元スレほむら「まどか、好き嫌いはよくないわ」
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みんなの評価 : ★★
51 = 1 :
マミ「ちょっと、話の雲行きが怪しくなってるわよ? 二人とも落ち着きなさい」
ほむら「巴マミ、あなたの出る幕はないわ」
杏子「そうそう、デザート専門は引っ込んでな」
マミ「……今、何て言ったかしら」ピクッ
杏子「ん?」
マミ「デザート専門は引っ込んでろ? それはつまり、食事においてデザートは他のメニューより一段下だと……そう言いたいのかしら?」
ほむら「そうは言わないけれど、今回扱うのはニンジンよ。デザートで使う食材ではないわ」
マミ「……なるほど、よくわかったわ。あなたたちの食に対する浅はかさが」
杏子「ああ?」
ほむら「……何ですって?」
マミ「その程度の心構えで作る料理なんて、たかが知れてるわね」
ほむ杏マミ「「「……」」」ゴゴゴゴゴゴゴゴ…
52 = 8 :
ほむほむにグリグリされたい
53 :
キッチンも調理器具も調味料も無いホームレス生活で、
どうやって料理の腕を磨いたんだ、杏子ちゃん・・・
54 = 30 :
ほむらと杏子は料理できるイメージ無いな
55 = 1 :
さやか「ちょっとちょっと! 誰か忘れてませんかー?」
ほむら「引っ込んでなさい」
杏子「さやかは料理できねーだろ」
マミ「美樹さんには……味見をお願いできるかしら」
さやか「……」
さやか「ふふ、舐められたもんだね、この美樹さやかちゃんも……」
さやか「これを見ろぉ!」バーン
ほむ杏マミ「「「こ、これは……!?」」」
56 :
ほむらは半額になったスーパーの惣菜ばっか食ってそう
57 :
>>54
食い物SSスレ特有の補正だろ
けいおんの唯ですら食い物SSではマトモなモノ作ってたし…
58 = 42 :
さやかの料理より恭介の料理が食べたい
恭介かわいいよ恭介
59 = 1 :
マミ「キュ……キュゥべえの生け作り!」
杏子「うお、赤身肉なのに皿が透けるくらいの薄切りだ……」
ほむら「血の跡も、内臓を破いた臭いもないわ……」
さやか「ふふふ、包丁を持たせたら右に出る者はいない。『見滝原中学の板前』と呼ばれたさやかちゃんの腕前、恐れ入った?」ドヤア…
QB「」ガクッ
QB>2「やれやれ、まさか生きたまま刺身にされるとはね。貴重な体験だったよ」
QB「とはいえ、自然と勝負の流れになってくれたようだね……」
QB(いがみ合う魔法少女同士の戦い……これは良質な感情エネルギーが回収できるに違いないよ)
QB(ついでに美味しい料理が4人分も食べられる……言うことなしだね)キュププププ…
60 = 8 :
きゅっぷいきゅっぷい
61 :
62 = 1 :
――数日後・マミホーム
さやか「というわけで! お料理バトル開始ー! いえーっ!」
ほむら「……」ピリピリ
杏子「……」ジリ…
まどか「あ、あの……美味しいものが食べられるのは嬉しいんだけど、なんか雰囲気が……」
マミ「ええと、大丈夫よ。出てくる料理はまともだから、鹿目さんは安心して審査してちょうだい」
まどか「あ、はい」
63 = 57 :
これ、ニンジン料理大会だ、ってバレたらまどかの絶望感がマッハな気がする…
64 = 1 :
さやか「えー、では厳正な抽選の結果、一番手は転校生から! 張り切っていってみよー!」
ほむら「ええ」スッ
まどか「え? 今から作るの?」
マミ「全員ほとんど下ごしらえは終わってるわ。仕上げだけね?」
杏子「さーて、ほむらの腕はどんなもんなのかねえ?」
ほむら「楽しみにしているといいわ。私のものだけで満足させてしまうでしょうけど」フフン
まどか(ほむらちゃん、あんなキャラだっけ……?)
65 = 1 :
さやか「さてさて、現在の状況の中継が入っております! 厨房のキュゥべえさーん?」
QB「はい、こちら現場のキュゥべえだよ!」キュップイ!
まどか「え? ここから見えるよね、台所もキュゥべえも……」
マミ「まあ……楽しそうだから続けさせてあげてちょうだい」
QB「ほむらは蓋をした平たい鍋と、たっぷりお湯の入った大きな鍋を火にかけてるね」
QB「で、持参したタッパーを開いて……なるほど、麺を茹でるんだね!」キュップイ!
QB「さて、じゃあこっちの平たい鍋の中身は何か」
ほむら「うるさいわ」ジャコッ
QB「……ここからはサイレント中継でお送りするよ!」
66 = 1 :
キュップ ステップ カールルイス!
さやか「ああっ、ざんねん!! きゅぅべえのれぽーとは これでおわってしまった!!」
杏子「麺ねえ。ここからだとよく見えねーけど、乾麺じゃねーな……うどんか?」
マミ「鍋に何か垂らしたわね。あれは……オリーブオイル?」
まどか「あの、わざわざここから覗かなくても台所まで行ったらいいんじゃ」
QB>3「それは野暮というものだよ、まどか」
まどか「うわっ、もう復活したの!? 急に後ろから出てこないでよ……ん、この甘酸っぱい匂いは」クンクン
ほむら「よし、茹で上がったわね……水気を切ってソースをかけて、と」ザバー
68 :
スレタイが一瞬 ほむら「まどか、好き」
に見えた俺のときめきを返せ
69 = 1 :
ほむら「できたわ、召し上がれ」
まどか「やっぱりミートソースのスパゲッティだ! 私の大好物だよ!」
ほむら「ええ、事前にまどかの好物はリサーチ済みよ」フッ
杏子「なっ……汚ねーぞ!」
ほむら「勝負に万全を期するのは当然だわ。異論があるかしら?」
杏子「く……」
まどか「粉チーズをたっぷりかけて~」パッパッ
さやか「さやかちゃんはその上にタバスコを一振り、これが大人の味なのだー!」
ほむら「待ちなさい、美樹さやか。タバスコをかけるのは味を見てからの方が賢明よ」
さやか「へ?」
まどか「いただきまーす!」カチャカチャ パクッ
70 = 57 :
>>67
うどん、ってニンジン入ったっけ?
ガキの頃ばあちゃんちで手打ちうどんの生地こねやったけど入ってた覚えがない
71 = 8 :
ほむほむ
72 = 1 :
マミ「……んっ!?」モグ…
さやか「辛っ!?」
ほむら「だから言ったのよ……チリソースを加えた辛めのソースに仕上げてあるのよ」
まどか「ん……でも甘みも凄いね! 後味はなんだか優しい感じ……」
ほむら「そうでしょう?」
杏子(この麺……)
73 = 17 :
ニンジン粉を1割まぜるときれいなうどんになるよ!
74 :
ああああああ腹減ったああああああ残業前になんてスレ見つけちまったんだああえあああああああ
75 = 1 :
QB「そろそろ種明かししてもいいんじゃないのかい?」
さやか「そうだね……よーし、まどか! これを見るのだー!」
『 料理勝負!』
まどか「え? あ、それ……なんだか妙に右に寄った横断幕だと思ってたけど」
さやか「そう、実はここのところが剥がれるようになってまして」
『 料理勝負!』
『苦手克服! ニンジン料理勝負!』ピラッ
まどか「おおー……って、ええええええ!?」
76 = 8 :
さやさや
77 = 1 :
まどか「な、何これ!? どういうこと!?」
QB「見ての通りだよ、まどか。君にニンジンを使った料理をいかに美味しく食べさせて、好き嫌いを克服させられるか。そういう勝負さ」
まどか「こんなの絶対おかしいよ!」
ほむら「落ち着いてちょうだい、まどか」
まどか「落ち着けないよ、ほむらちゃん! この間のファミレスでわかったでしょ? 私、本当にニンジンは駄目なんだよ!」
ほむら「大丈夫よ……ほら、ちゃんと食べられたじゃない」
まどか「……え?」
78 = 57 :
ネタバレ早えぇぇ!?
79 = 1 :
まどか「え、もしかして、これ……?」
ほむら「ええ。ミートソースにはすりおろしたニンジンがたっぷり加えてあるわ。チリソースとトマトで目立たないでしょうけど」
マミ「後味が甘くて、辛さがおさえられるのはニンジンのおかげってわけね?」
ほむら「ご名答よ」
杏子「……それだけじゃねーだろ」
ほむら「……」
さやか「どういうこと?」
杏子「麺だよ。見てみな」
80 = 56 :
さすがあんこちゃんは嗅覚が違いますな
82 = 1 :
まどか「うん、モチモチしててちょっと変わってるけど美味しいよね……」
さやか「ん……? ソースでわかんなかったけど、このパスタ、オレンジ色してる……!」
マミ「生パスタね?」
ほむら「ええ、手作りよ。これにもニンジンを練りこんであるわ」
QB「んぐ、なるほど! ハムッ、後味として残る甘みはムグムグ、ソースだけじゃなくてパスタからもきていたわけだね!」キュップモッチャモッチャ
マミ「キュゥべえ、食べるかしゃべるかどっちかにしなさい! ああもう、ソースで毛がベトベトじゃないの……」ゴシゴシ
83 :
ぐああああああ
腹減ったああああああああああ
84 = 8 :
きゅっぷいまみまみ
85 = 32 :
QBの世話焼くマミさんマジ天使
86 :
こんな腹の減るスレに居られるか!
俺は鶏肉を煮込む作業に戻らせてもらう!
87 :
何気にしんのゆうしゃが紛れていた件
88 = 1 :
まどか「……」
ほむら「どうかしら、まどか。確かにこのパスタにはニンジンが入っているわ……不味くて食べられない?」
まどか「……」
まどか「……」カチャ… モグ
まどか「ううん、美味しい……」
まどか「美味しいよ、ほむらちゃん!」
ほむら「マドカァー!!」
まどか「ホムラチャン!!」
さやか「でも本当にニンジン気になんないね、これ。ヘルシーな感じでさー」チュルッ
杏子「……」
89 :
QBの分も用意してあげてるほむほむ
90 = 8 :
ほむほむ
91 = 37 :
QBがいいキャラしてやがる
92 = 1 :
杏子「なるほど、言うだけのことはあってたいしたもんだ……でもな、これじゃ勝てないね」
ほむら「……何ですって?」
まどか「あの、本当に美味しかったよ? ニンジンの匂いとかあんまりしないし……」
杏子「そう! それだよ!」ビシッ
まどか「!?」ビクッ
杏子「確かにニンジン入りの料理を美味しく食べさせた……でも、言われなきゃ気付かない、わからないようにしたうえでの話だ」
杏子「このメニューならニンジンが食える……でも、他のメニューだったら? これでまどかのニンジン嫌いは克服できたのか?」
ほむら「そ、それは……」
93 :
腹減った…
95 :
まみまみ
96 = 1 :
マミ「そうね……これで前のニンジンのグラッセのような料理が食べられるようになるかというと、難しいでしょうね」
ほむら「不覚……まどかに美味しいものを食べてもらおうと思う余りに、目的を見失った……」
まどか「そ、そんなことないよ、ほむらちゃん! 私の大好物が一つ増えたよ! また作ってね?」
ほむら「!? まどか……マドカァー!!」
マドカァー!! ホムラチャン!! キャッキャッ ウフフ
さやか「また始まっちゃったよ……」
杏子「ま、美味い料理だったのは認めてやるさ……今度はあたしの番だ!」
97 = 11 :
料理にはうるさい女
さすがあんこちゃん
98 = 57 :
放浪娘のお手並み拝見か…
99 :
人参嫌いの梅宮辰夫にあの手この手で人参食わせる番組思い出したわ
100 :
どうせ丸焼きだろ(ホジホジ
みんなの評価 : ★★
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