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元スレ男「俺の番号がない・・・嘘だろ・・・これ高校受験なんだぜ」
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-夜
男「なあ明日は自転車で学校行こうぜ」
妹「なんで?別にバスでもいいじゃん」
男「明日、帰りに妹とよりたいところがあるから」
妹「嫌、ひとりで行け」
男「朝は俺、時間ずらして学校行くから」
妹「嫌」
男「お願いだから」
妹「しつこいなぁー嫌って言ってるでしょ」
男「なあ明日は自転車で学校行こうぜ」
妹「なんで?別にバスでもいいじゃん」
男「明日、帰りに妹とよりたいところがあるから」
妹「嫌、ひとりで行け」
男「朝は俺、時間ずらして学校行くから」
妹「嫌」
男「お願いだから」
妹「しつこいなぁー嫌って言ってるでしょ」
男「…嫌なのは」
男「…息切れがひどいからか?」
妹「はぁ?何言っt
男「少しの動作でもものすごい疲労感と激しい息切れが襲うからか?」
妹「っ…違う!兄さんと一緒にいるのが嫌だからに決まってるでしょ!」
男「本当にそうなのか?」
妹「あたりまえ、なんで今日はそんなにしつこいの!?」
妹「不必要に関わらないでって言ったじゃん!喋りかけないでって言ったじゃん!」
妹「最近馴れ馴れしいんだよ!兄さんなんか私にとってただの汚点でしかないのに」
妹「本当に鬱陶しいから!自覚してよ!」
妹「もう二度関わらないで!!」タッタッタ
男「……」
男「…息切れがひどいからか?」
妹「はぁ?何言っt
男「少しの動作でもものすごい疲労感と激しい息切れが襲うからか?」
妹「っ…違う!兄さんと一緒にいるのが嫌だからに決まってるでしょ!」
男「本当にそうなのか?」
妹「あたりまえ、なんで今日はそんなにしつこいの!?」
妹「不必要に関わらないでって言ったじゃん!喋りかけないでって言ったじゃん!」
妹「最近馴れ馴れしいんだよ!兄さんなんか私にとってただの汚点でしかないのに」
妹「本当に鬱陶しいから!自覚してよ!」
妹「もう二度関わらないで!!」タッタッタ
男「……」
-部屋
男「ははは、やっぱり俺が嫌いなだけだったか…」
男「何あほなこと考えて心配してるんだよww恥ずかしいwww」
男「……」
男友『お前はたぶん嫌われてない』
男「嫌われてるから」
男友『いや絶対嫌われてない』
男「……」
男「……」スタッ
男「ははは、やっぱり俺が嫌いなだけだったか…」
男「何あほなこと考えて心配してるんだよww恥ずかしいwww」
男「……」
男友『お前はたぶん嫌われてない』
男「嫌われてるから」
男友『いや絶対嫌われてない』
男「……」
男「……」スタッ
-妹の部屋
コンコン
妹「……」
男「入るぞ」
妹「来ないで」
ガチャ
男「何してるんだ」
妹「なんでもいい、兄さんには関係ない」
男「…顔上げろよ」
妹「……」
男「なんで泣いてるんだよ」
妹「…っぅ…ぅぅ」
コンコン
妹「……」
男「入るぞ」
妹「来ないで」
ガチャ
男「何してるんだ」
妹「なんでもいい、兄さんには関係ない」
男「…顔上げろよ」
妹「……」
男「なんで泣いてるんだよ」
妹「…っぅ…ぅぅ」
男「自転車で行くのが嫌なのは俺のことが嫌いだからか?」
妹「……」
男「…違うんだな」
妹「……」
男「……」
妹「…ぅぅ…」
男「……今まで気付いてやれなくてすまない」
妹「…なんで兄さんも泣いてるのよぉ」
男「ごめんな」
妹「……」
男「…違うんだな」
妹「……」
男「……」
妹「…ぅぅ…」
男「……今まで気付いてやれなくてすまない」
妹「…なんで兄さんも泣いてるのよぉ」
男「ごめんな」
妹「…私も黙っててごめんね」
男「……」
妹「…もしかしたら私、重い病気かもしれない」
妹「治らないぐらい重い病気かもしれない…」
妹「数年後には死んd
男「明日は学校休んで病院行こうか」
妹「…うん」
男「それじゃあ」
妹「…もしかしたら今日がさいg……いや、寂しいから…一緒に寝ようよ」
男「うん、わかった」
…
-第三章疑惑 終
男「……」
妹「…もしかしたら私、重い病気かもしれない」
妹「治らないぐらい重い病気かもしれない…」
妹「数年後には死んd
男「明日は学校休んで病院行こうか」
妹「…うん」
男「それじゃあ」
妹「…もしかしたら今日がさいg……いや、寂しいから…一緒に寝ようよ」
男「うん、わかった」
…
-第三章疑惑 終
>>210
願う
願う
>>210
こうだといいね
こうだといいね
>>210
もはやそうであってほしい
もはやそうであってほしい
第四章治療
-翌朝
男「母さん」
母「何?真剣な顔して」
妹「病院行こうと思って」
母「そう……」
男「……」
母「気づけなくてごめんなさいね」
妹「黙っててごめん」
母「昼になったら大学病院行きましょ」
妹「うん」
-翌朝
男「母さん」
母「何?真剣な顔して」
妹「病院行こうと思って」
母「そう……」
男「……」
母「気づけなくてごめんなさいね」
妹「黙っててごめん」
母「昼になったら大学病院行きましょ」
妹「うん」
-病院
看護師「お母さんとお兄さん、入ってください」
母・兄スタスタ
医者「診察が終わりました、妹さんはいま別室にいます」
医者「はっきりと申しあげます。妹さんは原発性肺高血圧、今は特発性肺動脈性肺高血圧と呼ばれている病気の可能性が高いです」
母「やはりそうですか」
医者「話によるとお父さんが肺高血圧で亡くなったそうで。恐らく妹さんも同じと思われます」
男「5年後まで生きていられる確率は50%なんですよね」
医者「はい、しかしそれは昔の話です」
医者「今ではフローラン治療というのが導入されていますので、そんなことはありません」
医者「3年後の生存率が91.7%という研究結果があります。今ならもっと確率が高くなっていると思います」
男「本当ですか!?」
医者「はい、だから安心してください」
医者「ある程度不自由なことがあるでしょうが、すぐに死んでしまうなんてことは絶対にありません」
看護師「お母さんとお兄さん、入ってください」
母・兄スタスタ
医者「診察が終わりました、妹さんはいま別室にいます」
医者「はっきりと申しあげます。妹さんは原発性肺高血圧、今は特発性肺動脈性肺高血圧と呼ばれている病気の可能性が高いです」
母「やはりそうですか」
医者「話によるとお父さんが肺高血圧で亡くなったそうで。恐らく妹さんも同じと思われます」
男「5年後まで生きていられる確率は50%なんですよね」
医者「はい、しかしそれは昔の話です」
医者「今ではフローラン治療というのが導入されていますので、そんなことはありません」
医者「3年後の生存率が91.7%という研究結果があります。今ならもっと確率が高くなっていると思います」
男「本当ですか!?」
医者「はい、だから安心してください」
医者「ある程度不自由なことがあるでしょうが、すぐに死んでしまうなんてことは絶対にありません」
母「妹にはどう伝えればいいのでしょうか?」
母「恐らく自分が父と同じ病気だということには気が付いているとは思いますが」
医者「それならば私が伝えます」
医者「そして妹さんには性急にフローラン治療を行います」
母「手術するんですか?」
医者「いいえ、薬物を注入するだけです。ただし24時間にわたって持続的に静脈注射をする治療です」
医者「そのため静脈にカーテルという管を持続留置する必要があります」
母「そうですか…妹をよろしくお願いします」
母「恐らく自分が父と同じ病気だということには気が付いているとは思いますが」
医者「それならば私が伝えます」
医者「そして妹さんには性急にフローラン治療を行います」
母「手術するんですか?」
医者「いいえ、薬物を注入するだけです。ただし24時間にわたって持続的に静脈注射をする治療です」
医者「そのため静脈にカーテルという管を持続留置する必要があります」
母「そうですか…妹をよろしくお願いします」
-病室 フローラン治療を導入してから数日後
男「調子はどうだ?」
妹「うん、なんともないよ。治療が効いてるみたい」
男「そうかよかったな」
妹「男友君、他の友達、それと兄さんも来てくれるからそこまで寂しくもないし」
男「そうか、よかった」
妹「でも学校行けないからこれじゃあ進学できないね」
男「…そうだな」
妹「あー、やっとこれで兄さんと違う学年になれるよ」
男「いや、俺も留年すれば妹と同じ学年になれる(キリッ」
妹「兄さんはちゃんと学校行ってよ、私の分まで」
男「調子はどうだ?」
妹「うん、なんともないよ。治療が効いてるみたい」
男「そうかよかったな」
妹「男友君、他の友達、それと兄さんも来てくれるからそこまで寂しくもないし」
男「そうか、よかった」
妹「でも学校行けないからこれじゃあ進学できないね」
男「…そうだな」
妹「あー、やっとこれで兄さんと違う学年になれるよ」
男「いや、俺も留年すれば妹と同じ学年になれる(キリッ」
妹「兄さんはちゃんと学校行ってよ、私の分まで」
>>210
それ以外認めたくない
それ以外認めたくない
男「でも一人じゃ寂しいだろ?母さんもずっと仕事だし」
妹「しっかり学校行って勉強しないとダメだよ…医者になりたいんでしょ?」
男「それどこ情報ー?どこ情報よー?」
妹「男友君が教えてくれたんだ」
男「…まぢか。」
妹「兄さんが助けてくれるまで私、死なないから…頑張ってよ」
男「おk」
妹「また学校落ちたりしたら許さないからね」
男「大丈夫だ、まかせとけ」
妹「しっかり学校行って勉強しないとダメだよ…医者になりたいんでしょ?」
男「それどこ情報ー?どこ情報よー?」
妹「男友君が教えてくれたんだ」
男「…まぢか。」
妹「兄さんが助けてくれるまで私、死なないから…頑張ってよ」
男「おk」
妹「また学校落ちたりしたら許さないからね」
男「大丈夫だ、まかせとけ」
-学校
男友「妹の様態どうだ?」
男「本人いわく良好」
男友「そうかよかった」
男「たぶん急に様態が悪くなるなんてことはないと思う」
男友「今日も見舞いに行くか」
男「毎日悪いな」
男友「いや俺が好きでやってることだから」
男友「妹の様態どうだ?」
男「本人いわく良好」
男友「そうかよかった」
男「たぶん急に様態が悪くなるなんてことはないと思う」
男友「今日も見舞いに行くか」
男「毎日悪いな」
男友「いや俺が好きでやってることだから」
---------------------7年後--------------------
-病院
男友「元気ー?」
妹「うん元気だよ、あれ?今日は一人なんだ」
男友「男は掃除してたからおいてきた」
妹「掃除さぼっちゃだめだよ」
男友「今日は大事な用事があったから」
妹「用事?私に?」
男友「そう、妹に」
妹「え、何?」
男友「いきなりで悪いけど…」
妹「……」
男友「……」
男友「元気ー?」
妹「うん元気だよ、あれ?今日は一人なんだ」
男友「男は掃除してたからおいてきた」
妹「掃除さぼっちゃだめだよ」
男友「今日は大事な用事があったから」
妹「用事?私に?」
男友「そう、妹に」
妹「え、何?」
男友「いきなりで悪いけど…」
妹「……」
男友「……」
男友「俺…」
男友「実はずっと妹のこと好きだったんだ」
男友「妹が病気でも全然構わない」
妹「え?…//」
妹「……」
男友「……」
妹「…ありがとう……でもごめん」
男友「病気だろうと俺は全然気にしないから」
男友「実はずっと妹のこと好きだったんだ」
男友「妹が病気でも全然構わない」
妹「え?…//」
妹「……」
男友「……」
妹「…ありがとう……でもごめん」
男友「病気だろうと俺は全然気にしないから」
妹「…そういってくれて嬉しいけど、私治らない病気だから男友君に絶対迷惑かける…だからごめん」
男友「だからどんな病気だろうと…」
妹「……」
男友「……」
妹「…他に好きな人がいるんだ」
男友「…兄妹同士の恋は駄目なんだよ」
妹「それでもいい、たとえ結ばれなくても…」
男友「……」
妹「……」
男友「やっぱりそうか、そう言うと思ってたわ」
妹「…でも嬉しかったよ」
男友「そういってくれると俺も嬉しいよ」
男友「それじゃあ」スタッ
妹「また来てね」ノシ
男友「もちろん」ガチャ
男友「だからどんな病気だろうと…」
妹「……」
男友「……」
妹「…他に好きな人がいるんだ」
男友「…兄妹同士の恋は駄目なんだよ」
妹「それでもいい、たとえ結ばれなくても…」
男友「……」
妹「……」
男友「やっぱりそうか、そう言うと思ってたわ」
妹「…でも嬉しかったよ」
男友「そういってくれると俺も嬉しいよ」
男友「それじゃあ」スタッ
妹「また来てね」ノシ
男友「もちろん」ガチャ
男「終わったのか?」
男友「ああ、告った」
男「…告白したのか」
男友「おう」
男「結果は、返事はどうだったんだ?」
男友「いやー、断られちゃったよ」
男「…そうか」
男友「せいぜい幸せになりやがれ」
男「……」
男友「それじゃあな」
男友「ああ、告った」
男「…告白したのか」
男友「おう」
男「結果は、返事はどうだったんだ?」
男友「いやー、断られちゃったよ」
男「…そうか」
男友「せいぜい幸せになりやがれ」
男「……」
男友「それじゃあな」
>>242
えっ?
えっ?
-病院 二週間後
医者「お忙しいところ呼び出してすみません」
母「何かあったんですか?」
医者「フローラン治療を始めてから2週間が経過しました」
医者「症状の経過を確かめるために検査を行ったのですが…」
男「……」
医者「非常に申しあげにくいのですが、妹さんの生活の質(QOL)の改善や治療効果は全く得られませんでした」
母「…ということは、妹にはフローラン治療が効かないということですか?」
医者「はい、残念ながらそうです」
医者「お忙しいところ呼び出してすみません」
母「何かあったんですか?」
医者「フローラン治療を始めてから2週間が経過しました」
医者「症状の経過を確かめるために検査を行ったのですが…」
男「……」
医者「非常に申しあげにくいのですが、妹さんの生活の質(QOL)の改善や治療効果は全く得られませんでした」
母「…ということは、妹にはフローラン治療が効かないということですか?」
医者「はい、残念ながらそうです」
えんだああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
男「それじゃあ妹が5年間生きられる確率は…50%しかないんですか?」
医者「……はい」
男「先生、医者なんだろ?もちろん妹を助けてくれるんだろ?」
母「…やめなさい」
男「医者は人の命を救うためにいるんじゃないのかよ!?」
男「一人の命もすくえない医者n
母「やめなさい!」
男「……すみません」
医者「いえ、力になってあげられない私が悪いのですから」
医者「……はい」
男「先生、医者なんだろ?もちろん妹を助けてくれるんだろ?」
母「…やめなさい」
男「医者は人の命を救うためにいるんじゃないのかよ!?」
男「一人の命もすくえない医者n
母「やめなさい!」
男「……すみません」
医者「いえ、力になってあげられない私が悪いのですから」
医者「原発性肺高血圧は本当にごく稀な病気なため、私自身も教科書の中でしか見たことがなかったもので」
医者「恐らく妹さんは原発性肺高血圧の中の肺静脈閉塞性肺高血圧(PVOD)、もしくは肺毛細血管腫症(PCH)の可能性が高いです」
医者「とりあえず近隣の大学病院と肺高血圧に詳しい岡山大学の先生に検査の仔細を送っておきました」
医者「すぐには返事は来ないでしょうが、もしかしたら朗報が来るかもしれません」
医者「まだ諦めないでください」
医者「それとこのことは妹さんには伝えないでください」
男「でも…」
医者「いくら原発性肺高血圧だといっても昨日の今日に亡くなるわけではありません」
医者「本人はフローラン治療が効いていると思っているのですから、今このことを伝えると様態が悪化するでしょう」
医者「妹さんのために隠しておいてあげてください」
母・男「…わかりました」
医者「恐らく妹さんは原発性肺高血圧の中の肺静脈閉塞性肺高血圧(PVOD)、もしくは肺毛細血管腫症(PCH)の可能性が高いです」
医者「とりあえず近隣の大学病院と肺高血圧に詳しい岡山大学の先生に検査の仔細を送っておきました」
医者「すぐには返事は来ないでしょうが、もしかしたら朗報が来るかもしれません」
医者「まだ諦めないでください」
医者「それとこのことは妹さんには伝えないでください」
男「でも…」
医者「いくら原発性肺高血圧だといっても昨日の今日に亡くなるわけではありません」
医者「本人はフローラン治療が効いていると思っているのですから、今このことを伝えると様態が悪化するでしょう」
医者「妹さんのために隠しておいてあげてください」
母・男「…わかりました」
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