元スレほむら「マミ師匠!」

みんなの評価 : ★
201 = 160 :
まどか「インキュベーター…」
「ほむらちゃんはどうなるの?」
QB「このまま魔女になるだろうね」
「心も折れかけている」
「巴マミの特攻が響いているのかな」
「何にせよ僕には理解の外だ」
まどか「どうしたら…助かるの?」
QB「君が?彼女が?」
まどか「ほむらちゃん」
ほむら「!?…やめ…なさい」
「私もマミも…何のために…!」
202 :
しうぇん
204 = 160 :
ほむら「私が…まだ…魔力を暴走させれば…」
まどか「もう、良いんだよ。ほむらちゃん」
ほむら「良いわけ……ないでしょう!」
「ここで…私が死ねば…貴女は救われる…!!」
まどか「……そんなの」
「そんなのは救いじゃないよ!」
「周りの人が傷ついて、死んじゃって」
「それを全て知って」
「残されて生きるなんて」
「そんなの…心から救われたって言えないよ!!」
ほむら「…そんな…そん…な」
「じゃあどうしろって言うの!」
「そんなの貴女の我儘じゃない!」
まどか「そう、わがままだよ…!」
「そのわがままで私は魔法少女になる」
ほむら「!」
206 = 160 :
まどか「ほむらちゃん、私が魔法少女になったら時間を遡るんだよね」
「私が魔法少女になる前に戻るんだよね」
「だったら私が、戻してあげる…!」
ほむら「やめなさい…!」
まどか「ごめんね、ほむらちゃん」
「私を助けるために、痛い思いも悲しい思いもいっぱいさせちゃったね」
「マミさんも、ごめんなさい」
「こんなわがままに付き合わせちゃって…」
ほむら「……まどか」
まどか「でもね…」
「ほむらちゃんが生きていれば本当に救えるかもしれないの」
「いつか私とマミさん、ほむらちゃん自身も」
「ほむらちゃんが死んじゃったら、もう二度と救われないよ」
「未来を変えられるのはほむらちゃんだけ」
「私は、またほむらちゃんに会えるもの」
ほむら「この世界の貴女は……」
まどか「大丈夫、ほむらちゃんの願いの為なら」
「心は救われているよ」
「いつか本当に救ってあげてね」
「約束だよ……」
207 = 160 :
まどか「さあ、インキュベーター」
「私の願いを叶えて」
「願いは、ほむらちゃんのソウルジェムを直すこと」
QB「いいのかい?君ならばもっと大規模な願いも叶えられるよ?」
まどか「それを叶えたら、多くの呪いを生むから」
「私は少しの呪いを生んでこの世界で戦うよ」
「マミさんとほむらちゃんの頑張り」
「無駄にはしないから」
ほむら「そんな…いずれ貴女も…」
まどか「心が平気だから平気だよ」
「行ってほむらちゃん」
「道標は、作ったから」
QB「鹿目まどか、君の願いはエントロピーを凌駕し、砂時計を元に戻す!」
ほむら「まどか…必ず助けるから!絶対に!…絶対に!!」
まどか「うん、過去で待ってる」
「またね…!」
ほむら「…またねっ…!」
ガシャンッ――――――――
208 = 160 :
まどか「行っちゃった」
QB「君はいずれ魔女になる」
「良かったのかい?」
まどか「いつかの私をほむらちゃんが救ってくれるから」
QB「確かめようもない事に確信を持つなんて」
「人間はやっぱりわからないよ」
まどか「分からなくて良いよ」
「信じているんだから」
「魔女になるその日まで私は魔女と戦うの」
QB「それでまず、ワルプルギスの夜を倒すのかい?」
まどか「言ったよね?マミさんとほむらちゃんの頑張り」
「無駄にはしないって」
QB「たしかに君の弓は今の舞台装置を壊すに足りる」
「放つが良いさ、鹿目まどか」
まどか「…うん!」
―――――――――
209 :
一人ぼっちは寂しいもんな
210 = 160 :
マミ『最期のお願い…聞いてくれる?』
『万が一願いが叶わずにまた世界を越えることになったら』
『私にもう関わらないでほしいの』
『私の心の弱さが貴女の願いを鈍らせてしまう』
『親しくなんてならないで』
『敵対してくれても良いわ』
『貴女は貴女の願いを叶えることに集中して』
『もし私が危険に陥っても』
『鹿目さんだけを守るの』
『家族からのお願いよ、守ってくれるわね』
『一瞬でも、仮初でも』
『貴女と家族になれて良かった』
『ありがとう』
『それじゃ』
―――――――――
211 = 205 :
しえん
212 = 160 :
―――――――――――
ほむら「………!!」
「戻ってきた…」
「目を直さないと」
QB「魔力の反応があると思ったら」
「君は何者だい?」
「そのソウルジェムは一体…」
ほむら「っ……応える義務はないわ」
「インキュベーター」
QB「僕を知っているとは驚いた…それに」
「興味深いじゃないか」
「ジェムの輝きが二色だなん」
「て」
ほむら「守って見せるわ」
「約束、だもの」
お終い
213 = 154 :
超乙
215 :
鍵括弧の使い方が独特だったけど面白かったです。乙。
216 = 160 :
ノリで書いてしまったのに
読んでくれたお前ら乙
考えうる限り皆が幸せな形を目指してみたよ
218 :
乙なんだよ
221 :
おい、誰か繋がりなくてもいいからまみほむ書けよ
223 :
しゅ
224 :
ほむ
225 :
ほむ
みんなの評価 : ★
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