私的良スレ書庫
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元スレ音無「ようこそ、この天上学園生徒会へ」

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生徒A「生徒会長、今日も格好いいよね」
生徒B「そうそう! 憂いを秘めた顔、伏し目がちな目…」
生徒C「なんかもう非の打ち所が無いよね~」
生徒A「あ、ほら。生徒会長が来た!」
NPC「せ~の、生徒会長ーーー!!」
音無「………」
生徒B「そうそう! 憂いを秘めた顔、伏し目がちな目…」
生徒C「なんかもう非の打ち所が無いよね~」
生徒A「あ、ほら。生徒会長が来た!」
NPC「せ~の、生徒会長ーーー!!」
音無「………」
(この世界に来て、本当に沢山の出来事があった)
(天使や影との戦い、戦線の解散、卒業式)
(振り返ればなんて短くて楽しい日々だったんだろう)
(『死んだ世界』でささやかな生き甲斐が見つかるなんて考えもしなかった)
(天使や影との戦い、戦線の解散、卒業式)
(振り返ればなんて短くて楽しい日々だったんだろう)
(『死んだ世界』でささやかな生き甲斐が見つかるなんて考えもしなかった)
(戦線のメンバーや、直井、ゆり、日向…そして、かなでとの別れ)
(みんな成仏して、もうこの世界には存在しない)
(俺もすぐに後を追って成仏するつもりだった)
(みんな成仏して、もうこの世界には存在しない)
(俺もすぐに後を追って成仏するつもりだった)
(でも、消える前に様々な思いを巡らせていたら…)
(一つの疑問がふと浮かんでくる)
(その疑問というのは、誰しもが考える「もしも」の延長線上にあった)
(一つの疑問がふと浮かんでくる)
(その疑問というのは、誰しもが考える「もしも」の延長線上にあった)
(もし自分が消えた後に人間が現れて、この世界の秘密に気づいてしまったら)
(敵も味方も居らず、成仏以外では漫然とした永遠を過ごすしかない
そんなこの世界のシステムに気づいてしまったら…狂ってしまうかも知れない)
(静かに壊れていくのか、それとも激昂と共に病んでいくのかは分からない)
(ただ、もし万が一その人間が狂ってNPCを次々と屠っていくような人物だったら)
(あまり考えたくは無いが、小さな地獄が出来る可能性がある)
(敵も味方も居らず、成仏以外では漫然とした永遠を過ごすしかない
そんなこの世界のシステムに気づいてしまったら…狂ってしまうかも知れない)
(静かに壊れていくのか、それとも激昂と共に病んでいくのかは分からない)
(ただ、もし万が一その人間が狂ってNPCを次々と屠っていくような人物だったら)
(あまり考えたくは無いが、小さな地獄が出来る可能性がある)
(それを回避する為にも…)
(何よりこの学園に来てしまう程の悲しい生前を歩んできた人たちの為にも)
(誰かが幸せへと導いてやらなくてはならない)
(そう考えて俺が思い浮かんだのは、卒業式での皆の晴れやかな顔だった)
(艱難辛苦の生き方をしても、最後は笑顔で消える事の出来たあいつらの顔を俺は忘れない)
(そう…どんなに辛い人生でも、この学園で幸せの名残を見つける事は出来るんだ)
(何よりこの学園に来てしまう程の悲しい生前を歩んできた人たちの為にも)
(誰かが幸せへと導いてやらなくてはならない)
(そう考えて俺が思い浮かんだのは、卒業式での皆の晴れやかな顔だった)
(艱難辛苦の生き方をしても、最後は笑顔で消える事の出来たあいつらの顔を俺は忘れない)
(そう…どんなに辛い人生でも、この学園で幸せの名残を見つける事は出来るんだ)
(卒業させてやりたい、この世界に来た悲しい人たち全てを)
(願わくば、彼らが迎えるその瞬間にありがとうって、言ってもらえるように…)
(俺はここで誇らしく生きていたい)
(『人生を素晴らしいと思い出させる』存在でありたい)
(そう思った瞬間、自分の選択肢から「成仏」の二文字が消えた)
(そして俺は今、生徒会長としてここにいる)
(願わくば、彼らが迎えるその瞬間にありがとうって、言ってもらえるように…)
(俺はここで誇らしく生きていたい)
(『人生を素晴らしいと思い出させる』存在でありたい)
(そう思った瞬間、自分の選択肢から「成仏」の二文字が消えた)
(そして俺は今、生徒会長としてここにいる)
――放課後 生徒会室――
音無「……これで今日の分は終わりだな」
生徒「生徒会長、お先に失礼します」
音無「ああ、お疲れ様」
生徒「生徒会長はまだ上がらないのですか?」
音無「今のうちに資料をまとめておきたいから、もう少し残っておく」
生徒「それでしたら私も手伝いますよ」
音無「いや、いいよ。今日の定例は長くて大変だったろう。
臨時で生徒会の手伝いをしてくれる生徒に無茶ばかりはさせられないさ」
生徒「そ、そうですか…」
生徒「では、改めて失礼させて頂きます」
音無「分かった」
生徒「生徒会長も根を詰めるのは結構ですが、どうぞご自愛なさってください」
音無「分かった」
生徒「もう、いつもそんな空返事ばかりなんだから」
音無「気遣いありがとな。……え~と」
生徒「マミです。巴マミ」
音無「ああ、そうだったか」
音無「分かった」
生徒「生徒会長も根を詰めるのは結構ですが、どうぞご自愛なさってください」
音無「分かった」
生徒「もう、いつもそんな空返事ばかりなんだから」
音無「気遣いありがとな。……え~と」
生徒「マミです。巴マミ」
音無「ああ、そうだったか」
マミ「全く…生徒会長はいつになったら名前を覚えてくれるのかしら?」
音無「はは、悪い悪い。今日もご苦労さん」
マミ「いえいえ。…それでは」
音無「じゃあな。気をつけて帰れよ」
音無「NPC相手に何をやってるんだかな、俺は」
音無「……あの子と話していると人間相手の反応みたいで、つい人恋しくなっているのか」
音無「はは、悪い悪い。今日もご苦労さん」
マミ「いえいえ。…それでは」
音無「じゃあな。気をつけて帰れよ」
音無「NPC相手に何をやってるんだかな、俺は」
音無「……あの子と話していると人間相手の反応みたいで、つい人恋しくなっているのか」
音無「さて、生徒会の仕事はこのくらいでいいだろ」
音無「…日が暮れる前にアレやっておくか」
音無「…日が暮れる前にアレやっておくか」
――植物園――
音無(せっかくあいつが育てたんだし、枯らすのは勿体無いよな)
音無(それに、こうして土をいじるのも意外と悪くない)
音無(というか、案外こういう作業って俺の性に合っているのかも知れない)
音無(……どんな気持ちで過ごしていたんだろう)
音無(少しくらい、俺はお前に触れることが出来ているのか)
音無「……なぁ、かなで」
音無「…腹は減ってないけれど、そろそろ夕食でも食べに行くか」
「おい」
音無「ん?」
「おい、そこのアンタ」
音無「!?」
「おい」
音無「ん?」
「おい、そこのアンタ」
音無「!?」
○○「色んな奴に聞きまくってようやく見つけたよ」
音無「お、お前…」
○○「アンタさ、生徒会長だろ?」
音無「あ、ああ……」
○○「よし、ビンゴ! ようやく鍵持ってそうな人と遭遇できた!」
○○「それじゃあ単刀直入に伝えるよ。ここは『死後の世界』ってやつ?天国なのか?」
音無「お前、なんでここにいるんだよ…?」
音無「お、お前…」
○○「アンタさ、生徒会長だろ?」
音無「あ、ああ……」
○○「よし、ビンゴ! ようやく鍵持ってそうな人と遭遇できた!」
○○「それじゃあ単刀直入に伝えるよ。ここは『死後の世界』ってやつ?天国なのか?」
音無「お前、なんでここにいるんだよ…?」
○○「変な事を聞くんだな。そもそも、今はアタシからの質問の番だ。
質問を質問で返すってのは非礼じゃないか?」
音無「あ、ああ。 確かにそうだった、悪いな」
○○「ん、分かればいいんだよ。 それで、回答はどうなんだい?」
音無「ここは『死んだ世界』の天上学園。
お前の考えているとおり、死後の世界だ」
○○「なるほどね、やっぱりアタシは死んだワケか。
死んだ原因やここにいる理由は分からないけれど、
何となく死んだってのは理解していた」
音無「そうか…」
質問を質問で返すってのは非礼じゃないか?」
音無「あ、ああ。 確かにそうだった、悪いな」
○○「ん、分かればいいんだよ。 それで、回答はどうなんだい?」
音無「ここは『死んだ世界』の天上学園。
お前の考えているとおり、死後の世界だ」
○○「なるほどね、やっぱりアタシは死んだワケか。
死んだ原因やここにいる理由は分からないけれど、
何となく死んだってのは理解していた」
音無「そうか…」
音無「この学園に来る人には一つの共通点がある」
○○「共通点?」
音無「『前世に青春を謳歌できず、何らかの悔いを残して死んだ』という事だ」
○○「悔い、ねぇ」
音無「まぁ、例外もあるがそこは割愛させてもらうぞ」
○○「共通点?」
音無「『前世に青春を謳歌できず、何らかの悔いを残して死んだ』という事だ」
○○「悔い、ねぇ」
音無「まぁ、例外もあるがそこは割愛させてもらうぞ」
○○「ここって凄い人数の生徒がいるけれど、そいつら全員前世で悔いを残して死んだの?」
音無「それは違う」
○○「は?」
音無「この学園の大半の奴は、人間じゃない」
○○「じゃあ何? 幽霊か幻覚の類だっていうのか?」
音無「彼らはNPC、まぁゲームで言う村人その1みたいな存在だ。
淡々と日常を送り、この世界が『死んだ世界』であることに何の疑問も持っていない」
○○「ふーん。張りぼてみたいなヤツらだね」
音無「だがNPCにも感情は存在する。
殴ったりすると怒るし、優しくすると懐かれるぞ」
音無(だからこそ、人間なのかNPCなのか見分けが非常につき難いんだが…)
○○「へぇ…。今度試しにくすぐってみるか」
音無「ちょっかいは程ほどにな」
音無「それは違う」
○○「は?」
音無「この学園の大半の奴は、人間じゃない」
○○「じゃあ何? 幽霊か幻覚の類だっていうのか?」
音無「彼らはNPC、まぁゲームで言う村人その1みたいな存在だ。
淡々と日常を送り、この世界が『死んだ世界』であることに何の疑問も持っていない」
○○「ふーん。張りぼてみたいなヤツらだね」
音無「だがNPCにも感情は存在する。
殴ったりすると怒るし、優しくすると懐かれるぞ」
音無(だからこそ、人間なのかNPCなのか見分けが非常につき難いんだが…)
○○「へぇ…。今度試しにくすぐってみるか」
音無「ちょっかいは程ほどにな」
音無「…ここまで説明しても分からないか?」
○○「何のことを言ってるのか、さっぱりだね」
音無「いや、正確には『思い出せない』のか?」
○○「……」
音無「おい」
○○「…何だよ」
音無「久しぶりだな、岩沢」
○○「何のことを言ってるのか、さっぱりだね」
音無「いや、正確には『思い出せない』のか?」
○○「……」
音無「おい」
○○「…何だよ」
音無「久しぶりだな、岩沢」
岩沢「い、わ、さわ…? それ、アタシの名前なのか?」
音無「本当に覚えていないと来たもんだ」
岩沢「……悪いかよ」
音無「いや、別に悪いって言ってるつもりじゃないんだが」
岩沢「そもそも、なんでアンタは私のことを知ってるの?
生前の友人? それとも、この学園で知り合ったの?」
音無「落ち着けって。 矢継ぎ早に質問されても答えにくいだけだ」
岩沢「わ、悪い」
音無「……」
音無「本当に覚えていないと来たもんだ」
岩沢「……悪いかよ」
音無「いや、別に悪いって言ってるつもりじゃないんだが」
岩沢「そもそも、なんでアンタは私のことを知ってるの?
生前の友人? それとも、この学園で知り合ったの?」
音無「落ち着けって。 矢継ぎ早に質問されても答えにくいだけだ」
岩沢「わ、悪い」
音無「……」
音無「記憶を失うってのは、凄く不安だからな。気持ちは分かる」
岩沢「……何が分かるっていうんだ」
音無「分かるさ」
岩沢「え?」
音無「俺も、ここに来た当初は記憶喪失だった」
岩沢「そ、そうなんだ…」
音無「お前からはMr.記憶喪失みたいなニックネームも貰ったんだぞ」
岩沢「どんなセンスをしてたんだよ、当時の私」
岩沢「……何が分かるっていうんだ」
音無「分かるさ」
岩沢「え?」
音無「俺も、ここに来た当初は記憶喪失だった」
岩沢「そ、そうなんだ…」
音無「お前からはMr.記憶喪失みたいなニックネームも貰ったんだぞ」
岩沢「どんなセンスをしてたんだよ、当時の私」
音無「頭部に強い衝撃を伴ったり、脳にダメージがある状態でこの世界に来ると
それが要因で記憶喪失になることがある」
岩沢「それじゃあ頭に怪我して死んだって事になるのか」
音無「言い切れるわけではないが、可能性としては充分に在りうるな」
岩沢「……なんかその話を聞いたら妙に頭の中がぐわんぐわんしてきた」
音無「ま、それは多分さっきの話からのプラシーボ効果って奴だ。
人の話をあまり鵜呑みにするもんじゃないぞ」
岩沢「そんなモンか。まぁ気のせいって言われちゃそれまでの話だけど」
それが要因で記憶喪失になることがある」
岩沢「それじゃあ頭に怪我して死んだって事になるのか」
音無「言い切れるわけではないが、可能性としては充分に在りうるな」
岩沢「……なんかその話を聞いたら妙に頭の中がぐわんぐわんしてきた」
音無「ま、それは多分さっきの話からのプラシーボ効果って奴だ。
人の話をあまり鵜呑みにするもんじゃないぞ」
岩沢「そんなモンか。まぁ気のせいって言われちゃそれまでの話だけど」
音無「ま、色々聞きたい話もあるだろ。 その前に、とりあえずメシでも食べるか」
岩沢「ちょっと待て、死んだ身なのに何か摂取しなくちゃいけないのか?」
音無「この世界にいる人間の肉体は不死身だから摂取しなくても何とかなるんだが…」
岩沢「思わせぶりな言い回しだね」
音無「食べ物を取らずにいると、当然餓死する。
そして餓死する前の状態に戻って、それでもまた食べ物を取らずにいると餓死する」
岩沢「…つまり、何か胃にモノを詰めないと嫌な永続ループが待っているわけだ」
音無「そういうこと。 栄養は摂って悪いものじゃないしな。
ほら、さっさと行くぞ」
岩沢「お、おい、ちょっと待てって」
岩沢「ちょっと待て、死んだ身なのに何か摂取しなくちゃいけないのか?」
音無「この世界にいる人間の肉体は不死身だから摂取しなくても何とかなるんだが…」
岩沢「思わせぶりな言い回しだね」
音無「食べ物を取らずにいると、当然餓死する。
そして餓死する前の状態に戻って、それでもまた食べ物を取らずにいると餓死する」
岩沢「…つまり、何か胃にモノを詰めないと嫌な永続ループが待っているわけだ」
音無「そういうこと。 栄養は摂って悪いものじゃないしな。
ほら、さっさと行くぞ」
岩沢「お、おい、ちょっと待てって」
――学食――
音無「さって、と。お前は何食うんだ?」
岩沢「胸がいっぱいで、とてもじゃないけど何か食べる気にはならないよ」
音無「そうか、そりゃ仕方ないな」
岩沢「それよりもアンタさ」
音無「なんだ?」
岩沢「何その真っ赤な食べ物。…ていうか、食べ物?」
音無「ああ、マーボー豆腐だよ」
岩沢「また禍々しい色合いしてるね……」
音無「言っとくがやらんぞ」
岩沢「頼まれても食べやしないから安心して」
音無「さて、まず何を聞きたい?」
岩沢「この学園からの脱出条件」
音無「脱出条件、か。言い得て妙だな」
岩沢「それで、この箱庭から出れる方法はあるの?」
音無「ある」
岩沢「!」
音無「しかし、今のお前ではかなり難しい条件になるだろうな」
岩沢「…どういう事さ」
岩沢「この学園からの脱出条件」
音無「脱出条件、か。言い得て妙だな」
岩沢「それで、この箱庭から出れる方法はあるの?」
音無「ある」
岩沢「!」
音無「しかし、今のお前ではかなり難しい条件になるだろうな」
岩沢「…どういう事さ」
音無「この学園は『生前に悔いを残した人だけ』が来れる、というのは話したよな」
岩沢「さっきの説明の焼き増しは結構だよ」
音無「つまり、本当の死を迎えるまでのモラトリアムを設けた場所でもあるワケだ」
岩沢「……」
音無「この学園からお前が出る方法は、一つ」
岩沢「……言わんとしている事は分かった。つまり、悔いを晴らせばOKって事か」
音無「そういうことだ」
岩沢「なるほどね、そりゃ確かに出るのが難しそうだ。
何せ私はその『悔い』自体が思い出せないんだからな」
音無「まぁ、別に悔いを晴らさずとも学生生活を続けるうちに自然と成仏できたりもするが」
岩沢「成仏ってアンタ…」
音無「死人未満で、生者未満。それってつまり幽霊みたいなモンだろ?
あえて言うなら成仏って単語が一番しっくりくるワケだ」
岩沢「な、なんか変な気分だね…」
岩沢「さっきの説明の焼き増しは結構だよ」
音無「つまり、本当の死を迎えるまでのモラトリアムを設けた場所でもあるワケだ」
岩沢「……」
音無「この学園からお前が出る方法は、一つ」
岩沢「……言わんとしている事は分かった。つまり、悔いを晴らせばOKって事か」
音無「そういうことだ」
岩沢「なるほどね、そりゃ確かに出るのが難しそうだ。
何せ私はその『悔い』自体が思い出せないんだからな」
音無「まぁ、別に悔いを晴らさずとも学生生活を続けるうちに自然と成仏できたりもするが」
岩沢「成仏ってアンタ…」
音無「死人未満で、生者未満。それってつまり幽霊みたいなモンだろ?
あえて言うなら成仏って単語が一番しっくりくるワケだ」
岩沢「な、なんか変な気分だね…」
これ読んだら久しぶりに
音無「オペレーション・○○?」のSS読みたくなった
音無「オペレーション・○○?」のSS読みたくなった
音無「それに学園からの脱出ってのも少し違う」
岩沢「?」
音無「一般的に学園から去るときは退学以外に何があると思う?」
岩沢「……『卒業』、か」
音無「その通り」
岩沢「?」
音無「一般的に学園から去るときは退学以外に何があると思う?」
岩沢「……『卒業』、か」
音無「その通り」
音無「つまり、お前の悔いが無くなれば晴れて天上学園卒業ってわけだ」
岩沢「卒業したらどうなるのさ?」
音無「知らん」
岩沢「…随分と投げっぱなしだね」
音無「俺は神様や仏様じゃないからな。
大まかな予想だと転生して、多分次の人生を歩み始めるんだと思うぞ」
岩沢「へぇ、アンタって仏教的な考えを持ってるんだ」
音無「転生先が人間なのかフジツボなのかは神のみぞ知る選択でもあるがな」
岩沢「フジツボ!?
そ、そんなのに生まれ変わる可能性があるなら、流石にちょっと躊躇うかも」
音無「これはほぼ9割受け売りだから、あまり信用しなくてもいい」
岩沢「受け売り?」
音無「ああ。 ……卒業生の一人からの受け売りさ」
岩沢「卒業したらどうなるのさ?」
音無「知らん」
岩沢「…随分と投げっぱなしだね」
音無「俺は神様や仏様じゃないからな。
大まかな予想だと転生して、多分次の人生を歩み始めるんだと思うぞ」
岩沢「へぇ、アンタって仏教的な考えを持ってるんだ」
音無「転生先が人間なのかフジツボなのかは神のみぞ知る選択でもあるがな」
岩沢「フジツボ!?
そ、そんなのに生まれ変わる可能性があるなら、流石にちょっと躊躇うかも」
音無「これはほぼ9割受け売りだから、あまり信用しなくてもいい」
岩沢「受け売り?」
音無「ああ。 ……卒業生の一人からの受け売りさ」
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