私的良スレ書庫
不明な単語は2ch用語を / 要望・削除依頼は掲示板へ。不適切な画像報告もこちらへどうぞ。 / 管理情報はtwitterでログインするとレス評価できます。 登録ユーザには一部の画像が表示されますので、問題のある画像や記述を含むレスに「禁」ボタンを押してください。
VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。
元スレ佐々木「憂鬱だ」キョン「佐々木でも憂鬱になることがあるんだな」

みんなの評価 : ★★
レスフィルター : (試験中)
「佐々木、聞いてくれ」
「どうした?」
「俺はお前に伝えておきたいことがある。重大なる俺の秘密だ」
「今頃になってどうしたんだ? 改まって」
「いいから聞け。間違っても、笑うんじゃないぞ」
「笑わないよ。なんだい?」
俺は佐々木の目を見つめて、告白した。
「親友よ、俺はポニーテール萌えなんだ」
直後、視界が歪み、佐々木を掴んでいた感触もなくなって、世界がブラックアウトした。
その真っ黒なスクリーンに、短い髪を無理やり後頭部で一本に纏めようと尽力している佐々木の残像が映った――気がした。
「どうした?」
「俺はお前に伝えておきたいことがある。重大なる俺の秘密だ」
「今頃になってどうしたんだ? 改まって」
「いいから聞け。間違っても、笑うんじゃないぞ」
「笑わないよ。なんだい?」
俺は佐々木の目を見つめて、告白した。
「親友よ、俺はポニーテール萌えなんだ」
直後、視界が歪み、佐々木を掴んでいた感触もなくなって、世界がブラックアウトした。
その真っ黒なスクリーンに、短い髪を無理やり後頭部で一本に纏めようと尽力している佐々木の残像が映った――気がした。
ベッドから転がり落ちた痛みで俺は目が覚めた。時計を確認する。今は午前四時四十七分だった。
今日はハルヒがフリマ云々と言っていたから少しでも眠って体力を温存しておかなければいけないってのに。
俺はこんなときだけ瞬発的に覚醒して一向に眠れそうにない頭をぼりぼりと掻きながら溜息をつく。
「やれやれだぜ」
眠れないなら仕方がない。身体だけでも横になっていれば多少はマシだろう。と、俺はベッドに戻った。
はて。
なんとなく、さっきまでいい夢を見ていたような気がする。
が、内容がまったく思い出せない。
残念だ。
どんな夢かは知らないが、いい夢なら、せっかくだからもうちょっとだけでも夢の続きを見ていたかったのに。
俺は布団を被って目を閉じる。
瞼の裏に、セピア色の残像が見えた。
今日はハルヒがフリマ云々と言っていたから少しでも眠って体力を温存しておかなければいけないってのに。
俺はこんなときだけ瞬発的に覚醒して一向に眠れそうにない頭をぼりぼりと掻きながら溜息をつく。
「やれやれだぜ」
眠れないなら仕方がない。身体だけでも横になっていれば多少はマシだろう。と、俺はベッドに戻った。
はて。
なんとなく、さっきまでいい夢を見ていたような気がする。
が、内容がまったく思い出せない。
残念だ。
どんな夢かは知らないが、いい夢なら、せっかくだからもうちょっとだけでも夢の続きを見ていたかったのに。
俺は布団を被って目を閉じる。
瞼の裏に、セピア色の残像が見えた。
すごい今更だけど自己紹介で佐々木がキョンの後ろの席にいるのはおかしいよね。
まぁ佐々木が可愛いからまったく気にしないけど
まぁ佐々木が可愛いからまったく気にしないけど
「やあ、キョン」
それは久しぶりに会う懐かしい友人からの一言だった。
しかし、それはまるで昨日までずっと会っていた親しい友人からの一言にも思えた。
だから俺も、最初こそすぐ背後から声がしたことに驚いたが、振り返って声の主を見て取れば、思い出すよりも先に声を出すことができた。
「なんだ、佐々木か」
佐々木は、昔と変わらない、どこか柔らかい皮肉に包まれた微笑を浮かべていた。
「なんだとは、とんだご挨拶だな」
それから俺たちは、しばし昔話に花を咲かせながら、駅までの短い道のりを歩いた。
「キョン、キミは変わってないな。安心したよ」
「なぜ佐々木に安心されねばならん。というか、お前も全然変わってないぞ」
「本当に、そう思うかい……?」
それは久しぶりに会う懐かしい友人からの一言だった。
しかし、それはまるで昨日までずっと会っていた親しい友人からの一言にも思えた。
だから俺も、最初こそすぐ背後から声がしたことに驚いたが、振り返って声の主を見て取れば、思い出すよりも先に声を出すことができた。
「なんだ、佐々木か」
佐々木は、昔と変わらない、どこか柔らかい皮肉に包まれた微笑を浮かべていた。
「なんだとは、とんだご挨拶だな」
それから俺たちは、しばし昔話に花を咲かせながら、駅までの短い道のりを歩いた。
「キョン、キミは変わってないな。安心したよ」
「なぜ佐々木に安心されねばならん。というか、お前も全然変わってないぞ」
「本当に、そう思うかい……?」
佐々木は、ふと、頭の後ろに手をやった。
俺は少なからず驚く。
確か中学の時はもっと短かったはずなのに。
どういう心境の変化だろう。
「いかがなものだろう。感想を聞かせてくれ、親友」
佐々木はここぞとばかりに微笑する。
「似合うかな?」
見事に完璧なポニーテールが、そこにあった。
<完>
俺は少なからず驚く。
確か中学の時はもっと短かったはずなのに。
どういう心境の変化だろう。
「いかがなものだろう。感想を聞かせてくれ、親友」
佐々木はここぞとばかりに微笑する。
「似合うかな?」
見事に完璧なポニーテールが、そこにあった。
<完>
>>209やめろバカ野郎
佐々木が髪型ポニーでエプロンつけてるの想像して幸せになれたけど
今日は月曜日
今日は月曜日
こんな時間まで支援してくださった皆様、
読んでくださった皆様、
その他かかわった全ての皆様、
ありがとうございました。
楽しんでいただけたら幸いです。
非常にどうでもいい情報ですが、もしよろしければ拙作
谷口「憂鬱で溜息が消失した」
朝倉「ただの人間です」
なんかをググって読んでいただけたら泣いて喜びます。本当に。
では、楽しい一週間をお過ごしください。失礼します。
読んでくださった皆様、
その他かかわった全ての皆様、
ありがとうございました。
楽しんでいただけたら幸いです。
非常にどうでもいい情報ですが、もしよろしければ拙作
谷口「憂鬱で溜息が消失した」
朝倉「ただの人間です」
なんかをググって読んでいただけたら泣いて喜びます。本当に。
では、楽しい一週間をお過ごしください。失礼します。
乙
今朝倉の方も読んできたよ
すごくおもしろかった
またネタが浮かんだらスレ立ててくれ
楽しみに待ってる
今朝倉の方も読んできたよ
すごくおもしろかった
またネタが浮かんだらスレ立ててくれ
楽しみに待ってる
個人的に今のハルヒ世界の方が、いろんな存在から干渉受けてて不自然に感じる
ジョン・スミス自体、未来からの干渉の賜物だし
てわけでb乙
ジョン・スミス自体、未来からの干渉の賜物だし
てわけでb乙
>>194
キミグロさん?
キミグロさん?
ついさっきまで谷口のSS読んでたよ、どっちも面白かった
乙!
ところで誰かヤスミのSS書いてみないか
乙!
ところで誰かヤスミのSS書いてみないか
面白かった乙!
面白かったけど!
佐々キョンで終わらせて欲しかったorz
面白かったけど!
佐々キョンで終わらせて欲しかったorz
佐々木はやっぱりこういう子だよな…
ああ泣けてくるよ。おつでした
ああ泣けてくるよ。おつでした
類似してるかもしれないスレッド
- 佐々木「キョン。せめてゴムをつけてくれないか」 (336) - [45%] - 2012/2/18 10:00 ★★★×4
- 勇者「僧侶ちゃんたちに性的な悪戯をしようと思ってるんだが」 (175) - [44%] - 2013/6/11 0:00 ☆
- バタコ「いやっ…アンパンマン、もうやめましょうよ…こんなこと」 (1001) - [44%] - 2011/10/22 5:00 ★★
- 佐々木「キョン、こんなことは…僕としかしないでね」 (662) - [44%] - 2009/10/5 23:31 ★★★
- よつば「やんだがなーくさいのをなーよつばのくちにいれてきた」 (186) - [43%] - 2011/7/20 4:15 ★★
- 佐々木「キョン…僕のお尻を触るのをやめてくれないか?」 (184) - [42%] - 2011/8/10 16:00 ★★
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について