私的良スレ書庫
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元スレほむら「相合傘がしたいからわざと傘を忘れていったのに」
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ほむら「私にはやるべきことがある。泊まっていくことはできないわ。でも……」
ほむら「紅茶を飲みながら美味しいケーキを食べるぐらいの余裕なら」
マミ「ふふっ、それじゃあとびっきり美味しいぬるめの紅茶を入れてあげないとね」
ほむら「分かってきたじゃない。ぬるめがポイントよ、ぬるめが」
マミ「はいはい」
ほむら「紅茶を飲みながら美味しいケーキを食べるぐらいの余裕なら」
マミ「ふふっ、それじゃあとびっきり美味しいぬるめの紅茶を入れてあげないとね」
ほむら「分かってきたじゃない。ぬるめがポイントよ、ぬるめが」
マミ「はいはい」
――――
マミ「はい、どうぞ」
ほむら「ん……、いい匂い」
マミ「でしょ? フルーティーで可愛らしいのにどこか上品さがある、私お気に入りの紅茶なの」
ほむら「ケーキは少し甘ったるいけれどね」
マミ「ええー。美味しいと思うんだけどな」
ほむら「……ごめんね」
マミ「へっ? 何よ急に?」
ほむら「ううん、なんでも。ただなんとなく謝りたくなっただけ」
マミ「変な子ねぇ」
マミ「はい、どうぞ」
ほむら「ん……、いい匂い」
マミ「でしょ? フルーティーで可愛らしいのにどこか上品さがある、私お気に入りの紅茶なの」
ほむら「ケーキは少し甘ったるいけれどね」
マミ「ええー。美味しいと思うんだけどな」
ほむら「……ごめんね」
マミ「へっ? 何よ急に?」
ほむら「ううん、なんでも。ただなんとなく謝りたくなっただけ」
マミ「変な子ねぇ」
マミ「貴女ってケーキの味に文句をつける程度のことを気にするような子だったかしら?」
ほむら「いえ、全然。私の謝罪の対象はもっと別よ」
マミ「あ。じゃあ牛ネタを引っ張ったことに対する謝罪?」
ほむら「それもちっとも気にしていないわ」
マミ「少しは気にしなさいよ!」
ほむら「……まあ、色々あるのよ。貴女に謝りたいことが山のように」
ほむら「いえ、全然。私の謝罪の対象はもっと別よ」
マミ「あ。じゃあ牛ネタを引っ張ったことに対する謝罪?」
ほむら「それもちっとも気にしていないわ」
マミ「少しは気にしなさいよ!」
ほむら「……まあ、色々あるのよ。貴女に謝りたいことが山のように」
ほむら「ご馳走さま、美味しかったわ」
マミ「気にいってもらえてよかった」
ほむら「……」
マミ「……」
ほむら(何よその寂しそうな顔は……)
マミ「……」
ほむら(はあっ、仕方ないわね……)
ほむら「ふぁあー……。ごめんなさい、少し眠くなってきてしまったわ」
マミ「えっ? まだ8時前よ?」
ほむら「疲れがたまっていたのかしら……。もう少しだけここにいさせてもらってもいい?」
マミ「もちろんよ!」
ほむら「ありがとう」
マミ「気にいってもらえてよかった」
ほむら「……」
マミ「……」
ほむら(何よその寂しそうな顔は……)
マミ「……」
ほむら(はあっ、仕方ないわね……)
ほむら「ふぁあー……。ごめんなさい、少し眠くなってきてしまったわ」
マミ「えっ? まだ8時前よ?」
ほむら「疲れがたまっていたのかしら……。もう少しだけここにいさせてもらってもいい?」
マミ「もちろんよ!」
ほむら「ありがとう」
マミ「暁美さん、ちょっと私の横にきて」
ほむら「??」
マミ「そのままそこに腰かけてくれる?」
ほむら「別に構わないけれど……」
ほむら(一体何をするつもりなのかしら)
マミ「はい。ごろーん」
ほむら(え!? ちょ!? 頭が手で引き寄せられて……)
ほむら(こ、ここ、これってまさか膝枕!?)
マミ「ゆっくりボーっとして少しでも疲れをとってもらえたらなって。
泊まる気が無いなら、さすがにお布団には入りたくないでしょう?」
ほむら「……」
マミ「嫌だったかな?」
ほむら「ううん。柔らかくて気持ちいい……」
マミ「よかったぁ」
ほむら「??」
マミ「そのままそこに腰かけてくれる?」
ほむら「別に構わないけれど……」
ほむら(一体何をするつもりなのかしら)
マミ「はい。ごろーん」
ほむら(え!? ちょ!? 頭が手で引き寄せられて……)
ほむら(こ、ここ、これってまさか膝枕!?)
マミ「ゆっくりボーっとして少しでも疲れをとってもらえたらなって。
泊まる気が無いなら、さすがにお布団には入りたくないでしょう?」
ほむら「……」
マミ「嫌だったかな?」
ほむら「ううん。柔らかくて気持ちいい……」
マミ「よかったぁ」
マミ「私ね、少し反省した」
ほむら「反省……?」
マミ「今まで貴女の第一印象を引きずりすぎていたのかなって。
今思えば何かと刺々しく当たっていたわ」
ほむら「無理もないわよ。貴女の立場から見れば、
QBを傷めつけていた私は超危険人物扱いされてもおかしくない」
マミ「そうかもね。でも、その印象を無闇に引きずり過ぎることは
互いの為にならないとも感じるわ」
ほむら「そう……」
マミ「だからこれからは……、もう少し仲良くしましょう」
ほむら「……」
マミ「考え方の違いはあるかもしれない。いつかはきっと衝突しあうことだって。
それでも、分かり合おうとするとしないとでは、結果は大きく違ってくると思うから」
ほむら「そうね。私も貴女とは、できれば……」
マミ「できれば?」
ほむら「……仲良くしたいな」
ほむら「反省……?」
マミ「今まで貴女の第一印象を引きずりすぎていたのかなって。
今思えば何かと刺々しく当たっていたわ」
ほむら「無理もないわよ。貴女の立場から見れば、
QBを傷めつけていた私は超危険人物扱いされてもおかしくない」
マミ「そうかもね。でも、その印象を無闇に引きずり過ぎることは
互いの為にならないとも感じるわ」
ほむら「そう……」
マミ「だからこれからは……、もう少し仲良くしましょう」
ほむら「……」
マミ「考え方の違いはあるかもしれない。いつかはきっと衝突しあうことだって。
それでも、分かり合おうとするとしないとでは、結果は大きく違ってくると思うから」
ほむら「そうね。私も貴女とは、できれば……」
マミ「できれば?」
ほむら「……仲良くしたいな」
マミ「髪を撫でてもいいかしら」
ほむら「ええ。優しくしてね」
マミ「分かってるわ。……うん、やっぱり思った通りさらさら」
ほむら(膝枕で、頭撫でてもらって……)
マミ「よしよし」
ほむら(なんだかとっても気持ちいい……)
マミ「……あら?」
ほむら(だんだん本当に、眠、く……)
ほむら「ええ。優しくしてね」
マミ「分かってるわ。……うん、やっぱり思った通りさらさら」
ほむら(膝枕で、頭撫でてもらって……)
マミ「よしよし」
ほむら(なんだかとっても気持ちいい……)
マミ「……あら?」
ほむら(だんだん本当に、眠、く……)
ほむら「すー……、すー……」
マミ「寝ちゃった。本当に疲れがたまっていたのね」
ほむら「すー……、ん……」
マミ「寝顔、可愛いな……。起きている時とは全然違う人見たい」
マミ(いくら魔法少女とはいえ暁美さんだって、まだ私より年下の女の子なのよね……)
マミ(もっと優しくしてあげるべきだったなあ)
ほむら「まど……」
マミ「あら? 寝言かしら?」
ほむら「パン……」
マミ「どういう意味?」
ほむら「マミ……」
マミ「あ、わ、私!?」
ほむら「パイ……」
マミ「……聞かなかったことにしておきましょう」
マミ「寝ちゃった。本当に疲れがたまっていたのね」
ほむら「すー……、ん……」
マミ「寝顔、可愛いな……。起きている時とは全然違う人見たい」
マミ(いくら魔法少女とはいえ暁美さんだって、まだ私より年下の女の子なのよね……)
マミ(もっと優しくしてあげるべきだったなあ)
ほむら「まど……」
マミ「あら? 寝言かしら?」
ほむら「パン……」
マミ「どういう意味?」
ほむら「マミ……」
マミ「あ、わ、私!?」
ほむら「パイ……」
マミ「……聞かなかったことにしておきましょう」
ほむら「すーすー……」
マミ(このままだと風邪引いちゃいかねないわよね)
マミ(仕方ない。やっぱりお布団に寝かせてあげるか)
マミ「少しの間床に寝転がしちゃうけど我慢してね」
ほむら「ん……」
マミ「よいしょ、と」
マミ(このままだと風邪引いちゃいかねないわよね)
マミ(仕方ない。やっぱりお布団に寝かせてあげるか)
マミ「少しの間床に寝転がしちゃうけど我慢してね」
ほむら「ん……」
マミ「よいしょ、と」
――――
ほむら(……あ、あら? いつの間にか部屋が真っ暗に)
ほむら(もしかして私、本当に寝てしまって……)
ほむら(というか、ちょっと、ええっ!?)
ほむら(何この状況!?)
マミ「くー……、くー……」
ほむら(おおおお落ち着いて現状を整理しましょう)
ほむら(状況1:私はどうも本当に寝てしまったらしい)
ほむら(状況2:巴マミが運んでくれたのか、私は布団の中にいる)
ほむら(状況3:巴マミが……、私を抱きしめながら寝ている)
ほむら(……あ、あら? いつの間にか部屋が真っ暗に)
ほむら(もしかして私、本当に寝てしまって……)
ほむら(というか、ちょっと、ええっ!?)
ほむら(何この状況!?)
マミ「くー……、くー……」
ほむら(おおおお落ち着いて現状を整理しましょう)
ほむら(状況1:私はどうも本当に寝てしまったらしい)
ほむら(状況2:巴マミが運んでくれたのか、私は布団の中にいる)
ほむら(状況3:巴マミが……、私を抱きしめながら寝ている)
>>173
何か問題でも?
何か問題でも?
マミ「んぅぅ……」
ほむら「と、巴マミ!? 胸が押し付けられてる押し付けられてる!」
ほむら(ノンケですらキツそうな状況よ、コレ!)
ほむら(とりあえず、巴マミの腕の中から脱出―――)
マミ「……行かないで」
ほむら「へっ……?」
マミ「お願い、行かないで……」
ほむら「起きてたの!?」
マミ「ええ……。腕の中で暁美さんがごそごそ動いているから目が覚めてしまったわ」
ほむら「と、巴マミ!? 胸が押し付けられてる押し付けられてる!」
ほむら(ノンケですらキツそうな状況よ、コレ!)
ほむら(とりあえず、巴マミの腕の中から脱出―――)
マミ「……行かないで」
ほむら「へっ……?」
マミ「お願い、行かないで……」
ほむら「起きてたの!?」
マミ「ええ……。腕の中で暁美さんがごそごそ動いているから目が覚めてしまったわ」
マミ「ごめんなさい。いきなりこんなことを言われても戸惑ってしまうわよね……?」
ほむら「……」
マミ「私ね。今日、とっても楽しかったんだ」
マミ「自分は魔法少女だからって、基本的に他人とは距離を置いてきたから……。
誰かをお家に上げるのも、料理を振る舞うのも、QBを除けば暁美さんが初めてだった」
ほむら「そう……」
マミ「もちろんこうして誰かのぬくもりを感じるなんて、もってのほかで……」
マミ「……寂しいのは嫌。本当はいつも誰かそばにいて欲しい」
ほむら「……」
マミ「だからお願い。どうか今夜一晩だけでも私の傍にいて。お願い……」
ほむら「……」
マミ「私ね。今日、とっても楽しかったんだ」
マミ「自分は魔法少女だからって、基本的に他人とは距離を置いてきたから……。
誰かをお家に上げるのも、料理を振る舞うのも、QBを除けば暁美さんが初めてだった」
ほむら「そう……」
マミ「もちろんこうして誰かのぬくもりを感じるなんて、もってのほかで……」
マミ「……寂しいのは嫌。本当はいつも誰かそばにいて欲しい」
ほむら「……」
マミ「だからお願い。どうか今夜一晩だけでも私の傍にいて。お願い……」
>>183
禿同でゴザル
禿同でゴザル
>>186
円環の理の向こうにか?
円環の理の向こうにか?
ほむら「本当に馬鹿なんだから」
マミ(あ……)
マミ(暁美さんの方から、抱きかえしてくれた……)
ほむら「本当は特別強くなんてないくせに人一倍無理しちゃって」
マミ「……うん」
ほむら「貴女は理想主義すぎるのよ。
……そんな脆い貴女だからこそ、私はこうして抱きしめているのかもしれないけれど」
マミ「……」
ほむら「ずっと傍にいるなんて無責任な約束はできない。
いつか貴女と対立する可能性も否めない」
ほむら「でも安心して。今あなたの腕の中にあるぬくもりは本物よ。
少なくとも、今日1晩だけは」
マミ「……ありがとう」
ほむら「ううん。それよりごめんね、こんなことぐらいしかできなくって」
マミ(あ……)
マミ(暁美さんの方から、抱きかえしてくれた……)
ほむら「本当は特別強くなんてないくせに人一倍無理しちゃって」
マミ「……うん」
ほむら「貴女は理想主義すぎるのよ。
……そんな脆い貴女だからこそ、私はこうして抱きしめているのかもしれないけれど」
マミ「……」
ほむら「ずっと傍にいるなんて無責任な約束はできない。
いつか貴女と対立する可能性も否めない」
ほむら「でも安心して。今あなたの腕の中にあるぬくもりは本物よ。
少なくとも、今日1晩だけは」
マミ「……ありがとう」
ほむら「ううん。それよりごめんね、こんなことぐらいしかできなくって」
マミ「いいの。十分よ。自分の為に何かをしようと思ってくれる人がいるってだけで、私は……」
ほむら「特別強くないなんて言ったのは訂正するわ。やっぱり貴女は、強い」
ほむら(そして真っ直ぐすぎる……)
ほむら(だからこそ、時に脆く折れやすくなってしまうのかもしれない)
ほむら(彼女は人を甘えさせる包容力を持っている)
ほむら(でももしかしたら、巴マミのような人にこそ、甘えられる存在が必要なんじゃ)
ほむら「特別強くないなんて言ったのは訂正するわ。やっぱり貴女は、強い」
ほむら(そして真っ直ぐすぎる……)
ほむら(だからこそ、時に脆く折れやすくなってしまうのかもしれない)
ほむら(彼女は人を甘えさせる包容力を持っている)
ほむら(でももしかしたら、巴マミのような人にこそ、甘えられる存在が必要なんじゃ)
10話をみてしまうとアレなんだけど
SSとかだとほむらって大人っぽく書かれるよな
SSとかだとほむらって大人っぽく書かれるよな
――――
翌朝目が覚めると、暁美さんは既に布団の中から姿を消していた
「嘘つき……。1晩一緒にいてくれるって言ったのに」
なんて1人ごちたものの、本当はちっとも彼女を怨んでなどいない
だって昨夜の寝付きは、魔法少女になってから今日までの中で一番安らかなものだったから
「とりあえず、朝食を用意しないと……、かな」
私はもぞもぞと身を起こし、布団から抜け出した
そうして寝ぼけ眼を擦りつつコンロの方へ向かおうとし、そこではたと異常に気がつく
―――何やら焦げ臭いにおいがする
翌朝目が覚めると、暁美さんは既に布団の中から姿を消していた
「嘘つき……。1晩一緒にいてくれるって言ったのに」
なんて1人ごちたものの、本当はちっとも彼女を怨んでなどいない
だって昨夜の寝付きは、魔法少女になってから今日までの中で一番安らかなものだったから
「とりあえず、朝食を用意しないと……、かな」
私はもぞもぞと身を起こし、布団から抜け出した
そうして寝ぼけ眼を擦りつつコンロの方へ向かおうとし、そこではたと異常に気がつく
―――何やら焦げ臭いにおいがする
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