元スレ勇者「商人、ちょっとこい」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
101 = 75 :
釣りにしても真性としても釣りスレ以外でスルー出来ないなら両方荒らし
103 = 1 :
傭兵A「さあ、魔物はどこですか?」
傭兵B「腕がなるぜえ!!」
戦士「……」
魔法使い「ねえ、ちょっと、どういうこと?」
戦士「分かりません……必死になって叫んでたら、来ちゃって」
魔法使い「はぁ?」
傭兵C「商人さん、魔物はどこにいるんですか?」
戦士「あ、いえ、私は元商人なんで」
傭兵D「ええ?もったいない」
戦士「え?」
傭兵A「『ぐんたいよび』を使える商人は1000人に一人。まさにあなたは商人の中の商人です」
傭兵B「もっと商人を磨くべきですよ」
戦士「そ、そうなんですか?」
傭兵C「ええ。それよりも、今は魔物の討伐が先です。さあ、どこにいるんですか?」
戦士「あ、はい……こっちです!!」
105 :
勇者も僧侶も死んでてほしいよね
106 = 1 :
洞窟内
勇者「……」
僧侶「……」
トロル「さてと……もうこいつらも虫の息だな」
動く石像「勇者は魔王様に献上するとして……こっちの女はどうする?」
トロル「そうだな……って、一つしかないだろ♪」
動く石像「それもそうだな!!」
トロル「がははははは!!!」
動く石像「デュフフフフフ!!」
戦士「まってください!!」
トロル「ん?」
魔法使い「二人は返してもらう」
動く石像「ほお……面白い」
トロル「二人で何ができるっていうんだ?」
戦士「―――二人じゃないです!!」
107 = 46 :
しえん
108 :
実はここの僧侶は僧侶職に就いていればいずれ賢者になれると勘違いしてたドジッ娘なら行ける
109 :
魔法使いはNH
110 = 81 :
賢者はジジイなイメージ
111 = 1 :
トロル「なに?!」
傭兵A「ひゅー、見ろよ。トロルと動く石像だぜ」
傭兵B「いいねえ……久しぶりだ」
傭兵C「確かに上級モンスターなんて久方ぶりだな」
傭兵D「こりゃあ、思う存分暴れられるな」
動く石像「―――ぐふふふふ!!!」
トロル「ふん。何かと思えば戦士を四人連れてきただけか!?これは傑作だ!!」
動く石像「ああ!!そんな四人で何ができる?返り討ちにしてくれるわ!!」
戦士「……」
魔法使い「大丈夫なの?向こう、かなり余裕みたいだけど」
傭兵A「商人さん、二人を助けに行ってください」
傭兵B「魔物は俺たちがなんとかします」
戦士「わ、わかりました……魔法使いさん!」
魔法使い「え、ええ」
トロル「―――なに勝手な事いってんだぁぁ!!!おらぁぁぁぁ!!!!」
112 = 65 :
商人マンセーSSかよ、>>1はトルネコだろ
114 = 73 :
>>112
お前はなにもわかってない
115 = 1 :
傭兵A「―――よっと」
トロル「なにぃ!?俺様の棍棒を……片手で受け止めただと!?」
傭兵A「軽いなぁ。昔のトロルの方が何倍も強かったぜ?」
トロル「なんだと……は!?」
動く石像「なめんなぁぁぁ!!!」
傭兵B「やめとけ……よ!!!」
ドン!!
動く石像「な、にぃ!?俺が力で圧された……!?」
トロル「ま、まさか……貴様たちは……!?」
戦士「勇者様!!」
勇者「う……しょ……にん……?」
戦士「はい!商人です!!助けにきましたよ!!」
勇者「……ごめ……ん……」
魔法使い「しっかりして!!」
僧侶「うぅ……」
116 :
傭兵どもに魔王討伐任せれば安泰だな
117 :
勇者
傭兵ABC
このパーティの方が捗るな
120 = 85 :
なんという他力本願
122 = 1 :
傭兵C「逃げてください!!」
魔法使い「い、いいの?」
傭兵D「お代はあとで頂きます」
戦士「わ、わかりました!」
魔法使い「リレミト!!」
シュン
トロル「ぬぅぅぅう!!」
傭兵A「さて……と」
動く石像「こいつらの強さ……まさか」
トロル「間違いない……先代の勇者か!?」
傭兵A「今はただの傭兵だ。もう隠居したかったんだけど、精霊様がまだまだ力を貸して欲しいっていってな」
傭兵B「おかげでこうして出張ってるわけよ」
トロル「くそぉ……まだ生きていたのか……!!」
傭兵C「さて……行きましょうか?」
傭兵D「じっくりと楽しませてもらうよ?」
123 = 15 :
このまま魔王討伐に行ってもいいレベル
124 :
先代の勇者www
125 :
先代の勇者は全員戦士だったのかよww
126 = 1 :
トロル「だらっしゃぁぁぁ!!!!」
傭兵A「ギガデイン!!!」
トロル「あびゃびゃーーーー!!!!」
動く石像「ひぃぃぃ!!!」
傭兵B「にげんじゃねえ!!!おらぁぁぁ!!!!」
ゴキィイ!!
動く石像「がはぁ!!!足が―――」
傭兵C「じゃあ、同時に」
傭兵D「いきますか」
動く石像「な、やめ―――」
傭兵C&D「イオナズン!!!」
動く石像「ぎゃぁあああああああああああ!!!!!!!」
傭兵A「ふう……さてとお代もらってかえるか」
傭兵B「そうだな」
傭兵C「いやーすっきりした!」
127 :
傭兵の中にコブラが混じってんじゃねーか
128 = 17 :
隠居暇だから傭兵やってるのかwww
129 :
ゆうしゃ
こぶら
けんじゃ
けんじゃ
130 :
ヒューッ!
131 :
「まだ生きてたのか……!」
傭兵何歳だよ
132 = 1 :
戦士「勇者様……しっかり」
勇者「う……」
魔法使い「薬草も全然足りないか……」
僧侶「……っ」
傭兵A「終わりました」
戦士「あ、みなさん!」
傭兵B「えっと、じゃあ、お代なんですけど……100Gもらえます?」
魔法使い「え……そんなに安くていいの?」
傭兵C「初回割引中なんで」
戦士「じゃ、じゃあ……どうぞ」
傭兵D「まいど♪―――っと、二人がやばいな」
傭兵A「―――ベホマズン!!」
魔法使い「その呪文って!?」
傭兵A「ではこれで」
戦士「待ってください!!最後の回復代も払います!!」
133 :
傭兵かっけぇ
134 = 1 :
傭兵A「それはあなた達の出世払いにしときましょう」
戦士「え……」
傭兵B「かっこいいねえ、俺達♪」
傭兵C「最後の代金は10000Gぐらいですから」
傭兵D「しっかり稼げる商人になってくださいね」
戦士「は、はい……」
傭兵A「では……ルーラ!!」
ヒュン!!
魔法使い「いっちゃった……」
勇者「う……ん……」
戦士「勇者様!!大丈夫ですか!?」
勇者「あ、ああ……」
僧侶「あ、れ……魔物は……?」
魔法使い「もう倒しました。―――商人のおかげで」
戦士「え……!?」
135 :
もう傭兵達で魔王倒しに行けばいいんじゃないかな
137 = 1 :
勇者「そうなのか?」
戦士「い、いや……私の力じゃ……」
魔法使い「いいえ。貴女の力、でしょ?」
戦士「……それは……」
勇者「なあ……本当は商人のままでいたいんだろ?」
戦士「え……」
勇者「どうして本当のことを言ってくれないんだ?」
戦士「だって……みなさんにご迷惑が……」
勇者「俺は君がそうやって自分を押し殺している様なんて見たくない」
戦士「勇者……さま……?」
勇者「確かに商人のままじゃ、きつい場面はあった。もしかしたら君自身が転職を考えているかもしれないと思って、先日は転職について訊ねた」
戦士「はい」
勇者「でも君は商人を捨てたくないって顔に出てた……だから俺はもう何も言わなかった」
戦士「勇者様……」
勇者「―――いや。ごめん……今回は俺が全部悪い。偉そうなことは言えないな。すまない。勇者失格だ」
138 = 15 :
なにこれかっこいい
139 = 81 :
先代かっこいい
僧侶立場なし
140 = 1 :
戦士「そんなことは……!!」
僧侶「勇者様……」
勇者「もういいだろ?この子の気持ち次第だ。俺は強要なんてしたくない」
僧侶「……はい」
戦士「あの……えと……」
魔法使い「ほら、自分の意見をはっきりいう!」
勇者「……」
戦士「あの……商人に戻りたいです!」
勇者「よし!今すぐダーマ神殿に行こう!!」
戦士「はい!!」
魔法使い「ふう……ま、あの傭兵たちをいつでも呼べるようになったらすごい楽になるだろうしね」
僧侶「傭兵?」
魔法使い「今度また見せてくる、よね?」
戦士「で、できるかわかりませんけど……やってみます!」
勇者「―――ルーラ!!」
141 :
僧侶もう唐揚げにしろよ
142 :
僧侶……
143 :
傭兵「いや、ぼくらゼロムス倒さないと・・・」
144 :
僧侶が暗黒面に堕ちるかw
145 = 1 :
―――数日後
商人「傭兵さぁぁぁぁぁん!!!!」
勇者「はぁぁ!!!」
ズバッ
魔物「ぎゃあぁぁぁす!!!」
僧侶「終わりましたよ?」
商人「す、すいません……なんかうまくできないです」
勇者「傭兵ってすごい強かったんだろ?そんな簡単にはいかないんじゃないか?」
魔法使い「はぁ……楽になると思ったのになぁ」
商人「す、すいません……」
勇者「いや……商人は十分俺達の助けになってくれてるって。謝るな」
ナデナデ
商人「あぅぅ……でもぉ」
僧侶「はぁ……ま、助けてもらったのは事実ですし……今度に期待します」
商人「す、すいません……すいません……」
146 = 141 :
僧侶は土下座しろよ
147 :
頑張れ商人
148 = 73 :
唐揚げのせいで僧侶が平野綾になった
149 :
僧侶のツンデレに磨きがかかれば俺得
150 = 1 :
―――神殿
ルビス「ふふふ……ほら、変な嘘を言うから商人が泣いてますよ?」
傭兵「だって、ああでも言わないと立ち直ってくれなかったでしょう?」
ルビス「まあ、そうですけど……嘘も方便ということばありますからね」
傭兵「はいはい」
ルビス「今度の勇者は中々の好青年だったと聞きましたが?」
傭兵「でも、ガキですよ。―――まるで昔の俺みたいでした。無鉄砲で仲間のことを気にしすぎて空回りするところとか」
ルビス「そうですか。ならば、彼の者たちが世界を救う者になりますね」
傭兵「だと良いですけど」
ルビス「ふふふ……また、呼ばれてますよ?」
傭兵「あの商人に『ぐんたいよび』なんてできるわけないでしょう?」
ルビス「もう少し、精進がいる、ということですか?」
傭兵「そうですね。あともう少しだけ」
ルビス「その時まで我々は温かく見守りましょう」
傭兵「……はい」
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