私的良スレ書庫
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元スレ女「私、好きな人いるから」
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男「そうと決まれば、ご家族にあいさつに行かないと」
女「は? ご家族って…お兄ちゃん?」
男「そう。まぁ、ご両親への報告は今度の週末とかで」
女「え…まぁ、田舎だから放課後行ける距離でもないけど…て、何を報告しに」
男「もちろん、俺たちの未来を。具体的には式の日取りとか結納のこととか」
女「具体的過ぎ!?」
男「…まだ、俺、学生だし、何年かかるかわかんないけど、絶対幸せにするから」
女「いやいや、あの急ぎすぎっていうか…お兄ちゃんに何話す気?」
男「え? だから、お前のことは俺が幸せにするから。安心して妹さんを俺に下さい的な」
女「ええっと、あの、私、お兄ちゃんのこと好きなんだけど」
女「は? ご家族って…お兄ちゃん?」
男「そう。まぁ、ご両親への報告は今度の週末とかで」
女「え…まぁ、田舎だから放課後行ける距離でもないけど…て、何を報告しに」
男「もちろん、俺たちの未来を。具体的には式の日取りとか結納のこととか」
女「具体的過ぎ!?」
男「…まだ、俺、学生だし、何年かかるかわかんないけど、絶対幸せにするから」
女「いやいや、あの急ぎすぎっていうか…お兄ちゃんに何話す気?」
男「え? だから、お前のことは俺が幸せにするから。安心して妹さんを俺に下さい的な」
女「ええっと、あの、私、お兄ちゃんのこと好きなんだけど」
男「うん。まぁ、お兄ちゃんのことだけが好きって言うなら、あきらめるしかないよな。
俺はいつだって、お前の幸せだけを願ってるんだから」
女「ああ、そう…いや、だったら、なんで」
男「だから、お前が俺のことを好きなら、俺が幸せにした方が俺も幸せになれるだろ。一石二鳥!
そういうわけだから、お義兄さんには挨拶しておかないと。宣戦布告的な意味も込めて」
女「え? マジ? ホントに行くの?」
男「マジだとも! さあ、お前の幸せな未来はすぐそこに転がってるよー! いやっほぅ!」
女「って、待って! 紙袋! 紙袋外してから!」
兄「で、どうしたの。そんな改まって」
女「あの、別に」
男「お、お義兄さん!い、いも」
兄「呼び間違えは感心しないなぁ。僕は君の兄になった覚えはないけど」
男「え…ええと」
兄「あ、この前、君のお母さんが酔ってウチに泊まった件ならいいよ。お隣さんだし」
男「…なにやってんの、母さん……じゃなかった」
兄「そうだ、夕ご飯食べていく? 君とウチの妹はキョウダイみたいなものなんだし。妹の
キョウダイといえば僕の弟のようなものだからね。遠慮は無用。お兄ちゃんって呼んでもいいよ」
男「…さっき、兄と呼ぶなって……」
兄「なんか言った?」
男「お義兄さん!」
兄「……微妙な発音が微妙だけど、なに?」
男「妹さんを俺に下さい!!」
女「あの、別に」
男「お、お義兄さん!い、いも」
兄「呼び間違えは感心しないなぁ。僕は君の兄になった覚えはないけど」
男「え…ええと」
兄「あ、この前、君のお母さんが酔ってウチに泊まった件ならいいよ。お隣さんだし」
男「…なにやってんの、母さん……じゃなかった」
兄「そうだ、夕ご飯食べていく? 君とウチの妹はキョウダイみたいなものなんだし。妹の
キョウダイといえば僕の弟のようなものだからね。遠慮は無用。お兄ちゃんって呼んでもいいよ」
男「…さっき、兄と呼ぶなって……」
兄「なんか言った?」
男「お義兄さん!」
兄「……微妙な発音が微妙だけど、なに?」
男「妹さんを俺に下さい!!」
兄「………」
女「あ、あのね、お兄ちゃん」
男「幸せにします! これでもかというくらい幸せにします! 俺が!」
兄「………ええと、資格は何かお持ちですか?」
女「って、面接か!?」
男「英検三級を少々」
兄「なるほど。死角はなし、無敵、と……とと、いけない。あまりのショックに一瞬持って行かれるとこだった」
男「趣味は、妹さんを幸せにすること。特技は、妹さんを幸せにすることです。学生時代に打ち込んだものは」
兄「ああ、うん…わかった。君の気持ちはわかったから」
男「ありがとうございます」
兄「…でもさ、君に妹を幸せにすることができるのかな?」
女「あ、あのね、お兄ちゃん」
男「幸せにします! これでもかというくらい幸せにします! 俺が!」
兄「………ええと、資格は何かお持ちですか?」
女「って、面接か!?」
男「英検三級を少々」
兄「なるほど。死角はなし、無敵、と……とと、いけない。あまりのショックに一瞬持って行かれるとこだった」
男「趣味は、妹さんを幸せにすること。特技は、妹さんを幸せにすることです。学生時代に打ち込んだものは」
兄「ああ、うん…わかった。君の気持ちはわかったから」
男「ありがとうございます」
兄「…でもさ、君に妹を幸せにすることができるのかな?」
兄「幸せにするって、言ったよね? でも、どうやって? まだ高校生で
しかも英検三級しか持ってないような子がどうやったら、ウチの妹を幸せにできるのかな?」
男「そ、それは…確かに今は、力もないし、何も持ってないけど」
兄「だいたい幸せにするなんて言ってさぁ、つい、こないだまでウチの妹のことなんか頭になかったえあけわけだろ?」
男「そんなことは…ちゃんと覚えてて」
兄「だったら、この10年、この子がいなくなってから、君はこの子のために何かしてくれたのかな?
僕は、必死に卒業して、必死に就職して、必死にお金稼いで…ようやく、この子を引き取ったよ。
君はそれに負けない何かをこの子にしてくれたんだろうか?」
男「………してないです」
兄「いじわるなこと言うようだけど、5年経ってから出直して」
女「そんなことない! お兄ちゃんは知らないだけ! こいつがどれだけ私に…!」
男「え?」
しかも英検三級しか持ってないような子がどうやったら、ウチの妹を幸せにできるのかな?」
男「そ、それは…確かに今は、力もないし、何も持ってないけど」
兄「だいたい幸せにするなんて言ってさぁ、つい、こないだまでウチの妹のことなんか頭になかったえあけわけだろ?」
男「そんなことは…ちゃんと覚えてて」
兄「だったら、この10年、この子がいなくなってから、君はこの子のために何かしてくれたのかな?
僕は、必死に卒業して、必死に就職して、必死にお金稼いで…ようやく、この子を引き取ったよ。
君はそれに負けない何かをこの子にしてくれたんだろうか?」
男「………してないです」
兄「いじわるなこと言うようだけど、5年経ってから出直して」
女「そんなことない! お兄ちゃんは知らないだけ! こいつがどれだけ私に…!」
男「え?」
女「この家から出なくちゃいけなかったときだって!
あのとき結婚してでもずっと一緒にいたいって言ってくれたのはこいつなんだから!
あの頃も、今も、こいつだけは私のそばにずっといてくれて、私だけを見てくれたんだから!」
兄「ふぅん。でも、そんなのは小さいころの記憶が美化されてるだけでしょ」
女「そんなことない!…もし、そうだったとしても10年間、ずっとこの家に帰ってきたいって、
いつか、絶対帰りたいって思ってたのは、お父さんたちとの思い出もあるけど、こいつが隣に住んでたから!
いつか、また一緒にって、思ってたから過ごしてこれた!」
兄「…でも、こんなのと一緒になっても幸せになんかなれないって」
女「お兄ちゃんがそんなこと決めるな! お兄ちゃんに“こんなの”なんて言われたくない!
たしかに、料理はできないし、英検三級しか持ってないし、理系科目全然ダメなやつだけど!
大好きな人といられれば、私は幸せになれるの!」
兄「へぇ…じゃあ、その大好きな人って誰のこと?」
女「だからぁっ!………………って、だ、騙したなぁっ!!」
兄「さぁて、ここはお若い二人に任せて、年寄りは大魔王でも倒しに行くかなぁ」
>>434
紙袋忘れるなよ
紙袋忘れるなよ
男「…あ、あー」
女「っ! あんたが悪いんでしょ!!」
男「な、なにが…」
女「なんで言われっぱなしでいんの!」
男「えぇー…いやだって、ほらもっともなご意見だったし」
女「だからって、あのまま『5年後に出直してこい』って言われて5年待つわけ?」
男「…まぁ、どっちにしても5年くらいないと就職とかできないし」
女「……そういえば、それもそうね」
男「お兄さんの言ったことは常識的で、当たり前のことだったし…むしろ、お前の逆ギレがありえん」
女「なっ! かばってあげたのに、そういうこと言う!?」
男「嬉しかった。すごい、嬉しかった。もう、この場で俺の全部をお前に捧げてもいいくらい嬉しい」
女「ばっ…バカ! もう、こんな変態といられない! 私も出てく!!」
男「あ、俺も、排水溝の様子が気になるし、一緒に行く」
女「ついてくんな! ストーカー!」
女「っ! あんたが悪いんでしょ!!」
男「な、なにが…」
女「なんで言われっぱなしでいんの!」
男「えぇー…いやだって、ほらもっともなご意見だったし」
女「だからって、あのまま『5年後に出直してこい』って言われて5年待つわけ?」
男「…まぁ、どっちにしても5年くらいないと就職とかできないし」
女「……そういえば、それもそうね」
男「お兄さんの言ったことは常識的で、当たり前のことだったし…むしろ、お前の逆ギレがありえん」
女「なっ! かばってあげたのに、そういうこと言う!?」
男「嬉しかった。すごい、嬉しかった。もう、この場で俺の全部をお前に捧げてもいいくらい嬉しい」
女「ばっ…バカ! もう、こんな変態といられない! 私も出てく!!」
男「あ、俺も、排水溝の様子が気になるし、一緒に行く」
女「ついてくんな! ストーカー!」
>>444
なにそれかわいい
なにそれかわいい
男「お嬢さん夜道は危険が危ないですぞ」
女「…危ないのはあんた。ストーカー」
男「いや、こう見えても俺、安全靴並みの高い安全性を目指してる男だから」
女「ああ、そう」
男「………愛してる。婚約を前提に粘膜を接触させよう」
女「う、うるさい黙れ! 帰れ!」
男「…ていうか、どこ行く気? 暗くなってきてるし、さすがに一人にできないんだけど」
女「………ちょっと、そこまで」
男「そこまでって、どこ……まぁ、どこだろうと、ついてくだけだから、いいけど」
女「っ!!」
男「って、走り出さなくてもいいだろ!」
女「…危ないのはあんた。ストーカー」
男「いや、こう見えても俺、安全靴並みの高い安全性を目指してる男だから」
女「ああ、そう」
男「………愛してる。婚約を前提に粘膜を接触させよう」
女「う、うるさい黙れ! 帰れ!」
男「…ていうか、どこ行く気? 暗くなってきてるし、さすがに一人にできないんだけど」
女「………ちょっと、そこまで」
男「そこまでって、どこ……まぁ、どこだろうと、ついてくだけだから、いいけど」
女「っ!!」
男「って、走り出さなくてもいいだろ!」
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