元スレ京子「チョコミントうめぇ!」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
51 = 1 :
あかり「ええっ!?こ、これはあれだよ・・・」
結衣「そうか、ラムレーズンか!」
あかり「うん。ミラクるん関係にしようかと思ったんだけど、それって京子ちゃんの家にもあるかなーって」
結衣「なかなか鋭いな」
ちなつ「くっ・・・」
あかり「あれ、どうしたのちなつちゃん」
ちなつ「な、何でもないよ」
京子「何でもいいから早くー」
52 :
正直読めた気が
53 = 1 :
あかり「あっ、ごめんね京子ちゃん。はい、ラムレーズン」
京子「おお・・・食べていいのかー?」
結衣「ああ。お前の記憶を取り戻すためだからな」
京子「じゃあ、いただきま~す」パクッ
ちなつ「どうですか?」
京子「・・・まずっ」ウェッ
あかり・結衣・ちなつ「ええぇっ!?」
54 = 1 :
京子「えっ・・・?これ、何なの? 罰ゲームでよく食べさせられてたとか・・・
あれ?それとももしかして私っていじめられっこ?」
あかり「ち、違うよぉ」
結衣「参ったな。これは思った以上に深刻かもしれないぞ」
ちなつ「あんなにラムレーズン好きだったのに・・・」
京子「ほんとに?これを私が・・・?」
結衣「うん。お前がラムレーズン好きだから私の家の冷凍庫にもいつも確保してあるくらいだ」
京子「えっ」
55 :
じっさいラムレーズンまずいよな
56 :
俺も菓子と酒の組み合わせが嫌いだからラムレーズンも好きじゃないな
57 = 33 :
チョコミントはうまいよね
58 = 1 :
京子「それどういうこと」
結衣「ん?」
京子「私の好きな物が結衣さんの家にある・・・もしかして私って結衣さんの家にいつも行ってるの?」
結衣「ああ、よく来てたな」
京子「それじゃ、親御さんにも迷惑かけてるってことか!」
結衣「えっ?いやまぁ、私は一人暮らしだからな」
京子「中学生で一人暮らしっておかしいだろ!」
結衣「そういう疑問はちゃんと持つのか」
59 = 1 :
ちなつ「そうだ。結衣先輩の家に行ったらどうでしょうか?」
結衣「なるほど、それもありかもな」
あかり「で、でもアイス溶けちゃうし食べてからにしよ?」
結衣「それもそうだな。ほら、京子。そのラムレーズン私が食べてやるから新しいの一つ選べ。」
京子「いいの!?」
結衣「ああ」
あかり「あかりこれにする~」
ちなつ「チョコミントかぁ。残りはチョコとバニラ・・・どっちにしようかな」
京子「あかりちゃんは普通のバニラだろ!」
あかり「ええっ!?」
60 = 39 :
62 :
>>60
いいと思うよ
63 = 1 :
結衣「おいおい・・・お前はどうしてそういうの憶えてるんだ?」
あかり「そういうのって何!?」
京子「いや、何となくそんな風に思っただけだけど。
というわけで、はいバニラ」
あかり「本当にバニラにしなきゃダメなの?」
京子「代わりに私がチョコミント食べてあげるから!」
ちなつ「・・・私にも選択肢は無いんですね」
64 = 1 :
京子「おお・・・菓子界の王様チョコレートとハーブ界のゲリラ、ミントの融合・・・
これ誰が考えたんだろうね?常識的な人間なら組み合わせようと思わないよ」
結衣「記憶喪失の人間に常識的とか言われてもな・・・」
ちなつ「ハーブ界のゲリラって何ですか?」
京子「あれ、知らないの?ミントって繁殖力強いから軽い気持ちでその辺に植えると大惨事になるんだよ。
まぁミントだけじゃなくハーブ類は基本的に雑草って言われてるんだけどさー」
結衣「もう記憶喪失の偏りに突っ込むのは飽きたんだが」
京子「まあいいや。それじゃ、いただきまーす」パクッ
あかり「あかりも食べよーっと」
京子「・・・うめぇ」
ちなつ「えっ?」
京子「チョコミントうめぇ!」
結衣「おいおい、マジか」
65 = 46 :
この京子味覚に障害があるぞ
66 = 1 :
京子「シェフを呼べ!おいしいです!」
結衣「落ち着けって」
京子「こんなのあるなら最初から言ってよ~」
ちなつ「そうは言っても、記憶喪失の京子先輩なんて初めてですし・・・」
結衣「まさかラムレーズン以外でこんなリアクションを取るとはな」
京子「ますます謎は深まるばかりだね」
結衣「謎の大元が何言ってんだよ」
67 = 62 :
俺「チョコミントうめぇ!」
68 :
綾乃ちゃんの反応に期待
69 = 1 :
ちなつ「ごちそうさまです」
あかり「おいしかった~」
結衣「よし、みんな食べ終わったか?」
京子「うんうん」
結衣「それじゃ・・・」
綾乃「歳納京子ー!」
京子「うわっ」
千歳「お邪魔します~」
京子「びっくりしたぁ」
結衣「何だ二人とも、タイミング悪いなぁ」
70 = 1 :
綾乃「タイミングって何かしら?」
京子「・・・この人誰?」
綾乃「なっ・・・この杉浦綾乃を忘れたっていうの!?そういう冗談は嫌いよ!」
結衣「この人たちは綾乃と千歳っていって、生徒会副会長なんだ」
京子「え、生徒会?偉い人なの? それはそれは・・・初めまして綾乃さん、千歳さん。
って、初めてじゃないか」
綾乃「『さん』!?」
千歳「お~。記憶喪失になったって噂は本当やったんなぁ」
綾乃「き、記憶喪失!?聞いてないわよ!」
71 :
京子の記憶喪失SSが何故二つも同時に・・・
72 = 68 :
京子はチャーミングだからな
74 = 1 :
結衣「どうして知ってるんだ?現時点で知ってる人は居ないはずだけど」
千歳「いやな~、千鶴がな」
結衣「あの妹さんか」
千歳「今日の朝会ったのに何もされなかったって不思議がっててな~」
結衣「そういや会ったな・・・って、いつも何かしてるのかこいつは」
千歳「それで、もしかしたら記憶喪失ちゃうかなーって」
結衣「いやその発想はおかしいだろ」
75 = 62 :
鋭いな
76 = 68 :
京鶴を期待してもいいのかなぁ?
77 :
分かったぞ
“あっち”の京子と“こっち”の京子の中身がパラレルで入れ替わったんだな
それで両京子とも記憶の齟齬が………
78 = 1 :
綾乃「本当・・・なのかしら?」
京子「いや~、面目ない」
綾乃「・・・っ! ちょっと待ってなさい!」
千歳「あっ、綾乃ちゃ~ん?」
結衣「どこ行ったんだ?」
千歳「う~ん、どこやろな~」
79 = 1 :
綾乃「はぁ、はぁ・・・待たせたわね!」
千歳「あっ、おかえり~」
京子「何なに~?」
綾乃「これを持って来たわ」
結衣「そ、それはまさか・・・」
綾乃「ラムレーズンよ!」
京子「えっ・・・」ビクッ
綾乃「これでも食べて早く記憶戻しなさい!」
80 = 39 :
81 = 62 :
>>80
いいと思うよ
82 = 1 :
綾乃「ほ、ほら」
京子「わっ、やめろー!」バシッ
綾乃「なっ」
ちなつ「京子先輩、記憶なくした影響でラムレーズン苦手になったみたいなんです」
綾乃「歳納京子に叩かれた・・・歳納京子に・・・嫌われた?」
ちなつ「って、聞いてますか?」
千歳「綾乃ちゃ~ん?」
綾乃「歳納京子に・・・」
千歳「あかん、綾乃ちゃんが壊れてしもた~」
京子「あはは。そんな大げさなー・・・綾乃さーん?」
綾乃「歳納京子に・・・歳納京子・・・」
結衣「ダメだな」
83 = 33 :
千歳「あかん、綾乃ちゃんが壊れてしもた~」
ここだけ抜粋するとなんかエロい
84 :
早くキスして正気に戻すんだ!
85 = 1 :
京子「ありゃー。これ、どうしたらいいかな?」
千歳「とりあえず元に戻るまで待たんとな~」
結衣「むぅ。これからみんなで私の家に行こうと思ったんだが」
千歳「あ~、それならウチが綾乃ちゃん見てるから大丈夫や~」
結衣「そうか?悪いな。じゃあ行こうか」
ちなつ「はい!結衣先輩!」
綾乃「歳納京子・・・歳納京子の・・・・・・いや、これはこれで・・・
そうよ、歳納京子!もう一度私を叩きなさい!」
千歳「もう行ってしもたで~」
86 = 2 :
>>80
いいね
87 = 1 :
帰宅中――
結衣「ところで」
ちなつ「何ですか結衣先輩?」
結衣「綾乃と千歳が来ると、ちなつちゃんもあかり共々影薄くなるな」
ちなつ「うっ」
あかり「共々って・・・酷いよ結衣ちゃん・・・」
京子「ん・・・?」
結衣「どうした京子?」
京子「思い出した!!」
ちなつ「えっ?」
88 = 1 :
京子「思い出したよ!」
結衣「マジでか」
京子「あかりちゃんとちなつちゃんってアニメ8話で一度も出番無かったよね」
あかり「えっ・・・ま、まぁね」
京子「やっぱり!」
ちなつ「思い出したって・・・そのことだけですか?」
京子「うん。何か急にビビビーって閃いた」
結衣「他に思い出した事は?」
京子「ないかな?」
結衣「どうしてそう限定的なんだよ・・・」
89 = 1 :
ちなつ「でもそれを思い出したのなら8話の内容も憶えてるんじゃ」
京子「いやー、出番はここまでだって二人に言った事しか憶えてないよ」
結衣「そんなどうでもいいところを・・・」
あかり「どうでも良くないよ!?」
ちなつ「どうでもいいかどうかはさておき、さすが京子先輩の記憶喪失だけあってデタラメですね」
京子「まったくだよね」
結衣「いやお前が言うな」
90 = 1 :
結衣のアパート前――
結衣「ほら、着いたぞー」
京子「でけぇ!まるで文化会館だな!」
結衣「・・・お前本当は記憶あるんじゃないのか?」
京子「ふぇっ?」
ちなつ「まあ、記憶喪失といっても完全に消失したわけじゃないでしょうし・・・」
結衣「なるほど、封印された記憶の片鱗って事か」
京子「封印とか片鱗とか厨二っぽい響きだね」
結衣「いや中二だけどそれがどうした」
91 :
紫煙
92 :
アッカリーン
93 = 1 :
結衣の部屋――
京子「いい部屋じゃん。何畳?」
結衣「あー。えーっと、どのくらいだったかな」
京子「まぁそれはいいや。言われてもピンと来ないし・・・
何故なら私は記憶喪失だから!」
結衣「いや、今のお前の方が逆に分かる気がするぞ」
京子「え~分からないよ~。何故なら私は記憶喪失なのだから!」
結衣「なんかどっかの芸人がそんなネタやってた気がするな」
94 = 1 :
京子「ところでさ」
結衣「どうした」
京子「さっき記憶が完全に消失したわけじゃないって話をしてたよね」
ちなつ「はい、しましたよ。それがどうかしましたか?」
京子「私の記憶は消えてないかもしれないけど、あかりちゃんは完全に消失してるよね」
あかり「してないよ!?ちょっと発言が描かれてないだけでちゃんと居るからね!?」
ちなつ「あっ、よかった。ちゃんと居たんですねあかりちゃん」
あかり「ひどい・・・」
95 = 1 :
京子「ん~・・・確かにここには来た事ある、かも?」
結衣「おお、何か思い出したか?」
京子「いやー、さっぱりだね」
ちなつ「そうですか・・・」
京子「全然関係ないけど、結衣さんって妹とか居るの?あーウニ食べたくなってきた」
結衣「いやいやお前着実に思い出して来て・・・いや待てよ」
結衣(まりちゃんがウニ好きだって事を京子たちは知らないはず・・・)
結衣「お前どうなってるんだ?・・・何かに憑かれてるとかか?」
京子「えっ、何言ってるの?」
あかり「こ、怖い話はやめようよ結衣ちゃん」
97 = 39 :
98 :
6、7年前に売ってたセブンプレミアムのチョコミント(カップ)が最高に美味しかった
99 = 1 :
結衣「いや、まあな。そんなはずは無いと分かってるんだが・・・」
結衣(まさか、あの時潜在的にまりちゃんの好みを感じ取っていたとでもいうのか?
どういう感覚してるんだこいつは)
ちなつ「どうしたんですか、結衣先輩」
結衣「えっ?ああ、少しこいつの記憶喪失について考え事をな」
結衣(この京子、何かずれているんだよな。ただの記憶喪失では無い気がする・・・)
京子「がんばれ結衣さん!私のために!」
結衣「ちょっと黙ってろ」
あかり「ゆ、結衣ちゃん」
結衣「うーん・・・」
100 = 62 :
>>97
いいと思うよ
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