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元スレ櫻子「ラーメン二郎!」向日葵「ですの?」
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~15分後~
綾乃「ううう……減らない……」
りせ「……」ゴトッ
西垣「なっ、なにィ!?」
千歳「会長が一番!? 一体あの小さい体の、どこに入ってるんやろか……」
りせ「……」ドヤァ
西垣「わかった、今回は私の負けだ。だが、2番手は譲らん!」モシャシャシャ
千歳「千鶴には……千鶴には勝つんや……!」ズビビビッ
千鶴「……」ズズーッ
りせ「……?」
西垣「どうした松本? 食べ終わったなら外で待っててくれ」
りせ「……」コクン
綾乃「ううう……減らない……」
りせ「……」ゴトッ
西垣「なっ、なにィ!?」
千歳「会長が一番!? 一体あの小さい体の、どこに入ってるんやろか……」
りせ「……」ドヤァ
西垣「わかった、今回は私の負けだ。だが、2番手は譲らん!」モシャシャシャ
千歳「千鶴には……千鶴には勝つんや……!」ズビビビッ
千鶴「……」ズズーッ
りせ「……?」
西垣「どうした松本? 食べ終わったなら外で待っててくれ」
りせ「……」コクン
うおおおおおおおおおおおおっ
燃えてきたああぁぁぁぁぁぁァァァ!!!
シコシコシコシコシコシコシコシコシコシコ
燃えてきたああぁぁぁぁぁぁァァァ!!!
シコシコシコシコシコシコシコシコシコシコ
千歳「ぷはっ! ごちそうさまや!」ゴトッ
西垣「なっ! 池田姉にまで負けるとは……。ならばせめて3番手!」
千鶴「……」ズズーッ
千歳「千鶴、まだ食べとる……。うち、千鶴に勝ったんや……!」
西垣「おえっぷ……ごちそーさん……」ゴトッ
千歳「あ、先生は一歩遅かったですねぇ」
西垣「くっ……私とした事が……。出てるぞ」
千歳「あ、うちも出ます。それじゃ千鶴、綾乃ちゃん、頑張ってな~」
千鶴「……」ズズーッ
綾乃「」ピク…ピク…
西垣「なっ! 池田姉にまで負けるとは……。ならばせめて3番手!」
千鶴「……」ズズーッ
千歳「千鶴、まだ食べとる……。うち、千鶴に勝ったんや……!」
西垣「おえっぷ……ごちそーさん……」ゴトッ
千歳「あ、先生は一歩遅かったですねぇ」
西垣「くっ……私とした事が……。出てるぞ」
千歳「あ、うちも出ます。それじゃ千鶴、綾乃ちゃん、頑張ってな~」
千鶴「……」ズズーッ
綾乃「」ピク…ピク…
綾乃「あ、あの……千鶴さん……?」
千鶴「なにか?」
綾乃「これ、どうやって食べたら……」
千鶴「麺が延びきって、物凄い量になってますね」
綾乃「もしかして……麺から食べろって、そういう意味だったのかしら……」
千鶴「ええ」
綾乃「で、でもしょうがないじゃ――うえっ……」
綾乃(声を出すと、お腹、というか胃と喉に……来る……)
千鶴「上の肉と野菜が凄い量で、それを食べきらないと麺が出てこない、なんて知らなかった。そう言いたいんですか?」
綾乃「~~~!」コクコク
千鶴「ちゃんと最初から、穿り返せば食べれました」
綾乃「……そ、そんな……それならそう言ってくれたら……」
千鶴「なにか?」
綾乃「これ、どうやって食べたら……」
千鶴「麺が延びきって、物凄い量になってますね」
綾乃「もしかして……麺から食べろって、そういう意味だったのかしら……」
千鶴「ええ」
綾乃「で、でもしょうがないじゃ――うえっ……」
綾乃(声を出すと、お腹、というか胃と喉に……来る……)
千鶴「上の肉と野菜が凄い量で、それを食べきらないと麺が出てこない、なんて知らなかった。そう言いたいんですか?」
綾乃「~~~!」コクコク
千鶴「ちゃんと最初から、穿り返せば食べれました」
綾乃「……そ、そんな……それならそう言ってくれたら……」
今日、ついに二郎デビューしたんでレポっす!
川崎店に行ったらすごい行列でまずびっくり!すっげえな!と思って店の中を見て、
みんなが食ってるラーメンのボリュームを見てまたびっくり!これが二郎・・・と、思わずヨダレが出る。
待つ事20分、やっと席につくことができた。
「ヤサイマシマシ、ニンニクチョモランマ!」並んで待っている間に、他の客から呪文はラーニングしていた。
聞き返されることなく店主にコールが伝わり、ただそれだけの事が嬉しい・・・!
イカンイカン、食う前から俺、既に二郎にハマっとるw
すると、俺より1分遅れて左側の席に着いたやつが、トントンと俺の肩を叩く。
「キミ、大豚頼んだでしょ。バトルしようよ。」と、大豚はおまえだろ、と突っ込みたくなるような
デブが話しかけてきた。・・・バトル?何いきなり言ってきてるんだこいつ。
「ここ、ラーメン屋ですよね?バトルってどういうことですか?」と聞き返すとその大豚は呆れ顔で
「へぁ?二郎って言ったらバトルは常識っしょ。あ、キミのホームではデュエルって言うのかなw」
とブヒブヒ笑っている。
そこでハッと、俺はいつか見た二郎コピペを思い出した。
そうだ・・・あそこにも確か、バトルがどうのこうの書いてあったな・・・。
ここでバトルを断ったら、ロット乱し(?)と思われてしまうかもしれない・・・!
「OK、そのバトル受けよう。開始の合図は?」
「ブヒヒ。合図もなにも、目の前に二郎が出てきたらバトルスタートだよ。」
なるほどそういうものか。そのとき、ドンッ!と目の前に野菜山盛りの二郎が置かれた。
バトルスタートだ!
すかさず俺は、左ひじを大豚の顔面に思い切り叩き込む。飛び散る血しぶき。
大豚の脂ぎった髪の毛をつかみ、何度もみぞおち目掛けヒザをブチ込む。
よろける大豚の軸足を正面から蹴りつけると、ボクッ!っといい音がして脚の骨が砕けた。
大豚が床に突っ伏し、ぴくりとも動かなくなるまでわき腹を蹴り続けた後、
俺はゆうゆうと激ウマ二郎を二人分たいらげ、店主に軽く会釈して店を出た。
初二郎でしかもバトル勝利のおまけつき!二郎最高ー!
以上、チラ裏っす
川崎店に行ったらすごい行列でまずびっくり!すっげえな!と思って店の中を見て、
みんなが食ってるラーメンのボリュームを見てまたびっくり!これが二郎・・・と、思わずヨダレが出る。
待つ事20分、やっと席につくことができた。
「ヤサイマシマシ、ニンニクチョモランマ!」並んで待っている間に、他の客から呪文はラーニングしていた。
聞き返されることなく店主にコールが伝わり、ただそれだけの事が嬉しい・・・!
イカンイカン、食う前から俺、既に二郎にハマっとるw
すると、俺より1分遅れて左側の席に着いたやつが、トントンと俺の肩を叩く。
「キミ、大豚頼んだでしょ。バトルしようよ。」と、大豚はおまえだろ、と突っ込みたくなるような
デブが話しかけてきた。・・・バトル?何いきなり言ってきてるんだこいつ。
「ここ、ラーメン屋ですよね?バトルってどういうことですか?」と聞き返すとその大豚は呆れ顔で
「へぁ?二郎って言ったらバトルは常識っしょ。あ、キミのホームではデュエルって言うのかなw」
とブヒブヒ笑っている。
そこでハッと、俺はいつか見た二郎コピペを思い出した。
そうだ・・・あそこにも確か、バトルがどうのこうの書いてあったな・・・。
ここでバトルを断ったら、ロット乱し(?)と思われてしまうかもしれない・・・!
「OK、そのバトル受けよう。開始の合図は?」
「ブヒヒ。合図もなにも、目の前に二郎が出てきたらバトルスタートだよ。」
なるほどそういうものか。そのとき、ドンッ!と目の前に野菜山盛りの二郎が置かれた。
バトルスタートだ!
すかさず俺は、左ひじを大豚の顔面に思い切り叩き込む。飛び散る血しぶき。
大豚の脂ぎった髪の毛をつかみ、何度もみぞおち目掛けヒザをブチ込む。
よろける大豚の軸足を正面から蹴りつけると、ボクッ!っといい音がして脚の骨が砕けた。
大豚が床に突っ伏し、ぴくりとも動かなくなるまでわき腹を蹴り続けた後、
俺はゆうゆうと激ウマ二郎を二人分たいらげ、店主に軽く会釈して店を出た。
初二郎でしかもバトル勝利のおまけつき!二郎最高ー!
以上、チラ裏っす
綾乃「うぷっ……。でも、もう無理よ……食べきれないわ……」
千鶴「残すんですか?」
綾乃「ええ……お店の人や、お金を出してくれた千鶴さんには悪いけど……」
千鶴「そうですか」
綾乃「本当にごめんなさいね……」
千鶴「いえ、実はこの時を待っていました」
綾乃「……え?」
千鶴「ギルティ」パチンッ
綾乃「??」
ガタッ ガタガタッ
綾乃「え? え?」
千鶴「残すんですか?」
綾乃「ええ……お店の人や、お金を出してくれた千鶴さんには悪いけど……」
千鶴「そうですか」
綾乃「本当にごめんなさいね……」
千鶴「いえ、実はこの時を待っていました」
綾乃「……え?」
千鶴「ギルティ」パチンッ
綾乃「??」
ガタッ ガタガタッ
綾乃「え? え?」
ルールを知っていながら素人を騙して残させた千鶴がギルティなのではないだろうか
『ギルティー!』ガシッ
綾乃「ちょ、ちょっと! 何するんですか!?」
『ギルティー! ギルティー!』グググ…
綾乃「いやっ……だ、誰か! 助けて!」
千鶴「無駄です、ここにはジロリアンしかいませんから」
綾乃「ジ、ジロリアン……?」
千鶴(ごめんなさい、杉浦さん。私はこうなるのがわかってて、わざとあなたに大豚ダブル全マシマシを注文させた。でも、それも全て姉さんと杉浦さんの為)
千鶴「さあ杉浦さん、完食してください」
『ギルティー! ギルティー! ギルティー!』グイグイ
綾乃「い、いやあああ――おっぷ……」ブクブク
綾乃(誰か……助けて……! 千歳……! 歳納……京――)
※ 実際の二郎ではこんな事はありえませんが、残すのは出来るだけ避けましょう。
また、必ず食べきれるサイズを注文するようにしましょう。
大事な事なので、2度ry
綾乃「ちょ、ちょっと! 何するんですか!?」
『ギルティー! ギルティー!』グググ…
綾乃「いやっ……だ、誰か! 助けて!」
千鶴「無駄です、ここにはジロリアンしかいませんから」
綾乃「ジ、ジロリアン……?」
千鶴(ごめんなさい、杉浦さん。私はこうなるのがわかってて、わざとあなたに大豚ダブル全マシマシを注文させた。でも、それも全て姉さんと杉浦さんの為)
千鶴「さあ杉浦さん、完食してください」
『ギルティー! ギルティー! ギルティー!』グイグイ
綾乃「い、いやあああ――おっぷ……」ブクブク
綾乃(誰か……助けて……! 千歳……! 歳納……京――)
※ 実際の二郎ではこんな事はありえませんが、残すのは出来るだけ避けましょう。
また、必ず食べきれるサイズを注文するようにしましょう。
大事な事なので、2度ry
~店外~
千歳「千鶴と綾乃ちゃん、遅いなぁ……」
西垣「確かにな。杉浦はともかく、池田妹はもっとデキる奴だと思ってたんだが」
りせ「……」クイクイ
西垣「ん? どうした松本」
りせ「…………」
西垣「なに? 池田妹の様子がおかしかった?」
千歳「なにかあったんですかぁ?」
西垣「ううむ。何でも殆ど食べ終わってるのに、スープを随分とゆっくり飲んでいたそうだ」
千歳「もしかして、綾乃ちゃんのペースに付き合ってあげてるんとちゃいますかね?」
西垣「ならいいんだけどな。しかし、ロットバトルを受けておいてそれはないよなー。な、松本?」
りせ「……」
西垣「松本……?」
千歳「千鶴と綾乃ちゃん、遅いなぁ……」
西垣「確かにな。杉浦はともかく、池田妹はもっとデキる奴だと思ってたんだが」
りせ「……」クイクイ
西垣「ん? どうした松本」
りせ「…………」
西垣「なに? 池田妹の様子がおかしかった?」
千歳「なにかあったんですかぁ?」
西垣「ううむ。何でも殆ど食べ終わってるのに、スープを随分とゆっくり飲んでいたそうだ」
千歳「もしかして、綾乃ちゃんのペースに付き合ってあげてるんとちゃいますかね?」
西垣「ならいいんだけどな。しかし、ロットバトルを受けておいてそれはないよなー。な、松本?」
りせ「……」
西垣「松本……?」
うむ、流石に千鶴酷い奴過ぎたかな
蛇足っぽかったし、やめとくか
蛇足っぽかったし、やめとくか
>>212
とりあえずハッピーエンドにしてほしい
とりあえずハッピーエンドにしてほしい
>>212
もう話考えてあるならそれでお願いします
もう話考えてあるならそれでお願いします
~20分後~
千歳「いくらなんでも、遅すぎや……」
西垣「確かにそうだな。流石にちょっと心配になってきた」
千歳「うち、ちょっと見てきま――」
りせ「……!」ガシッ
千歳「か、会長?」
西垣「池田、気持ちはわかるがやめとけ。割り込みとみなされて、ギルティされるかもしれないぞ」
千歳「そうですけど……うちもう心配で心配で……。ハッ、ま、まさか2人にギルティが――」
ガラガラ
千歳「あ、千鶴! 綾乃ちゃん!」
千鶴「姉さん。遅くなって、ごめん」
綾乃「ううぅ……」
西垣「案の定杉浦はグロッキーか、肩まで借りちゃって情けないぞ」
千歳「いくらなんでも、遅すぎや……」
西垣「確かにそうだな。流石にちょっと心配になってきた」
千歳「うち、ちょっと見てきま――」
りせ「……!」ガシッ
千歳「か、会長?」
西垣「池田、気持ちはわかるがやめとけ。割り込みとみなされて、ギルティされるかもしれないぞ」
千歳「そうですけど……うちもう心配で心配で……。ハッ、ま、まさか2人にギルティが――」
ガラガラ
千歳「あ、千鶴! 綾乃ちゃん!」
千鶴「姉さん。遅くなって、ごめん」
綾乃「ううぅ……」
西垣「案の定杉浦はグロッキーか、肩まで借りちゃって情けないぞ」
千歳「綾乃ちゃん、大丈夫?」
綾乃「うぐっ……ううぅぅ……」
りせ「……!?」ギュッ
西垣「松本……?」
千歳「あ、黒烏龍茶買うとけばよかったなぁ。ごめんなぁ、うちうっかりさんで」
綾乃「ああぁ……おあぁっ……!」
千歳「あ、綾乃ちゃん? なんか様子がおかしいけど……」
西垣「まさか……!? おい、池田妹。杉浦は完食したのか……?」
千鶴「……はい」
西垣「バカな! 初心者、それも初来店の奴が大豚ダブルの、それも全マシマシを完食しただと!?」
りせ「……」ガクブル
西垣「ギルティか……」
綾乃「うぐっ……ううぅぅ……」
りせ「……!?」ギュッ
西垣「松本……?」
千歳「あ、黒烏龍茶買うとけばよかったなぁ。ごめんなぁ、うちうっかりさんで」
綾乃「ああぁ……おあぁっ……!」
千歳「あ、綾乃ちゃん? なんか様子がおかしいけど……」
西垣「まさか……!? おい、池田妹。杉浦は完食したのか……?」
千鶴「……はい」
西垣「バカな! 初心者、それも初来店の奴が大豚ダブルの、それも全マシマシを完食しただと!?」
りせ「……」ガクブル
西垣「ギルティか……」
綾乃「あああああああ!!!!!」
千歳「綾乃ちゃん、その目……!?」
西垣「まるで二郎のスープのように濁った目……。大豚ダブル全マシマシを食した者に、そこそこの確立で発現すると言われている――」
千鶴(純粋種のジロリアン……!)
りせ「……」ガタガタ
綾乃「ううぅぅ……喉が……渇いたわ……」
千歳「喉……? じゃ、じゃあうち、黒烏龍茶買って来るから、ちょっと待っててな?」
綾乃「違うわっ……! 私が……欲しいのは……」
西垣「二郎のスープ……だろう……?」
綾乃「……」クルッ スタスタ
千歳「あ、綾乃ちゃん……どこに……?」
『ナニヨアンタ』
『ワリコミトハ、イイドキョウネ』
『コレハギルティータイショウナノラ』
千歳「綾乃ちゃん、その目……!?」
西垣「まるで二郎のスープのように濁った目……。大豚ダブル全マシマシを食した者に、そこそこの確立で発現すると言われている――」
千鶴(純粋種のジロリアン……!)
りせ「……」ガタガタ
綾乃「ううぅぅ……喉が……渇いたわ……」
千歳「喉……? じゃ、じゃあうち、黒烏龍茶買って来るから、ちょっと待っててな?」
綾乃「違うわっ……! 私が……欲しいのは……」
西垣「二郎のスープ……だろう……?」
綾乃「……」クルッ スタスタ
千歳「あ、綾乃ちゃん……どこに……?」
『ナニヨアンタ』
『ワリコミトハ、イイドキョウネ』
『コレハギルティータイショウナノラ』
西垣「不味いぞ、力ずくでも杉浦を止めるんだ! 今のアイツは、二郎を食べる事しか頭に無い!」ダッ
りせ「……!」
千歳「全マシマシ食べ切っといて、まだですか!? そんなん、体が壊れてまう……」
西垣「満腹感なんて関係ない。とにかく自らの血液を二郎のスープに近づけようと、ひたすら二郎を摂取しようとするんだ」
千歳「で、でも、純粋種のジロリアンって、なんか凄いんとちゃいますの?」
西垣「別に純粋種のジロリアンだからって、戦闘能力が上がったりとかいう事はまったくないそうだ。むしろどんどん膨れ上がって行って、愚鈍になるんじゃないか……?」
千歳「そんな……大層な名前つけとるのに……」
西垣「このままじゃ、アイツは再びギルティを受けてしまう。とっとと捕まえるぞ!」
千歳「は、はい!」
千鶴(そう、純粋種はひたすらに二郎を食する事のみを求める。そこには、ジロリアンとしてのマナーなど一切無い)
千鶴(そして、純粋種を二郎の呪縛から解き放つ為に必要なのは――)
りせ「……!」
千歳「全マシマシ食べ切っといて、まだですか!? そんなん、体が壊れてまう……」
西垣「満腹感なんて関係ない。とにかく自らの血液を二郎のスープに近づけようと、ひたすら二郎を摂取しようとするんだ」
千歳「で、でも、純粋種のジロリアンって、なんか凄いんとちゃいますの?」
西垣「別に純粋種のジロリアンだからって、戦闘能力が上がったりとかいう事はまったくないそうだ。むしろどんどん膨れ上がって行って、愚鈍になるんじゃないか……?」
千歳「そんな……大層な名前つけとるのに……」
西垣「このままじゃ、アイツは再びギルティを受けてしまう。とっとと捕まえるぞ!」
千歳「は、はい!」
千鶴(そう、純粋種はひたすらに二郎を食する事のみを求める。そこには、ジロリアンとしてのマナーなど一切無い)
千鶴(そして、純粋種を二郎の呪縛から解き放つ為に必要なのは――)
千歳「キ、キスぅ!?」
千鶴「……////」コクン
西垣「そ、それは私も知らなかったな……」
りせ「……////」
綾乃「はな……してっ……! 私は……二郎を……!」ジタバタ
千歳「キキキキキス言うても……誰がしたらええんやろ……」
西垣「それは……相手の指定はあるのか?」
千鶴「いいえ、多分無いです」
千鶴(嘘だけど。本当は、どちらか片方でも、相手の事を想っていないとダメらしいとかなんとか)
千鶴「というわけで、姉さんお願い」
千歳「え、ええええっ!? な、なんでうちが……」
千鶴「……////」コクン
西垣「そ、それは私も知らなかったな……」
りせ「……////」
綾乃「はな……してっ……! 私は……二郎を……!」ジタバタ
千歳「キキキキキス言うても……誰がしたらええんやろ……」
西垣「それは……相手の指定はあるのか?」
千鶴「いいえ、多分無いです」
千鶴(嘘だけど。本当は、どちらか片方でも、相手の事を想っていないとダメらしいとかなんとか)
千鶴「というわけで、姉さんお願い」
千歳「え、ええええっ!? な、なんでうちが……」
千鶴「この中だったら、適役だから」
西垣「うんまあ、確かにこの中ならそうだな。杉浦の親友なんだし」
りせ「……////」コクコク
千歳「で、でも本当にうちでええんやろか? 綾乃ちゃん嫌がったり――」
西垣「今更何言ってんだ、この間あんだけ暴れておいて。ほら、ちゃっちゃとやっちまえ」
千歳「うう……千鶴、本当にうちがしないとあかん……?」
千鶴「……」
西垣「うんまあ、確かにこの中ならそうだな。杉浦の親友なんだし」
りせ「……////」コクコク
千歳「で、でも本当にうちでええんやろか? 綾乃ちゃん嫌がったり――」
西垣「今更何言ってんだ、この間あんだけ暴れておいて。ほら、ちゃっちゃとやっちまえ」
千歳「うう……千鶴、本当にうちがしないとあかん……?」
千鶴「……」
最早二郎がまったく関係なくなってきてしまった…。
またちょっと離れます。
またちょっと離れます。
第一部のストーリーをすでに忘れてしまった
とりあえずチューするんだよな
とりあえずチューするんだよな
千鶴(姉さんは、きっと杉浦さんが好き。でも、杉浦さんは歳納の事が好きみたい。姉さんの事は、親友としてしか見ていない)
千鶴(杉浦さんが姉さんに、歳納の事を話しているのを何度か見た事がある)
千鶴(姉さんはいつものようににこやかに笑って受け答えしていたけど、どこか悲しそうな顔をしていた)
千鶴(鼻血だって、きっと自分を誤魔化しているのに過ぎないと思う)
千鶴(これじゃあ、姉さんが不憫でならない。私は、姉さんの、あの暗い顔はもう見たくないから)
千鶴(多少強引でも、私が姉さんと杉浦さんを繋ぐ。杉浦さんの気持ちを踏みにじったとしても――私は、姉さんに幸せになって欲しい!)
千鶴(杉浦さんが姉さんに、歳納の事を話しているのを何度か見た事がある)
千鶴(姉さんはいつものようににこやかに笑って受け答えしていたけど、どこか悲しそうな顔をしていた)
千鶴(鼻血だって、きっと自分を誤魔化しているのに過ぎないと思う)
千鶴(これじゃあ、姉さんが不憫でならない。私は、姉さんの、あの暗い顔はもう見たくないから)
千鶴(多少強引でも、私が姉さんと杉浦さんを繋ぐ。杉浦さんの気持ちを踏みにじったとしても――私は、姉さんに幸せになって欲しい!)
千鶴「うん、姉さんがしないと――」
綾乃「はな……せっ……!」バッ
りせ「……!」フラッ
西垣「松本!」ダキッ
りせ「……」
西垣「まったく……危なっかしい奴だな……」
りせ「……////」
千鶴「先生、何を惚気て――」
千歳「千鶴危ない!」
綾乃「二郎っっっ!!!」ガバッ
千鶴「っ!?」ドサッ
綾乃「はな……せっ……!」バッ
りせ「……!」フラッ
西垣「松本!」ダキッ
りせ「……」
西垣「まったく……危なっかしい奴だな……」
りせ「……////」
千鶴「先生、何を惚気て――」
千歳「千鶴危ない!」
綾乃「二郎っっっ!!!」ガバッ
千鶴「っ!?」ドサッ
綾乃「見ぃつけた~……」
千鶴「えっ……?」
綾乃「二郎……!」ムチュー
千鶴「!?」
千歳「」
西垣「」
りせ「」
綾乃「んんっ……二郎……じろ……ん、んんっ……!?」
千鶴「」
綾乃「私……何を……?」
千鶴「えっ……?」
綾乃「二郎……!」ムチュー
千鶴「!?」
千歳「」
西垣「」
りせ「」
綾乃「んんっ……二郎……じろ……ん、んんっ……!?」
千鶴「」
綾乃「私……何を……?」
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