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元スレマミ「『まどかさま』って知ってる?」
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ほむほむが浮気して、まどかが制裁として呪い掛けるのが最近のトレンドなのか
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マミ「ねえ、『まどかさま』の話、覚えてる?」
マミさんが唐突にそう切り出したのは、あれから一月後のことだった。
杏子「あぁ、忘れるワケねェだろ。約束したんだ、あいつと」
切り分けられたケーキをフォークの先でいじくりながら、杏子。
なんだか、ちょっとだけ悔しいな。あたしの方がまどかとの付き合いは長かったはずなのに。
マミ「そのことなんだけど。流れている噂が、変わってきているのよ」
さやか「ふーん」
どうでもよかった。
どんな噂を流されてもまどかはまどかで、みんなが言ってるみたいな酷いことをする筈はないから。
でも、その話をするマミさんはちょっと辛そうで。だから、聞かずにはいられなかった。
マミさんが唐突にそう切り出したのは、あれから一月後のことだった。
杏子「あぁ、忘れるワケねェだろ。約束したんだ、あいつと」
切り分けられたケーキをフォークの先でいじくりながら、杏子。
なんだか、ちょっとだけ悔しいな。あたしの方がまどかとの付き合いは長かったはずなのに。
マミ「そのことなんだけど。流れている噂が、変わってきているのよ」
さやか「ふーん」
どうでもよかった。
どんな噂を流されてもまどかはまどかで、みんなが言ってるみたいな酷いことをする筈はないから。
でも、その話をするマミさんはちょっと辛そうで。だから、聞かずにはいられなかった。
本編でまどかはほむらに対する執着心あまりなかったから、嫉妬深いまどかさんは素晴らしいから期待
さやか「それ、どんな風に?」
マミ「『まどかさま』の名を知った者の所に、『まどかさま』は現れる。ここまでは変わらないわ。対処法も一緒」
そこまで言って、マミさんは口を噤んだ。まるで、本当に話し辛いのはこれからだって言ってるみたい。
さやか「いいよ。続けて」
マミ「ありがとう、美樹さん。……違うのは、結末。どこかに連れ去られるんじゃなくて……殺される、らしいの」
杏子・さやか「「はぁ!?」」
マミ「その死に方は人それぞれで、何の統一性もないんだって。でも、おかしな死に方だっていうのは共通してるみたい」
ほむら「下らないわ」
そこまで聞いて、ほむらがやっと声を出した。いつも通りの無表情だけど、怒ってる様に見えるのは気のせいかな。
マミ「『まどかさま』の名を知った者の所に、『まどかさま』は現れる。ここまでは変わらないわ。対処法も一緒」
そこまで言って、マミさんは口を噤んだ。まるで、本当に話し辛いのはこれからだって言ってるみたい。
さやか「いいよ。続けて」
マミ「ありがとう、美樹さん。……違うのは、結末。どこかに連れ去られるんじゃなくて……殺される、らしいの」
杏子・さやか「「はぁ!?」」
マミ「その死に方は人それぞれで、何の統一性もないんだって。でも、おかしな死に方だっていうのは共通してるみたい」
ほむら「下らないわ」
そこまで聞いて、ほむらがやっと声を出した。いつも通りの無表情だけど、怒ってる様に見えるのは気のせいかな。
マミ「ええ、下らないわね。鹿目さんがかわいそう」
杏子「……噂を流しやがった奴は、どこに居やがる」
杏子は、明らかに怒ってた。当然だと思う。あたしも同じ気持ちだもん。
マミ「分からないわ。凄い速度で噂が広まっているんだもの。まるで、ねずみが子供を産むみたい。うまいことを考えたものね」
さやか「止めてあげたいな」
ついそう漏らしたら、皆が一斉にこっちを向いて。そして、笑った。
杏子「そう、だな。これじゃ、まどかの奴が浮かばれねェ」
マミ「協力するわよ」
ほむら「ありがとう、さやか」
杏子「……噂を流しやがった奴は、どこに居やがる」
杏子は、明らかに怒ってた。当然だと思う。あたしも同じ気持ちだもん。
マミ「分からないわ。凄い速度で噂が広まっているんだもの。まるで、ねずみが子供を産むみたい。うまいことを考えたものね」
さやか「止めてあげたいな」
ついそう漏らしたら、皆が一斉にこっちを向いて。そして、笑った。
杏子「そう、だな。これじゃ、まどかの奴が浮かばれねェ」
マミ「協力するわよ」
ほむら「ありがとう、さやか」
マミさんが醜態晒した後思い出して取り繕う場面の妄想で飯が進む
そうしている内に、太陽は沈みかけて空をオレンジ色に染めていた。今日はここで解散して、また明日対策を考えようっていうことになった。
ふらふらと歩いていると、鏡のお城みたいな家――まどかの家の前を通りすがった。
小さな男の子が玄関前の段差に座り込んで、一生懸命に何かを書いている。
さやか「たっくん!」
タツヤ「んうぇ? さやか!」
名前を覚えててくれたことを嬉しく感じながら、たっくんの目の前にしゃがみこんだ。
仲良くなったきっかけはほむらだけど、まどかの弟だったと知った今となっては、運命みたいなのを感じちゃうかも。
ふらふらと歩いていると、鏡のお城みたいな家――まどかの家の前を通りすがった。
小さな男の子が玄関前の段差に座り込んで、一生懸命に何かを書いている。
さやか「たっくん!」
タツヤ「んうぇ? さやか!」
名前を覚えててくれたことを嬉しく感じながら、たっくんの目の前にしゃがみこんだ。
仲良くなったきっかけはほむらだけど、まどかの弟だったと知った今となっては、運命みたいなのを感じちゃうかも。
さやか「何を書いてるのかなー?」
ひょい、とたっくんの落書きノートを覗き込んでみた。
そこには。
タツヤ「うぇへ、へへへへ。まぉか! まろか!」
真っ黒い、人型。
おっきな二つの丸の中を、ぐりぐりと塗り潰しているたっくん。
さやか「……ぐぇ」
お腹の奥から酸っぱいものが込み上げてきて、堪らず私はその場を離れた。
ひょい、とたっくんの落書きノートを覗き込んでみた。
そこには。
タツヤ「うぇへ、へへへへ。まぉか! まろか!」
真っ黒い、人型。
おっきな二つの丸の中を、ぐりぐりと塗り潰しているたっくん。
さやか「……ぐぇ」
お腹の奥から酸っぱいものが込み上げてきて、堪らず私はその場を離れた。
マミさんはちょっとアニメでは友達といるシーンがなかっただけだよ!
あんな素敵な人がぼっちなわけないよ!
あんな素敵な人がぼっちなわけないよ!
さやか「ただいま」
そう言ってはみたけど、返事がないことは知っていた。
二人とも、最近は家に居ないことが多い。なんでも、仕事が忙しいらしい。
お風呂に入り終わった私は、すぐに寝ちゃうことにした。なんだか食欲がなかったから。
さやか「……」
まどかの噂と、たっくんの書いていた何かが目の前をちらつく。
ぶんぶん頭を振って、それらを振り払った。親友のあたしがまどかを信じてあげなくてどうするんだ。
こんな時には、寝ちゃうに限るね。さぁ、明日は早く起きてまどかを助ける方法を考えないと。
さやか「zzz……」
そう言ってはみたけど、返事がないことは知っていた。
二人とも、最近は家に居ないことが多い。なんでも、仕事が忙しいらしい。
お風呂に入り終わった私は、すぐに寝ちゃうことにした。なんだか食欲がなかったから。
さやか「……」
まどかの噂と、たっくんの書いていた何かが目の前をちらつく。
ぶんぶん頭を振って、それらを振り払った。親友のあたしがまどかを信じてあげなくてどうするんだ。
こんな時には、寝ちゃうに限るね。さぁ、明日は早く起きてまどかを助ける方法を考えないと。
さやか「zzz……」
気がつくと、そこはあたしの部屋じゃなかった。
だーれも居ないコンサートホール。でもステージ上のライトだけは、明るく光ってた。まるで、何かを待ってるみたい。
さやか「きょう、すけ?」
何か予感めいたものがあって、あたしは最前列の一席に座った。
あたしは、ここに居なきゃいけない気がする。
だーれも居ないコンサートホール。でもステージ上のライトだけは、明るく光ってた。まるで、何かを待ってるみたい。
さやか「きょう、すけ?」
何か予感めいたものがあって、あたしは最前列の一席に座った。
あたしは、ここに居なきゃいけない気がする。
『あかぼtのへっちさた』
そうしていると、何かが聞こえてきた。どっかで聞いたことがあるような、ないような、そんな声。
『あかぼtのへっちさた』
ずっと後ろの方から聞こえていたそれは、だんだんあたしの近くに。
『あかぼtのへっちさた』
すぐ近くで声が聞こえていたかと思うと、ぽん、とあたしの肩に手が置かれた。
そして、知った。逃れ様のない、あたしの運命を。
そうしていると、何かが聞こえてきた。どっかで聞いたことがあるような、ないような、そんな声。
『あかぼtのへっちさた』
ずっと後ろの方から聞こえていたそれは、だんだんあたしの近くに。
『あかぼtのへっちさた』
すぐ近くで声が聞こえていたかと思うと、ぽん、とあたしの肩に手が置かれた。
そして、知った。逃れ様のない、あたしの運命を。
akabotnohettisata
↓
atasittehontobaka
↓
atasittehontobaka
>>185
ぬ~べ~
ぬ~べ~
◆ ◆ ◆
眩しい朝日に瞼を焼かれて、あたしは目を覚ました。
寝心地については文句無いが、どうにも日当たりが良すぎていけない。
杏子「ふぁ……」
朝早く起きた所で、暇を持て余すだけだ。早起きは三文の徳だなんて、嘘っぱちだと思う。
杏子「んむむ」
そこで、寝惚けた頭が妙案を導き出した。前言撤回。早起きは三文の徳。これ、間違い無い。
杏子「ひっひっひ」
寝起きのさやかを強襲してやろう。このくらいの時間には、あいつは起きている筈だ。
そうと決まれば、善は急げ。最低限の身だしなみを整えたあたしは、さやかの家へと向かった。
眩しい朝日に瞼を焼かれて、あたしは目を覚ました。
寝心地については文句無いが、どうにも日当たりが良すぎていけない。
杏子「ふぁ……」
朝早く起きた所で、暇を持て余すだけだ。早起きは三文の徳だなんて、嘘っぱちだと思う。
杏子「んむむ」
そこで、寝惚けた頭が妙案を導き出した。前言撤回。早起きは三文の徳。これ、間違い無い。
杏子「ひっひっひ」
寝起きのさやかを強襲してやろう。このくらいの時間には、あいつは起きている筈だ。
そうと決まれば、善は急げ。最低限の身だしなみを整えたあたしは、さやかの家へと向かった。
物音を出さない様、そっと玄関のドアを閉めた。
さやかの家は、とても静か。朝早いといっても、これはちょっとおかしいんじゃないか?
杏子「まーだ寝てやがんのか。しょうがねェな」
以前にさやかの部屋に招かれた時の記憶を手繰り寄せて、探す。
程無くさやかの部屋は見つかって、あたしはドアノブを捻った。
ベッドの上には、人間一人分程の大きさの膨らみがあった。
やっぱりまだ寝てやがる。なら、このあたしが叩き起こしてやるとしよう。
泥棒みたいに足音を忍ばせて、ベッドに近寄る。そして布団の縁を掴んで――思いッきり引っ張った。
杏子「おら、朝だぞ! 起きろ!!」
さやかの家は、とても静か。朝早いといっても、これはちょっとおかしいんじゃないか?
杏子「まーだ寝てやがんのか。しょうがねェな」
以前にさやかの部屋に招かれた時の記憶を手繰り寄せて、探す。
程無くさやかの部屋は見つかって、あたしはドアノブを捻った。
ベッドの上には、人間一人分程の大きさの膨らみがあった。
やっぱりまだ寝てやがる。なら、このあたしが叩き起こしてやるとしよう。
泥棒みたいに足音を忍ばせて、ベッドに近寄る。そして布団の縁を掴んで――思いッきり引っ張った。
杏子「おら、朝だぞ! 起きろ!!」
f'´ f'´ f'´ f'´
易 姓 革 命
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,.<三二Λ ト、| | | |// ////>、
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V//////ノ : ::i イ/{≧ト、: : i ヽ}=≦ミ| : i7i :i////∠三二ニ二三ミ、
∨/////イ : :|: { {::心 \{ {:::心 i : :| :i :|///仁二二二二三ヨュ.
∨/////| : :| ヘ弋少 ,` 弋少 | : :| :i :|//γニミ黄三ミ、γ蒼ミミ
\////VΛ:ハ ,,,, ,,, | : :| :| :}// {{;;il天{;;illllli;;}}天lli;;}}
`<//}从:込、 ` ,ィノハイ从// {{;;;ili當{{;;li;;;}}{{;;己i;;}}
`<//rー ,、≧=-=≦=ー┐/>´ 'ゞ=立彡ヘ死ゞ=彳
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/ ゞ:;;;;;;;;:ィ;;|ト、ヾ:;;;;;;;;;;ノ `ヽ、 圷iil}.{lll}.{ll}.{iiメノ
/ `ー'´ .|;;|.iΛゞ` -'´ `、 `=ニ(\\='´
i、 |;;|ハ ヾ;\ / ヽ、 (\、ヽi
l ヽ、 i;;|llllヽ \;;\ / \ (\ }
| \ /|;;|llllllΛ VΛ \入 ノ
その瞬間、あたしの眼に冷たい何かが入り込んだ。堪らず瞼を閉じて、指の平で擦る。
ぼんやりとした視界に映り込んだ指は、赤い異物に染まっていた。
杏子「ッ……血、か?」
段々と明瞭になる世界の中、胸騒ぎに突き動かされるままさやかを探す。
……居た。ベッドから剥ぎ取られた布団の下に、青い髪が見える。
杏子「……は、はは。なぁ、さやか。朝だってば」
ぼんやりとした視界に映り込んだ指は、赤い異物に染まっていた。
杏子「ッ……血、か?」
段々と明瞭になる世界の中、胸騒ぎに突き動かされるままさやかを探す。
……居た。ベッドから剥ぎ取られた布団の下に、青い髪が見える。
杏子「……は、はは。なぁ、さやか。朝だってば」
笑う声が上ずっているのは、自覚していた。あたしの心臓が暴れまわっているのも。
きっと、さやかがどうなっているのか薄々感付いていたからだろう。
意を決して、布団を静かにめくる。
杏子「――ああああああああああああああああああああああああああああああッッ!!」
そこにあるものが何なのか、すぐには理解できなかった。あたしが知るさやかの姿とは、あまりにかけ離れていたから。
きっと、さやかがどうなっているのか薄々感付いていたからだろう。
意を決して、布団を静かにめくる。
杏子「――ああああああああああああああああああああああああああああああッッ!!」
そこにあるものが何なのか、すぐには理解できなかった。あたしが知るさやかの姿とは、あまりにかけ離れていたから。
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