元スレ佐天「触ったものを好きな方向に飛ばせる能力かあ……」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
1 :
佐天「いつの間にか能力に目覚めてたみたい」
佐天「こうやって、ボールに触って……」
佐天(向こうに飛べ!)
ピュン!
佐天「へー、面白いなあ」
佐天「でも、なんかありきたりな感じ……」
佐天「大した能力じゃなさそうだし、初春たちには別に教えなくてもいいか」
佐天「そういえば、似たような能力ですごい人が学園都市にいたような……」
佐天「ま、どうせ私はレベル1だろうしどうでもいいか」
2 :
ベクトル操作じゃねえか
3 :
マテリアルパズルにこういう奴いたな
5 = 1 :
>>2
主旨を汲みとってくれてありがとう
佐天「うーいーはーるっ!」
初春「きゃっ、さ、佐天さんですか……びっくりさせないでください!」
佐天「パソコンで何見てるの?」
初春「ジャッジメントの仕事ですよ……」
初春「ほら、最近不良が気絶して倒れてるのが相次いで見つかってるじゃないですか」
佐天「ただの不良同士のケンカじゃないの?」
初春「それにしては数が多すぎるんですよ……それでですね」
カタカタカタ
初春「ほら、この人。学園都市で一番強いレベル5能力者、一方通行さん。佐天さんも知ってますよね?」
佐天(きいたことないな……)
初春「超有名人ですから、さすがに佐天さんもこれくらいは知ってますよね」
佐天「う……も、もちろん知ってるわよ!」
6 :
強杉ワロタ
7 :
かまわん
続けなさい
8 = 1 :
初春「その強さゆえに不良たちに狙われてて、色んな不良に絡まれてるとか」
佐天「で、不良たちは返り討ちにされてるってこと?それじゃあ自業自得じゃん」
初春「こういうのが多発すると、治安の悪化につながるんですよ!」
初春「なんとか止める方法は無いかなあ……」
佐天「強さゆえに、ねえ……」
佐天「じゃあ、この人がそんなに強くないってことにしちゃえばいいんじゃない?データバンクとか書き換えてさ」
初春「む、無理ですよそんなの……一方通行さんのとんでもない能力は佐天さんも知ってますよね?」
佐天(そ、そんなにすごい能力者なんだ……)
佐天(一体どんな能力なんだろう……)
佐天「ま、今回は私は協力できそうにないし、ジャマしちゃ悪いからもう帰るよ」
初春「あ、はい。それじゃあまた明日」
9 :
これからは初春のスカートに触れるだけで楽にパンツが拝めるわけか
10 = 1 :
ちなみに時期設定は、佐天と御坂出会う → この話 → 一方さん上条さんにやられる です
帰り道
佐天「一方通行って人、どんな能力なんだろう……」
佐天「読み方はアクセラレータ……アクセ……アクセサリー?」
佐天「漢字は一方通行……一方……交通標識?」
佐天「ま、私には関係ないことか」
佐天「あ、そういえば冷蔵庫のお茶が切れてたんだっけ」
佐天「駅の反対側にコンビニがあるから買っておこうかな」
佐天「あーあ、駅の向こう側まで行くのめんどくさいなあ」
佐天「足が速くなればいいのに」
佐天「そうだ、私の能力で、私自身を飛ばしたり出来るのかな」
佐天「さすがに無理かな……私の体よ~~向こうに飛べ!」
ビュン!
佐天「えっ」
11 :
放射線を官邸に集めてよお
12 = 1 :
佐天「うわうわうわ、めっちゃ速い!」
ビュンビュン!
佐天「ど、どうやったら止まるの!?」
佐天「えーっと、そうか!今進んでる方向と逆の方向に同じ力で自分を飛ばせばいいんだ!」
佐天(反対側に飛べ!)
キキッ
佐天「ふぅ、止まった……」
佐天「あっという間にコンビニに着けた」
佐天「この能力便利だなあ!」
佐天「でも、ちょっと危ないからあんまり使わないでおこう……」
13 :
佐天さんかわいい
14 :
これもうレベル3位だろ
15 = 1 :
佐天「えーっと、いつも買ってるお茶は……あ、あったあった」
佐天「さてと、レジへ……」
佐天「ん?あの人、マスクにサングラス……変な格好だなあ。季節外れの花粉症?」
強盗「金を出せ」
店員「えっ?」
カチャッ
佐天「け、拳銃!!」
強盗「金を出せと言っているんだ!!」
店員「は、はい!あ、いや……」
強盗「てめえ、これが見えないのか!!」
バンバン!
佐天「きゃあっ!」
佐天「は、早くジャッジメントに連絡を……」
16 = 1 :
佐天「あ、あそこの棚の陰に隠れよう……」
佐天「ここなら強盗から見えないはず……」
ピッ、ピッ、ピッ、プルルルル
佐天「う、初春……早く出て……」
ガチャ
初春「佐天さんですか?」
佐天「う、初春!大変なのよ!今コンビニにいるんだけど、ごうt……あっ」
初春「コンビニで何かあったんですか?」
ツー、ツー、ツー……
初春「切れちゃった……なんだったんだろう」
初春「まあ、明日になればわかるかな」
初春「とりあえずこのデータの整理だけ終えたら帰ろう」
17 :
おびえる佐天さんかわいい
18 = 1 :
佐天「あっ……」
強盗B「ほう、俺の目の前で通報とは、いい度胸だな」
佐天「ふ、二人いたなんて……」
強盗B「そうだ……あんたを見せしめに殺すか」
強盗B「そうすりゃ店員の作業もはかどるだろうぜ」
佐天「あ……あっ……」
強盗B「死ね」
佐天「し、死にたくない……死にたくない!!!!」
パンッ
強盗B「うっ」
佐天「えっ?」
ドサッ
19 :
無意識にか。これは期待だ
20 = 1 :
強盗B「バ、バカな……弾が跳ね返って……」
強盗B「ぐ……ガクッ」
佐天「えっ?……えっ?」
佐天「わ、私の能力だ……弾の方向が私に触れて反対側に……」
佐天「ち、血が大量に……」
佐天「う……ち、ちがう!私のせいじゃない!私のせいじゃ……」
ガタッ
強盗A「!! そこのお前!なにしやがった!」
佐天「わ、私のせいじゃない!!」
ドンッ!
強盗A「な、棚が……まるごとこっちに飛んで……」
ガッシャアアアン!
21 :
入れただけでイッちゃったのか
22 :
よいぞよいぞ
24 = 19 :
投下も早くて良い感じ
25 :
佐天使援
26 = 1 :
黒子「コンビニが大変な事になっていると聞いて向かってみたら……この有り様は一体……」
黒子「拳銃を持った男が二人と、店員が一人。つまり強盗ということですわね」
黒子「二人の強盗のうち、一人はどう見ても自分で握った拳銃で撃たれている。つまり自殺……」
黒子「もう一人は、商品棚の下敷きになって死亡。しかし、こんな大きな棚をどうやってあっち側に……」
黒子「間違いなく、能力者の仕業ですわね。モノを動かす系統の能力者、しかもかなり高いレベル……」
黒子「しかし、二人の強盗は死亡、店員も巻き添えを食って重傷、聞き込みできる状態に無い」
黒子「他に客はいなかった様子。目撃証言もない……」
黒子「難航しそうですわね」
27 :
無意識の反射を会得してやがる…既にこの佐天さんレベル3か4はあるだろ…
28 = 1 :
佐天「はぁ、はぁ……どうしよう……もう私……」
佐天「とっさに逃げてきちゃったけど……」
佐天「たぶんあの人たち……死んで……」
佐天「ううん、仕方ない……仕方ないよ……だってあのままじゃ私が殺されてたし」
佐天「こ、こんな危険な能力だったなんて……」
佐天「もうこの能力は使わないようにしよう……初春たちにも黙ってよう」
佐天「もう私、ずっとレベル0でいい……こんな能力、ないことにしよう……」
佐天「……あれ?」
佐天「そういえば、ここどこ?」
29 :
テンポいいな支援
30 = 19 :
強盗さん死んだのか。自分の能力の強さ故に周りを傷つけるってのは悲しいな
31 :
ベクトルアロー!
32 = 1 :
不良A「来たぞ……奴だ」
不良B「ククク、待ち伏せしてた甲斐があったぜ……」
不良A「奴は触れたもののベクトルを自由に操る……だが」
不良B「俺の能力で奴の周辺から酸素をなくせば、奴は酸欠状態に陥る」
不良A「しかし、空気の流れを変えて酸素を集められては、元も子もない」
不良B「そこで、お前の炎を操る能力を使って奴を炎で取り囲む」
不良A「すると奴が集める酸素は全て燃焼され、奴は酸素を補給できなくなる」
不良B「完璧な作戦だ。これで俺たちが学園都市のトップに君臨する……!行くぞ!」
ダッ!
一方「あン?誰だお前ら?」
原作読んでないから一方さんの喋り方が今後テキトーになります
33 :
佐天さんパンツミテー
34 = 19 :
ピンチになると黒翼生やして暴れるセロリは何かゴキブリに似てる
35 :
SSで口調とか気にしないから大丈夫
36 = 1 :
不良A「食らえっ!」
ゴオオオオオッ
一方「チッ、また不良どもかよ、めんどくせえ……」
不良A「俺が炎を大量に吐き出し、奴を取り囲む」
不良B「俺が奴の周りの酸素を……」
一方「うぜえンだよ!いつもいつも!」
ビュンッ
ガコン!
不良A「ぐはっ……な、何……缶コーヒーが飛んで……」
ドサッ
一方「ッたく、せっかく買ったのにどうしてくれンだよ……また買い直しだ」
不良B「チッ、Aは気絶してやがる……だが俺が酸素の流れを操る事で、炎をお前に向けられる!」
一方「もう一本あるっつーの」
ビュンッ
37 = 1 :
不良B「クソッ、もう一本か!」
バッ
一方「チッ、避けられたか……って、缶の行き先に一般人が……」
佐天「えっ?」
ビュンッ!
佐天「きゃあっ!」
キュイン!
一方「な!?跳ね返した!?」
一方「あいつ今、ベクトルを……」
不良B「ククク、よそ見してていいのかな!?食らえ!」
一方「うるせえ!今それどころじゃねえンだよ!」
メキメキメキメキ……
不良B「な、地面のコンクリが剥がれて……う、うわあああああ」
38 = 17 :
佐天さん強すぎだろw
39 = 19 :
一方さんが不良の相手するとか胸熱
40 = 1 :
佐天「か、缶コーヒーが飛んできた?なんでこんなものが……」
一方「おい、お前」
佐天「は、はい!って、えっ、一方通行さん!?」
一方「俺の事知ってンのか」
佐天「あっ、あー、いやその……」
一方「お前の能力はなんだ?」
佐天「えっ?」
一方「お前の能力はなんだって聞いてんだよ」
佐天「えーっと、その……れ、レベル0です!能力はまだ……」
一方「はぁ?嘘ついてんじゃねえよ。さっき俺の飛ばした缶コーヒー跳ね返しただろ」
佐天「あっ、いやその……」
一方「お前何者だ……?缶コーヒーに気付いてとっさに能力を使った割には、演算がかなり正確だった」
42 = 1 :
一方「まあ、俺と全く同じ能力とは限らないが……」
一方「ただ飛んできたものを跳ね返すだけの能力なら演算も単純だろうし」
佐天「ちが……違うんです……わ、私は……」
一方「さっきから何慌ててんだよお前」
佐天「わ、私は……無能力者なんです!!!」
ビュン!!
一方「な、逃げ足速っ!?いや、違う……あれはベクトルを操ってるな」
一方「まさか、俺と同じ能力者がいたとはな……しかもかなりレベル高いみたいだ」
一方「ククク、面白そうじゃねえか……あいつもレベル6の実験に組み込んでやるか……」
もっかい言いますが一方さんはまだ上条さんにボコられてません
43 = 17 :
投下早いのはいいけどさるさん怖いな
44 = 11 :
ボコられてなくても一般人を実験に巻きこまけぇことはいいんだよ!!
45 :
佐天通行かいいね
46 = 1 :
佐天「はぁ、はぁ……ようやく家に着いた……」
佐天「一方通行さんに私の能力気付かれたかな……」
佐天「ど、どうしよう……こんなこと知られたら……」
佐天「うぅ、なんか胃が痛くなってきた……」
佐天「何も食べる気が起きない……」
佐天「とりあえず今日はもう寝よう……」
佐天「でも、一方通行さん、『俺と同じ能力』って言ってた……」
佐天「私、学園都市トップの能力者と同じ能力なんだ……」
49 :
面白い
50 :
佐天さんがそんなに強かったとは・・・
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