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    元スレ櫻子「なんだこれ」

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    51 = 9 :

    ~ワック~

    結衣「少しは落ち着いた?」

    櫻子「はい……すみませんでした……」

    京子「いやー、しかしいきなり泣き出すとは私もびっくりだったよ」ズズーッ

    櫻子「ご、ごめんなさい……///」

    結衣「こら京子、大室さんせっかく落ち着いたのに。後シェイク飲みながら喋ると、結構カオスだから止めてくれ。書くのが面倒だからそのままになってるらしいが」

    京子「??」

    結衣「それで、えっと……婚姻……届? どうしてまたそんな事に……」

    櫻子「そ、それはですね…… かくかくしかじか ……という事なんですが」

    京子「浮気だね!」キュピーン

    櫻子「えっ?!」

    結衣「今の話のどこに浮気の要素が隠れてたんだよ?! ていうかお前ちょっと黙ってろ」ガシッ

    京子「んんー! むむー?!」ジタバタ

    52 :

    わくわくしすぎて首とれた

    53 = 5 :

    向日葵がチーナに寝取られた…

    54 = 1 :

    ガチ川さんの魔の手だと……

    55 = 9 :

    櫻子「浮……気……?」ジワッ

    結衣「い、いや、今のは京子の冗談だからね?! そんなことないと思うよ……あはは……」

    結衣(ていうか、大室さん、普段は古谷さんに喧嘩吹っかけてばかりのイメージだったけど、やっぱりそうだったんだ……)

    結衣(古谷さんも毎回大室さんの喧嘩を買ってるみたいけど、あっちもやっぱりそうなんだよね……)

    京子「そうだよ、そんなわけないよ。そもそも大室さんと古谷さんって仲悪いじゃん! 浮気も何も――」

    結衣(お前! ちょっと空気読まないのも大概過ぎるぞ!)ガシッ

    京子「んんんんー?! むぐっ……」ジタバタ…コトリ…

    結衣「よ、よし、話に戻ろうか。えっと、まず確認したいのが、本当に古谷さんはその婚姻届を捨てようとしたのかな?」

    櫻子「私と向日葵は仲悪い私と向日葵は仲悪い私と向日葵は仲悪い私と向日葵は仲悪……えっ……?」

    結衣(あー、やっぱり……早とちりしそうだもんね……。ていうかこの娘達、絶対に好き合ってるしそんな状況に陥るわけないよね……)

    結衣「確認したわけじゃないんだ。なら、古谷さんに直接聞いてみたらどうかな」

    櫻子「で、でも……向日葵はあれをぐしゃってしてて……」

    結衣「そのぐしゃっとしちゃったのが、故意か過失だったかも聞いてないんでしょ?」

    櫻子「は、はい……」

    56 :

    さすが結衣さん、ガチゆり娘の気持ちを理解してらっしゃる

    57 = 9 :

    結衣「ほら、やっぱりすぐに聞いてみるべきだよ。こういうことは時間が経つと、どんどん気まずくなっていくしね」

    櫻子「で、でも――」

    結衣「聞く勇気が無い、とか?」

    櫻子「……はい」

    結衣「でもその勇気を振り絞らなかったら、もしかしたらこのままずるずるとこの状態が続いちゃうかもよ?」

    結衣(あ、続くと言ってもこの件があったのって、たったの1時間前なんだっけ――)

    櫻子「そ、そんなの絶対嫌です!」バンッ

    結衣「えっ?!」

    京子「?!」ビクッ

    櫻子「私! 向日葵とはライバルなんです! だからちゃんと勝負して、決着付けないといけなくて……! だから……その……とにかくこのままじゃ駄目なんです!」

    結衣(さ、さっき浮気って単語に普通に反応してたのに、未だにライバル扱いなのか……。古谷さんも苦労してそうだなぁ……)

    京子「なになに?! ライバるんがどうしたって?!」

    結衣「もっかい寝てろ」ゴスッ

    京子「はうあっ」バタッ

    58 :

    こっちの夫婦も安定だなぁ
    夫婦じゃねーか、婦婦?

    59 = 9 :

    櫻子「私……向日葵にちゃんと聞いてきます!」

    結衣「え? あ、ああ。それがいいと思うよ」

    櫻子「先輩、話聞いてくれてありがとうございました。急いで帰ります!」

    結衣「うん、じゃあまたね」

    櫻子「あ、ここの御代……。私さっき先輩に買ってきて貰ってたみたいなんですけど……今お金持ってなくて……」

    結衣「いいよ、それくらい。代わりに明日、大室さんが古谷さんとちゃんと仲直りしてる所を見せてくれれば」

    櫻子「え……でも」

    結衣「ほら早く、古谷さんの所行きなって」

    櫻子「わ、わかりました! ご馳走様でした! よーし見てろよあのおっぱい魔人ー!」ダッ

    結衣(何か勘違いしてないだろうか……? まぁでもこの様子なら大丈夫そうだよね)

    京子「うーん……結衣ー……」zzz

    結衣「えっ? な、何だ寝言か……。京子ー……?」ツンツン ユサユサ

    京子「結衣ー……抱っこー……」スヤスヤ

    結衣「?!」

    結衣(な、なんだ寝言か……。だ、抱っこは流石に無理だけど、仕方ないからおぶって帰ろうかな……///)

    60 = 41 :

    キマシ

    61 = 1 :

    結衣「いいよ、それくらい。代わりに明日、大室さんが古谷さんとちゃんと仲直りしてる所を見せてくれれば」

    ぶ、ブラックジャック先生……!

    62 = 9 :

    ~櫻子の部屋~

    向日葵「中々帰ってきませんわね……」ソワソワ

    向日葵「ま、まだ1時間くらいしか経ってないんですのね……」ソワソワ

    向日葵「櫻子がいないと……その……なんだか落ち着きませんわね……」ソワソワ

    向日葵「ハッ……! さ、櫻子なんて別にいなくても私には何の関係も――」

    花子「向日葵お姉ちゃん」

    向日葵「ひっ……?! は、花子さんじゃありませんの。驚かせないでくださいます?」

    花子「そ、そんなに驚かなくたって……」

    向日葵「ご、ごめんなさい。でも花子さんっていう響きだけで、それなりに驚くに値しそうですわね」

    花子「あ、今けっこー傷付いたかも……」

    向日葵「そ、それで? 私に何か御用でも?」

    花子「あー、うん。そんなに櫻子が気になるなら、電話してみれば?」

    向日葵「櫻子の事なんて別にっ……! って電話ですかー」

    花子「電話が嫌だったらメールでも。怒って無いから帰ってきなよー、とかメールの方が言いやすいでしょ? あと、突っ込まないからね」

    63 = 9 :

    向日葵「そ、そうですわね……」

    花子「じゃあ櫻子とっとと連れ戻してね? 今日櫻子がお昼の当番だったはずなのに、いなくなっちゃったお陰で困ってたんだから」

    向日葵(あの娘……昼食は私に作らせたじゃありませんの……)

    花子「そういうわけで、私は撫子と何か食べてきまーす。向日葵お姉ちゃんは、お昼食べてたって撫子から聞いたし、お留守番お願いね~」

    向日葵「え、ちょ、この家に私だけですの?! 流石にそれは無用心というか……」

    花子「平気平気! あ、5時くらいまで帰ってこない予定だから~、それじゃ~ね~」バタン

    向日葵「5時? お昼食べるのにどんだけかかるんですの? ってもういないし!」


    花子「撫子、あれでよかったの?」

    撫子「あれでいいみたいだね」

    花子「そうなの?」

    撫子「きっとそうだよ」

    花子「よくわかんない」

    撫子「いつかわかるよ。何せ私らの妹だからね」

    花子「ふーん」

    64 = 58 :

    花子ちゃんも女の子が好きになるよね(ニッコリ

    65 = 9 :

    向日葵「そうだ……メール……」

    向日葵「なんて送ろうかしら……」

    向日葵「えっと、ここは普通に『怒ってないから帰ってらっしゃい』とかでいいかしら……?」

    向日葵「でもそれだと、また上から目線で! とか言われるかも……」

    向日葵「じゃあ『ごめんなさい、私が悪かったから帰ってきて』とか……?」

    向日葵「これじゃあ私が全面的に悪いみたいで、何だか不愉快ですわね……」

    向日葵「で、でも仲直りする為にはこれくらい……」ピピッ

    向日葵「送信……しちゃいましたわ……」<デイバイデイ ワタクシカラ アイヲコメテー♪

    向日葵「ひっ?! どこから……あ、櫻子ケータイ忘れていってますの……。あ、あら? この曲……」

    向日葵「この間、櫻子や赤座さん達と行った時、私がカラオケで歌った……」

    向日葵「まっ、まさか録音してやがったんですの……?!」

    向日葵「…………。も、もう一度メールを送って、確かめませんと……」

    66 = 41 :

    相思相愛じゃないですか

    67 = 1 :

    ここでキャラソンのCMとは抜かりねーですわね

    68 = 9 :

    櫻子(ゼェ……ハァ……つい全力疾走して帰ってきちゃった……)

    櫻子(玄関の鍵は開いてたけど、撫子も花子も靴が無い。代わりに向日葵の靴だけはある……)

    櫻子(えっとつまり……この家には今、向日葵だけって事か……。うう……急にハードル高くなった気がする……)

    ―――♪ ―――♪

    櫻子(あれ? 何か聞こえる……?)

    櫻子(わ、私の部屋からだ……。ってことは向日葵が何かしてるって事……?)

    櫻子(間違いない……私の部屋で向日葵が何かしてるんだ……! しかも、何だか楽しそうに鼻歌唄ってるみたいだし?!)

    櫻子(こっちはあんなに悩んで、全力疾走までして帰ってきたって言うのに……!)ムカムカ

    櫻子(こうなったら一言言ってやらないと、気が済まない!)


    櫻子「向日葵ーーー!!!」バタンッ

    向日葵「っっっ??!!」ビクッ

    69 = 1 :

    櫻子ちゃんは本当にバカだなぁ……

    70 = 9 :

    ソウゾウデキナイ ミライヨリ イマガーダーイスキー♪

    櫻子「」

    向日葵「」

    ミギテヲアゲテー ソラユビサシテー♪

    櫻子「……」

    向日葵「……」

    セイイッパイノ キモチデス コエヲーカサネテミター♪

    櫻子「ぷっ……あははははは! 向日葵、1人で何やってんのさ! あははははは!」

    向日葵「……っっっ!///」

    櫻子「自分で唄った歌に合わせて唄ってるとか、あはは、絶対おかしいよ、あははははは!」

    向日葵「こっ、これはその……/// だっ、大体! あなた何でこれを携帯電話の着信音にしてるんですの?!」

    櫻子「あはは……えっ……」

    向日葵「まったく……恥ずかしいったらありゃしませんわ! まるでこれじゃあ私のストーカーみたいじゃないですの!」

    71 = 9 :

    櫻子「う、うるさいなあ! それより、私のケータイ返してよ!」バッ

    向日葵「あっ……!」

    櫻子「まったく向日葵ったら……何を送ってきたんだか……。って何これ?! 着信履歴9件?! 新着メール21件?!」

    向日葵「……」

    櫻子「し、しかも全部向日葵だし……。たった数十分でこんなに電話とかメールしてくるなんて、向日葵こそよっぽどストーカーじゃない!」

    向日葵「そ、それはその……。さ、櫻子が私の歌を……着信音にしていてくれた事が嬉しくて……つい……」

    櫻子「あ……」

    向日葵「あ、いえ別にそんな凄く嬉しかったわけじゃなくて……。その……ちょ、ちょっとだけ嬉しかったから……」

    櫻子「向日葵……」

    向日葵「あの……」

    櫻子「えっと……」

    向日葵・櫻子「「ごめんなさい!!」」

    向日葵・櫻子「「……え?」」

    73 = 1 :

    I am Maki.(ワタシマキー)

    74 = 9 :

    向日葵「櫻子……?」

    櫻子「あ、あのね! 向日葵が……その……こ、婚約届を……ええと……」

    向日葵「あ、あれは……私がつい弾みでくしゃくしゃに……」

    櫻子「え……? やっぱりそうなの……?」

    向日葵「そ、そうなんですの。それをあなたったら、私がまるで丸めてゴミ箱に捨てようとしたかのように誤解するなんて……」

    櫻子「う……ごめんなさい……」

    向日葵「まあ私も過失とはいえ、これをくしゃくしゃにしてしまったわけですし……」

    向日葵「それに、その事を櫻子にちゃんと説明しないで、売り言葉に買い言葉で喧嘩にしてしまって……。本当にごめんなさい……」

    櫻子「う、ううん?! そんなの全然いいよ! 私がちゃんと話し聞かなかったのが悪いんだし……気にしてないよ!」

    向日葵「……気にしてないんですの……?」

    櫻子「え……?」

    75 :

    >>33の話の続編シリーズもう完結した?

    76 = 9 :

    向日葵「私、てっきりあれが櫻子にとって、とっても大事なものだから……。だから私の机の引き出しから、勝手に持って行ったのだとばっかり……」

    櫻子「あっ……」

    向日葵「櫻子にとって、あれはそんなに大事なものでも無かったという事ですのね……」

    櫻子「ち、違っ――」

    向日葵「でも私も、あれを書いた時の事をそんなによく覚えてないんですの……。おあいこですわよね……」

    櫻子「え……覚えてないの……?」

    向日葵「ええ……実はあまり……」

    櫻子「向日葵の――」

    向日葵「……?」

    櫻子「向日葵の馬鹿!!!!」

    向日葵「?!」

    櫻子「見損なったよ! このアンポンタン! おっぱいワンタン!」

    向日葵「櫻子……」

    櫻子「なんだよ……なんだよ! いつもみたいに何か言い返してみなよ! ほら!」

    向日葵「ごめんなさい……本当によく覚えてなくて……。でもそうですわよね、あいこだなんてズルいですわよね……」

    77 = 41 :

    おっぱいワンタン食べたいです

    78 = 9 :

    櫻子「そうだよズルいよ!」

    向日葵「私は櫻子との思い出を、忘れてしまってるんですものね……。お友達失格ですわ、こんな私が櫻子の側に――」グスッ…

    櫻子「全然違うよ!」

    向日葵「えっ……?」

    櫻子「向日葵は! 私に! じゃんけんで負けて! 夫になるはずだったの!」

    向日葵「夫……??」

    櫻子「でも! 向日葵が! 泣いちゃったから! 私が! 代わってあげたの!」

    櫻子「そしたら! ひまちゃんが! 結婚したら……! 毎日おかし作ってくれるって……」グスッ…

    向日葵「あ……」

    向日葵(なんとなく……思い出して来ましたわ……)

    向日葵(確か、あの時私がじゃんけんで負けて……。そうしたら櫻子が……自分が夫の方でいいって……)

    向日葵(あ……夫が『つま』になっていたのは、そういうことだったんですのね……)

    79 :

    ひまさくは人類の希望

    80 = 9 :

    なんか下がるペースがはやい気がする…
    ちゃんと辻褄合わせて完結させたいので、10分位練ってきます
    その間保守してくれてると、すごーく嬉しいなー…

    81 = 22 :

    ええやん……素敵やん……

    82 = 56 :

    ひまさくもさくひまも素敵やん

    83 :

    84 = 41 :

    時間だ!

    85 = 9 :

    櫻子「でも……婚姻届書いても、ひまちゃん毎日おかし作ってくれなかったし……」ヒック…

    向日葵(『おかしやさん』……。だから櫻子は……)

    櫻子「私……おかし毎日食べるって言ったのに……」グズッ…

    向日葵(結局、何が違うのかよくわかりませんでしたわ……。婚姻届を持って行った経緯も教えてくれませんし……)

    櫻子「ううぅ……うわあぁぁぁん……!」

    向日葵(でも……)

    向日葵「櫻――さーちゃん」

    櫻子「……! な、なに……?」

    86 = 9 :

    向日葵「ごめんなさい……。おかし、毎日作ってあげるって言ってたのに……。私、すっかり忘れちゃってて……」

    向日葵「でも、さーちゃんの気持ちは、ちゃんとわかってたつもりだから――ううん、今でもわかってるつもり」

    櫻子「ひまちゃん……?」

    向日葵「さーちゃん、私の事……その……。わ、私もさーちゃんの事! 今でも、その、だ――」

    櫻子「だ……?」

    向日葵「だ、大事……みたい」

    櫻子「……何それ」

    向日葵「だ、だって……しょうがないでしょ! 恥ずかしいんだから……///」

    87 = 22 :

    キュン死しそう

    88 :

    とても良いですね、はい

    89 = 9 :

    櫻子「ひまちゃ――向日葵って、案外ヘタレだよね……」

    向日葵「なっ……?! 急に何を言い出すんですのこの娘はっ?!」

    櫻子「だって……」

    向日葵「で、でもさーちゃ――櫻子の想いは、ちゃんと私にも伝わりましたわ……」

    櫻子「……私、なんて?」

    向日葵「そっ、それは……その……だ、大事だって……」

    櫻子「あーもー……!」ガラッ

    向日葵「ちょ、窓なんて開けてどうするつもりですの?」




    櫻子「私は! 大室櫻子は!! 古谷向日葵が!!! ひまちゃんが!!!! 大好きだーーーーーーー!!!!!」




    向日葵「????!!!!」

    櫻子「ハァ……ハァ……。にへへ、これでちゃんと伝わった……かな?」

    90 = 41 :

    キマシタワー

    91 = 9 :

    向日葵「ちょ……あなた何を……!///」

    櫻子「だって、ひまちゃんヘタレなんだもん。私がこれくらいしないと、あのままずるずると流れちゃいそうだったし」

    向日葵「櫻子……だからって今のは……!///」

    櫻子「ああもう、さーちゃんでいいって! 無理して櫻子って呼んでるの知ってるんだよ?! その喋り方も!」

    向日葵「へっ?!」

    櫻子「私だって……無理して向日葵って呼んでるんだし……。お互いたまにいい間違いそうになるのを、必死に我慢してるの、面白かったなぁ~」ケタケタ

    向日葵「そそそそ、そうだったのね///」

    櫻子「え、もしかして気付いてなかったの……? ヘタレな上に、鈍感ときたもんだ……。何だかどんどん昔のひまちゃんに戻ってる気がする」

    向日葵「わ、私そんなに駄目な子だったの……?」

    櫻子「うん。すぐ泣くし、すぐ私に甘えるし、いつも私の後ろにくっついてくるし……」

    向日葵「ううう……」

    92 :

    キマシ

    93 = 79 :

    向日葵がヘタレで鈍感ってあんまりssでは見ないけどこれはこれでいいものですね

    94 = 9 :

    櫻子「だから……私が守ってあげなくちゃってずっと思ってたんだよ?」

    向日葵「櫻――さーちゃん……」

    櫻子「ひまちゃんは、私の『妻になる人』だからね!」

    向日葵「……!!///」

    櫻子「そして私は、ひまちゃんの『つまになる人』なんだよ!」

    向日葵「私が『妻』で……さーちゃんが『つま』……」

    櫻子「声に出すと、どっちがどっちだかわかんないけどね、にはは」

    櫻子「それじゃあ気を取り直して。これ、書こうよ?」バッ

    向日葵「あ――!」

    櫻子「じゃーん! 婚姻届! 新品だよ? さっき帰りがけに市役所で貰ってきたんだ~」

    向日葵「随分と用意周到なことで……」

    櫻子(船見先輩が、最後にこっそりアドバイスしてくれたからね)

    95 :

    キマシタワー

    96 = 22 :

    ふぉあーーーーーーーーーーーーーーー

    97 = 9 :

    櫻子「えっと、まずは『夫』を――」

    向日葵「?」

    櫻子「えいー!」グシャグシャ

    向日葵「あ、さーちゃん……! そんなに塗り潰したら受理されなくなっちゃう……」

    櫻子「へーきへーき、大丈夫だって。あれ、『妻』ってどうやって書くんだっけ……?」

    向日葵「隣に書いてあるよ……」

    櫻子「おおさすがひまちゃん! 勉強は昔から出来たよね!」

    向日葵「うん……」

    櫻子「嫌味か?! それは嫌味なのかー?!」

    向日葵「ちょ、ちょっとさーちゃん……落ち着いて……」

    98 = 9 :

    櫻子「ご、ごめんごめん。ついいつもの癖で……」

    向日葵「やっぱり、最近の私達に戻った方が――」

    櫻子「それは駄目!」

    向日葵「だ、駄目って……」

    櫻子「だって……」

    向日葵「?」

    櫻子(だって……こっちのひまちゃんの方が、絶対可愛いし……///)

    向日葵「あの……さーちゃん……?」

    櫻子「ハッ! さ、さっ? どんどん書いてこー!」

    向日葵「う、うん……」

    99 = 58 :

    ひまさく派だったがさくひまもいいな

    100 = 95 :

    絶対可愛いもんね


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