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    元スレ刹那「IS?」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - 次スレ→1299048345 + - インフィニット・ストラトス + - ガンダム + - フェルト + - 刹那 + - 機動戦士ガンダムOO + - 真の名作 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    201 = 124 :

    >>198
    凌駕して何になったんだwwwww
    ほしゅ

    202 = 65 :

    俺のセシリアちゃんが駆逐された・・・

    204 :

    くちゅくちゅしやがったのか

    205 = 1 :




     間の抜けた音が、アリーナに響く。
     続けて、アナウンスが流れ始めた。

    「試合終了。
     勝者……刹那・F・セイエイ!」

     勝敗を分けた、最後の奇手。
     ブルー・ティアーズにミサイルが隠されていることを、刹那は知らなかった。
     しかし、予測することは出来たのである。

     ロックオン・ストラトスの機体――――ガンダムデュナメス、そしてケルディムガンダムには
    、GNミサイルが標準搭載されているのだ。
     ブル・ティアーズのメイン武器であるスターライトmkⅢは、ビーム兵装である。
     ビーム兵器は、その全てをエネルギーに頼る以上、連発しすぎるとどうしても撃てない時間が生まれてしまう。
     その弱点を補うために実弾武器が積み込まれているだろうことは、想像の範疇であった。

     これは、刹那が何十年もの間ガンダムマイスターを続け、
     セシリアのこなした戦闘をゆうに凌駕する程戦場に赴いていたからこそわかることである。
     勝因は、場数の差であった。


    206 = 1 :



     勝った。
     そのことに、刹那はこれと言った感慨は抱かなかったが、周囲はそうでもないらしい。

     水を打ったように始まる、大歓声。
     学校中を包もうかと言うその声音に対し、刹那は平然としていた。重ねて言うが、彼の体は頑丈である。

     ふと、ゆっくりと地面へ落下していくセシリアを発見し、刹那は彼女の手を取る。
     ISそのものはかなりの重量があるが、エクシアの膂力をもってすれば楽々だ。
     一息に拾い上げ、背中と腰を支点に持ち替える。

     大丈夫か、と声をかけようかとも思ったが、セシリアは気絶しているようだった。
     無理もない、あれだけ激しい戦闘だったのだ。
     刹那は周囲をざっと一瞥すると、待機していたらしい保険医に呼びかけ、セシリアを預けた。

     しかしこの男、ついでにあの少女も、衆人環視の環境下でお姫様抱っこを慣行した(された)ことに、全く気づいていない。


    207 = 167 :

    せっさんマジ紳士

    208 = 146 :

    駄目だ
    どう想像してもごっさんになる

    209 = 144 :

    ふぅ

    210 = 1 :


    「おめでとうございます、セイエイ君!」
    「よくやった、セイエイ。やるじゃないか」

     カタパルトに帰還した刹那を待っていたのは、千冬と真耶だった。
     二人とも、まさか刹那が勝利をもぎとってくるとは思いもしていなかったらしく、驚きと喜びが半々と言った調子だ。

     小さく笑って、刹那はISを解除した。
     刹那が地に足を着けると同時、ISが待機形態へと移行する。
     掻き消えたように姿を見せなくなったISは、刹那の体内へと取り込まれていた。
     ELSと同化しているのは、刹那もISも同様である。もはや、共通の一であった。質量保存の法則など考えてはいけない。

    「ISは今待機状態になっていますけど、セイエイ君が呼び出せばすぐに展開できます。
     規則があるので、ちゃんと読んでおいてくださいね」

     真耶が手渡したこれまた分厚い教則本を手に取りながら、刹那は頷いた。


    211 = 31 :

    ISっつーとなのはが真っ先に思い浮かんだ

    212 = 18 :

    流石だな、少年……

    213 = 1 :


     自室にて、セシリアはシャワーを浴びていた。
     均整が取れたプロポーションと、白く透き通るような肌を晒すその格好は、
     目にすれば一種の背徳感すら覚えさせるだろう。

     さて置き、ISを用いての戦闘は、中々に体力を使う。
     女性であるセシリアからすれば、汗まみれのままで過ごすなど、想像すらしたくないのだ。

    (…………何故、こんな気持ちになるのかしら)

     セシリアの心中は、いくつもの感情がないまぜになり絡まりあった状態だった。
     自分自身で気持ちの整理が付けられず、だからと言って、掃いて捨てていいほど、安っぽい思いではない。

    (……私が、負けるだなんて)

     ――――勝ったのは、刹那・F・セイエイ。
     半ば分かっていたとは言え、目が覚めた時に告げられたその事実は、今更変えようがない。

    214 = 100 :

    フラッグがたった!

    215 = 1 :


     もしこれでセシリアが手加減でもしていれば、自分を慰めるぐらいは出来たかもしれない。
     しかし、悔しくはあるが、完敗であった。
     力の差を思い知らせてやる、とばかりに全力で挑み、策を弄し、駆け引きを行い、負けた。

    『そう言って他人を見下してばかりいては、それが歪みになる。
     その歪みが、やがて大きな争いを呼ぶことになってしまう。
     ……歪みは断ち切らなければならない。お前は、変われ』

     刹那の言葉が、思い出される。
     そうだ、刹那はセシリアに変われと命じた。

     セシリアは敗者である。敗者は、勝者に従わねばならぬ。それが世の常である。

    『そうだ、変わらなければいけない。
     変わらなければ、未来とは向き合えない』

     刹那は、恐れなかった。戦力の差を告げられてもなお、刹那は己の意思を通した。
     相手が何者であろうと、自らを曲げない。しかし、手を取り合うことは出来る。それが、対話による紛争の根絶。
     きっと、刹那はそれが出来るのだ。いくつもの試練を乗り越え、変革を成し遂げた彼は、きっと。
     根拠はないが、セシリアはきっとそうなのだろうと思った。

    216 = 1 :


     刹那の瞳には、信念がある。過去から逃げるのではなく、受け入れ、そして変わっていったのだ。
     その瞳は信用に値するかもしれない、とセシリアは直感した。

    『貴様の歪み……この俺が断ち切る!』

     歪み。セシリア・オルコットの中にある、歪み。
     その答えは、既に出ている。
     男性を蔑視する、あの物言いがいけないのだ。刹那は、もっと直接的にそれを非難していた。

     分かり合うために。分かり合うために、この歪みを捨てなければならない。
     しかし、この歪みこそ、セシリアの胸中で深く蠢く心の闇である。
     自身の父を反面教師として育ち、性別だけで人を軽く見てきた、セシリアのツケを払うときが来たのだ。

    (……刹那・F・セイエイは、違うのかもしれない)

     己を曲げぬ刹那の中に、セシリアは、自身が求める何かを見つけたような気がした。

    (……知らなければ)

     もっと、彼のことを。


    217 = 91 :

    支援

    ガンダム主人公で生涯童貞っぽいのってせっさんくらいだな……

    218 = 18 :

    今更だけど、せっさん変われたのな……よかったなあ

    219 = 92 :

    ヒイロもそうなんじゃね?

    220 = 167 :

    接さん真っ直ぐだけどベクトルと長さが以上だよな

    221 :

    トランザムは使えなくとも2期ラストで使った安全装置解除は出来る?

    222 = 1 :

    ここまで

    正直前振りが長すぎた
    あとせっさんを強くしすぎた
    一夏がいないせいで余計メアリくさくなっちゃった

    ぶっちゃけ幼馴染設定がないせいで箒いないし鈴音がヒロイン入りしないし
    このまま適当な理由付けしてセシリア→せっさんな感じになったらそれこそメアリだし
    でも女の子にモテなかったらISじゃないし
    かと言って一夏いると刹那の存在意義ゼロだし

    いやあ、見切り発車は強敵でしたね

    223 = 115 :

    童貞っていうか最早仙人レベルで人生達観してる

    224 = 92 :

    朴念仁どころじゃないよなせっさん

    個人的にはラウラとの絡みとか見てみたかった

    225 = 18 :

    >>222
    楽しいSSでしたね……

    結構面白かったよ! 気が向いたらでいいから続き書いて欲しいなあ

    226 = 167 :

    >>222
    こんなこじつけの塊みたいな小説を続ける価値はあるのか・・・?

    それは置いといて一夏じゃないと立たないフラグが結構あって困るな
    いやぁ、主人公補正は強敵でしたね

    227 = 144 :

    >>222
    おつ

    228 = 100 :

    おつ
    なかなか興味深いSSだった

    229 :

    IS見たことないけどセシリアは一夏との決闘で
    手加減でもしてたの?

    230 = 122 :

    女の子全員ガンダムにすれば解決だったのにな

    231 = 165 :


    セシリアちゃんも強かったし面白かったよ

    ところでセシリアちゃんの一夏に対する態度はお義父さんが原因だったの?

    232 :

    謎のブシドー「その少年は私のものだ!」

    233 = 91 :



    00のクロスは俺妹のしか見たことなかったけど面白った

    235 = 115 :

    乙。かなり楽しめました
    00SSはあんま見ないからぜひ書き続けてくれると嬉しいです

    236 = 146 :

    >>232
    ミスター・ブシドー…一体正体は誰なんだ…

    237 = 1 :

    ラウラは超兵+イノベイター+ゲルマン忍者+名前がクルーゼっぽい、と
    「00と絡めてみろ」と言わんばかりの属性持ち

    あとブシドーが魔法少女になるとか言うのも考えたけど陳腐かつメアリになりそうなのでやめた
    新ジャンルフルメタル魔法武士

    238 = 167 :

    >>237
    ブシドー期待してるわ

    239 = 18 :

    >>237
    こいよベネット、案なんか捨てて書いてこい!

    240 :

    はやく続きを

    241 :

    女版ハムにいきなり襲われるビジョンが見えた

    242 = 167 :

    >>241
    会いたかったぞガンダムゥ!
    コレは・・・この感覚はまさしく愛だっ!

    うーん正ヒロイン枠だな・・・
    熱血美少女ハム子ちゃん

    243 = 101 :



    続き書いて欲しいもんだ

    244 = 100 :

    >>237
    ???「ボクと契約してガンダムマイスターになってよ」

    245 :

    >>1乙面白かった
    >>244
    インキュベーター乙

    246 = 36 :

    魔法武士クソワロタwwwwww

    247 :

    >>1
    が、しかしあえて言おう
    イノベイターの脳量子波はパンピーでも普通に感知する
    なぜならパンピーも微弱だけど脳量子波持ってるから

    でも、ISのパンピーは持ってないってことにすればいいか

    248 :

    乙! すげー面白かったよ!
    良かったらまた続きを書いてくれ!


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