元スレのび太「ぼくが…世界を変える」
SS覧 / PC版 / みんなの評価 : ★★
前へ
151 = 146 :
気が付いたら、ぼくは、あの19XXより30数年前、19YY年に居た。
タイムワープの途中で振り落とされた場合、時空の狭間に落ち、二度と同じ時間軸に帰ってこられないことが殆どだ。
けど、ぼくは生き残った。
生き長らえた。
着いた場所は見知らぬ場所、しかも関西の方だった。そして、何年も放浪を続け、定職にも就けず、かなり歳をとった。
何年こうして放浪していたかはわからない。
所謂ホームレスとなっていた。
自分の町には、未だに辿り着かない。
153 :
のび太は射撃の腕は抜群なんだよな
生まれてきた時代を間違えたと言われるくらい
154 :
これでニートエンドだったら泣くぞ
155 :
タイム風呂敷があるから大丈夫だと信じてるぜ
156 = 146 :
のび太「フゥー」
のび太「今日も収穫が少なかった…」
のび太「空缶拾いも楽じゃないな…」
のび太「今日も川がきたねぇなあ…あ、おれのほうが、きたねえか、はは」
のび太「ん？ 何か白いのが…ん！ あれは…」
のび太「四次元、ポケット…？」
157 = 146 :
のび太「ぬっ！ ふんっ！ くそっ！ 取れん！ よっ！ ぬうううあ！」
ｶﾞｷﾝﾁｮ「ママー、あのおっちゃん、川の中のパンツ拾おうとしてるー変態だねー」
ﾏﾏ「シッ！ 見ちゃダメざますっ！」
ｶﾞｷﾝﾁｮ「でも、変態だよー」
のび太「みせもんじゃねぇぞおクソガキィ！ さっさと失せろォ！」
ｶﾞｷﾝﾁｮ「うえええー！ ママぁーーー！」
ﾏﾏ「まー何てこと！ さっさと行くざます！」
158 :
いいえパンツです
159 = 146 :
のび太「っく！ やっと取れた…ったく、あのガキ、どうもスネ夫に似てて嫌だ…」
のび太「って！あいつ、もしかして、スネ夫本人！？」
のび太「…今日何年だっけ…」
のび太「すみませーん、今何年何月ですかー？」
通行人A「ひっ」
通行人B「…」ｽﾀｽﾀ
通行人C「…」ﾑｼｰ
のび太「うーん…」ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ
160 :
追い付いた、おもろいから頑張って書いてくれ。
161 = 146 :
のび太「今が何年かは分からないが、どう考えてもあれは、スネ夫とお母さんだったよな…」
のび太「ということは…この近辺が…？ 帰って…来れたのか…！ やったぁ！ 何年かかって、ここに来たんだぁ！？ 数の数え方すら忘れちまったぜ！」
のび太「あいつが本当にスネ夫だとすると、俺自身も、あのくらいの年齢、ということだな…」
のび太「あ、そうだ、ポケットさえ手に入りゃこっちのもんだ」
のび太【北風のくれたテーブルかけ】ﾃｯﾃﾚｰﾝ
のび太「ラーメン、餃子、餡かけチャーハン、八宝菜、チンジャオロースー、レバニラ、あとビール！」
ﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾊﾟ
のび太「うわおぅ！ かーんぺきーぃ！」
162 :
普通におもしろいな
163 :
腹減ってきた
164 :
タイム風呂敷があれば若返れるな
166 :
野暮なツッコミいれていい？
167 :
ここまで来ちゃうと方向性が分からんな
168 = 146 :
・・・・・・・・・
のび太「食った食ったっ！ 久々に満腹だー！」
のび太「んで、次は…」
のび太「あったっ！ タイム風呂敷！」
のび太「これにくるまって…」ｼｭｲｰﾝ
のび太「若返り成功！ 生涯現役っ！」
のび太「で、だ…」
のび太「ドラえもん、来たの、いつだっけ…」
？？？「19XZ年、A月B日だよ」
のび太「！？」
169 :
なにこれ面白そう
170 :
>>166
耐えろ
俺だって我慢してるんだ
171 = 146 :
？？？「久しぶり、おじいさん」
のび太「…せ、セワシくん、セワシくんか！？」
セワシ「子孫の顔を忘れるなんて、どうかしてるよ」
のび太「今まで何で来てくれなかったんだよ！ 何十年も待ったよ！」
セワシ「解析ができなかったんだよ。TPHの奴らでさえ、おじいさんを死亡扱いに指定してるからね…全く、なんて運のいい人なんだ」
のび太「もう十分に不幸だと思うんだけど…」
172 :
これは面白い
173 = 146 :
セワシ「いやいや、おじいさん。タイムホール内で落下して生き残るなんて、考えられないよ。常識はずれもいいとこだよ本当に」
セワシ「事実、タイムマシンから振り落とされて、恐竜時代辺りに飛ばされて、死んじゃうらしいからね」
のび太「…ﾋｪｰ」
セワシ「でも、おじいさん。あなたが行きながらえたのには、きっと神様だか何だかが、そうしたんだよ。何か理由があるんだよ。理由なしにある命なんてものは無いんだ」
のび太「…確かに…そう…だよね…」
のび太「ん？…待てよ…」
174 :
しえん
175 :
タイム風呂敷使ったら記憶も知能も小学生に戻っちゃうんじゃね
そこは気にしない方が良いかもしれんけど
176 = 146 :
のび太「確かに、理由なく人は生まれない。けど…」
セワシ「けど？」
のび太「理由なく人を殺すことも無いんじゃ、ないかな」
セワシ「…」
のび太「しずちゃん、ドラえもん、そしてぼく、この三人がTPHに狙われるのは、何故か」
のび太「理由が、あるんだね？」
178 = 170 :
>>175
無人島に漂流してオッサンになったのび太が、タイム風呂敷で記憶残したまま若返って復帰する話が原作にある
179 :
支援 スピードが大事だよ
180 = 146 :
セワシ「言うと、TPHの探査網に引っ掛かる。ここでおじいさんが時が来るのを待てなくなる」
セワシ「自分のためにも、聞かない方が、幸せだと思う…」
のび太「…そうくると、思ったよ」
のび太「それっ」ﾋｮｲｯ
セワシ「な、うわっ」ﾊﾟｸｯ
181 :
すげえな、この>>1早いぜ
182 = 174 :
しえん
183 :
>>181
行数考えるとそうでもないような
184 = 149 :
ながらかね？
185 :
はやくかけ
186 = 179 :
桃太郎印のきびだんごか？
187 = 146 :
セワシ「な、何を…」
のび太「スナオン。もう嘘は吐けない」
セワシ『おじいさんは反TPH勢力の中枢。源静香はTPHを組織する。そして、ドラえもんは』
セワシ『ドラえもんは、欠陥品指定を受け、廃棄が決定している』
のび太「…！」
188 :
…！
189 :
>>187
＞セワシ『おじいさんは反TPH勢力の中枢。源静香はTPHを組織する。
ターミネーター思い出した
190 :
ドラちゃん…
191 = 175 :
>>178
そういえば会った気がする
ごめんなさい
192 = 163 :
しずちゃん自分の作った組織に殺されるのか
193 = 179 :
>>192
俺は 反 のつけ忘れだと予測する
194 :
寝る前に支援
朝まで残ってますように
195 = 146 :
のび太「…なんなんだよそれ…なんなんだよそれ！！」
のび太「ぼくは、30年間さ迷ったのは、しずちゃんを救うためだ！ でも…」
のび太「TPHは、しずちゃんが…？」
のび太「なぜ…？」
セワシ「彼女を救わなければ、TPHは、存在しないことになる」
セワシ「源静香を処理するのはTPHが機械化されたから不要になった」
セワシ「僕が初めておじいさんにあったときの理論と一緒。どのルートを辿ってもTPH創立に向けることができる」
196 :
静香を見殺しにしなければ、自分とドラえもんは殺されるって事か
197 :
>>1
お前西尾維新すきだろ
198 :
新スレになってたのか
完結してくらぱい
199 = 146 :
のび太「そんな…」ｶﾞｸｯ
セワシ「僕の意見としては源静香をここで処分し、新たな世界の構築を目指すことを推奨する」
のび太「見殺しにしろっていうのかよ！！ そんなの、そんなのって、ないよ…」
セワシ「一つ、方法がある」
のび太「…何」
セワシ「…もしもボックス」
200 = 155 :
だめだ眠い寝る
面白いから書き終えてくれ支援
みんなの評価 : ★★
SS一覧へ類似してるかもしれないスレッド
- のび太「これが…スタンド…」 (617) - [58%] - 2009/1/7 6:01 ★★★×4
- のび太「ちょっとカメラ止めろ」 (204) - [53%] - 2010/6/11 23:01 ★
- かがみ「うわっ」澪「きゃあっ」 (780) - [48%] - 2009/7/20 2:03 ★★
- のび太「やめてよジャイアン！」 (551) - [48%] - 2013/11/14 10:30 ☆
- のび太「もう我慢はやめたんだ」 (284) - [48%] - 2012/6/16 7:00 ★
- のび太「安価で行動する」 (160) - [48%] - 2013/7/14 9:15 ☆
- 岡部「ダルの性別を変える」 (118) - [47%] - 2013/3/10 14:30 ☆
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について