元スレマミ「ずっと一緒……」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
301 = 1 :
やがてドアが閉まっていき、二人と一人の間に壁を作っていく
マミはそれに突然強い焦りを感じ、無意識にほむらに手を伸ばした
だが、マミの手がほむらに届く前に扉は閉まり、マミは一人、部屋に残されてしまう
マミ「……ほむら……さん……」
その場にへたり込み、ぽろぽろと涙を流す
マミに残るのは強い焦りと、どうしようもない不安と、寂寥感だった
302 = 1 :
一区切り
休憩くらさい
303 = 296 :
ほむほむ
304 :
>>1
お疲れー
見てますよ
305 = 101 :
残ってた! よかった!
306 = 226 :
ほしゅほむ
307 :
>>294
スレ主ってなんだよ
ニコ厨死ねや
308 = 291 :
>>297>>307
こんなコピペで二人も釣れれば大満足だろうよ
309 = 297 :
ほ
310 = 226 :
む
311 = 297 :
│
312 = 226 :
ほ
313 = 1 :
――――――
ほむら「……」
まどか「……」
まどか「……ねえ」
ほむら「……うん?」
まどか「どうしてほむらちゃんは……あんなに私ときゅうべえとの契約を止めようとしたの?」
まどか「私が契約すれば……二人の助けにもなるし、あと……ワルプルギスの夜も……」
まどか「それに願いだって叶う……ダメなところなんて一つも……」
ほむら「あるわ」
まどか「え?でもきゅうべえは一度もそんなこと……」
ほむら「確かに言ってはいないわね」
314 = 1 :
まどか「なら、どうして……」
ほむら「言っていないだけ……本当はあるのに」
まどか「……それって……?」
ほむら「それは、魔法少女になる事の意味と、その後」
まどか「……」
ほむら「魔法少女はね……ただ願いをかなえた代わりに魔女と戦うわけじゃない」
ほむら「願いをかなえたから、魔女と戦わなければならないの」
まどか「どういう事……同じじゃないの……?」
ほむら「……魔法少女になるとその証であるソウルジェムが与えられる、そうあいつは言っていたわよね」
まどか「う、うん……」
315 = 198 :
ほむ
316 :
ほむっほむっほむっほむっ
317 = 1 :
ほむら「与えられるんじゃなくて……その人自身がソウルジェムにされてしまうの」
まどか「へ……?」
ほむら「これが私」
そう言ってほむらはまどかの目の前に自分のソウルジェムをかざす
ほむら「まどか……それを思いっきり握ってみて」
まどか「え、え?」
ほむら「いいから」
まどか「う、うん……」グッ
ほむら「……!!」
まどかがほむらのソウルジェムを握った途端、ほむらは首を押さえ激しく苦しみ始めた
ほむら「あ……っ……がっ……!!」
まどかはそれに驚き、すぐに握っていたソウルジェムを放す
まどか「ほ、ほむらちゃん!?大丈夫っ!?」
ほむら「はぁ……はぁ……」
318 = 32 :
まみん…
319 = 226 :
まろかー
320 = 1 :
ほむら「そういう事よ……」
ほむら「超人的な力を手に入れられて……願いを叶える代わりに……その人の魂、命をその中に入れられてしまうの」
ほむら「……信じられないなら、もう一度握ってくれていいわ」
ほむら「私がそれで気を失えば……まどかも信じてくれるわよね」
まどか「信じるっ信じるよっ……!だから……」
ほむら「……やっぱりまどかは優しいわね……」
ほむら「すー……はぁ……」
ほむら「……魂はそのソウルジェムに移され……契約した人は、人でなくなる」
ほむら「その上、そのソウルジェムはすぐに濁る」
まどか「濁ると、どうなるの?」
321 = 1 :
ほむら「あいつが言っていた通り……初めは魔法が弱くなる。それだけならまだいいわ。でも濁り切ってしまうと」
ほむら「……魔女になってしまうわ」
まどか「ま、じょ……え?」
ほむら「事実よ。私はその場面を何度も見てきたわ」
まどか「そ、そうなら……ほむらちゃんも……巴先輩も……」
ほむら「……いずれ、魔女になる」
ほむら「魔法少女が倒すべき、魔女に」
まどか「……」
ほむら「……信じられない?」
まどか「信じたく……ないよ……」
322 = 1 :
ほむら「信じて。すべて事実よ」
まどか「……そんな……」
ほむら「これが……魔法少女たちが、魔女と戦わなければいけない理由」
ほむら「願いをかなえたから、魔女と戦わなければならない理由」
ほむら「だから……私はあなたを魔法少女にしたくなかったの」
ほむら「それでも……あなたは魔法少女になりたい?」
まどか「……」
まどか「でも……」
まどか「……でも、私が魔法少女にならないと、ワルプルギスの夜が来て、みんな死んじゃうんでしょ?だったら……」
ほむら「……ワルプルギスの夜が来るのは事実よ」
323 = 1 :
まどか「だったら!」
ほむら「でも、負けると決まったわけじゃない」
まどか「でも、きゅうべえはっ」
ほむら「あれは可能性を示唆しただけ。それを大げさに言っただけにすぎないわ」
ほむら「だから、あなたが心配する事は何もないのよ……」
まどか「……」
ほむら「私たちは絶対に勝つ……まどかはそれを見てて」
まどか「……」
まどか「……ねえ」
まどか「……どうしてほむらちゃんはそこまで私に優しくしてくれるの?」
まどか「初めて会って……そんなに時間が経ってないのに……」
324 = 198 :
ほむぅ
325 = 1 :
ほむら「……私はずっとあなたの傍にいたわ」
まどか「……え?なに?聞こえな」
ほむら「あなたが私の友達だった人とよく似てるから」
ほむら「ただそれだけよ」
まどか「……それだけで……」
ほむら「……ついたわね。あなたの家」
まどか「えっ、ほ、ほんとだ……」
ほむら「まどか」
まどか「……何?ほむらちゃん」
ほむら「どんな事があっても絶対に契約しないで。契約してしまえば、命が無くなってしまえば、悲しむ人がいるってこと、忘れないで」
326 = 1 :
まどか「……うん」
ほむら「ありがとう……じゃあね」
ほむら「まどか」
まどか「……」
まどか「……ほむらちゃん……」
327 = 32 :
マミさん…
328 = 208 :
ほむほむ
329 = 1 :
――――――――
ほむら「……少し遅くなってしまったわね……何時になってるのかしら」
ほむら「……ん、メール?サイレントにしてたから気付かなかったわ……」
ほむら「巴マミから……」
どのくらい時間が立ってしまったのかを確認しようと携帯を開くと、ほむらはそのディスプレイに写された文字に驚愕する
ほむら「着通……76件!?」
送信元は全て巴マミで内容は
[まだ?][怖いよ][もう来ないの][ごめんなさい][怖い][寂しいよ][怖い][ひとりはいや][はやくきて][嫌になっちゃた?][寂しいよ][助けて]
[怖い][寂しいよ][怖い][ひとりはいや][はやくきて][もう来ないの][ごめんなさい][怖い][寂しいよ][ほむらさん][まだなの?][あいたい]
[まだ?][怖いよ][もう来ないの][ごめんなさい][怖い][寂しいよ][怖い][おいていかないで][捨てないで][一人にしないで][あけみさんはやく]
[はやくもどってきて][へつりはいや][はやく][あやまるから][ひとりっぼちはいや][けわあの][はやき][まだ?]―――――――――――
といったもので、送られてきたものが新しいものほど、誤字や脱字が目立つようになっていた
ほむら「……」
ほむらは事態の深刻さに焦りを隠せず、巴マミの家へと足を急がせた
330 = 297 :
めんどくせえええええええええええええええええええええええ
でもかわEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE
331 = 266 :
はやき
333 = 1 :
マミ宅
マミ「……」ピッピッピッピッピッピッピッピッピッピッピッピッピッピッピッ
ガチャ
ほむら「巴先輩っ!」
マミ「……」ピッ……
マミ「……ほむら……さん」
マミ「……ほむらさん……!」
マミはほむらの姿を見ると自分の操作していた携帯を投げ捨て、勢いよくほむらへと駆けだす
そしてほむらの元へと辿り着くと、思い切りその体を抱きしめた
マミ「……もう……来ないと思った……捨てられたと思った……」
マミ「一人ぼっちに……なったと思った……」
グズグズと鼻をすすり、ほむらに縋り付く
ほむらはそんなマミを優しく抱きしめ、頭をなでた
ほむら「……するわけないでしょう」
334 = 208 :
まみまみほむほむ
335 = 32 :
マミさんがかわいすぎて死にたい
336 = 1 :
マミ「ぐすっ……ぐすっ……うん……」
ほむら「とりあえず……リビングにに行きましょう?」
ほむら「ここじゃ……落ち着けないわ」
マミ「うん……ぐすっ……」
ほむら「……」
ほむら「泣き虫」
マミ「……ごめん……なさい……」
ほむら「……泣き虫」ギュッ
337 = 1 :
リビング
ほむら「……落ち着いた?」
マミ「ぐすっ……ぐすっ……」
ほむら「……」
ほむら「ちょっと待ってて」
マミ「っ!……いやっ!!」
ほむら「……すぐ戻るから。ね?」
マミ「いや……いっしょにいく……」
ほむら「……わかったわ。ちょっときて」
マミ「……?」
ほむら(あの巴マミがこんなになってしまうなんて……よほどインキュベーターの事が響いてるのかしら)
ほむら(それとも……あの状態でマミを放っておいてしまったから……?)
ほむら(マミ……)
338 = 1 :
キッチン
ほむら「紅茶、ここにあったわよね」
マミ「……うん」
ほむら「紅茶の勉強したのが、こんなとこで役にたつとはね」
マミ「……?」
ほむら「ホントはもっと、ゆっくりと飲みたかったけど……」
マミ「……」
マミ「……」ギュッ
ほむら「……抱きつかないで。上手くできない」
マミ「……」
ほむら「……はぁ」
マミ「っ!ごめんなさい……だから……」
339 = 208 :
まみまみ
340 = 297 :
このマミさんバンッ!ってしたくなるな
341 :
マミさんを何度もビンタして泣かせた後泣き止ましてまたビンタしたい
342 = 1 :
ほむら「……怒ってるわけじゃないわ」
マミ「ホント……?」
ほむら「ええ」
マミ「……」
マミ「……」ギュッ
ほむら「……」
ほむら「出来たわ。さ、一緒に飲みましょ」
マミ「うん……」
343 = 208 :
ほむほむまみまみ
344 = 1 :
リビング
ほむら「ほとんど初めてのやつだけど……どうぞ」
マミ「……うん」
ほむら「……ねぇ、せめて……ちょっとだけ離れてくれるかしら?」
ほむら「どこにも行かないから」
マミ「……うん」
ほむら「ありがとう」
ほむら(それでも手は離さないのね……)
ほむら「頂きます」
ほむら「……ん」
ほむら「……」
ほむら「……まずい」
345 :
まずいにワロタ
346 = 32 :
ほむほむだめだめ
347 = 1 :
ほむら「やっぱり巴先輩が作った方が美味しいわね」
マミ「……ん」
マミ「……そんなことないわ、とっても美味しい……」
ほむら「……そう?なら、よかった」
ほむら「……」
マミ「……」
ほむら「ちょっとは、落ち着いた?」
マミ「……ええ……もう……大丈夫……」
ほむら「そう……よかった」
348 :
体重は重いわ性格は重いわ救いようねえなこのデブさん
349 :
確かに体重は重いわ性格は重いわ救いようねえなこのデブさん
だから俺が嫁にもらってやるよ
350 = 1 :
マミ「……ごめんね……迷惑ばっかり掛けて……」
ほむら「……もうあなたに迷惑かけられるのは、慣れたわ」
マミ「……ごめん……なさい……」
ほむら「……今日はもう寝たほうがいいわ。魔女退治もあったから、つかれたでしょう?」
マミ「……うん……」
ほむら「それがいいわ」
マミ「……」
マミ「ほむらさん……帰っちゃうの……?」
ほむら「……」
みんなの評価 : ★★
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