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元スレ上条「五和と付き合いたい」 神裂「」
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禁書とか設定と話の流れさえわかればいいんだから
わかんないところはあとでwikiでも見て補強するとしてさらっと流し読みすりゃいいんだよ
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女子寮
上条&五和「ただいまー」
アンジェレネ「お帰りなさい! 夕ご飯までは後一時間半くらいですよ」
ルチア「シスターアンジェレネ……貴女の思考は食事関連のことしか……」クドクド
神裂「あ……、お帰りなさい。その――楽しかったですか?」
上条「ああ、楽しかったよ。――あのさ、夕食まで部屋で休んでていいかな?」
五和「……あっ、すみません! 私が連れ回しちゃったから……」
上条「そんなことねーって。ただ時差ボケが直らないだけだよ。今日は本当に楽しかった、ありがとな五和」
五和「いえいえ。私も凄く楽しかったですから!」
上条&五和「ただいまー」
アンジェレネ「お帰りなさい! 夕ご飯までは後一時間半くらいですよ」
ルチア「シスターアンジェレネ……貴女の思考は食事関連のことしか……」クドクド
神裂「あ……、お帰りなさい。その――楽しかったですか?」
上条「ああ、楽しかったよ。――あのさ、夕食まで部屋で休んでていいかな?」
五和「……あっ、すみません! 私が連れ回しちゃったから……」
上条「そんなことねーって。ただ時差ボケが直らないだけだよ。今日は本当に楽しかった、ありがとな五和」
五和「いえいえ。私も凄く楽しかったですから!」
ルチア「さて、私たちも部屋に戻りましょうか。シスターアンジェレネ」
アンジェレネ「は、はい。それではまた後で!」
スタスタスタ
五和「あ、じゃあ私も一旦部屋に――」
神裂「あ、あのっ! 五和!」
五和「は、はい。なんですか?」
神裂「その……上条当麻と一緒にいて、えーと、何か変わったことはありませんでしたか?」
アンジェレネ「は、はい。それではまた後で!」
スタスタスタ
五和「あ、じゃあ私も一旦部屋に――」
神裂「あ、あのっ! 五和!」
五和「は、はい。なんですか?」
神裂「その……上条当麻と一緒にいて、えーと、何か変わったことはありませんでしたか?」
五和「変わったこと……ですか? 一応周りを警戒してはいましたけど、別段不審な人物も……」
神裂「い、いえ、そうではなくてですね、上条当麻の言動とか、その、あの……」
五和「えーと……?」
神裂「も、もしかして貴方たち二人の関係が変わったりということがあったりだとか……」
五和「あはは、全然無かったですよ。あ、でも露店で売っていたアクセサリーを上条さんがプレゼントしてくれて……」
神裂「そ、そうですか。それは良かったですね」
五和「はい! じゃあ、私部屋に戻りますね」
神裂「ええ、それでは」
神裂「い、いえ、そうではなくてですね、上条当麻の言動とか、その、あの……」
五和「えーと……?」
神裂「も、もしかして貴方たち二人の関係が変わったりということがあったりだとか……」
五和「あはは、全然無かったですよ。あ、でも露店で売っていたアクセサリーを上条さんがプレゼントしてくれて……」
神裂「そ、そうですか。それは良かったですね」
五和「はい! じゃあ、私部屋に戻りますね」
神裂「ええ、それでは」
神裂(どうやら今日は告白しなかったようですね……)
神裂(だったらまた二人きりになれる機会を作ってあげなければ……。しかし)
『それがそもそもの疑問なんですよね。あの少年は、ホントに五和嬢のことが好きなんすかね?』
神裂(けれど、彼は確かに――)
神裂「彼の部屋を……訪ねてみましょうか」
神裂「どちらにしろ、明日以降の予定を決めなければなりませんしね……」
スタスタ
神裂(だったらまた二人きりになれる機会を作ってあげなければ……。しかし)
『それがそもそもの疑問なんですよね。あの少年は、ホントに五和嬢のことが好きなんすかね?』
神裂(けれど、彼は確かに――)
神裂「彼の部屋を……訪ねてみましょうか」
神裂「どちらにしろ、明日以降の予定を決めなければなりませんしね……」
スタスタ
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客室前廊下
コンコン
上条「はい?」
神裂「あ、上条当麻、私です神裂です。少しお話が……」
ガチャ
上条「神裂か。ちょうどお前のとこに行こうかと思ってたんだ」
神裂「え? そうだったのですか?」
上条「ああ、ちょっと話があってな。とりあえず入ってくれよ」
神裂「ええ、お邪魔します」
バタン
上条「そっちの椅子使ってくれ。俺はベッドに座るからさ」
神裂「はい、それで話というのは――」
上条「いや、神裂の用事が先でいいぞ」
神裂「い、いえ。大した用事ではありませんので、貴方の話とやらを先に……」
上条「そうか? んじゃあ言うけど……」
神裂「……」ゴクン
上条「スマン! 神裂」
神裂「はい、それで話というのは――」
上条「いや、神裂の用事が先でいいぞ」
神裂「い、いえ。大した用事ではありませんので、貴方の話とやらを先に……」
上条「そうか? んじゃあ言うけど……」
神裂「……」ゴクン
上条「スマン! 神裂」
神裂「……は? ちょ、ちょっと待ってください! いきなり頭を下げられても困ります!」
上条「いやー、神裂にはちゃんと謝んなきゃと思って」
神裂「あ、あの、すみませんが順序立てて話してもらえないでしょうか。正直訳がわかりません」
上条「その……五和に告白するのやめようと思うんだ」
神裂「…………え?」
上条「お前に面倒持ちかけたくせに、勝手に決めて悪いとは思っているんだけどさ」
神裂「な、何故です!? 今日一体何があったのです!?」
上条「特別なにかあったわけじゃないんだけどな。ただ……俺は五和が好きなわけじゃなかったみたいなんだ」
上条「いやー、神裂にはちゃんと謝んなきゃと思って」
神裂「あ、あの、すみませんが順序立てて話してもらえないでしょうか。正直訳がわかりません」
上条「その……五和に告白するのやめようと思うんだ」
神裂「…………え?」
上条「お前に面倒持ちかけたくせに、勝手に決めて悪いとは思っているんだけどさ」
神裂「な、何故です!? 今日一体何があったのです!?」
上条「特別なにかあったわけじゃないんだけどな。ただ……俺は五和が好きなわけじゃなかったみたいなんだ」
>>371-373
おまえらが何なんだよwww
おまえらが何なんだよwww
神裂「五和が好きじゃ、なかった……?」
神裂「で、でも貴方は五和の性格や長所を知って告白したいと思ったのでは……?」
上条「それもさ、別に五和を見てたわけじゃなかったんだよ。他の誰かと比べて、勝手に理想に五和を嵌めこんだだけだった」
神裂「……」
上条「じゃあ例えば、五和より料理が上手くて性格も良いって子がもしいたら、俺はどうしたんだろうってさ」
神裂「し、しかし、五和は……」
上条「五和はさ、俺のイメージとか関係なくスゲェいい奴だった。俺が楽しめるようにいろいろ気を遣ってくれたりさ」
上条「今日、それを再認識できて……でも、俺のこの気持ちはやっぱり『違う』と思った」
神裂「で、でも貴方は五和の性格や長所を知って告白したいと思ったのでは……?」
上条「それもさ、別に五和を見てたわけじゃなかったんだよ。他の誰かと比べて、勝手に理想に五和を嵌めこんだだけだった」
神裂「……」
上条「じゃあ例えば、五和より料理が上手くて性格も良いって子がもしいたら、俺はどうしたんだろうってさ」
神裂「し、しかし、五和は……」
上条「五和はさ、俺のイメージとか関係なくスゲェいい奴だった。俺が楽しめるようにいろいろ気を遣ってくれたりさ」
上条「今日、それを再認識できて……でも、俺のこの気持ちはやっぱり『違う』と思った」
神裂「そ、そんなの分からないじゃないですか。単なる貴方の考えすぎかも……」
上条「そうかもしれない。でも、少なくとも五和の好きって気持ちとは違うものだった」
神裂「! 貴方、もしかして五和に……?」
上条「いや、世間話の一環として聞いてみたんだよ。人を好きになるってどういうもんなのかなーってさ」
神裂(それを、貴方が五和に聞きますか……。悪意は無いんでしょうが本当に性質が悪い……)
上条「その時さ――」
上条「そうかもしれない。でも、少なくとも五和の好きって気持ちとは違うものだった」
神裂「! 貴方、もしかして五和に……?」
上条「いや、世間話の一環として聞いてみたんだよ。人を好きになるってどういうもんなのかなーってさ」
神裂(それを、貴方が五和に聞きますか……。悪意は無いんでしょうが本当に性質が悪い……)
上条「その時さ――」
神崎ねーちんは締まりがやばすぎて根が圧縮されて抜いたら小さくなってそう。
『あ、あくまで私が考えているだけっていうか、変なこと言うかもしれませんけど――』
『俺が聞いたんだから、変だなんて思わないって』
『そ、そうですか。人を好きだっていう気持ち……ですよね』
『ああ』
『最初は、なんとなく意識してしまう感じで、その意識がどんどん強くなっていって』
『……』
『その人の一挙一動が気になって、あんまり会えたりとかしなくても全然薄れなくて……』
『……』
『俺が聞いたんだから、変だなんて思わないって』
『そ、そうですか。人を好きだっていう気持ち……ですよね』
『ああ』
『最初は、なんとなく意識してしまう感じで、その意識がどんどん強くなっていって』
『……』
『その人の一挙一動が気になって、あんまり会えたりとかしなくても全然薄れなくて……』
『……』
『いつの間にか……どうしようもなくなってて、どうやったら良く思ってもらえるだろうとか考えても、結局なんにもできなくて
その人が、他の誰かと仲良くしていたりすると胸がチクチクしてきたり……
他にも、いろいろイヤなこと考えちゃったりもするんですけど……それ以上に』
『ずっと、ドキドキするのが続く感じで、以前より話せるようになっても慣れたりなんかしなくて。
いつの間にかずっとその人のことを考えるようになってたり、ちょっとだけアピールできたりしたらずっと嬉しかったり……』
『……』
『……あ、あれ? すみません、なんだかメチャクチャですよね。上手く言えなくて――』
『いや、そんなこと』
『……多分ですけど、いろんな気持ちですぐにいっぱいになって抑えられなくなっちゃうんですよ。誰かを「好き」になると』
その人が、他の誰かと仲良くしていたりすると胸がチクチクしてきたり……
他にも、いろいろイヤなこと考えちゃったりもするんですけど……それ以上に』
『ずっと、ドキドキするのが続く感じで、以前より話せるようになっても慣れたりなんかしなくて。
いつの間にかずっとその人のことを考えるようになってたり、ちょっとだけアピールできたりしたらずっと嬉しかったり……』
『……』
『……あ、あれ? すみません、なんだかメチャクチャですよね。上手く言えなくて――』
『いや、そんなこと』
『……多分ですけど、いろんな気持ちですぐにいっぱいになって抑えられなくなっちゃうんですよ。誰かを「好き」になると』
神裂「…………」
上条「少なくとも、俺は納得できた。それだけ強い気持ちなんだろうなってのもさ」
神裂(抑えきれない気持ち……)
上条「その話を聞いたのもあって、俺の気持ちは胸を張れるようなものじゃなかったって気づいてさ」
神裂(彼から連絡をもらって、嬉しくて――なのに、話は五和のことばかりでイライラして……)
上条「だから……神裂には協力してもらったのに悪いけど――」
神裂(この感情を私は伝えても……)
上条「少なくとも、俺は納得できた。それだけ強い気持ちなんだろうなってのもさ」
神裂(抑えきれない気持ち……)
上条「その話を聞いたのもあって、俺の気持ちは胸を張れるようなものじゃなかったって気づいてさ」
神裂(彼から連絡をもらって、嬉しくて――なのに、話は五和のことばかりでイライラして……)
上条「だから……神裂には協力してもらったのに悪いけど――」
神裂(この感情を私は伝えても……)
別に誰かを好きという気持ちにはっきりした定義など無いんじゃないの
とミサカは空気を読まずマジレスします
とミサカは空気を読まずマジレスします
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
アニェーゼ「ま、少年の気持ちは置いときましょう。彼なら自分で気付くでしょうしね」
シェリー「それより、お前のことだよな」
神裂「し、しかし、万一彼が五和を想っていなかったとしても変わりません! 五和は私などよりもずっと彼を……」
アニェーゼ「だから自分はいいと? 好きなんでしょう、少年のことが」
神裂「それは……」
シェリー「いいけどな。お前がそれでもいいってんなら」
神裂「そ、そうですよね」
シェリー「ああ。そうやって納得したフリして、ずっとしかめた面で過ごせばいいんじゃないか」
神裂「なっ!!」
シェリー「正直、昨日今日とお前は明らかに普通じゃなかったぞ」
神裂「わ、私は……」
アニェーゼ「ま、確かにあまり怒鳴られたくはありませんねぇ」
神裂「でも、五和は……」
オルソラ「わたくしの、私見ではございますが」
神裂「……?」
オルソラ「確かに、五和さんは上条さんに対して並々ならぬ感情を持っているのでございましょう」
神裂「そ、そうです! そうなんです!!」
オルソラ「――けれど、神裂さんの想いも、わたくしには決して小さいものには見えないのでございますよ」
神裂「わ、私は……」
アニェーゼ「ま、確かにあまり怒鳴られたくはありませんねぇ」
神裂「でも、五和は……」
オルソラ「わたくしの、私見ではございますが」
神裂「……?」
オルソラ「確かに、五和さんは上条さんに対して並々ならぬ感情を持っているのでございましょう」
神裂「そ、そうです! そうなんです!!」
オルソラ「――けれど、神裂さんの想いも、わたくしには決して小さいものには見えないのでございますよ」
神裂「……!」
オルソラ「それに、五和さんは神裂さんに変に気を遣われたら、むしろそれを気に病んでしまうようなお人なのではないでしょうか」
神裂「……それ、は」
オルソラ「その辺りはもちろん、わたくしなどより神裂さんの方がご存知なのでございましょうが」
神裂「でも……」
アニェーゼ「……」イラッ
アニェーゼ「ま、後はアンタ次第っすよ。さーて、私は今日どんな衣装で少年の部屋に忍び込みましょうかねー」
神裂「!?」
オルソラ「それに、五和さんは神裂さんに変に気を遣われたら、むしろそれを気に病んでしまうようなお人なのではないでしょうか」
神裂「……それ、は」
オルソラ「その辺りはもちろん、わたくしなどより神裂さんの方がご存知なのでございましょうが」
神裂「でも……」
アニェーゼ「……」イラッ
アニェーゼ「ま、後はアンタ次第っすよ。さーて、私は今日どんな衣装で少年の部屋に忍び込みましょうかねー」
神裂「!?」
混乱するわけねぇと思ってたけど同じような舞台のSS平行してみると混乱するな・・・
オルソラ「……! あらあら、アニェーゼさんは昨日も行ったのでございましょう? 今日はわたくしがお伺いする予定なのですよ」
神裂「ちょ、ちょっと待ってください! 一体何の話を……!」
シェリー「ふむ、そういえば新しく買ったネグリジェがあったな。今夜はあれを……」
アニェーゼ「あら、みんな同じ腹積もりでしたか。でしたらどうです? いっそ今夜は三人同時にってのは」
オルソラ「あらあらまあまあ、では夕食に精のつく料理をお出ししたほうがよろしいでしょうか」
神裂「だ、だめです!! そんなのは……!」
アニェーゼ「何故です?」
神裂「だ、だって、だって……」
オルソラ「なんでしょう?」
神裂「……ええ、そうですよ! 嫌なんですよ!! 彼が他の女性ばかりと仲良くしているのは! 私だって、もっと見てもらいたいんです!
もっと近づきたいんです! もっと……好きになってもらいたいんですよ!!!」
神裂「ちょ、ちょっと待ってください! 一体何の話を……!」
シェリー「ふむ、そういえば新しく買ったネグリジェがあったな。今夜はあれを……」
アニェーゼ「あら、みんな同じ腹積もりでしたか。でしたらどうです? いっそ今夜は三人同時にってのは」
オルソラ「あらあらまあまあ、では夕食に精のつく料理をお出ししたほうがよろしいでしょうか」
神裂「だ、だめです!! そんなのは……!」
アニェーゼ「何故です?」
神裂「だ、だって、だって……」
オルソラ「なんでしょう?」
神裂「……ええ、そうですよ! 嫌なんですよ!! 彼が他の女性ばかりと仲良くしているのは! 私だって、もっと見てもらいたいんです!
もっと近づきたいんです! もっと……好きになってもらいたいんですよ!!!」
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