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    元スレまどか「ほむらちゃんを傷つけたい!!!」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×5
    タグ : - まどほむ ×2+ - 鹿目まどか ×2+ - スネーク + - 安価 + - 日常 + - 暁美ほむら + - 謎の感動 + - 逆転裁判 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    651 = 644 :

    想像以上にひどいことになってるなwwwwww

    652 :

    とんでもねぇw

    653 = 462 :

    なんかググったら、言葉を話せなくなるだけの症状は失語症とは言わないみたい
    ということでほむほむの症状は失語症とはちょっと違うな
    聞くことや読み書きはできるけど言葉は喋れない状態だ、ぐらいに捉えておいて

    654 = 642 :

    失語症wwwww

    655 :

    >>653
    まあええやん。進めて進めて

    656 :

    北斗初期のリンみたいな状態か

    657 = 505 :

    >>656
    まさにそれだな
    リンはケンいなかったらずっと喋れなかっただろうけど

    658 = 462 :

    まどか「ほむらちゃん。隣、いい?」

    ほむらは小さく一つ頷くと、紙とペンをとりだした

    まどか「ん? どれどれ」

    ほむら『皆私を敬遠してるというのに、話しかけてくれてありがとう』

    まどか「そんなことないよ。皆ほむらちゃんが美人過ぎて気後れしてるんじゃないかな、なーんて」

    ほむら『そんなことないわよ』

    まどか「分かんないよー? 内緒だけどね、中沢君達のグループは、
          ほむらちゃんのことクラスで一番綺麗だって噂してたよ」

    ほむら「……」

    照れを隠すかのように、ほむらは少し急いだ様子でペンを走らせる

    ほむら『それならまどかは私のことどう思う?』

    まどか「綺麗だと思うよ! 私なんて地味地味だから、憧れちゃうな」

    ほむら(こんな、私に、憧れてもらう資格なんて無いわよ……)

    659 :

    まどかさん、ほむほむを幸せにしてあげてくれ・・・

    660 = 505 :

    まさに正史がきた…

    661 = 642 :

    こんなにしたのはほぼまどかのせいなのにな・・・
    残りはほむほむがほいほいついて行ったからだけど

    662 = 644 :

    あんこちゃんあんあん……

    663 = 462 :

    まどか「そうだ、いいものあげるね!」

    ほむら(カバンを漁って……どうしたのかしら?)

    まどか「あったあった。はい、これ!」

    そう言って取り出したのは、一つの個包装の中に二粒ずつ飴が入っている、
    フルーツ味の四角いキャンディだった

    まどか「この小袋はメロンとリンゴの組み合わせかぁ。ほむらちゃんはどっちがいい?」

    ほむら『メロンを貰えるかしら?』

    まどか「ん、分かった。はい、どうぞ」

    ほむら『ありがとう』

    ほむら(……甘い)

    ほむら(甘い、なぁ……)

    ほむら(でも、こんなに甘い飴を分けてくれるまどかのことを……)

    ほむら(私は……、どこかで怖がってる……)

    664 :

    ナメると中の薬が溶け出して……

    665 :

    身体が小さくなっていく…

    666 = 505 :

    >>664
    そういうのマジでもういいから…

    667 :

    まぁそりゃ恐がるよな…
    頼むぜこの時間軸のまどか!

    668 :

    知ってるか?
    一部の猛毒は甘い味がするんだってよ

    669 = 462 :

    まどか「美味しいね、ほむらちゃん!」

    ほむら『そうね』

    まどか「あ、こういうの本当は学校に持ってきちゃいけないんだよね。だから……」

    ほむら『?』

    まどか「クラスの皆には、内緒だよ?」

    それは奇しくも、初めの時間軸でまどかが発したのと全く同じ言葉だった

    ほむら「っ……!」

    ほむらは涙が溢れそうになった
    しかし不審がられてはならないと、寸でのところでなんとか涙を抑えつけた
    どうして泣きそうになったのか、彼女自身も理解できないままに

    670 = 636 :

    果たして3Pで幸せに出来るのかそれが問題だ

    671 = 635 :

    >>670
    さやか魔女化確定コースだけどな!

    672 = 462 :

    まどか「そうだ! 今日の放課後、時間あるかなぁ?」

    ほむら「……」

    まどか「あっ、無理ならいいの! 無理そうならバシッと断ってくれていいから」

    ほむら(怖い、けど……)

    ほむら(やっぱり私はまどかのことを信じたい)

    意を決し、力強くペンを走らせる

    ほむら『特に予定は無いわ』

    673 = 505 :

    この時間軸のまどかは天使







    まじで

    674 = 462 :

    ――――


    放課後
    夕日が赤く照らす通学路を、少しだけ距離を置きながら、二人で歩く

    まどか「綺麗な夕日だねぇ」

    ほむらは、プラスチックの表紙が付いたメモ帳に、器用に文字を走らせる
    文字を書き終えると、今度はそれをまどかの方へ突き出した

    ほむら『そうね』

    まどか「こんな日はさ……」

    そこで一度言葉を区切り、少し小走りで駆けると、
    クルリと振り返ってほむらに微笑みかける

    まどか「どこか寄り道したくならない?」

    675 = 462 :

    大好きな人を信じられない悲しみが
    歩く度に下半身を襲う、落ち着かない、破瓜の痛みが
    その笑顔をみた瞬間、跡形もなく吹き飛んだ

    ほむら「……」

    胸に暖かいものが込み上げてくる
    ほむらは、この時間軸にきて初めての笑顔を浮かべた

    ほむら『寄り道したくなる』

    まどか「そっか。じゃ、寄り道しちゃいますか」

    ほむら『寄り道しちゃいましょう』

    そうして二人で笑い合う
    二人の立ち位置は、さっきまでよりほんの少し縮まった

    676 :

    ふひ

    677 = 644 :

    あんこちゃんあんあん!

    679 :

    いつの間にか追い付いた、もうスタンバイできてるぞ

    680 = 462 :

    まどか「ほむらちゃんは……、どこか行きたい場所ある?」

    ほむら(行きたい、場所?)

    少し考え込んだ末、ほむらの頭の中にある一つの考えが浮かんだ

    ほむら『公園がいい』

    まどか「えっ? 公園っていうと、このすぐ近くの?」

    ほむら『ええ』

    ほむら(少し前の世界では公園に誘われて酷い目にあった)

    ほむら(でも……、ううん、だからこそ)

    ほむら(今のまどかはそのまどかと違うんだって)

    ほむら(同じ場所に行った時にとる行動の違いを知ることで、実感したい)

    681 = 487 :

    そういや便所コオロギ食わされたんだっけな・・・

    682 :

    追いついた
    ほむほむマジ勇者ほむほむ

    683 = 462 :

    子供が遊ぶ時間を過ぎつつあるからか、公園は閑散としていた
    二人はどちらからともなくベンチに並んで腰掛ける

    まどか「夕日、綺麗だねぇ」

    ほむら『そうね』

    まどか「でもほむらちゃんの方がもっと綺麗だよ?
          ……なんて、昨日テレビで聞いたくさい台詞を言ってみたり」

    ほむら『あら。それならその言葉は真っ赤な嘘なのかしら』

    まどか「ううん。形は受け売りだけど、言葉の内容は本心だよ」

    恥ずかしげなくそのように返され、ほむらは顔が真っ赤になった
    赤面に気付かれてはいないだろうか
    少しは夕日で誤魔化せてはいないものか
    そんなことを考える

    684 = 462 :

    ほむら『まどかの方が……』

    まどか「ん?」

    ほむら『綺麗よ』

    ほむらは、震える文字でまどかにそう伝えた
    それは紛う事なき本心だった

    まどか「またまたぁー。そんなわけないって」

    ほむら『本当よ』

    まどか「そ、そっか。恥ずかしいけど……、ありがとね、ほむらちゃん」

    ふいと顔を背けるまどか
    彼女もまた、ほむらに自分のことを褒められて赤面していた

    まどか(どうして私……、こんなにどきどきしてるんだろう?)

    まどか(……もしかして、私、ほむらちゃんのこと)

    685 = 505 :

    よsっしゃああああああああああああ

    686 = 644 :

    あんこちゃんはどこ?
    これから幸せになるあんこちゃんはどこ?

    687 = 487 :

    これはいい風向きだ

    688 :

    追いついた・・・だと・・・

    支援

    689 :

    ドキドキします

    690 :

    正史きたこれ

    691 = 652 :

    いやっほうぅおおああああああああぃ!!

    692 = 462 :

    なんとなく会話が途切れてしまった
    二人は似たような理由で心臓を高鳴らせ、
    そしてまた互いに、そういう感情が相手に悟られることを恥ずかしがっていた

    まどか「あの、ね……」

    先に沈黙を破ったのはまどかだった

    まどか「私、さっきからずっと考えていたことがあるの」

    ほむら『何を考えていたの?』

    まどか「どうして私はほむらちゃんのこと、こんなに……」

    そこでまた、言葉が途切れる
    一瞬の躊躇の後、覚悟を決めたまどかは、ほむらの手をとってこう言った









    まどか「私、ほむらちゃんのこと好き! もっともっと仲良くなりたい!」

    693 = 649 :

    やったあ

    694 = 462 :

    ほむら「……っ!!!?」






    ばしっ







    まどか「えっ……?」

    ほむらの手にあてられていたまどかの手が、払いのけられた

    696 = 649 :

    荒れれ…

    697 = 579 :


    これは

    698 = 462 :

    ほむら(あ……)

    ほむら(あああぁぁ……)

    ほむら(さわ、られて……)

    ほむら(とっさに、私は……)

    まどか「あ、あはは……、そうだよね、いきなり好きだなんて気持ち悪いよね」

    ほむら(ちっ、違うのまどか、違……)

    まどか「ごめんね、変なこと言って」

    ほむら『違う! 私はそんなこと思っていない!』

    まどか「ほむらちゃんは優しいね」

    まどかは泣きそうになりながらも、必死の努力で笑顔をつくる

    まどか「この、ことは……忘れ、て……、ほしい、なっ」

    そう、言い終えると
    まどかは大粒の涙を流し始めた

    699 = 665 :

    おおう……

    700 = 679 :

    ふう…


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