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    元スレ櫻子「向日葵! 勝負だ勝負だ勝負しろー!」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×6
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    451 = 437 :

    しえん

    452 = 82 :

    カクカクシカジカ

    向日葵「とまあ、そういう次第ですの……」

    あかり「つまり、向日葵ちゃんは罰ゲームで櫻子ちゃんにちゅーしてたの?」

    向日葵「……そう、なりますわね」

    あかり「……」

    向日葵「赤座さん? どうしましたの、急に黙り込んで」

    あかり「……向日葵ちゃん」

    向日葵「?」



    あかり「どうしてあかりにウソをつくの?」

    向日葵「……え?」

    456 = 381 :

    おっとあかりが攻めるか

    457 = 82 :

    あかり「……あかりは、向日葵ちゃんのことも櫻子ちゃんのことも大好きだよ。向日葵ちゃんは?」

    向日葵「も、もちろんっ、赤座さんは大切なお友達ですわ!」

    あかり「じゃあどうしてウソなんてつくの? あかり、かなしいよ……」グスッ

    向日葵「あ、赤座さん……!?」

    あかり「あかり、向日葵ちゃんの力になりたいのに、本当のことを言ってくれなきゃ、なにもわかんないよぉ……っ」グスッ

    向日葵「い、言いましたわ! 今お話したのは全部事実です!」

    あかり「ちがうもんっ、ウソだもん!」

    向日葵「嘘なんてありませんわ!」

    あかり「ウソだよおっ!」

    向日葵「ど、どこが嘘だって仰いますの!?」



    あかり「罰ゲームなら、普通はあんなに嬉しそうにちゅーしないもんっ!」

    向日葵「!!!」

    458 = 146 :

    「!!!」

    459 = 435 :

    確信突いたアッカリンかっけーwwww

    460 = 82 :

    あかり「罰ゲームなら、もっと嫌そうにちゅーするよ。でも向日葵ちゃんは違うから、あかりにウソをついてるんだよぅ……」メソメソ

    向日葵「……」

    あかり「……」メソメソ

    向日葵「……赤座、さん」

    あかり「ふぇ……?」

    向日葵「私、どんな顔で櫻子とちゅーしてました?」

    あかり「どんな、って……?」

    向日葵「情報を提供して欲しいんですの……お願い、赤座さん」

    あかり「……うん、分かったよ」グスッ

    向日葵「ありがとうございます」

    461 = 82 :

    あかり「最初はね、すごく緊張してるの」

    あかり「でもそれは、自分以上に相手のことを考えてるからなんだって、あかりは感じたよ」

    あかり「向日葵ちゃんは櫻子ちゃんを、櫻子ちゃんは向日葵ちゃんを、せいいっぱい傷つけないように……そんな顔してた」

    あかり「で、ちゅー……ってするんだけど」

    あかり「その最中はもう、本当にうれしそう、たのしそう」

    あかり「なんだろ、なんていうのかなぁ」

    あかり「ふたりはそうしてるのが当たり前……みたいな?」

    あかり「ながーい間、やさしく、ゆっくり、やさしく……」

    あかり「それでね、終わって、顔を離す」

    あかり「やっぱりふたりとも同じ顔してるんだよ」

    あかり「ああ、もう終わりなんだ、って」

    あかり「終わってすぐはふたりとも目を合わせないよね?」

    あかり「あかり、それはすごくもったいないなぁって思うよ」

    あかり「だってね」

    あかり「その時の向日葵ちゃんと櫻子ちゃん、世界でいっちばん幸せそうなんだもん!」

    462 = 346 :

    あかりにちゅーしたい

    もちろん誰にも気づかれずに

    463 :

    >>462
    おい、あいつ空気とキスしてるぞクスクス

    464 :

    あかり悟りひらいてますね

    465 = 82 :

    向日葵「……」

    あかり「で、終わり……なんだけど」

    向日葵「……」

    あかり「ご、ごめんね向日葵ちゃん。あかり、難しい言葉とかあまり知らなくて、わかりにくかったよねっ」

    向日葵「……」

    あかり「うぅ、こんなことなら結衣ちゃんからもっと小説とか借りて読んでおくんだったよぅ……」

    向日葵「……」

    向日葵「……」

    向日葵「……」

    向日葵「赤座さん」

    あかり「なぁに、向日葵ちゃん?」

    向日葵「……ごめんなさい、私、本当に嘘つきでしたわ」

    あかり「ふぇ?」

    向日葵「ごめんなさいついでに、失礼しますわっ!」ダッ

    あかり「!」

    466 :

       ちゃんマジ天使

    467 :

    やっと追いついた
    何これ面白い

    469 = 82 :

    ガラッ

    あかり「ひ、向日葵ちゃんっ!?」

    向日葵「嘘つきな自分にケジメをつけて来ますわ!」

    あかり「えっ、なに、どういうことーーーーーーっ!?」

    タタタタタタタタタタタタッ...

    あかり「い、行っちゃった……」

    あかり「あかり、また置いてけぼり……?」

    テクテクテク

    京子「おっ、あかりだ。おーい、あっかりーん!」

    あかり「京子ちゃあん、その呼び方やめてよぅ!」\アッカリーン/

    結衣「あかり、まだ部室行かないの?」

    あかり「そ、それが、まだ日直の仕事が残ってて……」

    京子「あらま。しかたないなぁ、私が手伝ってしんぜよう!」

    結衣「だな」

    あかり「ホント!? ありがとう京子ちゃん結衣ちゃん、ふたりとも大好きっ!」

    470 = 82 :

    ……実は5時半には出かけなくちゃいけないんだけど、なにこれ間に合うの?

    471 :

    予定とかキャンセルすればいいだろ

    472 = 334 :

    いいこと思いついた


    出かけなきゃいいんじゃね?

    474 = 96 :

    よかったまだあった

    475 :

    帰ってきてもまだあったww
    読んでくる

    476 = 82 :

    ~河川敷~

    櫻子「……」

    櫻子「……」

    櫻子「……」

    櫻子「……ひまわり……」

    ザッ

    櫻子「!」バッ

    向日葵「呼びました?」

    櫻子「ひ、向日葵っ!?」

    向日葵「ええ。見ての通り、あなたの幼なじみの古谷向日葵ですの。何度も呼ばないでちょうだい」ザッザッ

    櫻子「ぁ……」

    櫻子「こ、こないでっ!」

    向日葵「……はあ?」

    477 = 353 :

    間に合わせるために質を落とすならやめてくれ

    全力で保守しておくから

    478 = 342 :

    この後暇だから任せとけ

    480 = 82 :

    櫻子「こっち、来ないで……っ」

    向日葵「……やっぱり、前以上にめんどくさくなってますわね、あなた」

    櫻子「……」

    向日葵「そんなワガママが聞けると思ってますの? こっちはあなたを探して町中を駆けずり回ったんですのよ」

    櫻子「……」

    向日葵「おかげさまで汗だくですわ……紫外線もまだ強いし、最悪ですわね」

    櫻子「……」

    向日葵「私にここまでさせたんですから、近づくぐらいのことはさせなさいな」ザッ

    櫻子「っ、だめっ! だめなの! こないで――おねがい!!」

    向日葵「……!」

    櫻子「……っ」

    向日葵「……そのお願いは聞けませんわね」

    櫻子「え……?」



    向日葵「あいにくと先約がありますの。あなたにちゅーをするってお願いが、最優先ですわ」

    481 :

    支援するよ

    483 = 82 :

    櫻子「~~~っ!」

    向日葵「……さ。そこで大人しく待ってなさい。最後のちゅーを終わらせてあげますから」

    櫻子「!」

    櫻子「したくないっ!」

    向日葵「……」ピタッ

    櫻子「私は……向日葵と、ちゅー、したくないっ!」

    向日葵「……あなたがしろって言い出したんですのよ?」

    櫻子「ちげーし! 言ってねーし!」

    向日葵「言いました」

    櫻子「言ってねーし!」

    向日葵「言った」

    櫻子「言ってないもん! したくないもん! されたくないもん!」

    櫻子「――」



    櫻子「最後なんてやだもんっ!!!」

    484 = 96 :

    しえんしえん

    485 :

    ふぅ…

    486 = 342 :

    きらいじゃないもん

    487 = 83 :

    しえん

    490 = 82 :

    向日葵「……」

    櫻子「……」

    向日葵「……わかりましたわ」

    櫻子「!」

    向日葵「櫻子のいいたいことは全部分かりました」

    櫻子「……」

    向日葵「だから――ぇいっ!」ブンッ

    櫻子「へ、にゃっ!?」ベチンッ

    向日葵「やった、命中ですわ!」グッ

    櫻子「な、にゃにす……なにこれ、手袋?」

    向日葵「ええ、手袋です。櫻子――」スッ

    櫻子「……?」



    向日葵「デュエルですわ!!!」ビシイッ!!!

    491 = 96 :

    支援
    出かけるから保守は頼んだぞ

    492 = 83 :

    しえん

    494 = 82 :

    櫻子「は、はぁ……!?」

    向日葵「あ、もちろんここでは決闘という意味で使ってますのよ。私がカードゲームでデュエルとか言ったら事務所から怒ら」

    櫻子「そ、そうじゃなくてっ! なんで、いま、決闘……?」

    向日葵「あら、私とあなたは理由がなければ勝負も出来ない間柄だったかしら?」

    櫻子「……!」

    向日葵「腑抜けたものですわね櫻子。この分では次期生徒会副会長はこの古谷向日葵に決まったも同然ですわ」ハンッ

    櫻子「!」ムッ

    向日葵「戦う前から負けを認めるような弱虫など、私のライバルには相応しくありませんわ。とっととお家に帰んなさいな」シッシッ

    櫻子「!!」ムカムカムカッ

    向日葵「とはいえ私も疲れましたし、決闘もしないのであれば家に帰ってシャワーでも浴びたい――」



    櫻子「黙れバーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーカ!!!」



    向日葵「……」ニッ

    496 = 82 :

    櫻子「さっきから私が大人しく聞いてたらなに? 何様!? 負けっぱいの向日葵のクセに! 生意気なんだよっ!」

    向日葵「ですから、今日限りで負け犬はあなたになるんですのよ、櫻子」

    櫻子「ちげーし! なんねーし! 向日葵は負け犬の永久欠番だよ!」

    向日葵「あら、言ってくれますわね。そんな大口を叩いたからには……」

    櫻子「おーいーよ! やるよ、やってやろうじゃんか! 勝負だ向日葵!」ザッ

    向日葵「……その言葉を待っていましたわ!」ザッ

    櫻子「ルールは!?」ザッザッ

    向日葵「なしですわ! ルール無用、先に動けなくなった方が負けですの、いいですわね!?」ザッザッ

    櫻子「のぞむところっ!」ザッザッザッ

    向日葵「じゃあ行きますわよ……真剣勝負待ったなし!」ザッザッザッ



    「「いざ尋常に、勝負!!!」」


    497 = 83 :

    しえん

    498 = 342 :

    殴り合い?

    499 = 111 :


    つまりちゅーでイった方が負けってことか

    500 = 82 :

    ~30分後~

    櫻子「……」ゼェゼェ

    向日葵「……」ハァハァ

    櫻子「……」

    向日葵「……」

    櫻子「……」

    向日葵「……」

    櫻子「……」

    向日葵「……」

    櫻子「――」フラッ

    向日葵「!」

    櫻子「」ドサッ

    向日葵「っ……ッ」



    向日葵「勝ちましたわーーーーーー……っ!」ドサッ


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