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元スレ棚町「ふ~ん、純一でもあたしのこと意識したりするんだ?」

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51 :

女子トイレは麻耶ちゃんが彼氏出来なくて夜な夜な泣いてるのかと思った

52 = 1 :

~20時30分 正門前にて~

梅原「しかし、大将が本当に寝不足だったとはな」

田中「うん、顔色よくなってたもんね」

「心配してくれてありがとう」

棚町「えっちなことばっかり考えてるから、寝不足になるのよ」

「薫は寝不足じゃないのか?」

棚町「わ、私は平気よ」

梅原「なぁんだ、棚町も寝不足なら面白かったのに」

棚町「あんたねぇ!? ど~いう意味よ!」

「ほ、ほら着いたぞ」

田中「あ……門、閉まってるね」

梅原「まぁ、この時間だし、当然といえば当然か」

棚町「どうするの、乗り越える?」

「そんなことしなくても大丈夫だよ。梅原、懐中電灯は?」

梅原「おう、二つ持ってきてるぜ」

53 = 1 :

「うん。じゃ、行こうか」スタスタ

棚町「ちょっとどこ行くの?」

「まぁ、ついて来ればわかるよ」

  …………

棚町「ねぇ、ちょっとどこまで行く気よ」

田中「この辺は街灯もないから暗いね……」

「確かこの辺なんだけど……暗くてよく見えないな。梅原?」

梅原「懐中電灯だな、ほれ」

「さんきゅ」カチッ

「え~と……お!? あったあった」

54 = 1 :

田中「……フェンスに穴が開いてる」

棚町「こんなところがあったんだ?」

「うん、遅刻しそうな時や早退したい時に使う緊急ルート」

梅原「さっすが大将。いいモンもってるぜ」

棚町「なぁ~んか、いやらしい言い方……」

梅原「うん? そうか?」

「ほら、くっちゃべってないで行こう」

田中「う、うん」

「少し広げた方がいいかな……よっ」ガシャッガシャッ

梅原「まるでどっかの潜入工作員だな」

棚町「妙に手馴れてるよね」

「よし、これでいいだろ。梅原、先に行ってくれるか」

梅原「よっしゃ、任せとけ……よっ…と」ゴソゴソ

「大丈夫か?」

梅原「おう、大丈夫だ」

55 = 1 :

「じゃぁ、次は田中さん」

田中「うん、わかった」

「服をひっかけないよう、気をつけてね」

田中「んっ……うん……ふぅ。ほんとにスパイみたい」ゴソゴソ

「行けたみたいだね。じゃぁ、次は薫」

棚町「おっけー」ゴソゴソ

(ふぅ……薫のお尻がもぞもぞと右に左に……いい眺めだ♪)

棚町「抜けたよー」

56 = 1 :

「あ、あぁ……じゃぁ最後は僕か」

梅原「大将、懐中電灯が邪魔だろ、持つぜ」

「頼む。……よっ……と」

田中「さすがに慣れてるね~」

「よしっと」

梅原「大将、お疲れさん。それにしても、無事に潜入出来たな」

田中「夜の学校に忍び込むって、何だかドキドキするね」

棚町「ほんとほんと♪」

「よし、じゃあ行こうか」

57 :

良い組み合わせだ

58 = 1 :

~20時45分 校舎玄関前にて~

棚町「あ~やっぱり鍵が掛かってるね」ガチャガチャ

梅原「どこか、鍵の開いてる窓がないか探すか?」

田中「でも、それだと時間かかりそうだね」

「……う~ん」

梅原「うん? 大将、何かいいアイデアでもあるのか?」

「そうだな……非常階段にある非常ドア……3年生の所からからならもしかしたら……」

田中「非常ドアって外から開かないようになってるよね?」

「普通ならそうなんだけど……ここだと目立つから、とりあえず非常階段の方に行こうか」

棚町「そうね、宿直の先生の見回りもあるだろうし」

梅原「見回りなら確か21時からだと思うぜ、前に麻耶ちゃんがそんなこと言ってたから」

田中「そうなんだ?」

棚町「見回りを潜り抜けながらのみっちょんかー 燃えるわ♪」

59 :

いい速度だ

60 = 1 :

~20時50分 校舎裏にて~

「……という訳で、3年生の教室のある非常ドアは外からでも開くようになってるらしい」

梅原「なるほどな……しっかし壊れたままほっとくなんて、のん気というか無用心というか」

田中「でも、そのお陰で校舎の中に入れるなら感謝しなくちゃ」

「う~ん、でも森島先輩からその聞いてから結構経つから、もしかしたらダメかもしれないよ」

梅原「そしたら、手分けして鍵の開いた窓をさがすしかないか……」

棚町「……ねぇ」

「どうした、薫?」

棚町「しっ! ……何か音が聞こえた気がするんだけど……ほら!?」

  ……ガサガサ

田中「ほ、ほんとだ……」

梅原「非常階段と……屋内プールの方か……」

田中「も、もしかして『プールで蠢く影』?」

61 = 4 :

蠢くって何てよむの?蠢く?

62 = 1 :

>>61
「ウゴメく」ですね

63 = 1 :

「で、でもあれは、デマって話なんじゃ……?」

棚町「とりあえず、行ってみない?」

梅原「だな、ここで逃げちゃ男がすたる」

田中「わ、わたし女だよ……」

「でも、田中さんもここで一人で残るのはイヤでしょ?」

田中「う、うん」コクコク

梅原「よしっ、決まりだな。じゃぁ、行ってみようぜ」

田中「か、薫、待って」ギュッ

棚町「け、恵子?! 動きにくいって」

田中「だ、だってぇ……」

  ……ガサガサ

「音は……こっちか……」

棚町「プールの中じゃないみたいね」

梅原「まぁ……あれはデマって話みたいだからな」

田中「そ、それじゃあ……何の音だろう??」

64 = 1 :

「何にしても、非常階段に行くには、屋内プールの裏を通らないといけないんだし……」

田中「そ、そうよね……」

棚町「……しっ!」

  ……ガサガサガサガサ

田中「ふええぇぇぇぇぇええ!!」

棚町「恵子、あんたは後ろに」

「梅原、田中さんを頼む。僕が見てくる」

棚町「あたしも行く」

田中「か、薫!?」

「……非常階段の下から音がするな」

棚町「……ってことは、さっきの音のした場所から、動いてるってことになるよね?」

「そうなるな……行くか?」

棚町「もち!」

「じゃ、せーので行くぞ! せーの…っうわ!?」

  ……ガサガサガサガサ!!!

65 = 1 :

棚町「きゃあ!?」

梅原「な、なんだありゃ……」

田中「ぅぅぅ…………」ギュッ

「……え、え……と」

棚町「……ね、猫??」

黒猫「みゃぁ……」

梅原「あぁ~あ、こりゃヒデぇな」

田中「ど、どうしたの……」ギュゥ

「うん、スーパーの袋が首に引っかかってるみたい」

黒猫「みゅぅ……」

棚町「袋を取ろうとして暴れてたから、あんなに大きな音がしたんだね……」

梅原「あんなもんが首に引っかかってりゃ、暴れもするよな」

田中「ほんとだ……かわいそう……」

「ほら……取ってやるから動くなよ……よし、これで大丈夫」

66 = 13 :

お約束のぷー

67 :

モジャ子可愛いよモジャ子

68 = 1 :

黒猫「みゃぁ♪」

棚町「この子、急に甘えた声なんて出して。驚いたんだからね」クスクス

梅原「全くだ……『蠢く影』はデマってのがデマだったのかと、一瞬焦っちまったぜ」

「その言い方ややこしぞ」

田中「黒猫ちゃん、かわいいね」ナデナデ

黒猫「みゅぅ♪」スリスリ

「それにしても、ずいぶんと人に慣れてるな……」

田中「誰か餌でもやってるのかな?」ナデナデ

棚町「そうかもしれないね、こっちの方はあまり人も来ないだろうし」

梅原「田中さんに撫でてもらって……羨ましいやつだな、お前」

「変なところで時間を取っちゃったな。僕、非常ドアを見てくるよ」ダッ

梅原「おぅ、頼むぜ大将」

田中「それにしても……薫も橘君も怖くなかったの?」

棚町「あたしは恵子のこと守らなきゃ……って思ったから。……あいつはどうなんだろうね」

梅原「俺の存在感って一体……」

69 = 1 :

田中「だ、だって梅原君は何もしてなかったでしょ」

梅原「俺の服を掴んで……『ギュッ』ってしてくれた、可愛い田中さんはどこに行っちまったんだぁ」

棚町「あんたねぇ~」

田中「あ、あれは!? でも……確かに近くにいてくれたよね……ありがとう、梅原君///」

梅原「おう! これからも俺が田中さんのことを守るから、大船に乗った気でいてくれ♪」

田中「……///」

棚町(ふ~ん、梅原のやつ言うじゃない? 恵子も……恵子は惚れっぽいからなぁ……)

「お~い、ここから入れそうだぞ」

梅原「……おっ、どうやら中に入れそうだな」

棚町「そんじゃ、行きましょうか」

田中「黒猫ちゃん、バイバイ。今度から気をつけるんだよ」

黒猫「ふみゅ? ……みゃぁ♪」

70 = 1 :

~21時05分 校舎内にて~

「まだ一時間近くあるな」

田中「時間までどこかに隠れてる?」

棚町「せっかくだから時間まで探検しようよ。夜の校舎なんてなかなか来る機会もないんだし」

梅原「棚町に一票! 出来れば『七不思議』の謎は解明したいしな」

「校舎内をうろつくなら、懐中電灯は消した方がいいか。もう宿直の先生が見回りしている頃だろ?」

田中「あ、そういえば9時から見回りなんだっけ?」ヒソヒソ

棚町「う~ん、梅原の情報が確かならね」ヒソヒソ

梅原「声も落とさないと……バレたら流石に面倒なことになりそうだし」ヒソヒソ

「生物室は棟が違うから、行くなら『開かずの倉庫』かな?」ヒソヒソ

田中「あ!? その前に教室に行ってみない?」

梅原「教室? 俺たちのか?」

田中「そう、夜の教室ってどんな感じかな~?って思って」

棚町「いいね~ じゃあ、まずはあたしらの教室から行ってみよっか?」

「よし、決まりだな」

71 = 1 :

~同時刻 宿直室にて~

高橋先生「もう……何が『麻耶ちゃん、愛してるぜ(ハート)』よ」

高橋先生「大人をからかうもんじゃ……ないっていうの! はい、採点終わり!」グビグビ

高橋先生「幾ら男子生徒に人気があってもなあ……教師としては嬉しいことだけど」

高橋先生「宿直室でビールを飲みながら、生徒の冗談にニヤニヤしてるってどうなの?」

高橋先生「少し問題のある子もいるけど……みんなは基本的にいい子たちだし……」

高橋先生「あぁ~~~ 私があと10年若かったらなぁ……」

高橋先生「……もしかして『あの時』の私がピークで、あとは下り坂な訳?」グビ

高橋先生「ふぅ……どこかにいい人いないかなぁ……」

高橋先生「…………」

高橋先生「…………」ウトウト

高橋先生「…………あっ!? いけない、もうこんな時間!?」

高橋先生「見回りだけ済ませておかないと……」ゴソゴソ

72 = 4 :

高橋先生√でも構いませんよ

73 = 1 :

~21時10分 2年A組にて~

「どうだ、梅原?」

梅原「おう、今んとこは大丈夫そうだな」

田中「わぁ、私の席だ♪」

棚町「やっぱり昼の学校とは違うよね~」

「うんうん」

梅原「他の生徒が誰もいない、っていうのもポイントだな」

田中「そうそう、何だか私たちだけの教室みたい♪」

梅原「……どうだ、大将。今日は来て良かっただろ?」ヒソヒソ

「う、うん、まぁ……な」ヒソヒソ

74 = 1 :

棚町「あんたたち、何こそこそやってんの?」

「な、なんでもないよ」

梅原「つ、次はどこに行こうかってさ、な? 大将」

「お、おう」

棚町「次は『開かずの倉庫』でしょ」

梅原「そ、そうだったな。それじゃそろそろ行くか」

「そ、そうだな」

棚町「なぁんか、あやしいなぁ」

田中「薫、もう行くの?」

「ずっと教室にいても仕方ないからね」

棚町「ん~ ま、いいか」

梅原「よし、じゃぁ見回りに気をつけながら行こうぜ」

田中「うん」

75 = 1 :

~21時18分 校舎内にて~

棚町「『開かずの倉庫』かぁ……ちょっと楽しみだよね」

田中「ええぇぇ? 怖くないの薫?」

「でも、普段は鍵が掛かってるんじゃないのかな?」

棚町「だとしたら、中には入れないか……」

梅原「なぁ……」

「どうした、梅原」

梅原「……いや、なんか急にトイレに行きたくなっちまってよ」

棚町「はぁ?」

梅原「いや~ファミレスで、コーヒーを飲み過ぎたみたいでさ」

76 :

絢辻さんは?

77 = 1 :

田中「あ、あの……」

棚町「どうしたの、恵子?」

田中「わ、わたしも……///」

棚町「恵子も?」

「田中さんもなら仕方ないか、途中でトイレに寄ろう」

梅原「仕方ないって……俺だけならトレイに行かせてもらえなかったのか?」

棚町「あんただけなら、寄り道なんてする訳ないでしょ」

田中「ちょ、ちょっと言いすぎじゃないかな、薫?」

梅原「いいのいいの、田中さんは気にしなくても」ニカッ

「うん、これくらいはいつものことだから。田中さんは気にしなくていいよ」ニコッ

田中「あ……うん」

78 = 24 :

朝まで残ってねる

79 = 1 :

~21時22分 2階トイレ前にて~

梅原「んじゃ、ちょっくら行ってくるから」

田中「……えっ?」

「梅原、ウインクなんてして、何のつもりだ?」

梅原「なんでもない。一応、大きい方も行っとくからってことでな。ま、ゆっくりしててくれ」

棚町「ばか、早くいきなさいよ!」

田中(梅原君。もしかして……私がトイレに行きたかったことに気づいて)

棚町「恵子、大丈夫だと思うけど、何かあったら呼びなさいよ」

田中「う、うん……わかった」

80 = 1 :

「心細いかもしれないけど、明かりを点けるとマズいから、懐中電灯渡しておくね」

田中「あ、ありがとう」

棚町「全く、あのバカは……少しは見直してやろうかと思ってたのに」ブツブツ

「どうした、薫?」

棚町「な、なんでもない」ムスッ

田中「薫……梅原君は……違うんじゃないかな?」

一&棚町「……えっ?」

田中「あ、な、なんでもない。それじゃ、行ってくるね」

棚町「……え、うん」

「どうしたんだろう、田中さん」

棚町「……さぁ?」

81 = 1 :

~同時刻 梨穂子の部屋にて~

伊藤『それで、橘君とはどうなってるのよ?』

桜井「ふえ? あ、う~ん、どうなんだろう?」

伊藤『いや、こっちが聞いてるんだけど?』

桜井「そうだねぇ~あんまり変わってないかな~」

伊藤『そっかぁ……桜井も大変だね』

桜井「あはは。……純一ね、最近は棚町さんと仲良さそうにしてるの」

伊藤『棚町さん? 少し前まで森島先輩じゃなかったの?』

桜井「森島先輩とも仲はいいみたいだよ。学校に行く時に美也ちゃんたちと話してるの見かけるし」

伊藤『見かけるって……桜井、なんでその輪に入っていかないの?』

桜井「う~ん、純一が気づいてくれるかな?……って思って」

伊藤『はぁ~~ そんなんじゃ、いつまで経ったっても、彼に気づいてもらえないよ?』

桜井「そうかなぁ? 純一は見てないようで、結構見てるから」

伊藤『橘君が気づいてるなら、余計に悪いじゃないの』

桜井「そ、そっか……あはは」

82 = 1 :

伊藤『それで、今度は棚町さん?』

桜井「う、うん。棚町さんは中学から一緒だし、元々純一たちとは仲が良かったんだけど……」

伊藤『うん』

桜井「最近、特に仲が良さそうかな?って。あっ、あとは梅原君と田中さんとも」

伊藤『梅原君と田中さんも?』

桜井「うん、四人で一緒にいることが多いみたい」

伊藤『…………』

桜井「あれ? 香苗ちゃん、どうかした?」

伊藤『あ…… な、なんでもない』

桜井「そう?」

83 = 1 :

伊藤『と、とにかく、まず橘君と話をすることから始めなさい』

桜井「うん、わかったよ~ 頑張ってみるね」

伊藤『…………』

桜井「……香苗ちゃん?」

伊藤『あっ!? ご、ごめん……今日の宿題まだだったから、もう切るね』

桜井「そっか~ 頑張ってね」

伊藤『頑張るのは桜井の方でしょ、もう。 ……ありがとね』

桜井「うん、おやすみ~」

伊藤『はいはい、おやすみ』カチャン


  プーップーップーッ


桜井「……あれ? 今日って宿題あったかな?」

84 :

ふひひ

85 = 84 :

最近AA保守するやつすくねぇな

86 :

なるほどつまりここは梅ちゃんスレだったわけか

87 = 1 :

~同時刻 校舎内一階にて~

高橋先生「母校とはいえ……どうしてこの学校は無駄に広いのかしら?」

高橋先生「見回りをするだけでも大変よ……」

高橋先生「まぁ……寝る前の散歩と思えば……」

    …………

高橋先生「……?」

高橋先生「……今、音がしなかったかしら?」

高橋先生「もしかして……泥棒?」

    …………

高橋先生「どうして私が宿直の時に限って……って、あぁ、もう! そんなこと言ってられないか」

高橋先生「音がしたのは……上の方からね」

高橋先生「よしっ! ……行ってみましょう」

88 = 1 :

~21時25分 2階トイレ前にて~

棚町「二人とも遅いわね……」

「まだ、入ったばっかりじゃないか」

棚町「だって~ …………今?」ヒソヒソ

「うん、聞こえた」ヒソヒソ

棚町「見回りかな?」ヒソヒソ

「下からだから……多分」ヒソヒソ

棚町「二人に教えないと」ヒソヒソ

  …………

「ダメだ。梅原のヤツ、しばらくかかりそうだって」ヒソヒソ

棚町「うん、こっちも……どうしよう?」ヒソヒソ

「……よし、二人にはこのままトイレに隠れてもらって、僕たちで注意をひきつけよう」ヒソヒソ

棚町「う、う~ん、それしかないか」ヒソヒソ

89 = 1 :

  カツーン……カツーン……


「ヤバイ、近づいてきてる。二人に隠れてるように言って、僕たちもここから離れよう」ヒソヒソ

棚町「お、おっけー」ヒソヒソ


  カツ、カツ、カツ、カツ……


「よし、どうだった?」ヒソヒソ

棚町「うん、恵子にしばらく隠れてるように言っておいた」ヒソヒソ

「ヤバイ、階段を登ってきてる……反対側に逃げるぞ」ギュッ

棚町「あっ……!?(手……)……うん///」

  …………

90 :

やっぱ梅ちゃん良い奴だなおしりがキュンキュンしちゃう

91 = 1 :

高橋先生「だ、誰かいるの?」

高橋先生「お、おかしいわね……あっ!? 奥の方で何か動いたような……」

高橋先生「……行って確認しなきゃ」

  …………

棚町「ダメ……追いかけてくるみたい」

「上に逃げてやりすごすか……あとは非常ドアから逃げるか」

棚町「恵子たちを置いていくの?」

「懐中電灯の光がこっちに来てるってことは、二人は上手くやり過ごせたはず」

棚町「そ、そうよね」

「非常ドアから逃げるのは最終手段、上手くやり過ごせたら……」

棚町「じゃ、上に行こう」

  …………

92 = 84 :

書くの早いな

93 = 1 :

高橋先生「……誰もいないわね」

高橋先生「…………」

高橋先生「……上?」

  …………

「どこかに隠れられる場所は……くそっ」

棚町「やっぱり、一旦非常ドアから逃げるしか……」

「あ、ここはどうだ?」

棚町「え? こ、ここって……」

「背に腹は……鍵は……開いてる?!」ガチャッ

棚町「な、何で?」

「何でもいいから、とにかくここに隠れよう」

棚町「わ、わかった」

  …………

94 = 1 :

高橋先生「おかしいわね……やっぱり誰もいない」

高橋先生「気のせいだったのかしら……」

高橋先生「念のために奥も確認した方が……いいのよね、やっぱり」

95 = 84 :

書きだめてるの?

96 = 1 :

~21時33分 生徒会管理倉庫にて~

「くそっ……こっちに歩いてくるみたいだ……」ギュッ

棚町「じゅ、純一……痛い」

「え、あ!? ご、ごめん」パッ

棚町「大丈夫……それより、どうしよう?」

「ここに入ってこない可能性もあるけど……念のために奥に移動して」

棚町「うん、ここなら棚も多いし、隠れられるかも」

「しかし、まさかこんなことになるとはなぁ……」

棚町「うん、ゴメンね」

「薫があやまることじゃないだろう」

棚町「そうなんだけど……」

97 = 1 :

>>95
ですね、一応完成してから投下はしています
流石にこの速度では書けないのでwww

98 = 1 :

「しっ!? 廊下の音が止まった……」ヒソヒソ

棚町「…………」

「な、何かないか……何か……」

棚町「もう……私たちだけでも怒られた方が……」

「諦めるなんて薫らしくないぞ。何かあるはずだ……何か……」

  …………

「こ、これは……使えるか?」


  ……ガチャリ

99 = 84 :


早すぎて保守しきれねー
書きだめてるのはいいことだ

100 = 1 :

~同時刻 生徒会管理倉庫前にて~

高橋先生「この先は何もないわね……」

高橋先生「……あとは倉庫だけど」

高橋先生「倉庫には鍵が…………あれ?」ガチャリ

高橋先生「……開いてる」

高橋先生「だ、誰か中にいるの?」

    …………

高橋先生「だ、誰かいるなら……出てきなさい」

    ……ザッザザザッ

高橋先生「な、何の音!?」

高橋先生「……誰かいるの?」

高橋先生「もう……どうしてこんなことに……」


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