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    元スレ勇者「念願の勇者になった。これで夢だった僧侶との二人旅ができる」

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    101 = 65 :

    命令通りに動く人造人間を大量生産して軍隊作れば魔王も倒せるんじゃね

    102 = 38 :

    何が起こったんだ

    103 = 75 :

    >>101
    大量生産できないんだろ

    104 :

    僧侶を製造し続けて
    僧侶工場から魔王の城まで人造僧侶ロード作れば

    105 :

    バイオベースを思い出してちょっと鬱

    106 :

    バイオ僧侶か

    107 = 1 :

    魔王「―――普通の人間にしてやってくれ、だと」

    ドラゴン「あの女は普通の人間ではなかったのですか?」

    魔王「うむ。どうやら、人間が作った人間のようだ」

    ボストロール「それって、どういうことです?」

    魔王「勇者のために作られた人形だ。手足となるな」

    ドラゴン「なるほど。以前、ここに攻め入ってきた幾多の勇者たちが従えていた者たちも……あの女と同じだと?」

    魔王「そういうことだ。そのため勇者の言葉は絶対だと刷り込まれているようだな」

    ドラゴン「人間も中々怖いことをしますね」

    魔王「それだけ我の存在が目障りなのだろう」

    ボストロール「でも、魔王様ならそんな者たちなど一掃できましょう」

    魔王「ふむ……」


    僧侶「ここにも、ない……」

    僧侶「どこに……?」

    動く石像「貴様、なにをしている?」

    僧侶「は!?」

    109 = 1 :

    動く石像「魔王様……この人間が妙なことをしていました」

    魔王「なに?」

    僧侶「は、はなして!!」

    魔王「早速勇者を救おうとしたのか?くくく……分かりやすくて良いな」

    僧侶「勇者様を助ける。鍵はどこですか!!」

    魔王「勇者は我の僕となったのだ。貴様に返すわけなかろう」

    僧侶「な……!?」

    魔王「……ふん。殺せ」

    動く石像「はは」

    僧侶「そ、そんな!?」

    魔王「―――まて」

    動く石像「はい?」

    魔王「勇者を呼べ」

    ドラゴン「しかし、まだ完璧に魔族には……」

    魔王「奴も抵抗しているのだろう?……故に抵抗させぬようにしてやればいい」

    110 = 1 :

    勇者「……ぁ……あ……」

    僧侶「は、はなして……!!」

    魔王「勇者よ……そのおぼろげな眼でよく見ておけ」

    僧侶「ゆ、しゃ、さま……」

    魔王「この女が朽ちるところをな!」

    勇者「や、め……」

    魔王「やれ」

    ドラゴン「はい……」

    僧侶「勇者様……!」

    勇者「や、めろぉ……!」

    僧侶「たす、けて……!!」

    勇者「や、めて、くれぇ……!!」

    魔王「ドラゴン」

    ドラゴン「―――燃えろ」

    僧侶「――――あぁああああああああぁああ!!!!!!!!!」

    111 :

    この僧侶は人妻(32)だよな?

    な?

    112 = 97 :

    ドラゴン>>>>>>ボストロール≧スライム

    113 = 105 :

    >>108
    合ってる
    小学生にはあまりにもグロかった

    114 = 97 :

    鬱展開か…

    115 = 1 :

    僧侶「」

    勇者「あぁ……ぁ……」

    魔王「ふん……」

    ボストロール「こいつ、食ってもいいんですか?」

    魔王「よいぞ」

    ドラゴン「くく……では私は頭を」

    ボストロール「じゃあ、足から貰うか……」

    勇者「あぁ……あぁ……!!?」

    魔王「あーっはっはっはっは!!!人間をやめろ、勇者。こんな悲しみなど忘れたいだろう!?」

    勇者「あぁ……ああああ!!!!」

    魔王「くっくっくっくっく………!」

    勇者「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

    116 :

    この魔王わかってないな

    117 = 35 :

    なぜ殺したのか

    118 :

    僧侶が


    僧侶があああ

    119 = 1 :

    僧侶「―――は?!」

    僧侶「……ここは?」

    僧侶「確か……動く石像さんに捕まって……そのあと……ドラゴンさんが……」

    僧侶「よくわからない……勇者様……」

    僧侶「……(ぼー」

    ドラゴン「起きましたか?」

    僧侶「あ……」

    ドラゴン「さてと……貴方のことを色々と聞かせてもらいましょう」

    僧侶「え?」

    ドラゴン「―――貴方はやはり普通じゃなかったのですね……匿って正解でした」

    僧侶「はい?」

    ドラゴン「人間が作り上げたというその技術について、知っていることを話してもらいましょう」

    僧侶「え?え?」

    ドラゴン「話してもらいますよ……魔王を倒すためにね」

    僧侶「はい?」

    120 :

    殺さんといて

    123 = 1 :

    ドラゴン「知らない!?」

    僧侶「私は勇者様の僧侶であるだけで、そんな技術とか言われても」

    ドラゴン「……だー!!バカなぁ……!!!」

    僧侶「そもそもどうして魔王を倒そうと?」

    ドラゴン「私が王になりたいからに決まっているでしょう?」

    僧侶「王?」

    ドラゴン「竜王ですよ。竜王!!」

    僧侶「へえ」

    ドラゴン「人間の技術があれば……絶対に魔王なんて倒せると思ったのに……」

    僧侶「すいません、期待はずれで」

    ドラゴン「全くです」

    僧侶「でも、勇者様ならなにか知っているかもしれませんよ?」

    ドラゴン「勇者……しかし……魔王様が……」

    僧侶「どうせ謀反するなら、早い方が良いと思いますけど?」

    ドラゴン「……むむむ……!!」

    124 = 68 :

    一瞬で竜の姿のイメージが変わった

    125 = 118 :

    ドラゴンが仲間になっちゃうとか・・・ないか。

    126 = 120 :

    ドラゴンって女?

    127 = 29 :

    むむむ……!!!
    ワロタwwwwwww

    128 = 1 :

    勇者「……」

    ボストロール「もうすぐ魔物化しますね」

    魔王「折角、あの女に思考能力を与えてやっても、助けを乞うたところしか見れないとは……悲しいな」

    ボストロール「全くです」

    魔王「勇者よ、抵抗するだけ苦しいのだぞ?」

    勇者「だ……まれ……」

    魔王「まあよい。ゆっくりと同胞になるがよい」

    ボストロール「では、魔王様。ここは自分が見ておきますので」

    魔王「うむ。何か変化があれば知らせろ」

    ボストロール「御意」

    魔王「あーっはっはっはっは!!!」

    ボストロール「―――け!勇者よぉ、さっさと楽になれよぉ!おらぁ!!!」

    勇者「ぐふ……!!」

    ボストロール「がはははははは!!!」

    ドラゴン「―――しめた、奴だけです」

    129 :

    >>124
    そして脳内では何故か千葉繁さんのボイスになった

    131 = 1 :

    僧侶「倒せるんですか?」

    ドラゴン「まあ、任せてください」

    ボストロール「ん?」

    ドラゴン「見張り、交代しましょうか?」

    ボストロール「お?いいのか?」

    ドラゴン「構いません……それにそれ以上、勇者に傷がつくと魔王様がお怒りになります」

    ボストロール「あ、いや、これは……」

    ドラゴン「サンドバックにするのはおやめなさい」

    ボストロール「分かってるよ……うっせえなぁ」

    ドラゴン「では、交代します」

    ボストロール「何かあったら魔王様に知らせるんだぞ?」

    ドラゴン「分かっていますよ」

    ボストロール「あー、じゃあ、寝るかなぁ」

    僧侶「―――やりましたね」

    ドラゴン「とりあえず、勇者を解放しましょうか。魔物化も進行していますし」

    132 :

    このドラゴンは死ぬ

    133 :

    >>105
    >>108

    グジューの最後は良かった

    134 = 1 :

    勇者「……あ……ぃ……」

    僧侶「勇者様!お気を確かに!!」

    ドラゴン「貴女、何か持ってませんか?」

    僧侶「何かって?」

    ドラゴン「聖水とか、えっと、浄化させる呪文とか」

    僧侶「分かりました!―――ニフラム!!」

    ドラゴン「おぉ!それなら勇者の中にある邪気を消せる……!」

    勇者「―――あ……え……?」

    僧侶「勇者様!大丈夫ですか!?」

    勇者「あだだだだ!!!!抱きつかないでくれ!!?傷が!!?」

    僧侶「あ、すいません……つい、嬉しくて……」

    勇者「……お前……生きてたのか……?」

    僧侶「はい!」

    勇者「自分で考えて……ここまできたのか?」

    僧侶「はい!……あ、いえ、ドラゴンさんにかなり助けてもらいましたけど、あはは」

    135 :

    女僧侶の聖水か

    136 = 1 :

    勇者「よかった……ほん、とに……よかった……」

    僧侶「勇者様……そんな、泣くほど痛かったですか?ごめんなさい……」

    勇者「ちが、う……これは……うぅ……」

    ドラゴン「さて、感動の再会もその変にしてもらってと」

    勇者「お、おまえ!?」

    ドラゴン「今頃気がついたのですか?鈍感ですねえ」

    勇者「僧侶にしたこと、忘れたとは言わせないぞ!!」

    ドラゴン「あのときは確かに悪かったです。謝ります」

    僧侶「勇者様、このドラゴンさんはそんなに悪い竜じゃないですから」

    勇者「でも……!」

    ドラゴン「水に流してくれとはいいません。ただ、こうして二人を再会させてあげたことに対しての見返りぐらいは欲しいですね」

    勇者「なに?」

    ドラゴン「こっちだって完全に魔王様を敵に回す行動を取ってるんですから」

    勇者「―――何が望みだ?」

    ドラゴン「この女を作りだす技術をください。魔王を倒すために」

    137 :

    >>135











    >>135

    139 = 1 :

    ドラゴン「知らない!?!」

    勇者「その技術はルイーダというところのモノだ。俺の知るところじゃない」

    ドラゴン「だぁぁぁ!!!!!くそぉぉぉ!!!ここまでしたのにぃぃ!!」

    勇者「しかし、魔王を倒して竜王になりたいのか……すごい野心家だな」

    僧侶「ですねえ」

    ドラゴン「ほっといてください」

    勇者「じゃあ、とりあえず俺の故郷に行ってみないか?」

    ドラゴン「え……?」

    僧侶「でも、そんな技術を簡単に教えてはくれないんじゃ……」

    勇者「―――俺も少し興味があるし、聞きたいことだってある」

    ドラゴン「……では、ここから脱出をするのですね?」

    勇者「できるよな?」

    ドラゴン「まあ、できますが……100%の保障はないですからね?」

    勇者「ああ、頼む」

    僧侶「じゃあ、背中に乗せてもらいましょう♪」

    140 = 68 :

    打って変わって僧侶がノリノリである

    141 = 1 :

    魔王「……」

    ボストロール「魔王様!!!大変です!!!」

    魔王「……分かっている。ドラゴンが勇者と僧侶を連れて逃げたな」

    ボストロール「だったら、すぐに追いかけましょう!!」

    魔王「よい。偽物の僧侶を我の前に差し出してきたときから泳がせてみたかったのだ……あんな単純な呪文を同胞にかけよって……」

    ボストロール「―――呪文?」

    魔王「モシャスだ……お前、何も感じなかったのか?」

    ボストロール「なんですって!?!?じゃあ、あれは……!!!」

    魔王「ふん……ドラゴンめ……この代償は高くつくぞ……!!」

    ボストロール「どうされますか?」

    魔王「奴の逃げた先を割り出せ。そこへ全軍を突撃させる」

    ボストロール「それは……!?!」

    魔王「我を裏切った報い……たっぷりと身に刻んでくれよう!!」

    ボストロール「―――皆の者!!!集まれ!!!」

    魔王「ことのついでだ。人間どもも皆殺しにしてくれる!!!」

    143 = 85 :

    ドラゴンに死亡フラグたったかな

    勇者か僧侶を守って死にそう

    144 = 11 :

    この魔王怖すぎワロタ

    145 = 50 :

    魔王とか勇者とかのSSではかなりまともな勇者だな

    146 = 1 :

    ―――勇者の故郷 ルイーダ

    店員「なに?!この技術を教えてくれだと?!」

    勇者「そうです」

    僧侶「お願いします」

    ドラゴン「教えてください」

    店員「だが……」

    ドラゴン「丸焦げになりたいかぁ」

    僧侶「ダメですよ」

    店員「……なぜ、知りたいんだ?」

    勇者「―――では、教えてください。どうしてこんな便利なものがあるというのに、魔王を倒せないのですか?」

    店員「……!?」

    勇者「こんな装置、技術があるのなら……戦士でも武道家でも大量生産して魔王討伐に向かわせればいい話だ」

    店員「それは……」

    勇者「……最初は疑問にも思わなかったが、これはそういった使い道もできるはず。なのにしないのは、なにか問題があるんですか?」

    店員「……この子たちは勇者の命令しか聞かない……だが勇者はそう簡単には生まれない……知ってるだろ?」

    147 :

    >>143
    そゆこと言わないの
    出来上がったTVや漫画読んでんじゃないんだ
    まさに今書いてんだから
    先を読みたいなら無粋なことはやめておくんだ

    148 :

    冒険の書以来のわっふる

    149 :

    今気づいたけど>>1のIDがssになってる
    かっけぇ

    150 = 1 :

    僧侶「でも、勇者って王様に認められた人がそう呼ばれるだけですよね?」

    勇者「厳しい試験と試練があるけどな」

    店員「……」

    ドラゴン「なんだ。勇者も大量生産できるじゃないですか」

    勇者「それに勇者が一人いれば、全員に指示を出すことだってできる」

    店員「……それは……そうだけど……」

    僧侶「今こそ大量生産しましょう!!」

    勇者「ああ、それがいい」

    ドラゴン「そうですね」

    店員「―――あんたら、何も分かってない……!!」

    勇者「え?」

    店員「いいか?百人作って、魔王に戦いを挑んだとしよう。そのうち、生き残ったのが半分いたとする……そいつらはその後、どこに行くんだ?」

    勇者「あ……」

    店員「一人や二人、三人ぐらいなら勇者一人でもその後の面倒は見れるだろう……でも五十人なんてどうやって面倒をみるんだ?」

    勇者「それが大量生産したがらない理由か……」


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