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    元スレシンジ「幼馴染のアスカと結婚の約束をしてしまった……」

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    みんなの評価 : ★★
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    301 = 293 :

    シンジ「アスカはどうしてカヲルくんと一緒なんだよ!」

    アスカ「あたしもさっき教室でたまたま会っただけよ。そしたらこいつが付いてきた。そんだけ」

    シンジ「こんな時間まで何してたんだよ!」

    アスカ「あたしは! あんたの……あ!(言わないって約束したんだった)」

    シンジ「僕のなんだよ!」

    アスカ「あ、あんたには関係ないわよ!」

    シンジ「なんだよそれ! 僕に関係ないってどういうことだよ! 言ってくれなきゃわかんないよ!」

    アスカ「だ、だって、言えないのよ!」

    シンジ「なんでだよ! 僕のことなのに言えないって、そんなのおかしいじゃないか!」

    アスカ「……だって……だって……もうやだぁ!」ダッ

    シンジ「待てよ、アスカ!」

    303 :

    黙って支援しとけ

    305 = 293 :

    グイッ(シンジの肩が掴まれる)

    シンジ「なんだよ!! 邪魔すんなよ!!」

    カヲル「シンジくん、少し落ち着くんだ」グッ

    シンジ「っ! ……離してよ、カヲルくん」

    カヲル「僕がさっきまでずっとアスカちゃんと一緒だったって言ったらどうする?」

    シンジ「!!……嘘だ!」

    カヲル「ねぇシンジくん、君はどうするんだい?」

    シンジ「嘘だ嘘だ嘘だ! そんなの嘘だ!」

    カヲル「何もしないのかい?」

    シンジ「……僕は……僕は……」

    カヲル「だから言ったじゃないか、アスカちゃんは人気者だから、気をつけなよってさ」 

    シンジ「……」ギリギリ

    カヲル「……」

    シンジ「…………裏切ったな!……僕の気持ちを裏切ったな!……許さないぞ!絶対に許さないぞ!」

    306 :

    これ、完結したら誰かまとめて

    何度でも読み返したくなる

    307 :

    なんでSSのシンジってこういうよく分からんキャラにされてることが多いんだろうな

    308 :

    進路の話してたって何で言わないんだよ!アスカのバカヤロウ!

    309 :

    >>307
    バカだと思われてんじゃないのwww

    親父に捨てられて次は道具にされてもまだ信じようとして色々アプローチしたり
    カヲルが使徒判明して攻撃までされてもなおカヲルの言い分を聞こうとしてた姿なんて忘れてる人が大半

    310 = 293 :

    カヲル「シンジくん、そうだとしたらどうなんだい? 僕が許せないのはわかったよ。じゃあアスカちゃんは? 彼女も許さないのかい?」

    シンジ「アスカは……アスカは……アスカは……」

    レイ「カヲル。もういいでしょ? その辺にしときなさいよ。あんた本当に殺されちゃうわよ」

    カヲル「あと少しだったのに。それはないよ」ヤレヤレ

    シンジ「……どういうことなの?」

    レイ「アスカの話は本当よ。カヲルと会ったのはついさっき。放課後は別のところにいたわ」

    シンジ「わかんないよ。何を言ってるのかわかんないよ!」

    レイ「アスカはミサト先生と加持先生にあなたとのことを相談していたいたのよ」

    シンジ「僕との……こと?」

    311 :

    現実にはこんなフォローなどある訳もなく
    誤解で別れるカップルのなんと多いことかwwwww

    312 :

    現実だと別れたら誤解かどうかなんて大半不明のままだから
    妄想乙

    313 = 293 :

    カヲル「そうさ。寂しくて、不安で仕方ないけど、君の為に頑張りたいから、彼女の姉さんと兄さんのような、二人に、ね」

    レイ「それに気づいたこいつと私が一芝居うったってわけ」

    シンジ「……」

    カヲル「彼女に本を借りるよう頼んだのも、下駄箱で鉢合わせたのも、全部狙ってやったんだ」

    シンジ「……どうして……どうしてそんなことを……」

    レイ「もう! 碇くんが女心をわかってないからに決まってるでしょ!」

    シンジ「え?」

    レイ「あのねぇ、今日のアスカ見てたでしょ? 毎時間毎時間チラチラチラチラ見てたの、みんな知ってるのよ」

    シンジ「う、うそ!」

    314 :

    実際こんなカップルおったらくそうざいだろうな

    315 = 311 :

    >>312
    ちょっと何言ってるのかわかんないです

    316 :

    黙ってろよ妄想野郎ども

    317 = 297 :

    幼なじみと結婚した俺でもこんな青春は無かったな

    318 :

    これならNTRでいいや

    319 = 293 :

    カヲル「シンジくんの視線を独り占めするアスカちゃんが憎らしかったよ」オロロ

    レイ「あんたは黙ってて。でもね、アスカ、ノートなんてなーんにも書いてないのよ」

    シンジ「え、ちゃんと写してたよ?」

    レイ「振りよ、振り! あの子あなたが自分のこと気にしてるのわかってたから、ちゃんとやれてる振りをしてたのよ!」

    シンジ「僕が心配しないように?」

    レイ「そうよ!! 本当は不安で苦しくて寂しくて、ずぅぅぅっとずぅぅぅぅぅぅぅっと、碇くんのこと考えてたの」

    シンジ「アスカ……。僕、アスカのところに行かないと!」

    カヲル「待って、シンジくん」

    シンジ「早く行かないと! アスカ絶対泣いてるよ!」

    320 = 293 :

    カヲル「大丈夫さ。二人の絆はあれぐらいのことで揺らぐほど脆くはないよ」

    シンジ「でも!」

    カヲル「シンジくん、行ってなんて声をかけるんだい? それは決まってるのかい?」

    シンジ「それは…………でも! そんなことよりもっと大事なことがあるよ!」

    カヲル「それはなんだい?」

    シンジ「今、アスカが泣いてるんだ! 僕はそれを拭ってあげたいんだ! アスカを独りにしたくないんだ!」

    レイ「ひゅー、お熱いこと」フフ

    カヲル「それが君の答えだよ、シンジくん」

    シンジ「え?」

    321 = 293 :

    カヲル「君が僕に意味のない劣等感を抱いてるのは知ってる」

    シンジ「……」

    カヲル「君は僕にはない素晴らしいものをたくさん持っているのにそれを認めようとしないんだ」

    シンジ「……」

    カヲル「君が僕にアスカちゃんを取られるんじゃないかって心配してるのも知ってる」

    シンジ「……」

    カヲル「僕はそんなつもりはないし、君もそれはよくわかってると思う。それでも、気になってしまうのも知ってるよ」

    シンジ「……」

    カヲル「でもシンジくん、よく思い出して。彼女が、アスカちゃんが、君よりも僕が好きだなんて言ったことが一度でもあったかい? そんなふうに振舞ったことがあったかい?」

    シンジ「!!」

    322 :

    あった

    323 = 293 :

    カヲル「ないだろう? あるわけないんだ。彼女は君が世界で一番好きなんだ」

    レイ「アスカっていい女よね」フフ

    カヲル「君が世界で一番好きな人は誰だい? 独りで泣かせたくないのは誰だい?」

    シンジ「アスカ……」

    カヲル「もともと君達は二人で同じ世界にいたのに、君が僕を組み込んだんだよ。アスカちゃんの世界に僕はいない。そんな中で彼女は君から離れられてしまったんだ」

    レイ「アスカが本当はとっても脆い子だって、碇くんが一番知ってるでしょ? あの子私やヒカリの前でも強がるのよ? 全く友達甲斐のない……」ブツブツ

    カヲル「そんな彼女も君には弱さを見せるんだ。彼女にとっての君は、『碇シンジ』は、正真正銘のヒーローなんだよ」

    レイ「もうわかったでしょ? つまりは、アスカは碇くんに心の底から惚れてるのよ! もう碇くんなしじゃ一日だって生きていけないぐらいにね!」

    324 = 293 :

    カヲル「僕達にできるのはここまでだ。後はシンジくん、君の仕事さ」

    レイ「昔から、お姫様を好きだすのは王子様だって相場は決まってんのよ!」

    シンジ「二人とも……本当にごめん。……それに、ありがとう!」ダッ


    レイ「やぁっと行ったわね。ま、私達が引き止めてたんだけどさ」

    カヲル「フフ。さすがシンジくんだよ。僕にすごんだとき、心底羨ましいと思った。僕にはあんなに深く、誰かを愛することなんて出来ないよ」

    レイ「そうかしら?」

    カヲル「え?」

    325 = 293 :

    >>324

    訂正

    ×レイ「昔から、お姫様を好きだすのは王子様だって相場は決まってんのよ!」

    レイ「昔から、お姫様を救い出すのは王子様だって相場は決まってんのよ!」

    328 = 293 :

    レイ「碇くんのためにここまで出来るあんたなら、出来ると思うわよ、私」

    カヲル「……」

    レイ「それに、ちょっとかっこよかったし」ボソ

    カヲル「もしかして僕を慰めてくれているのかい?」

    レイ「うっさいわねぇ! 帰るわよ! あんた帰りにパフェおごりなさい! 私すっごく怖かったんだから!」

    カヲル「はい。姫の仰せのままに」

    329 = 293 :


    シンジ「アスカぁああああああ!(僕は自分のことばかり考えてた)」

    シンジ「アスカどこぉおおおお!(真っ直ぐに僕を想ってくれるアスカを信じられなくて)」

    シンジ「アスカ!(何より、アスカに想ってもらえる自分を信じられなくて)」

    シンジ「アスカどこなの?(アスカを失うのが怖くて……僕はアスカがいない時間に慣れておこうとしてたのかもしれない)」

    シンジ「あそこか!(でも、アスカはそれでも僕を信じて、求めてくれた。一緒にいようとしてくれたんだ!)」

    シンジ「アスカ」

    330 :

    アスカぁ

    331 = 293 :

    アスカ「……うっ……うっ……ひぐっ……」

    はあはあはあはあ

    シンジ「アスカ!」ゼエゼエ

    アスカ「!!」ビクッ

    シンジ「お願い!逃げないで!お願いだから逃げないで!」ゼエゼエゼエゼエ」

    アスカ「……」コク

    シンジ「カヲルくんから全部聴いたんだ。ごめん、アスカ。本当にごめん。謝って許されることじゃないのもわかってる。だけど謝らせて欲しい。ごめん。本当にごめん。ごめんね、アスカ」

    332 :

    わくてか

    333 = 293 :

    アスカ「……うっ……うっ……」

    シンジ「アスカ、僕さ、自分のことばかり考えてたんだ。アスカが僕を想ってくれても、自分にはそんな価値がないって、アスカみたいな子が僕なんかを想ってくれるはずがないって。ずっとそう想ってたんだ」

    アスカ「……ひぐっ……」

    シンジ「アスカはいつも真っ直ぐに僕を想ってくれたのに、僕はただ君を失うのが怖くて、そればかりが気になって、怖がってばかりだったんだ」

    アスカ「……」

    シンジ「アスカから離れようとしたのも、あの時は本当に強くなりたいって思ってやったつもりだったんだけど、多分違うんだ。アスカがいない時間に慣れようとしてただけなんだ。多分僕はアスカがいないと生きていけないからさ」

    アスカ「……ぁたしも」ボソ

    シンジ「なあに?」

    アスカ「あたしもシンジがいないと生きていけないわよ!……うっ……うっ……」

    シンジ「アスカ……」

    アスカ「あ、あたしの幸せを! ……か、勝手に決めないでよ! 私は、私は!」

    シンジ「アスカぁ!!」ギュッ

    334 :

    なんかクドい

    335 = 293 :

    アスカ「うぇーん! もうなんなのよぅ! バカ! バカバカバカ! バカシンジ! 大バカシンジ!」バンバンバン

    シンジ「本当だね。僕はバカだ。大バカだ。こんなに真っ直ぐに僕を想ってくれてる人と、ずっと一緒にいたのに、それを信じられなかったなんて。ホント……バカだ」

    アスカ「そうよ。……うっ……あんたは大バカよ」

    シンジ「……ねぇ、アスカ」

    アスカ「?」

    シンジ「まださ、僕にもチャンスはあるかな? 君と幸せになるチャンスはあるかな?」

    アスカ「!!」

    シンジ「僕さ、どうしても諦めたくないんだ。君と一緒にいたいんだ」

    336 = 293 :

    アスカ「……1回」ボソ

    シンジ「え?」

    アスカ「……あと1回だけ、チャンスあげる」

    シンジ「ホント!?」パァ

    アスカ「ただし本当にこれが最後よ。あたしが今一番欲しい言葉を、あんたが間違えずに言えたら、今回だけは許してあげる」

    シンジ「そ、そんなぁ。そんなの無理だよぉ……」

    アスカ「大丈夫よ。シンジならわかるはずよ。あんたがちゃんと言ってないことがあるでしょ? それを精一杯心を込めて言えばいいの。わかる?」

    シンジ「……」

    アスカ「……」

    シンジ「…………!!」

    アスカ「わかったみたいね」


    スーハー スーハー スーハー スーハー


    シンジ「聴いてください」

    アスカ「……」コクリ

    337 :

    シンジ「綾波のパンツで興奮してましたごめんなさい」

    338 :

    >>337
    正解!

    339 = 293 :

    シンジ「僕、碇シンジは、惣流・アスカ・ラングレーを、世界で一番愛しています。僕と結婚してください」

    アスカ「はい」





    chu!!☆

    340 :

    ぼかぁしあわせだなぁ

    341 = 330 :

    >>1おつ

    342 = 293 :

    アスカ「絶対絶対幸せにしてよね」ギュッ

    シンジ「アスカのことは僕が絶対幸せにするよ」ギュウ

    アスカ「あんたのことは私が世界で一番幸せにしてあげるから。覚悟しておきなさい!」ムギュー

    シンジ「じゃあ僕達、世界で一番幸せな二人になれるね」

    アスカ「違うわよ!」

    シンジ「え」

    アスカ「世界で一番幸せな、『夫婦』よ♪」

    シンジ「アスカぁ!」ギュウ

    アスカ(はぁ……幸せ……)

    344 = 293 :

    ~翌朝~

    アスカ「おば様!おじ様! おはようございます!」

    ユイ「あらアスカちゃん! おはよう。今日は来てくれたのね!」

    アスカ「はい! シンジがどぉ~~~~してもって頼んできたので♪」

    ユイ「ウフフ。助かるわぁ♪ あの子アスカちゃんじゃないと全然起きないのよ」

    アスカ「任せてください!」

    ゲンドウ「……アスカくん」

    アスカ「!! はい」

    ゲンドウ「いたらん息子だが、これからもよろしく頼む」ペコリ

    ユイ「……」ペコリ

    345 = 293 :

    アスカ「お、おじ様!!!おば様も!  か、顔を上げてください!」アセアセ

    ゲンドウ・ユイ「……」スッ

    アスカ「こちらこそ、ふつつか者ではありますが、よろしくお願いします」ペコリ

    ゲンドウ・ユイ「フフ」ニコニコ

    アスカ「じゃ、じゃああたし、シンジ起こしてきます///」タッタッタッ

    ゲンドウ「これで我が家も安泰だな」キラーン

    ユイ「全ては計画通り、ですか?」フフフ

    ゲンドウ「まあな。いつかはこうなると思っていたが、俺が思っていたよりも、あいつは成長していたらしい」

    ユイ「そうですね」フフフ

    ゲンドウ「しかしこうなると名前を考えねばならんな」フッフッフッ

    ユイ「気が早いですよ、あなた」ニコニコ

    346 = 293 :

    アスカ「シンジ、入るわよ」ガチャ

    シンジ「……」スースー

    アスカ「ほーんと、のん気な顔しちゃってさ」ツンツン

    シンジ「……アスカ」ムニャムニャ

    アスカ「////」

    シンジ「……」スースー

    アスカ「綺麗な顔してるわね。おば様の遺伝子かしら」サワサワ

    シンジ「……」ムニャムニャ

    アスカ「一緒にいてね、シンジ。死ぬまでずっとよ?」エヘヘ

    シンジ「……」コクリ

    アスカ「!!」

    シンジ「……」

    アスカ「び、びっくりしたぁ! もう!早く起きないとキスするわよ!」ナンチャッテ

    シンジ「是非お願いしたいな♪」ガバッ

    アスカ「!!」

    347 = 293 :

    シンジ「おはよう、アスカ」エヘヘ

    アスカ「あ、ああ、あんたいつから起きてたのよ!!」

    シンジ「アスカが家に来たあたりかな」シレッ

    アスカ「な、なんですってぇーー!」カァーッ

    シンジ「アスカの挨拶、本当のお嫁さんみたいだったね」エヘヘ

    アスカ「//////」

    シンジ「僕すごく嬉しかった! 僕もアスカのうちに挨拶しに行くよ!」

    アスカ「……うん///」コクリ

    348 = 293 :

    シンジ「それでさ、してくれるの?」

    アスカ「何を?」

    シンジ「さっきしてくれるって言ったじゃないか、気が変わっちゃった?」

    アスカ「あ、あれは!!! もう起きたじゃないの///」

    シンジ「また寝たらしてくれる?」

    アスカ「そういう意味じゃないわよ!///」プイ

    シンジ「じゃあ、どうしたらいいの?」

    アスカ「自分で考えなさいよ!////」

    349 = 293 :

    シンジ「アスカ、こっち向いて」

    アスカ「なに」グイ

    chu!!☆

    シンジ「正解かな?///」

    アスカ「うん///」


    ユイ「アスカちゃんまだー? そろそろ起こさないと学校遅刻するわよー」

    アスカ・シンジ「!!!!」

    シンジ「いこっか」

    アスカ「うん!」


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