「同一の、または分裂した神とも言える存在…」
まどか「…何を言ってるの?」
QB「彼には名前は存在しない…一つの概念とも言えるね」
219 = 108 :
まどか「概念…?」
QB「ライマ・オ・ヴィッパ」
QB「僕たちはそう呼んでいる彼が、この世界の破壊を始めようとしている」
まどか「…?」
QB「この不安定な世界を破壊しにやってくるんだよ、彼が」
まどか「破壊って…そんなの嫌だよ!」
QB「彼はとてつもなく強い…ワルプルギスの夜なんて目でもないよ」
220 = 108 :
QB「彼は今までに数多の世界を作り上げ、そして破壊してきた…」
まどか「そんな…」
QB「世界は破壊されても、再構築される」
QB「でもイレギュラー要因は排除され、特定の状態で再構築されるんだ」
まどか「…わけわかんないよ」
QB「この世界が破壊され、再構築されれば…君たちは記憶も何もかもリセットされて」
QB「何事もなかったかのように生活していくことになる」
221 :
休憩時間はちょくちょく保守しますぜ
222 = 109 :
おまいらはビッパー
俺たちか
223 = 108 :
QB「そして、この場合は暁美ほむか、彼女の存在自体がなかったことになるね」
まどか「ほむかちゃんがいなくなる…?」
QB「うん、ほむかも暁美ほむらとして、また別の世界でやり直しになるんだ」
QB「死ぬわけではないけど、少なくとも暁美ほむかは完全に消滅するよ」
まどか「そんな…嫌だよ!絶対に嫌だよ!」
まどか「その…彼を倒せばいいの!?」
224 = 108 :
QB「…確かに彼の行動を阻止すれば、世界の崩壊は防げるかもしれない」
まどか「私…戦うよ!ほむかちゃんの事を忘れるなんて絶対に嫌だよ!」
QB「まどか…君は僕の知る限り最強の魔法少女だ」
まどか「だから…!」
QB「でも、そのまどかですら…到底敵う相手じゃないよ?」
まどか「でも…ほむかちゃんとお別れなんて嫌だよ!私が戦うから!」
まどか「やっつけるから!だから…だから…!」
225 = 108 :
QB「…止めても聞きはしないんだろう?」
まどか「…」コクッ
QB「まどか、今この世界に魔法少女は君一人だけだ」
QB「仲間なんていない…孤独の戦いになる、それでも構わないのかい?」
まどか「…うん!」
まどか「それに…魔法少女じゃなくても私にはみんなが…」
まどか「仲間がいるから…!」
226 = 108 :
QB「…わかった、僕は何も言わないよ」
まどか「…ありがとう、QB、教えてくれて」
QB「僕も…できることなら崩壊は避けたいからね」
まどか「QB…」
QB「…彼は最初から本気ではかかってこない、倒すことはできなくても、阻止ならできるかもしれない」
QB「彼は直ぐにでも現れるよ、戦う準備はできたかい?」
まどか「うん!」
227 :
念の為だけどハッピーエンドでお願いします。あまあまの。
228 = 108 :
QB「…こっちだよ、ついてきて」
まどか「…」
QB「おそらく、彼はここから破壊を始めるはずだ」
まどか「ここは…初めてほむかちゃんがこの世界に来たって言ってた…」
QB「今回は暁美ほむかが鍵となるからね…彼女の行動しだいで彼の行動もまた変わってくる」
まどか「…」
QB「詳しいことは僕たちにもわからないんだ…」
QB「でも、今まで世界が崩壊し、再構築を繰り返してきたのは事実なんだ」
229 = 108 :
QB「まどか、君だけが頼りだ、僕は応援しかできないけど…」
QB「頑張って…!」
まどか「…うんっ!」
まどか「すぅー…はぁー…」
まどか「…よし!」
まどか「変身」カッ
QB「まどか、頼むよ」
まどか「うん、まかせて!」
まどか「今度は私がみんなを守るから…!」
230 = 108 :
ゴゴゴゴゴ
QB「来るよ!」
まどか「…!」
《…》
まどか「あれが…そうなの…?」
QB「…うん」
まどか「でも…人にしか見えないよ…?」
QB「最初はね…まだ現れたばかりだから」
231 :
ほむぅ
232 = 108 :
《…》
QB「彼は徐々に力をつけていく…今しかないよ!」
まどか「…わかったよ!」
《…》
まどか「ごめんなさい!」ビュンッ
《…》グサッ
まどか「…えいっ!」ビュンッ
《…》グサッ
QB「…このままいける…のかな?」
233 = 108 :
きょうホーム
杏子「ぐぅぐぅ」
さやか「…」
さやか「…杏子、起きてる?」
杏子「ぐぅぐぅ」
さやか「…寝たね?」
さやか「…杏子ってわかりやすいよね」
さやか「杏子って私のこと…」
さやか「うーん…」
234 = 108 :
さやか「いつからなんだろ…?」
さやか「最初は殺し合う仲だったのに…」
さやか「あれ?」
さやか「殺し合うってなに…?」
さやか「ん?」
さやか「私たちは学校で知り合って、友達になったんだよね?」
さやか「あれ?」
235 = 108 :
さやか「んー」
さやか「ま、気のせいか!」
さやか「私と杏子が殺し合うなんてありえないって!」
杏子「ぐぅぐぅ…」
さやか「こんな可愛い寝顔の女の子と殺し合うなんてね」
さやか「変な夢でもみたのかな?」
杏子「ぐぅ…ぐぅ…」プニプニ
さやか「あはは、おもしろい」
236 = 108 :
杏子「ん…?」プニプニ
さやか「あっ」
杏子「え…さやか…?」
さやか「ご、ごめん!起こしちゃった」
杏子「んー…」フワァ
杏子「あれ?まだ夜中じゃん」
さやか「ごめんごめん」
杏子「いいよ、別に…でも目が冴えちまったな」
さやか「すんません」
237 = 108 :
杏子「よっし、何か話でもすっか」
さやか「私は別にいいけど、寝なくていいの?昨日も寝不足だったんでしょ?」
杏子「誰のせいだと思ってんだ!」
さやか「え?昨日は何もしてないけど?」
杏子「そっ、それは…」
さやか「?」
238 = 108 :
杏子「き、気にすんなよ!な?」
さやか「うん」
杏子「じゃあ…えと…」
さやか「あっ、そうだ!」
杏子「ん?」
さやか「私たちが初めてあったのっていつだっけ?」
杏子「え?初めてあった時?」
さやか「うん」
杏子「ん…いつだったっけ…?」
239 :
支援しえん
240 = 108 :
杏子「えーと…私がさやかに使い魔を…」
杏子「んっ?」
杏子「あれ?使い魔ってなんだ?」
さやか「さぁ…?」
杏子「おかしいな…なんつーかさ…そこまではでてくるんだけど…」
杏子「そっから先を思い出せないっていうかさ…」
さやか「うん、私も…」
241 = 108 :
さやか「私たちが初めてあったのって…?」
杏子「…思い出せねぇぞ…?」
さやか「たぶん、学校で…さ?」
杏子「うん…そうなんだろうけど…なんか違うような気がすんだよな」
さやか「…うん」
杏子「…どういうことだ、おい」
さやか「私にもわからないよ!」
242 = 108 :
杏子「変じゃねぇか…?」
さやか「はは…なんか怖くなってきたよ…」
杏子「…うん」
さやか「も、もう寝ようよ!」
杏子「そ、そうだな!」
さやか「寝れば思い出すって!」
杏子「そうだ!」
さやか「お、おやすみ!」
杏子「おやすみ!」
246 = 108 :
さやか「…」
杏子「…」
さやか「ね、ねえ…杏子」
杏子「な、なんだよ…?」
さやか「もうちょっとそっちにさ…行ってもいい?」
杏子「あ…う、うん!」
杏子「ほら、さやか…!」
さやか「ごめんね?狭いよね?」
杏子「い、いや…べ、別に…」
247 :
さるにやられてたのか
248 = 108 :
さやか「杏子…」ギュッ
杏子「さ、さ…さやかっ」
さやか「ごめん…今はこうしててもいい?」
杏子「え…?」
さやか「なんかさ、急に怖くなっちゃってさ…」
杏子「う、うん…」
さやか「でもこうやって…杏子といれば怖くなくてね?」
杏子「…」
さやか「だから、今はいい?」
杏子「…ああ」
250 = 221 :
ほむほむ
みんなの評価 : ★★
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