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元スレ千秋「このニート野郎」
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>>101
保坂の彼女
保坂の彼女
―――とあるレストラン
春香「ここのレストランはフレンチが有名らしいのよね」 キョロキョロ
マキ&アツコ「へー」 キョロキョロ
春香「さて何頼もうかしら・・・」 スッ
アツコ「私もメニュー見せて春香・・」
ジー
マキ(あ、さっき長時間パチンコ屋にいてオシッコ我慢してたから漏れちゃいそう・・・)
マキ「ちょっと私お手洗い行ってくるね」 タッ
春香「はいはーい。・・・うーんどれにしようかなー」
キーッ バタン
マキ「ふーすっきり」
『アロー!HOSAKA!ちょっとブイヨン持ってきてネー』
『oui!Je vous souhaite un bon anniversaire!』
マキ「え?」
マキ(い、今のは気のせいよね・・・)
マキ「うんうん、ありえないありえない」 トコトコ
『アロー!HOSAKA!フライパンの前で脱いだら火傷するネー!』
『oui!Manifestez un grand appétit de vivre.』
マキ「・・・・」
マキ「・・・」 ソーッ
保坂「ああ俺のヴィアンドゥが熱くて汗をかいてしまう・・・」 ダラッダラ
マキ「・・・!!」 ビクッ
マキ「・・・気持ち悪い」
マキ「うわぁどうしよう・・・なんであの人がここにいるのよ!!」
春香「マキ、先に注文しといたわよー」
マキ「う、うん!」 アセアセ
アツコ「この店はヴィアンドゥが美味しいんだってさ」
マキ(何とかしてできるだけ春香にだけはあの男と会わせないようにしないと・・・)
マキ「とりあえず・・・」
ジー
ジー
マキ「・・・はぅ!」 ビクッ
チ、チラッ
保坂「・・・ω・・・η・・・」 パクパク ジー
マキ(見てる・・・すっごい見てる・・・そして何か言ってる・・・)
保坂「マ・・・キ・・・お・・・・い・・で・・・」 パクパク ジー クイックイッ
マキ「ひぃぃい」
春香「ん?どうしたのマキ?具合でも悪いの?」
マキ「い、いや何でもないわ、何でも!!」 ブルッブル
マキ「ちょっと電話してくるね、はは」 タッタッタ
春香&アツコ「??」
保坂「久しぶりだなマキ」
マキ「お、お久しぶりです保坂先輩・・・」
ガシッ
マキ「ひぃっ!」
保坂「あそこの席にいるのは・・・もしかして南春香か!」 ギロッ
マキ「な、なんのことでしょうか・・・はは」 アセアセ
保坂「とぼけても無駄だマキ・・・あの可憐な顔立ち、気品高い雰囲気、母性本能に満ち溢れる体・・・忘れはしない・・あれは南春香だ!」
保坂「やっと会えたんだ!やっと会えたんだ!!あはは!あはははは!!」
マキ(・・・気持ち悪い)
マキ「保坂先輩はなんでここに?」
保坂「俺か?俺は高校時代に南春香に弁当を食べてもらうことだけに全てを注いだ」
保坂「しかしまだまだあんな腕じゃ南春香に弁当を食べてもらうことなんて到底無理だったのさ」
保坂「そして俺は決めた、さらに腕を磨き、いつしか南春香に最高の料理を食べてもらおうと」
保坂「そして修業先に選んだのがこの近所にあったフレンチの美味しいお店・・・」
保坂「今日というこの日は、これはもう運命としかいいようがない!ついに南春香に・・・俺の手料理を食べさせる時がきたのだ!!」
保坂「長かった長かったぞぉ・・・あはは!あはは!あはははははは!」
マキ「・・・」 ゾーッ
保坂「南春香に俺の手料理を食べてもらった時、俺は南春香にプロポーズしよう」
マキ「え!」 ゾワ-
保坂「さぁそうとなったら、早速シェフに頼んであのテーブルの料理だけ作らせてもらえるようお願いしてこよう」 スッ
マキ「これはまずい・・・」
タッタッタ
マキ「春香!アツコ!ちょっとお店変えよう!」
ガシッ
春香「え、え?」
アツコ「どうしたの・・急に??」
マキ「いいから早く早く」
マキ「会計ここに置いときますね~。でわでわ~」 ニッコリ
春香&アツコ「ちょ、ちょっとマキ」
保坂「お待たせしました・・・私の自慢の一品HOSAKAスペシャルムニエルです」
保坂「・・・」
キョロキョロ
保坂「ん?南春香はどこに消えた?」
タッタッタ ガチャッ
ビュ~ビュ~
保坂「・・・」
保坂「そうか南春香・・・君はそういうことか」
ヌギヌギ
保坂「今の私の料理では満足できないというのか」
ヌギヌギ
保坂「よし分かった・・・俺は本場フランスへ行く」
ヌギヌギ
保坂「そしていつしか南春香、お前に究極の料理を作ってやるからなーーー」
『はい逮捕』 ニッコリ
保坂「ん?」
速水「なに保坂こんな商店街のど真ん中で上半身裸になってるのよー、それ罪よ罪」
保坂「なんだ速水か、パトロール中に婦警さんがサボってはダメだろ、邪魔をしないでくれ。今俺は固く決心したのだ」
速水「はいはい・・・ん?あんた美味しそうなもの持ってるわね」
速水「ちょっともらうわよー」 パクッ
保坂「今のこの未熟な料理など貴様にやろう、俺はもっと上を目指す」
速水「貴様っていうな」 ボコッ
保坂「あう」
第二部
‘堕ちた天使達’
~マコちゃん~
―――とある面接会場
『えーっと君がMAKOちゃんなのかな?ぐふふ』 ハァハァ
マコちゃん「は、はい!よろしくお願いします!」 ドキドキ
『そんなに緊張しなくていいよ落ち着いてリラックス、リラックス』 ハァハァ
マコちゃん「はい!」 ドキドキ
このときマコちゃんはまだ自分が輝いたスター街道を順調に歩めると思っていた
だがしかし、少女いや少年は世間の汚さ、醜さ、汚らわしさを知ることになる
『えっと君をプロデュースしてほしいとの要請があって今日僕はここに来たわけだけどさ』
『君はアイドルとしての覚悟はあるのかな?ん~?』
マコちゃん「か、覚悟ですか?はい!もちろんあります!」 ドキドキ
『元気があって、いい答えだねえ~。ぐふふ』
『僕はねー、君みたいな子が大好きなんだよね~、ぐふふ』 ハァハァ
マコちゃん「ど、どういう意味ですか?」
『ちょっとこっち来いや!!』 ガシッ
マコちゃん「痛い!離して!離してよ!!」 ジタバタ
『ハイカットーーーーー!!お疲れさまでーす』
マコちゃん「お疲れさまでーす!」
『お疲れ様~。いやぁーMAKOちゃんいい演技だったよ、ぐふふ』
マコちゃん「いえいえ!僕の方こそ役に引き込まれそうでした!さすが悪役歴が長い方は違いますね!」
『そうかい?ガハハハハ』
マコちゃん「はは!」
―――とある車の中
マコちゃん「ちょっとマネージャー!僕いや私ああいう仕事もう嫌です!」
マコちゃん「今日の相手のおじさんめちゃくちゃ怖かったです!!」 ブルブル
『まぁまぁマコちゃん、これもお仕事だからね。ギリギリのラインを超えるようなお仕事は全部こっちが断ってるから安心してよ』
マコちゃん「そうですか?ならいいんですけど・・・」 ブルブル
『いざとなったら僕が助けるさ』
マコちゃん「えっ・・///」 ドキッ
マコちゃん(いけない!俺には春香さんという人がいるんだ!)
マコちゃん(この溢れ出るダンディズムがある限りは!!)
『あ、マコちゃんパンツ丸見えだよー隠して隠して』
マコちゃん「きゃっ・・・///」
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