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元スレ音無「ようこそ、この天上学園生徒会へ」
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音無「なぁ」
岩沢「何?」
音無「ゆり、って名前に聞き覚えは?」
岩沢「…悪いけど」
音無「じゃあ、ガルデモ」
岩沢「がるでも?」
音無「Girls Dead Monsterの略称なんだが」
岩沢「…それもピンと来ないね」
音無「ひさ子、関根、入江、ユイ」
岩沢「……アンタが知ってる、私の知り合い?」
音無「ああ」
岩沢「悪い、どれも思い出せない」
音無「……そうか」
岩沢「何?」
音無「ゆり、って名前に聞き覚えは?」
岩沢「…悪いけど」
音無「じゃあ、ガルデモ」
岩沢「がるでも?」
音無「Girls Dead Monsterの略称なんだが」
岩沢「…それもピンと来ないね」
音無「ひさ子、関根、入江、ユイ」
岩沢「……アンタが知ってる、私の知り合い?」
音無「ああ」
岩沢「悪い、どれも思い出せない」
音無「……そうか」
岩沢「でも、さ」
音無「?」
岩沢「なんだろう、その名前を聞くと」
岩沢「懐かしい気分になるね。 もしかしたら、心のどっかで覚えてるのかも」
音無「…そうか」
岩沢「…何アンタ変な顔してんのさ」
音無「いや、お前はやっぱり…岩沢なんだなって思っただけだ」
音無「?」
岩沢「なんだろう、その名前を聞くと」
岩沢「懐かしい気分になるね。 もしかしたら、心のどっかで覚えてるのかも」
音無「…そうか」
岩沢「…何アンタ変な顔してんのさ」
音無「いや、お前はやっぱり…岩沢なんだなって思っただけだ」
音無「何か覚えている事は?」
岩沢「そうだな…音楽が好き、だったような気がする」
音無「具体的には?」
岩沢「まず外せないのが『SAD MACHINE』だな」
音無「ほぅ」
岩沢「そのバンドの特徴としてベースとドラムの土台作りが完璧な点にあるんだ」
音無「お、おぅ」
岩沢「そして歌詞のメッセージ性。
コレを語らずして何を語る、ってなくらいに歌詞に色がついているバンドさ」
音無「な、なるほどな…」
音無(なんか嫌な予感がする……)
岩沢「そうだな…音楽が好き、だったような気がする」
音無「具体的には?」
岩沢「まず外せないのが『SAD MACHINE』だな」
音無「ほぅ」
岩沢「そのバンドの特徴としてベースとドラムの土台作りが完璧な点にあるんだ」
音無「お、おぅ」
岩沢「そして歌詞のメッセージ性。
コレを語らずして何を語る、ってなくらいに歌詞に色がついているバンドさ」
音無「な、なるほどな…」
音無(なんか嫌な予感がする……)
最終巻の特典映像の続きって認識でおけかね?
ABSSとか久しぶり
期待
ABSSとか久しぶり
期待
~二時間後~
岩沢「それでだな! その曲の転調がまたメロウでたまらないんだ!」
音無「あ、ああ…」
岩沢「何だよ、お前から話を振っておいて呆れ顔とは失礼な奴だな」
音無「おい」
岩沢「何、まだ聞き足りないの?」
音無「お前はやっぱり岩沢だよ」
岩沢「突然なにさ」
音無「いや、なんでもない……」
岩沢「それでだな! その曲の転調がまたメロウでたまらないんだ!」
音無「あ、ああ…」
岩沢「何だよ、お前から話を振っておいて呆れ顔とは失礼な奴だな」
音無「おい」
岩沢「何、まだ聞き足りないの?」
音無「お前はやっぱり岩沢だよ」
岩沢「突然なにさ」
音無「いや、なんでもない……」
音無「そ、そろそろ食堂も閉まる時間か」
岩沢「結局聞きたいことはほとんど聞けなかったね」
音無「誰の所為だ、誰の」
岩沢「はは、あんまりカリカリするなって」
音無「全く…とりあえず当面の事柄について軽く説明しておくぞ」
岩沢「よろしく頼むよ」
岩沢「結局聞きたいことはほとんど聞けなかったね」
音無「誰の所為だ、誰の」
岩沢「はは、あんまりカリカリするなって」
音無「全く…とりあえず当面の事柄について軽く説明しておくぞ」
岩沢「よろしく頼むよ」
音無「まず今後の生活についてだが、明日にでも事務室に奨学金が用意されているから
ちゃんと受け取るようにしておくこと。いいな」
岩沢「奨学金って…返す充てなんて無いんだけれど」
音無「別に返さなくてもいいんだ。そこまで生きていた頃のルールに縛られなくてもいい。
月に一度払われるからそれを当面の生活資金にしておけば問題ないだろう」
岩沢「そっか」
音無「次に就寝場所だが、この学園は基本全寮制となっている」
岩沢「げ。まさか男女一緒に寝ているワケじゃないよな」
音無「当然だ。女子寮にお前の部屋も準備されていると思うから
しっかり確認して部屋を間違えないように」
岩沢「アンタ…ひょっとしておせっかい?」
音無「生徒会長として困った生徒を助けるのは当然だ」
岩沢「ああ、アレか。 なんて言ったっけ、ツンデレ?」
音無「記憶無いのに余計な知識は持ち合わせているんだな、お前…」
ちゃんと受け取るようにしておくこと。いいな」
岩沢「奨学金って…返す充てなんて無いんだけれど」
音無「別に返さなくてもいいんだ。そこまで生きていた頃のルールに縛られなくてもいい。
月に一度払われるからそれを当面の生活資金にしておけば問題ないだろう」
岩沢「そっか」
音無「次に就寝場所だが、この学園は基本全寮制となっている」
岩沢「げ。まさか男女一緒に寝ているワケじゃないよな」
音無「当然だ。女子寮にお前の部屋も準備されていると思うから
しっかり確認して部屋を間違えないように」
岩沢「アンタ…ひょっとしておせっかい?」
音無「生徒会長として困った生徒を助けるのは当然だ」
岩沢「ああ、アレか。 なんて言ったっけ、ツンデレ?」
音無「記憶無いのに余計な知識は持ち合わせているんだな、お前…」
音無「時間も時間だ。今日はこの辺で切り上げてもいいか」
岩沢「ああ、充分さ」
音無「悪いな、あまり疑問に答えてやれなくて」
岩沢「気にするなって。 脱線した原因はアタシにあるんだし」
音無「困った事があれば生徒会室に来い。俺はそこで待っているから」
岩沢「はいはい、了解」
岩沢「ああ、充分さ」
音無「悪いな、あまり疑問に答えてやれなくて」
岩沢「気にするなって。 脱線した原因はアタシにあるんだし」
音無「困った事があれば生徒会室に来い。俺はそこで待っているから」
岩沢「はいはい、了解」
――食堂前――
岩沢「そうだ」
音無「?」
岩沢「帰る前に一ついいかい?」
音無「ああ、いいぞ」
岩沢「アンタの名前、教えてよ」
音無「…音無」
岩沢「ふーん。下の名前は?」
音無「結弦。 弦を結う、って書いて、結弦」
岩沢「そっか」
岩沢「今日は助かったよ、生徒会長サマ」
音無「気にすんな」
岩沢「アタシは記憶が無いから実感湧かないけれど、せっかく再会できたんだろ?
ま、どんな縁かは知らないけれど気楽に頼むよ」
音無「ああ、お前の記憶が戻る手伝いくらいなら気楽にいつでも請け負ってやる」
岩沢「はは、そりゃ頼もしいや」
音無「気にすんな」
岩沢「アタシは記憶が無いから実感湧かないけれど、せっかく再会できたんだろ?
ま、どんな縁かは知らないけれど気楽に頼むよ」
音無「ああ、お前の記憶が戻る手伝いくらいなら気楽にいつでも請け負ってやる」
岩沢「はは、そりゃ頼もしいや」
岩沢「んじゃ、おやすみ」
音無「ああ、おやすみ」
音無(おやすみ、か……本当に、いつ以来だろう。ちゃんと芯のある挨拶を告げたのは)
>>1
鬱エンドかだけ教えて
鬱エンドかだけ教えて
~翌日~
――生徒会室前――
音無(…昨日は懐かしい奴と会えたな)
音無(…いくつかの疑問は残るが、それは追々考えることにしよう)
音無「ん? ……空いてる」
ガチャ
岩沢「よぅ、生徒会長サマ」
>>61
岩沢が消えないルートがあるとか言ってたしあんじゃね?
岩沢が消えないルートがあるとか言ってたしあんじゃね?
音無「お前…もう来たのか」
岩沢「なんだよ、昨日はお前から来てもいいぞって言ってたじゃないか」
音無「朝一番に来るのは流石に予想外だったよ」
岩沢「いいだろ、別に」
音無「はぁ…ま、別に構わないが」
岩沢「なんだよ、昨日はお前から来てもいいぞって言ってたじゃないか」
音無「朝一番に来るのは流石に予想外だったよ」
岩沢「いいだろ、別に」
音無「はぁ…ま、別に構わないが」
岩沢「そうだ、せっかくだから昨日言ってた事務室まで案内してよ」
音無「案内?」
岩沢「これだけ広い学園だろ、迷子になる前に保護するのも生徒会長の務めじゃないのか」
音無「…分かった。今日は特に公務も無いから案内くらいしてやるよ」
岩沢「そうこなくっちゃ!」
音無「それじゃあ行くか。ついて来いよ、記憶無し子」
岩沢「何だよその呼び名……」
音無「案内?」
岩沢「これだけ広い学園だろ、迷子になる前に保護するのも生徒会長の務めじゃないのか」
音無「…分かった。今日は特に公務も無いから案内くらいしてやるよ」
岩沢「そうこなくっちゃ!」
音無「それじゃあ行くか。ついて来いよ、記憶無し子」
岩沢「何だよその呼び名……」
――事務室――
先生「はい、それじゃあ奨学金を許可します」
岩沢「ありがとうございます」
先生「いえいえ。生徒会長からのお墨付きなら問題ないでしょう。
これからもしっかり青春を謳歌するように」
岩沢「は、はぁ……」
先生「ところで生徒会長」
音無「はい」
先生「貴方はまだ一人で生徒会を続けていくつもりなんですか?」
音無「はい。特に人員を増やす必要性も感じないので」
先生「貴方がよく頑張っているのは先生方も生徒も充分知っています。
しかし、流石にこれから一人でずっと仕事を切り盛りしていくのは疲れますよ?」
音無「…言葉の真意が測りかねますが」
先生「岩沢さん、でしたね」
岩沢「はい」
先生「どうでしょう?生徒会に入って生徒会長の補佐をお願いしたいのですが」
岩沢「…え?」
音無「先生、何を急に!?」
先生「入学早々でこんな事を頼むのは不躾だと重々承知しています。
それに、何も無償でお願いしているワケではありません」
岩沢「と、言うと?」
先生「もしも生徒会に尽力してくれるのなら、
幾分か学園で動きやすくなると思いますよ」
岩沢「具体的な例を挙げていただかないと難しいですね」
先生「そうですね、特例の一つとして学校の備品を自由に使っても結構ですよ。
その他にも貴方たち生徒会が企画する事柄は全面的に学園からもプッシュする事にします」
音無「そんな特例は初めて聞いたんだが…」
岩沢「学校の備品、か……」
岩沢「はい」
先生「どうでしょう?生徒会に入って生徒会長の補佐をお願いしたいのですが」
岩沢「…え?」
音無「先生、何を急に!?」
先生「入学早々でこんな事を頼むのは不躾だと重々承知しています。
それに、何も無償でお願いしているワケではありません」
岩沢「と、言うと?」
先生「もしも生徒会に尽力してくれるのなら、
幾分か学園で動きやすくなると思いますよ」
岩沢「具体的な例を挙げていただかないと難しいですね」
先生「そうですね、特例の一つとして学校の備品を自由に使っても結構ですよ。
その他にも貴方たち生徒会が企画する事柄は全面的に学園からもプッシュする事にします」
音無「そんな特例は初めて聞いたんだが…」
岩沢「学校の備品、か……」
岩沢「分かりました。生徒会に入ります」
音無「おい、岩沢!?」
岩沢「何、アンタは私が入ることにそんなに否定的なわけ?」
音無「い、いや…そういうワケじゃないんだが」
岩沢「ならいいじゃないか。決まり決まり♪」
音無「本当にいいのかよ…」
先生「承諾ありがとう、岩沢さん。 生徒会長を宜しくね」
岩沢「はい」
音無「俺が宜しくされる立場なのか…なんだろう、この胸のモヤモヤ感」
音無「おい、岩沢!?」
岩沢「何、アンタは私が入ることにそんなに否定的なわけ?」
音無「い、いや…そういうワケじゃないんだが」
岩沢「ならいいじゃないか。決まり決まり♪」
音無「本当にいいのかよ…」
先生「承諾ありがとう、岩沢さん。 生徒会長を宜しくね」
岩沢「はい」
音無「俺が宜しくされる立場なのか…なんだろう、この胸のモヤモヤ感」
――事務室前――
音無「その、なんだ…本当にいいのか?」
岩沢「いいって言ってるだろうが」
音無「心の整理をつけたり、記憶を思い出す時間を生徒会の仕事に使う事になるんだぞ」
岩沢「そんなのアンタも一緒だろ」
音無「俺はいいんだ。…目的があるから」
岩沢「ふ~ん。 ま、何にしてもさ。
記憶を思い出すのは以前のアタシを知っているアンタの傍にいるのが一番だと踏んだ」
音無「……」
岩沢「それにさ、アンタ以外はNPCって奴なんだろ。
そんな奴らと関係を築いても空しいだけだし」
音無「本当にいいんだな?」
岩沢「くどいよ、生徒会長サマ」
音無「分かった。これ以上は暖簾に腕押しって感じだしな」
岩沢「分かればいいんだ」
岩沢「くどいよ、生徒会長サマ」
音無「分かった。これ以上は暖簾に腕押しって感じだしな」
岩沢「分かればいいんだ」
岩沢「それと一つ、以前の私を知っているからこその頼みがある」
音無「何だ?」
岩沢「アンタは昔の私を知っているみたいだけれど、
それをアンタから私に告げるのは無しにしてくれないか」
音無「……分かった」
岩沢「サンキュ。自分の事くらい自分で思い出したいんだ。
人から言われて思い出すような漫然としたものじゃなくて、
しっかり私が生きていた人生を」
音無「お前の考えを否定できるほど俺は高飛車じゃないよ。
そこまで言うならしっかり自分で思い出すんだな」
岩沢「ああ、分かった」
音無「何だ?」
岩沢「アンタは昔の私を知っているみたいだけれど、
それをアンタから私に告げるのは無しにしてくれないか」
音無「……分かった」
岩沢「サンキュ。自分の事くらい自分で思い出したいんだ。
人から言われて思い出すような漫然としたものじゃなくて、
しっかり私が生きていた人生を」
音無「お前の考えを否定できるほど俺は高飛車じゃないよ。
そこまで言うならしっかり自分で思い出すんだな」
岩沢「ああ、分かった」
岩沢「よし、そうと決まれば早速さっき貰った権限を生かすとするか」
音無「権限?」
岩沢「学校の備品使ってもいいんだろ?
とりあえず音楽室にでも置いてありそうなギター借りて弾いてみたいんだ」
音無「ギターの弾き方、覚えているのか?」
岩沢「さぁね。 ただ、何となく弾けるような気がするんだよ。
それに、何となく私の記憶は音楽に関係してそうだし」
音無「なるほどな」
岩沢「ま、直感だからあんまり当てにならないんだけど」
音無「いや…その直感は信じてもいいぞ」
音無「権限?」
岩沢「学校の備品使ってもいいんだろ?
とりあえず音楽室にでも置いてありそうなギター借りて弾いてみたいんだ」
音無「ギターの弾き方、覚えているのか?」
岩沢「さぁね。 ただ、何となく弾けるような気がするんだよ。
それに、何となく私の記憶は音楽に関係してそうだし」
音無「なるほどな」
岩沢「ま、直感だからあんまり当てにならないんだけど」
音無「いや…その直感は信じてもいいぞ」
音無「岩沢」
岩沢「どうしたの、改まって」
音無「え~、おほん」
岩沢(わざとらしい咳だな……)
音無「生徒会長として新メンバーのお前に一言」
音無「ようこそ、この天上学園生徒会へ」
キリも良いからこの辺りで一旦〆
遅筆の身なので読んでくださる皆様をヤキモキさせて申し訳ありません。
今から少々出かけるので、このスレの行方はお任せします。
帰宅した際に残っていればちょっとした続きを書かせてもらいますし、
dat落ちした時は致し方ないといった感じで宜しく願います。
読んでくれて感謝!
遅筆の身なので読んでくださる皆様をヤキモキさせて申し訳ありません。
今から少々出かけるので、このスレの行方はお任せします。
帰宅した際に残っていればちょっとした続きを書かせてもらいますし、
dat落ちした時は致し方ないといった感じで宜しく願います。
読んでくれて感謝!
>>1
く
く
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