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    元スレ来ヶ谷「?」

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    1 :

    教室――


    来ヶ谷(理樹君が何やらコソコソしている)

    来ヶ谷(気になるな)

    来ヶ谷「……少年」

    理樹「ひゃあ!?」

    理樹「くくく……来ヶ谷さんっ!?」

    来ヶ谷「何だ……私が君に声をかけることは、よほど驚かせることなのか」

    来ヶ谷「おねーさん、少し……いや、かなりショックだぞ」

    理樹「突然背後からだもん……誰だって驚くよ……」

    2 :

    らいらいだに

    3 = 1 :

    来ヶ谷「理樹君。先ほどから君の行動を見物していたが、何か後ろめたいことでもあるのか?」

    理樹「え……?」

    来ヶ谷「私に呼びかけられた刹那……」

    来ヶ谷「君は、何かを隠したな?」

    理樹「!?」

    来ヶ谷「ふっふっふ。おねーさんの眼力を甘く見てもらっては困る」

    理樹「いや、来ヶ谷さんは常人とは違うってことは重々承知だよ……」

    来ヶ谷「何だ、人を怪人みたいに」

    理樹「いやいや……」

    4 :

    こまりまっくす~

    5 = 1 :

    理樹(……「何か」と言ってたし見られてないよね……?)

    理樹(こんなの見られちゃ、僕はおしまいだよ……)

    来ヶ谷「むう。気になるな」

    理樹「っ!」

    理樹「だっ……だめーっ!!」

    来ヶ谷「はっはっは。よいではないか」

    理樹「どこの悪代官だよっ!」

    6 = 4 :

    こまりまっくす~

    7 :

    こまりキチはいつ寝てんだ?

    9 = 1 :

    キーンコーン……


    理樹「あ、ほらっ予鈴が鳴ったよ! 席につかなきゃ!」

    来ヶ谷「……仕方ない。遊びはここまでか」

    理樹(ホッ……)

    来ヶ谷(なーんてな)

    来ヶ谷(確実に、何かがあるな。とことんまで追求してやろう)

    10 = 1 :

    放課後――


    小毬「あ、ゆいちゃーん。一緒に帰ろ~」

    来ヶ谷「すまんな。私は今、国家的大事業に従事している」

    来ヶ谷「それと、ゆいちゃんは止めるんだコマリマックス」

    小毬「ふぇ?」

    来ヶ谷(さて、理樹君の動向を監視しなければ)

    クド「小毬さん、来ヶ谷さん、今からお帰りですか? 私もご一緒させて下さいっ」 

    葉留佳「姉御ー! お待たせしましたー!」

    来ヶ谷「む……」

    11 = 4 :

    こまりまっくす~

    12 :

    こまりせっくす~

    13 :

    こまりまっくすが書いたssを見てみたい
    愛があふれてそう

    14 = 2 :

    筋肉筋肉

    15 = 1 :

    来ヶ谷(集まってしまったな……ここで私一人、抜けるのも不自然か)

    来ヶ谷(ならば、皆を巻き込むもまた一興)

    来ヶ谷「よし。今日はバスターズ女性陣によるお茶会と洒落込もうか」

    クド「わふーっ! 楽しそうですっ」

    来ヶ谷「鈴君と美魚君も引き入れよう」

    美魚「わたしがどうかしましたか」

    来ヶ谷「うむ。手際がいいな、西園女史」

    美魚「はい?」

    「うわ、こまりちゃんやめろー!」

    小毬「一緒にあそぼ~」

    16 :

    美鳥は誰にも渡さない

    18 = 1 :

    家庭科部・部室――


    クド「粗茶ですがどうぞ召し上がり下さい」

    来ヶ谷「ずず……。うむ、うまいな」

    美魚「女性限定で集まるというのは意外と珍しいですね」

    葉留佳「お泊り会以来?」

    クド「い、一応リキは男性なのです……」

    「くるがや、今日は何をしでかすんだ」

    来ヶ谷「いや、しでかすつもりは毛頭ないが……」

    葉留佳「そりゃーもちろん、女だけのガールズトークっしょ」

    美魚「好きな異性の告白大会ですか」

    小毬「ふ、ふえぇっ!?」

    美魚「……同性でも構いませんが」

    19 = 16 :

    美鳥は誰にも渡さない

    20 = 4 :

    >>17の1つ目は途中までしかなかったね
    こまりまっくす~

    21 = 2 :

    そういえばアニメだと結婚したとかでみおっちの声違うんだろ?見てないけど

    22 = 16 :

    美鳥は誰にも渡さない

    23 = 1 :

    来ヶ谷「ふむ。それはそれで面白いな」

    来ヶ谷「では鈴君。君の好きな男は誰だ?」

    「理樹」

    クド「即答ですかっ!?」

    葉留佳「うわー……すごいなァ、鈴ちゃん」

    美魚「流石ですね。幼馴染の絆は伊達ではありません」

    「なんだ? お前ら理樹嫌いなのか?」

    ガールズ「!?」

    24 = 4 :

    こまりまっくす~

    25 = 13 :

    こまりまっくすssじゃなくてワロタwww
    おもしろいな

    26 = 16 :

    美鳥は誰にも渡さない

    27 = 1 :

    「こまりちゃんはどうなんだ?」

    小毬「わわわ、わたしっ!?」

    小毬「もっもちろん、その、嫌いじゃないけどっ」

    「? みおは?」

    美魚「えっ!? ……あ、あの……」

    美魚「そっ……その……」

    美魚「……すっ」

    「くるがやは?」

    美魚「……ダコはおいしいですね」

    葉留佳「……」

    美魚「……何ですか」

    28 = 12 :

    りっきゅん可愛いよりっきゅん


    こまりまっくす~

    29 = 4 :

    >>25
    正直、リトバスは二人称がわからない
    ひたすら誰かが返事するSSを気に入って書いてる

    30 = 16 :

    美鳥は誰にも渡さない

    31 = 4 :

    こまりまっくす~

    32 = 1 :

    来ヶ谷「無論、理樹君は好きだよ」

    来ヶ谷「というか、これは我ながら愚問であったな」

    来ヶ谷「この場にいる者は皆、理樹君が好きなのだから」

    クド「わふーーーっ!?」

    来ヶ谷「さて、そろそろ本題に入ろうか」

    「ん……やっぱり何かあるのか」

    来ヶ谷「まあ、君達がいるのは少々想定外ではあるが」

    来ヶ谷「話は、今日の休憩時間のことだ……」

    33 :

    えるたそ~←可愛い
    こまりまっくす~←流行らない
    美鳥は誰にも渡さない←どうぞ

    35 = 16 :

    >>33
    美鳥は誰にも渡さない

    36 = 1 :

    葉留佳「へーっ、理樹くんが隠し事デスカ」

    来ヶ谷「確証はないが、まず間違いはないだろう」

    クド「何を隠しているのでしょう……」

    来ヶ谷「今のところは、皆目見当がつかん」

    来ヶ谷「だが、この話を聞いて君達は興味を抱いた。これも間違いないな?」

    美魚「前々から思っていましたが、来ヶ谷さんは恭介さんにそっくりですね」

    来ヶ谷「まあ、愉快なことに目がない点においては似ているかもな」

    37 = 4 :

    みどりまっくす~

    38 = 4 :

    明日フットサルの大会だから応援してね小毬ちゃん

    39 = 16 :

    美鳥は誰にも渡さない

    40 = 1 :

    小毬「ゆいちゃん、それは理樹君に悪いと思うよ?」

    来ヶ谷「まずはゆいちゃんと呼ぶのを止めてもらおうか」

    来ヶ谷「小毬君。確かに人の秘密を無理矢理暴くのは倫理に反する行為だろう」

    来ヶ谷「だがしかし。仮に理樹君が現在、重大な危機に直面していたとしたら?」

    小毬「?」

    来ヶ谷「禿げ上がる程、大きな難題を独り抱えて苦悶する理樹君……」

    来ヶ谷「誰に相談すら敵わないほど、事態は切迫し追い詰められているとしたら……」

    小毬「……!」

    来ヶ谷「他ならぬ、私達が助けてやらねばなるまい」

    小毬「それは……確かに!」

    41 :

    ID小毬ちゃんと添い寝

    42 :

    美魚は僕が守る

    43 :

    こまりまっくすの私生活が謎だわ

    44 = 41 :

    おやすみ小毬ちゃん

    45 :

    美鳥は誰にも渡さない

    46 :

    美魚は僕が守る

    47 :

    来ヶ谷「理解してくれたか。そうだ、私達には時間がないのだ」

    来ヶ谷「一刻も早く、理樹君の安否を確認しなければ」

    小毬「よーし、そうと決まれば早く行かなくちゃ!」

    「こまりちゃんが洗脳された」

    来ヶ谷「それではまず、理樹君の所在を確かめよう」

    クド「自室にいらっしゃるのではないでしょーか?」

    来ヶ谷(……)

    来ヶ谷「普通から考えるとそうなるな」

    来ヶ谷「だが私は今日、理樹君を問い詰めたばかりだ。警戒されたと考えていい」

    美魚「成程。直枝さんが機先を制し既に部屋はもぬけの殻。そういうことですね」

    来ヶ谷「その通りだ、西園女史」

    48 = 45 :

    美鳥は誰にも渡さない

    49 = 1 :

    葉留佳「そうなると、別に場所にいるってことデスネ。んー、どこだろ」

    小毬「人通りが少ない場所……?」

    美魚「木の葉を隠すなら森の中……。人混みかもしれません」

    来ヶ谷「うむ。情報がない以上、ここは散り散りになるべきだな」

    来ヶ谷「各自、別の場所を探索する方が効率がいい」

    来ヶ谷「発見次第、即メールを。人海戦術だ、洗いざらい吐かせる」

    クド「く、来ヶ谷さんが怖いのです……わふっ」

    「それはいつものことだろ」

    来ヶ谷「もう暫くすれば日も沈む。総員、速やかに行動せよ」

    来ヶ谷「ミッション、スタートだ!」


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