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元スレ綯「1日ラボメン見習い……?」岡部「そうだ!」
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岡部「小動物よ、何か好きなものを頼んでいいぞ!」
綯「好きなもの――ですか」
さっきからメニューを眺めていますが、何だかたくさんあって悩んでしまいます。それに、値段もびっくりするくらい高くて、ちょっと遠慮しちゃうな。
綯「えっと――この『特製オムライス』がいいです」
岡部「そうか、じゃあ俺もそれでいいか」
まゆり「ご注文はお決まりになりましたかニャーン?」
綯「あ、まゆりお姉ちゃん!」
猫耳に長い髪のかつら。いつもと姿は違うけど、その笑顔は私の大好きなまゆりお姉ちゃんのものでした。
綯「好きなもの――ですか」
さっきからメニューを眺めていますが、何だかたくさんあって悩んでしまいます。それに、値段もびっくりするくらい高くて、ちょっと遠慮しちゃうな。
綯「えっと――この『特製オムライス』がいいです」
岡部「そうか、じゃあ俺もそれでいいか」
まゆり「ご注文はお決まりになりましたかニャーン?」
綯「あ、まゆりお姉ちゃん!」
猫耳に長い髪のかつら。いつもと姿は違うけど、その笑顔は私の大好きなまゆりお姉ちゃんのものでした。
まゆり「ああー! 綯ちゃん、トゥットゥルー♪」
綯「トゥットゥルー♪」
ダル「さっきまでの暗い表情が嘘の様だお……悔しい! でも、ビクンビクン」
綯「まゆりお姉ちゃん、実は、お願いが……」
――――――――――――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――
まゆり「ええー! 萌郁さんが風邪? それは心配なのです」
綯「それで私、お見舞いに行きたくて……」
まゆり「うん、萌郁さんの家は知ってるし、まゆしぃも一緒に行くよ!」
綯「トゥットゥルー♪」
ダル「さっきまでの暗い表情が嘘の様だお……悔しい! でも、ビクンビクン」
綯「まゆりお姉ちゃん、実は、お願いが……」
――――――――――――――――――――――――――――――
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まゆり「ええー! 萌郁さんが風邪? それは心配なのです」
綯「それで私、お見舞いに行きたくて……」
まゆり「うん、萌郁さんの家は知ってるし、まゆしぃも一緒に行くよ!」
>>47
ぐるぐるじゃなくてグリッグリッってとこが・・・
ぐるぐるじゃなくてグリッグリッってとこが・・・
綯「ホント!? ありがとう、まゆりお姉ちゃん!」
あんまり嬉しかったので、2人でハイタッチしてしまいました。
ダル「猫耳メイドとリアルJSのハイタッチ……萌える」
まゆり「ダルくん、鼻血出てるよー? ところで、オーダーはお決まりでしょうかニャ?」
岡部「特製オムライスを3つとオレンジジュース、あとコーヒー2つだ」
まゆり「はい、かしこまりましたニャン。少々お待ちくださいニャーン♪」タッタッ
あんまり嬉しかったので、2人でハイタッチしてしまいました。
ダル「猫耳メイドとリアルJSのハイタッチ……萌える」
まゆり「ダルくん、鼻血出てるよー? ところで、オーダーはお決まりでしょうかニャ?」
岡部「特製オムライスを3つとオレンジジュース、あとコーヒー2つだ」
まゆり「はい、かしこまりましたニャン。少々お待ちくださいニャーン♪」タッタッ
>>57
無駄な支援や雑談で埋まるよりはマシじゃね
無駄な支援や雑談で埋まるよりはマシじゃね
>>57
お前のID何か凄いな
お前のID何か凄いな
オカリンおじさんが注文を告げると、まゆりお姉ちゃんはすぐに行ってしまいました。
まゆりお姉ちゃん、忙しそうだな……。むりやり頼んじゃった気がして、ちょっと申し訳ないです。
岡部「……案ずるな、まゆりは、心から萌郁のことが心配なんだろう。遠慮することはない」
オカリンおじさんが私に語りかけます。その声はとてもまじめで、さっきまでの怖い感じとかは全く感じません。
……今日初めて、オカリンおじさんの口から私も分かる言葉を聞いた気がしました。
岡部「それに、まゆりは俺の人質だからな。拒否権など存在しないのだ、フゥーハハハ!」
訂正します。やっぱりいつものオカリンおじさんでした。
まゆりお姉ちゃん、忙しそうだな……。むりやり頼んじゃった気がして、ちょっと申し訳ないです。
岡部「……案ずるな、まゆりは、心から萌郁のことが心配なんだろう。遠慮することはない」
オカリンおじさんが私に語りかけます。その声はとてもまじめで、さっきまでの怖い感じとかは全く感じません。
……今日初めて、オカリンおじさんの口から私も分かる言葉を聞いた気がしました。
岡部「それに、まゆりは俺の人質だからな。拒否権など存在しないのだ、フゥーハハハ!」
訂正します。やっぱりいつものオカリンおじさんでした。
>>58
さるくらってそのまま落ちるよりは支援も別にいいだろ。
さるくらってそのまま落ちるよりは支援も別にいいだろ。
フェイリス「お待たせニャーン! 特製オムライス、ただいまお持ちしましたニャ!」
フェイリスさんが器用に3つのオムライスを持ってきました。ものすごいバランス感覚です。
綯「――おいしい!」
岡部「うむ、やはりうまいな。ただ萌えを提供するだけにとどまらず、料理にも力を入れているからこそここまで人気が出たのだな」
私のオムライスには、ケチャップで大きく『萌え萌えキュン!!』と書かれていました。
こういうところが、メイド喫茶ならではなのかな……勉強になります。
オカリンおじさんの文字は、すぐスプーンで平らに伸ばされて見れませんでした。
なにか見られると恥ずかしいことでも書かれたのかもしれません。
ダル「オカリン、その癖やめなって。その文字があってこそ、このオムライスの美味しさが際立つのに」
岡部「お前の意見など聞いていない! くそ、『LOVE注入!』とか悪ふざけにもほどがある……!」
オカリンおじさんは、耳まで赤くなっています。
フェイリスさんが器用に3つのオムライスを持ってきました。ものすごいバランス感覚です。
綯「――おいしい!」
岡部「うむ、やはりうまいな。ただ萌えを提供するだけにとどまらず、料理にも力を入れているからこそここまで人気が出たのだな」
私のオムライスには、ケチャップで大きく『萌え萌えキュン!!』と書かれていました。
こういうところが、メイド喫茶ならではなのかな……勉強になります。
オカリンおじさんの文字は、すぐスプーンで平らに伸ばされて見れませんでした。
なにか見られると恥ずかしいことでも書かれたのかもしれません。
ダル「オカリン、その癖やめなって。その文字があってこそ、このオムライスの美味しさが際立つのに」
岡部「お前の意見など聞いていない! くそ、『LOVE注入!』とか悪ふざけにもほどがある……!」
オカリンおじさんは、耳まで赤くなっています。
ブーン ブーン
岡部「……メールか」ピッ
From 紅莉栖
Sub 今どこ?
ラボに行ったら誰もいないorz
このまま来ないなら勝手にお昼
食べちゃうから!
ラボにあったカップ麺にしよう
と思うけど別にいいわよね?
岡部「……そういえば、クリスティーナのことをすっかり忘れていた」
綯「なにか、あったんですか?」
岡部「大丈夫だ、問題ない……でも、連絡はしてやらないと」
そう呟いて、携帯をいじりだすオカリンおじさん。その顔は、なんだか少し嬉しそうでした。
岡部「……メールか」ピッ
From 紅莉栖
Sub 今どこ?
ラボに行ったら誰もいないorz
このまま来ないなら勝手にお昼
食べちゃうから!
ラボにあったカップ麺にしよう
と思うけど別にいいわよね?
岡部「……そういえば、クリスティーナのことをすっかり忘れていた」
綯「なにか、あったんですか?」
岡部「大丈夫だ、問題ない……でも、連絡はしてやらないと」
そう呟いて、携帯をいじりだすオカリンおじさん。その顔は、なんだか少し嬉しそうでした。
>>68
ミンゴス声じゃないと無償に可愛いな助手は
ミンゴス声じゃないと無償に可愛いな助手は
――――――――――――――――――――――――――――――
まゆり「えっへへー、綯ちゃんの手、ちっちゃくてかわいいねー」ギュッ
岡部「まゆり、言い方が怪しすぎるぞ」
オムライスを食べ終わって、私たちは近くのスーパーで買い物をすることになりました。ダルおじさんは、もう少しお店にいると言っていました。
本当は、直接萌郁お姉さんの家に行こうと思っていたんですが……。
岡部『おい、何か買っていった方がいいと思うぞ』
まゆり『それもそうだねー、風邪なら買い物も大変だもん。買い置きだけじゃ足りないかも』
岡部『……断言してもいいが、指圧師の家にはおそらく買い置きはない!』
まゆり『ええー、さすがにそんなことないとおもうけどなー』
結局オカリンおじさんの提案で、なるべく消化のよさそうなものを買っていくことになりました。
でも、オカリンおじさんの言い方は、まるで萌郁お姉さんの家に行ったことがあるような口ぶりでした。
……もしかしたら、ホントに行ったことがあるのかな?
まゆり「えっへへー、綯ちゃんの手、ちっちゃくてかわいいねー」ギュッ
岡部「まゆり、言い方が怪しすぎるぞ」
オムライスを食べ終わって、私たちは近くのスーパーで買い物をすることになりました。ダルおじさんは、もう少しお店にいると言っていました。
本当は、直接萌郁お姉さんの家に行こうと思っていたんですが……。
岡部『おい、何か買っていった方がいいと思うぞ』
まゆり『それもそうだねー、風邪なら買い物も大変だもん。買い置きだけじゃ足りないかも』
岡部『……断言してもいいが、指圧師の家にはおそらく買い置きはない!』
まゆり『ええー、さすがにそんなことないとおもうけどなー』
結局オカリンおじさんの提案で、なるべく消化のよさそうなものを買っていくことになりました。
でも、オカリンおじさんの言い方は、まるで萌郁お姉さんの家に行ったことがあるような口ぶりでした。
……もしかしたら、ホントに行ったことがあるのかな?
まゆり「うわー、レジすごく混んでるねー」
岡部「今日は特売日のようだったからな。やむを得まい」
レジまでは長い行列ができていて、先が見渡せません。
オカリンおじさんはお米やスポーツドリンクを抱えて何だか辛そうです。
でも、まゆりお姉ちゃんはオカリンおじさんくらい重そうな荷物を持っているのに、顔色1つ変えていません。
……おじさん、体力ないんだなあ。
まゆり「あー!!」
岡部「な、なんだまゆり、いきなり大声出して」
まゆり「あのね、おだし買うのを忘れてたの! どうしよう、とって来ないと……」
岡部「今日は特売日のようだったからな。やむを得まい」
レジまでは長い行列ができていて、先が見渡せません。
オカリンおじさんはお米やスポーツドリンクを抱えて何だか辛そうです。
でも、まゆりお姉ちゃんはオカリンおじさんくらい重そうな荷物を持っているのに、顔色1つ変えていません。
……おじさん、体力ないんだなあ。
まゆり「あー!!」
岡部「な、なんだまゆり、いきなり大声出して」
まゆり「あのね、おだし買うのを忘れてたの! どうしよう、とって来ないと……」
まゆりお姉ちゃんが慌てています。ここで列を抜ければ、ものすごく時間がかかりそうです……よし!
綯「わ、私が取りに行きます!」
まゆり「え、綯ちゃんが?」
綯「まゆりお姉ちゃん、たくさん荷物持って大変そうだし……すぐ戻って来ます!」
私は返事を待たずに、列からかけ出していました。
綯「わ、私が取りに行きます!」
まゆり「え、綯ちゃんが?」
綯「まゆりお姉ちゃん、たくさん荷物持って大変そうだし……すぐ戻って来ます!」
私は返事を待たずに、列からかけ出していました。
. . . .-────-. . .
,. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : `ヽ
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :\
_____./ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \rヘ,___
`>: : r'⌒ /: : : : : : : : : : :_: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ } : : : : : ヽ
/: : : : {. /: : : : : : : : : : /:::ヽ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽん: : : \ : \
┐ /: :/: : : フ /: : : : : : : >、/ ', : : : : : : i: : :\: : : : : : : : : : : :! ノ\: : : \: :|
だ .目 /: :/: : : :/ん:| : : : : : : / ',: : : : i:.:.|\: : :\:.:.:.|: : : : : : :|_j: : :ヽ : : : |N 綯 で
| を //|: : : : /: :ゝ:| : : : : : / , -─<. ∨: : :!:.:| .=\: : :ヽ:.|: : : : : : :| ヽ. :.ト. : :.:| さ た
ッ 見. ´ :|: : : /: :./"'{ : : : : : | ,ゝ===ミ ',: : :ト、|ィ===く : : |: : : : : : :| |: :| |: : :| ん. |
. !!. て. |: : : |: :,' ! : : : : : !γ ./殺ヾ、 \| .γ/殺ヾ`ヾ:|: : : : : : :| |: :| ! : / の ッ
混. |: /|: :| | : : : : : |-{ { {羅刹 | { 羅刹 } |: : : : : : :' .∨ |: / .秘 !!
ぜ. レ' |: :| ‘,: : : :.| 'ゝし死ソ ヽし死ソ |: : : : : :/ |/ 技
混 |: :| ヽ: : : :|  ̄  ̄ |: : : : :./
ぜ ∨ ゝ: : |\ xxx ` xxx ,|: : : : /
└ / \| \ ` ── ´ '| |: : / \
{ |` 、 个 | |/ }
| | | 廴 ̄ ̄ ̄ノ | |. |
| .{三} ! {三} {_ _} | | / |
/ {三}─ュ.‐-{三}-、 `Y´ | | / .ノ\
/ / ─┤ _| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ イ \
〉 { ─┤ _| ノノ / 〈
ミ| ─┤ _|=彡 /
ヽ__ノ __ノ /
グリッ グリッ
,. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : `ヽ
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_____./ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \rヘ,___
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┐ /: :/: : : フ /: : : : : : : >、/ ', : : : : : : i: : :\: : : : : : : : : : : :! ノ\: : : \: :|
だ .目 /: :/: : : :/ん:| : : : : : : / ',: : : : i:.:.|\: : :\:.:.:.|: : : : : : :|_j: : :ヽ : : : |N 綯 で
| を //|: : : : /: :ゝ:| : : : : : / , -─<. ∨: : :!:.:| .=\: : :ヽ:.|: : : : : : :| ヽ. :.ト. : :.:| さ た
ッ 見. ´ :|: : : /: :./"'{ : : : : : | ,ゝ===ミ ',: : :ト、|ィ===く : : |: : : : : : :| |: :| |: : :| ん. |
. !!. て. |: : : |: :,' ! : : : : : !γ ./殺ヾ、 \| .γ/殺ヾ`ヾ:|: : : : : : :| |: :| ! : / の ッ
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ヽ__ノ __ノ /
グリッ グリッ
綯「えーと……あった!」
いつも家で使ってるだしの素。でも、家の近くのスーパーよりちょっと高いところに置いてあります。
綯「んー……!」
思いっきり背伸びして手を伸ばしても、もう少しのところで届きません。
クラスの中でも背が小さい方ですが、あんまり気にしたことはありませんでした。
だって、あと何年かすれば私も萌郁お姉さんみたいな――。
でも、今ほどすぐに身長が欲しいと思ったことは初めてです。もう少し、あとちょっとなのに……。
いつも家で使ってるだしの素。でも、家の近くのスーパーよりちょっと高いところに置いてあります。
綯「んー……!」
思いっきり背伸びして手を伸ばしても、もう少しのところで届きません。
クラスの中でも背が小さい方ですが、あんまり気にしたことはありませんでした。
だって、あと何年かすれば私も萌郁お姉さんみたいな――。
でも、今ほどすぐに身長が欲しいと思ったことは初めてです。もう少し、あとちょっとなのに……。
その時、私の視界に白い袖。
綯「あ――」
岡部「こら、急に走り出すな。はぐれたらどうするつもりだったのだ」
頭の後ろから聞き覚えのある声。振り返ると、そこにはだしを手にしたオカリンおじさんが立っていました。
綯「あ、あの――もしかして、とってくれたんですか?」
岡部「だって、全然届いてなかったぞ」
そ、そうだったのか。私からはもう届きそうに見えたのに。
綯「あ――」
岡部「こら、急に走り出すな。はぐれたらどうするつもりだったのだ」
頭の後ろから聞き覚えのある声。振り返ると、そこにはだしを手にしたオカリンおじさんが立っていました。
綯「あ、あの――もしかして、とってくれたんですか?」
岡部「だって、全然届いてなかったぞ」
そ、そうだったのか。私からはもう届きそうに見えたのに。
綯「その、ありがとうございます」
お礼を言うと、オカリンおじさんは、口の端でにやりと笑います。
岡部「フン、貴様も、ラボメン見習いとしての自覚が出てきたようだな! 目上の者を敬うことは組織では重要だぞ」
あう……また病気が出てきました。
岡部「……それに、困ったときは仲間を頼れ。欠けたところを補い合うのが仲間の本質だ」
照れくさそうにそういうと、オカリンおじさんはレジへ歩き出します。
……仲間、か。なんだか、オカリンおじさんっぽくないセリフです。
お礼を言うと、オカリンおじさんは、口の端でにやりと笑います。
岡部「フン、貴様も、ラボメン見習いとしての自覚が出てきたようだな! 目上の者を敬うことは組織では重要だぞ」
あう……また病気が出てきました。
岡部「……それに、困ったときは仲間を頼れ。欠けたところを補い合うのが仲間の本質だ」
照れくさそうにそういうと、オカリンおじさんはレジへ歩き出します。
……仲間、か。なんだか、オカリンおじさんっぽくないセリフです。
――――――――――――――――――――――――――――――
綯「ここが……」
岡部「ああ、色気もへったくれもないな」
まゆり「オカリーン? そんなこと言っちゃダメなんだよー」
まゆりお姉ちゃんが頬を膨らませて言い返します。
萌郁お姉さんのアパートは、思っていたのと違ってとても質素な感じです。
コンコン
まゆり「萌郁さーん、いますかー?」
ガチャ
萌郁「……」
綯「萌郁お姉さん!」
マスクをしてメガネをはずした萌郁お姉さんは、とっても苦しそうにみえます。
私たちが来たことに気付くと、すぐに携帯を取り出してすごいスピードでメールを打ち始めます。
綯「ここが……」
岡部「ああ、色気もへったくれもないな」
まゆり「オカリーン? そんなこと言っちゃダメなんだよー」
まゆりお姉ちゃんが頬を膨らませて言い返します。
萌郁お姉さんのアパートは、思っていたのと違ってとても質素な感じです。
コンコン
まゆり「萌郁さーん、いますかー?」
ガチャ
萌郁「……」
綯「萌郁お姉さん!」
マスクをしてメガネをはずした萌郁お姉さんは、とっても苦しそうにみえます。
私たちが来たことに気付くと、すぐに携帯を取り出してすごいスピードでメールを打ち始めます。
>>68
助手じゃなくて紅莉栖だと?つまり・・・・付き合っt・・・・
助手じゃなくて紅莉栖だと?つまり・・・・付き合っt・・・・
ピロリーン
From 閃光の指圧師
Sub お見舞い
わざわざ来てくれてありがと
う♪
頭も痛いし体もだるくて大変
だよー><
喉もはれちゃって喋れないか
ら今日はメールで勘弁してね
☆ 萌郁
綯「萌郁お姉さん、大丈夫?」
萌郁「……」コクコク
岡部「いろいろ買ってきてやったから、今はゆっくり休め」
萌郁お姉さんに招かれて、私たちは家に上がりました。
From 閃光の指圧師
Sub お見舞い
わざわざ来てくれてありがと
う♪
頭も痛いし体もだるくて大変
だよー><
喉もはれちゃって喋れないか
ら今日はメールで勘弁してね
☆ 萌郁
綯「萌郁お姉さん、大丈夫?」
萌郁「……」コクコク
岡部「いろいろ買ってきてやったから、今はゆっくり休め」
萌郁お姉さんに招かれて、私たちは家に上がりました。
岡部「……指圧師よ、これはどういうことだ?」
ピロリーン
From 閃光の指圧師
Sub 恥ずかしい><
最近お掃除してなくて……
岡部君たちにこんなとこ見ら
れちゃうなんて!
出来れば、見なかったことに
してほしいな(汗) 萌郁
台所に散らかった、コンビニ弁当やカップ麺のゴミ。床には洗濯物が無造作に置かれています。
……もしかして萌郁お姉さん、掃除とかできない人? 何だか意外です。
ピロリーン
From 閃光の指圧師
Sub 恥ずかしい><
最近お掃除してなくて……
岡部君たちにこんなとこ見ら
れちゃうなんて!
出来れば、見なかったことに
してほしいな(汗) 萌郁
台所に散らかった、コンビニ弁当やカップ麺のゴミ。床には洗濯物が無造作に置かれています。
……もしかして萌郁お姉さん、掃除とかできない人? 何だか意外です。
>>88
そこに気付くとは……
そこに気付くとは……
綯「あ、あの、台所借りますね!」
早速料理に取り掛かろうと思って、冷蔵庫を開けてみます。まさか、この中までゴチャゴチャになってたりして。
ガチャ
……中には、何も入っていませんでした。
どうやら、オカリンおじさんの言ってたことは当たってたようです。
ということは萌郁お姉さん、朝から何も食べてないのかも。……お見舞いに来て、ホントに良かったです。
岡部「部屋がこんな状態じゃ風邪だって引くに決まっている……まゆり、掃除を手伝ってくれ。小動物は料理の方を頼む」
まゆり「うん、わかったー。綯ちゃん、1人で大丈夫?」
綯「うん、大丈夫」
私の家はお父さんと二人暮らしなので、お料理は普段からやってます。1人でも全然平気です!
岡部「よし、それでは状況開始だ!」
早速料理に取り掛かろうと思って、冷蔵庫を開けてみます。まさか、この中までゴチャゴチャになってたりして。
ガチャ
……中には、何も入っていませんでした。
どうやら、オカリンおじさんの言ってたことは当たってたようです。
ということは萌郁お姉さん、朝から何も食べてないのかも。……お見舞いに来て、ホントに良かったです。
岡部「部屋がこんな状態じゃ風邪だって引くに決まっている……まゆり、掃除を手伝ってくれ。小動物は料理の方を頼む」
まゆり「うん、わかったー。綯ちゃん、1人で大丈夫?」
綯「うん、大丈夫」
私の家はお父さんと二人暮らしなので、お料理は普段からやってます。1人でも全然平気です!
岡部「よし、それでは状況開始だ!」
トントントン・・・
まゆり「おお、綯ちゃん上手だねー! 今度まゆしぃにも教えてほしいな」
綯「うん! また今度、一緒にお料理しよ!」
まゆりお姉ちゃんと料理かあ。今からとっても楽しみです。
一方オカリンおじさんは、大量のゴミをゴミ袋に詰め込もうと四苦八苦しています。
岡部「まゆり、料理の観察もいいがこっちも手伝ってくれ!」
綯「す、すごい量ですね……」
岡部「全く、詰めても詰めても――ってうお!?」ガタッ
綯「?……どうしたの、オカリンおじさん」
岡部「ハッ――い、いや。お前が包丁を持ってるからなんというか、トラウマが……」
そういえば、包丁を持ったままでした。
……どうしたんだろう。オカリンおじさん、刃物が怖いのかな?
まゆり「おお、綯ちゃん上手だねー! 今度まゆしぃにも教えてほしいな」
綯「うん! また今度、一緒にお料理しよ!」
まゆりお姉ちゃんと料理かあ。今からとっても楽しみです。
一方オカリンおじさんは、大量のゴミをゴミ袋に詰め込もうと四苦八苦しています。
岡部「まゆり、料理の観察もいいがこっちも手伝ってくれ!」
綯「す、すごい量ですね……」
岡部「全く、詰めても詰めても――ってうお!?」ガタッ
綯「?……どうしたの、オカリンおじさん」
岡部「ハッ――い、いや。お前が包丁を持ってるからなんというか、トラウマが……」
そういえば、包丁を持ったままでした。
……どうしたんだろう。オカリンおじさん、刃物が怖いのかな?
綯さんが料理とか分担おかしいだろ!
って思ったけど、まゆしぃは料理できないんだっけね……
って思ったけど、まゆしぃは料理できないんだっけね……
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