元スレマミ「ずっと一緒……」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
251 :
でもかわいい!
252 = 35 :
そしてかわいい!
253 :
かわいいな
254 :
かわいい
255 = 1 :
ほむら「……ええ」
マミ「わかったわ。それと、これ」
ほむら「グリーフシード……」
マミ「さっきの魔女のものよ。……結構消耗しているでしょう?早く使ったほうがいいわ」
ほむら「……巴先輩は?」
マミ「もう使ったわ。だから、ね」
ほむら「……ありがとう」
マミ ニコ
スタスタ
256 = 208 :
まみまみほむほむ
257 = 8 :
ヤミさんへの期待感で他のことに手がつかないでござる
258 = 1 :
ほむら「……」シュウウ
ほむら(……随分とマズい状況になった……)
ほむら(今まで動いていなかったインキュベーターが動き出し、まどかに接触した……)
ほむら(これは間違いなく、まどかに契約するためと考えていいわね……)
ほむら(でも、何故このタイミングで?)
ほむら(まどかと接触するチャンスはいくらでもあった……)
ほむら(……今はこれはどうでもいいわね。それよりこの状況を何とかしないと……)
ほむら(排除しようにも……巴マミには私の能力がバレている……突然インキュベーターが消えたりしたら私のせいだと確信されてしまうわ……)
ほむら(これ以上巴マミの反感を買いたくない)
ほむら(……共にアレを乗り越えるためにも……)
ほむら(でも……このままではまどかに……)
まどか「あ、あの……」
259 = 208 :
ほむむむむ
260 = 35 :
ほむむ?
261 = 1 :
ほむら「……なにかしら」
まどか「……よくわからないけど、あの時、ほむ、らちゃんは助けてくれたんだよね?」
まどか「それで……あの……えっと、あ、ありがとうございましたっ」ペコ
ほむら「……」きょとん
ほむら「……ふふっ」
まどか「え、え?」
ほむら「……あの時のことは気にしないでいいわ。人を助けるのは当然の事だもの」
まどか「で、でも……なにかお礼……」
ほむら「いいの。ま……鹿目さんはそんなこと気にしなくていいわ」
まどか「だ、駄目だよっお礼はちゃんとしないとっ!」
262 = 35 :
お礼ちゃんとしようとするまどっちまどまど
263 :
ほむっちまどほむ!
264 = 1 :
ほむら「……そうね。だったら1つお願いがあるわ」
まどか「お願い?」
ほむら「ええ。それはね……」
マミ「お茶が入ったわ……って、あら?なにかお話ししてた?」
ほむら「……ちょっとね」
マミ「邪魔しちゃった……かしら?」
ほむら「いえ。……そんなことないわ」
まどか「えと……」
マミ「……」
マミ「そ。よかった」
マミ「はい。二人ともどうぞ」
265 = 32 :
見せつけちゃえばいいのよ!
266 :
いいよいいよ~
267 = 1 :
ほむら「頂きます」
まどか「わぁ……おいしそう……いただきますっ!」
マミ「粗茶ですが……ってね」ニコ
マミ「あ、お茶受けが無いのは許してね」
ほむら「珍しいわね」
マミ「ええ。ちょうど切らしちゃってね」
マミ「それで、どうかしら鹿目さん。美味しい?」
まどか「はいっ!こんなに美味しい紅茶飲んだのは初めてですっ!」
マミ「そう。それはよかった」
マミ「ほむらさんはどうかしら?」
ほむら「……いつも通りよ」
マミ「よかった」ニコ
268 = 32 :
マミさんがかわいすぎて生きるのがつらい
269 = 1 :
マミ「それで……さっきの場所の説明だったわね。あれは……」
「それは僕が説明するよ」
マミ「きゅうべぇっ!」
まどか「ほ、ホントに喋ってる……」
ほむら「……」
マミ「もう大丈夫なの!?どこか痛くない?フラフラしない?」ギュッ
マミ「しばらく見ないと思ったらどうしてあんな所に……」
きゅうべぇ「離してよ。 巴マミ」
きゅうべぇ「それに随分馴れ馴れしいんじゃないのかい?」
きゅうべぇ「『僕』と君は初めて会ったって言うのに」
マミ「え……」
270 :
マミさんがかわいすぎて起きるのがつらい
271 = 1 :
マミ「な、何を言ってるの?私たちあんなに」
QB「それは僕じゃない個体じゃないのかな?」
マミ「……え……?」
QB「僕たちはね、魔法少女と契約し、サポートする存在。その数は一つ限りではないんだよ」
QB「『僕』という個体は君と共に過ごした事はないよ」
マミ「じゃ、じゃあ……あの子は?」
QB「あの個体かい?そうだね……確か……」
QB「巴マミ。君に嫌気が差して、逃げ出したって」
マミ「う、嘘……」
QB「どう思うのも君の自由だ。でもあの個体は君の傍からいなくなった。それは事実だよ」
マミ「……え……?……え?」
272 = 47 :
逃げんなwww
273 = 266 :
しえん
274 = 1 :
ほむら「お前……!」
QB「大丈夫かい?巴マミ。ずいぶんと辛そうだけど」
ほむら「っ巴先輩……?」
マミ「……」
ほむら「先輩っ!」
まどか「だ、大丈夫ですかっ?」
マミ「……だ、大丈夫……大丈夫……」
強く、駆け寄ってきたほむらの手を掴む。その手は小さくカタカタと震えていた
QB「巴マミも大丈夫と言っているんだ。話を続けよう」
まどか「で、でも……」
ほむら「この……!」
275 = 208 :
まみぃ……
276 :
ティロ・ショートフック
277 = 190 :
この淫獣八つ裂きにしたいんですけど><
278 = 1 :
QB「僕は事実を言っているだけだよ。だからそんな顔をされても困る」
ほむら「淫獣が……!」
まどか「ほ、ほむらちゃん……」
QB「それで鹿目まどか。さっきの場所の説明だったね。あれは……」
そうしてインキュベーターはまどかに先程の場所、それを作り上げ、まどかを襲ったものの存在、
そして魔女と戦う者たち、魔法少女の説明をし始めた
当然肝心な所をはなさずに
ほむらは何度も、その明かされない部分を、話し、インキュベーターの説明を阻止しようと思った
だが、隣にマミがいて、その上精神的にかなり弱っている。そんな状況で秘密を明かすわけにはいかなかった
時を止め、始末する事も考えた
だが不安定なマミを前にして、インキュベーターを消す。それがどんな結果を生み出すかわからない以上、手を出す事が出来なかった
ほむらはどうする事も出来ない悔しさから歯噛みする。
そして――――――――
279 = 183 :
いつも一緒にいたかったー隣でー笑ってたかったー
280 = 1 :
QB「わかったかい?これが魔女と魔法少女の秘密さ」
まどか「う、うん……」
QB「そして鹿目まどか。君には才能がある」
まどか「私に……?」
QB「うん。凄い才能だよ。その才能ならどんな願いもかなえられる」
QB「それに魔法少女にさえなれば、ベテランである巴マミよりもずっと強くなれるよ」
その言葉を聞いた瞬間、マミの手に震えが走る。ほむらその手を強く握りしめた
QB「ここの二人の助けにもなれるはずだ」
まどか「助けに……」
281 = 198 :
季節はまた変わるのにー心だけ立ち止まったまーまー
282 = 1 :
ほむら「不要よ」
ほむら「戦いは私たちだけで十分。それにグリーフシードを三人で分けるには、魔法少女が多すぎるわ」
QB「そうかい?三人いれば一人当たりの魔法消費量、回復量も少なくなって効率良くなるんじゃないのかな?」
QB「それにさっきも言ったけどまどかの力は強大だ。魔女に負けることなく、安全性も増し、絶対に効率も良くなる筈だよ」
ほむら「チームワークが乱れるわ。それに何より危険よ。いくらまどかの力が強くても万が一があるかもしれない」
QB「チームワークはこれから培っていけばいい。それだけの価値がまどかにはある」
QB「それに万が一が無いよう、君たちがそのリスクを減らせばいい」
ほむら「不確定よ。いくらリスクを減らしても万が一が無くなるわけじゃない」
ほむら「だったら私たちだけで十分よ」
283 = 1 :
QB「……水掛け論だね。きりがない」
ほむら「あなたが諦めれば良いだけの話よ」
QB「はぁ……どうしてそんなに君はまどかに拘るんだい?」
QB「鹿目まどかは君の大切な人なのかい?」
ほむら「……」
QB「まどかがいれば君の危険性も減る。君と仲良くしている巴マミの危険性も減るじゃないか」
QB「君の大切な仲間を危険にさらしてまで、まどかを魔法少女にしない理由があるのかい?」
ほむら「……あるわ」
QB「そうか、よっぽどまどかが大切なんだね。隣にいる巴マミより」
ほむら「……」
マミ「……」
285 = 226 :
マミッタアアアアアアアア
286 = 1 :
QB「でも魔法少女になるかどうかを決めるのはまどかだ」
まどか「……」
ほむら「まどか。そいつの話を聞く必要はないわ」
QB「まどか。ひとつ教えてあげるよ」
まどか「……なに?」
QB「もうすぐこの街に強大な魔女が来る」
まどか「魔女が……」
ほむら「嘘よっ!」
QB「その魔女は恐らく……いや、絶対にこの二人では勝てないだろう」
ほむら「なにをでたらめをっ!」
287 = 270 :
QBちゃんがしっかり仕事してるとカッコカワイイ
思わず人工衛星に衝突させたくなるよ
支援
288 = 1 :
QB「僕らは個々の個体と連絡が出来るんだ。その仲間の話によるとね」
QB「ワルプルギスの夜が来るって連絡があったんだよ」
まどか「ワルプル……ギス?」
ほむら「く……」
QB「そう。何百年と生きている魔女中の魔女さ」
QB「かつて何人もの魔法少女がその魔女に挑んだ。でも誰一人として勝つ事が出来なかったんだ」
QB「それが……もうすぐここに来る」
まどか「それがここに来ると……どうなっちゃうの……」
QB「……恐らく、最低でもこの街は壊滅だ」
QB「この二人は戦って間違いなく死んでしまうし、君の親友も、両親も皆死んでしまうかもしれない」
289 = 198 :
ほむぅ
290 = 1 :
まどか「そんな……」
QB「そう。でもまどかならそいつを倒す事が出来る。だからそいつを倒すために」
QB「僕と契約して、魔法少女になって欲しいんだ!」
まどか「……!」
まどか「……うん。わたし」
ほむら「……黙りなさい」
まどか「ほむらちゃん……でも、わたしっ!」
ほむら「黙って!!」
まどか「……!!」ビクッ
QB「はぁ……暁美ほむら。人に物事を強制するのはいけない事だよ」
292 = 1 :
ほむら「黙りなさい」
QB「暁美」
ほむら「黙れっ!!」
大きな叫びと共にほむらは机を強く叩く
その姿をまどかは驚きと恐怖の表情で、マミは感情の読めない色のない瞳で見ていた
ほむら「黙れないのなら……黙らせてあげても良いわ……!」
QB「やれやれ……話の通じない……」
QB「話にならないみたいだし、僕は退場するとしよう」
QB「じゃあね。まどか」
QB「気が向いたらいつでも僕を呼んで。すぐに君の元へ向かうよ」
QB「皆を……助ける為にね」
そう言うとインキュベーターはどこかへと消えていった
293 = 266 :
しえん
295 = 1 :
そして訪れる沈黙
重い空気にしばらく誰一人として声を出すことは出来なかった
ほむら「……まどか……送るわ」
ほむらが落ち着きを取り戻すと、重たい沈黙を破りぽつりと呟く
まどかはその言葉に小さく頷き、マミは震える手で強くほむらの手を握り締めた
ほむら「……すぐ戻ってくる」
マミの手を優しく握り返し、そうマミにだけ聞こえるように優しく囁く
その囁きにマミは手を震わせながらも離し、小さく頷いた
298 :
ほむほむ
299 = 1 :
ほむら「……行きましょう」
まどか「……うん」
ゆっくりとほむらは立ち上がり、座っているまどかに手を差し伸べ、立ち上がらせる
そしてまどかの荷物をまとめる手伝いをし、まどかと共に玄関へと歩いて行った
その後ろを今にも泣きそうな表情でマミが付いて行く
ほむら「いってくるわ」
玄関で靴を穿き、振り返ってマミに声を掛ける
マミはそれに微かに頷いた
玄関を開け、外に出る
その際、まどかはマミに小さくお辞儀しさよならを告げたが、マミはそれに目も向けず、ただほむらを見つめていた
300 = 270 :
しえほむ
みんなの評価 : ★★
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