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    元スレ澪「えーっと…軽音楽部部長の秋山澪です。部員は1名です…」

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    タグ : - けいおん! + - 秋山澪 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    251 = 157 :

    ケーキに釣られる唯……

    252 = 211 :

    遂にきたか

    253 :

    唯ちゃん可愛すぎチュッチュ支援

    254 :

    さわちゃんとりっちゃんが帰ってきてみんな揃うのを想像すると胸熱

    255 :

    余裕がない状況で唯みたいなタイプといるとイライラするよね

    256 = 170 :

    「トンちゃーん…私ってバカだよね…」

    そんな私の言葉に反応するようにトンちゃんの口がパカっと開く。
    まるでバカって言ってるみたいだ。

    「はぁ…」

    軽音部が復活したときにすぐに律に言えば良かったのに…
    律がもうバンドをやらないって言ったときの喪失感…
    あんなんにもショックを受けるとは自分でも意外だった。
    まるで何年も一緒にバンドを組んできた仲間に言われたような衝撃だった。

    「そんなにショックだったら、謝りに行けば良いのにね、バカだよね…」

    水槽におでこを付けて目をつぶる。

    257 = 170 :

    律がいなかったら本当の軽音部じゃない気がする…
    本来の姿じゃない…


    「ん… メールか」

    From TRITON EXTREME 76
    Sub  今日のTRITON占い

    押しが肝心!粘り強く!


    「またTRITONか。んー押しが肝心か…もっと早く言ってくれよな…」

    そう、あの薄らと埃がかったソファの埃を払って腰掛けたあの時に…
    再度目をぎゅっと目をつぶりかけたとき、部室の扉が開く。

    258 = 133 :

    今書いてるのは>>1なの?
    別の人?

    259 = 170 :

    >>258
    ID変わってるけど同一人物です。

    260 = 170 :

    「澪ー、遅れてごめんなさい」

    「ん、良いよ。あれ?その子は?」

    和の後ろには見たことがあるような生徒が立っていた。
    少しおどおどして和の後ろになんとか隠れようとしている。

    「あぁ、この前言ってた友達。ふふ、ムギのケーキが食べたいっていうから連れてきたんだけど、ここに来るころになってグズリだしちゃって…」

    「そっか、でもまだムギは来てないから、中に入って待とうか。」

    「ええ。さ、唯も入った入った。」

    「う、うん…」

    261 = 170 :

    やっぱり見覚えがあるぞ?
    それも昔から知っているような…

    「あの?どこかで会ったことある…?」

    「うん、あの時はご迷惑おかけしました…」

    「え?どの時?」

    「あそこのカメちゃんを持ってきたとき…」

    「あ、あー! あの時の生物部員の子か! 前よりずいぶん痩せたから分からなかったよ」

    「本当にごめんなさい…」

    「いや、良いよ良いよ。今はあのカメすごく気に入ってるから。」

    「そ、そう…」

    262 = 170 :

    「うん、トンちゃんって言うんだ」

    「トンちゃん。へへ、いい名前だね。トンちゃんかぁ…なんだかすごくしっくりくるよ」

    「ありがとう。えっと私は軽音部部長の秋山澪。あなたは?」

    「平沢唯」

    「平沢唯…なんかどこかで聞いたことあるような… ま、とりあえずムギが来るまで適当に座っててくれよ」


    ………

    265 = 170 :

    「おいしー!!最高だよ!」

    「うふふ、ありがとう」

    「ごめんなさいね、軽音部でもない子を連れてきちゃって」

    「良いのよ。人がたくさんいた方が楽しいし、唯ちゃん可愛いから」

    「なぁ平沢さん。毎日ケーキ食べたい?」

    「うん!」

    「じゃあさー、軽音部に入らない?」

    「う、うーん…ぶかつかぁ…」

    267 = 170 :

    「澪、この子もう部活入りたくないって言っててね…」

    「で、でも、軽音部だったらきっと楽しいぞ。せっかくの青春だぞ?」

    押しが肝心だ…
    この子は手放しちゃダメだ。そんな気がするんだ…

    「で、でも私何にもできないよ…」

    「あら、ギター持ってるじゃない」

    「ギター! ちょうどいいじゃない!ねぇ唯ちゃん一緒にバンド組みましょ?」

    「いや、ちょっとしかできないから…」

    「最初は誰でもそんなものだよ! なぁゴロゴロしてるだけで良いからさ…」

    268 :

    伏線回収してくれるのは嬉しい

    269 = 170 :

    「うぅ… ごめんなさい…ただケーキを食べたいばかりに来ちゃったりして…」

    「あ…い、いや無理に入らなくて良いのよ?私達こそごめんなさい…」

    粘り強く粘り強く… もし律だったらどんなことを言うだろう…

    「… そ、そうだ! 演奏だけでも…聞いて行ってくれないか?」

    「え? 演奏してくれるのー?」

    「く、食いついた」

    ………

    270 :

    和ちゃんスキーでドラム叩く俺得すぎるストーリー

    271 = 189 :

    ドラムはわでいいな


    律は俺んとこ嫁ぐ感じで

    272 = 170 :

    和ちゃんと軽音部の2人は私に「翼をください」を演奏してくれた。
    それを聞いた途端、なんだかとっても不思議な感じがした。
    演奏は私から見ても下手なものだったけど…だけど…
    ずっと夢の中だけだった私の居場所が、今目の前に現れたような気がする…

    「ど、どうだった?」

    「なんていうか、すごく言葉にしにくいんだけど…」

    「うん!」

    「あんまりうまくないですね!」

    「ばっさりだな…」

    273 :

    >>271
    「不束者ですが///」

    274 :

    なんか今の俺と重なるわ

    275 = 170 :

    「でも、なんだかすっごく楽しそうで…ちょっと待ってて!」

    私はそういうと走って部室を出た。
    ギー太!私の居場所はあそこにあったんだよ!きっとギー太の居場所もあそこなんだよ!
    今、今迎えに行くからね!

    息が切れそうになっても私は走り続けた。

    そういえば、入学式の時もこの道を走った。

    何かしなきゃって想いながら、

    何をすればいいんだろうって想いながら、

    このまま大人になっちゃうのかなって想いながら。

    学校に行きづらくなってからその予感が現実的になってきて絶望するようになった。

    でも、今…私にもできることが…夢中になれることが…

    大切な…大切な…場所が見つかった気がする…


    ………

    276 = 230 :

    さて、もうすぐクライマックスかな

    277 = 189 :

    >>273 チェンジ

    278 = 76 :

    ちなみにギー太は一万くらいのやすいストラト

    279 = 170 :

    「食い逃げ?」

    「いやいや、ちょっと待って。唯のかばんがまだあるし、戻ってくるわよ」

    「そ、そうね」

    バン! 

    「お待たせしました!」

    「お、おぉ! それはギター?」

    「うん! ギー太って言うの!」

    「ということは!」

    280 = 170 :

    「私、私!この部に入部します!」

    「ほ、ほんとに!?」

    「うん! よろしくね!」

    「ばんざーい!」

    「やったね澪ちゃん、仲間が増えるよ!」

    「私がいくら説得しても部活入らなかったのに、ケーキで入部するだなんて…」

    ………

    281 :

    おい紬おい

    282 :

    ムギちゃんはネタ枠なのか

    283 = 110 :

    ムギwwwww

    284 :

    「やったね澪ちゃん、仲間が増えるよ!」

    ワロタ

    285 = 170 :

    ということで新たに仲間が加わって賑やかになってきた
    しかし唯の奴やたらと物を持ち込むから倉庫がガラクタだらけになったしまった。

    「そろそろ冬休みだし、今日は倉庫を片付けよう」

    「ええー!」

    「えーじゃない! まったく誰のせいだと…」

    そんなこんなで片付けていると、唯がある物を見つけた。

    「ねぇねぇこれって山中先生かなー?」

    「ん?これは…」

    「若かりし頃の山中先生ね…」

    286 = 170 :

    「あの山中先生にもこんな時代があったのね…」

    「あとねー!これも!」ドン

    「ん? ケース?」

    「何が入ってるんだろー」パカ

    「ギター?」

    「うーん少し古いけど高そうなギターだな」

    「ギターあったんかい!」

    「なーんだギターか。つまんなーい」

    「軽音部なんだから興味持てよ…」


    289 :

    面白い

    290 = 170 :

    ガチャ

    さわ子「あら、軽音部のみんな、大掃除中ね?」

    「先生」

    さわ子「あら!懐かしいわねーここにあったんだこのギター」

    「これ山中先生のギターなんですか?」

    さわ子「そうよ、それはあんまり使ってなかったけどね」

    「やっぱり先生って軽音部員だったんですか?」

    さわ子「え? あ、えーっと…」

    291 = 170 :

    「山中先生ー、この写真って若かりし頃の山中先生だよね!」

    さわ子「げ!その写真は!か、返しなさい!」

    「なぜですか?」

    さわ子「わ、私のイメージが…うぅ…」

    「だ、大丈夫ですよ…山中先生…」

    さわ子「真鍋さん…」

    「ばらされたくなければ顧問やってください」

    「和ちゃんたくましい…」

    ………

    292 = 110 :

    さわちゃんの過去きた

    293 = 110 :

    おい、和ちゃんがりっちゃんのポジション奪ってるwww

    294 :

    律はどうなるのだろうか…

    295 = 170 :

    「山中先生ありがとうございます。吹奏楽部で忙しいのに顧問になってくれて…」

    さわ子「まぁいいわ。どうせあなたたちの方はそんなに手がかからなそうだし…」

    「ふー、生徒会からの派遣部員としての仕事ができたわ…」

    「これで次の新勧ライブは出られそうね!」

    「ライブかぁー」

    「しっかりやらないと30万だからな…」ボソ

    「30万?」

    「いや、こっちの話だから…」

    296 = 143 :

    ぶっちゃけ、今日で終わるんか?

    297 = 170 :

    さわ子「ところでこのギター、もし良かったらあなたたちで使ってくれない?いらなかったら売っちゃっても良いのよ?」

    「え?いいんですか?」

    さわ子「ええ、こう保存状態も悪いとあんまり使う気も起きないし…」

    「押し付けですか…」

    「それじゃあ今度、よく行く楽器店で鑑定してもらおうか」

    ………

    299 = 76 :

    和ちゃんがポジションとったんか…

    300 = 170 :

    「ごめん!今日ちょっと用事ができて行けないんだ…」

    「ならしょうがないわね…また今度にする?」

    「いや、私抜きで行ってもらって良いよ。どちらにしろ左利きの私が楽器店行ってもむなしいし…」

    「そう。それじゃあ行ってくるわ」

    「いくらになるかな~♪」

    「楽しみね!こういうのって初めてなのー」

    「ねー荷物持ちじゃんけんしよー!」

    「なにそれ!したいしたーい」

    ………


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