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元スレ芳佳「私達10人」
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ガサ、ゴソ……
エイラ(何も無いぞ……うん……)
エイラ(あとはシャーリーに、ばれていないか……だよな……)
ガチャッ
『ルッキーニちゃん……いるの……?』
エイラ「!?」
エイラ(だ、誰か入ってきたぞ……!)
エイラ(ど、どうしよう……私の服……血が付いたままだった……!)
『は、入るよ……ルッキーニちゃん……』
エイラ(ま……まずい……!)
>>765
確実にサーニャを疑ったのはエーリカ
ゲルトはネウロイを仕留め損ねたサーニャを責めてるようにきこえないこともない
疑ったかどうかはびみょうだが似たもの同士と言ったペリーヌは当然含まれるだろうな
もっさんとミーナ(一応リーネも)はネウロイの謎について語ってるが別にせめてはいないかな
確実にサーニャを疑ったのはエーリカ
ゲルトはネウロイを仕留め損ねたサーニャを責めてるようにきこえないこともない
疑ったかどうかはびみょうだが似たもの同士と言ったペリーヌは当然含まれるだろうな
もっさんとミーナ(一応リーネも)はネウロイの謎について語ってるが別にせめてはいないかな
━━ サーニャ『……もしもの時は……この銃で、ね?』 ━━
エイラ(サーニャ……でも……私は……)
エイラ(どうしよう……サーニャ……私は……!)
エイラ(あう……あああああ)
エイラ(あわ……あわ……わあああああ)
『えっと、……あ、いた……』スッ
エイラ(うわあああああああああああああああああああ)カチャ
パァン
ああああああああちょっマジで待ってちょっこっからマジで別ルート別ルート!
見逃したげてぇぇぇぇぇぇリーネちゃんは見逃して生存ルートにしたげてエエエエエ
見逃したげてぇぇぇぇぇぇリーネちゃんは見逃して生存ルートにしたげてエエエエエ
【3Day 12:00 会議室】
エイラ「……」
エイラ「……そうだよ……」
エイラ「私が……犯人だ」
エイラ「……この……事件の……な…」
芳佳「エイラ……さん」
エーリカ「……」
ゲルト「……」
芳佳「なんで……なんでこんな事を……したんですか……!」
芳佳「わからないです……エイラさん……!」
エイラ「解らないだろう……な……お前には……」
エイラ「この部隊で……お前は……サーニャの替わりに、入ってきたんだから……」
エイラ「このままじゃサーニャは……みんなから……忘れられて行くんだ……」
エイラ「私には……どうしても……やらなくちゃ……ならなかったんだ……」
サーニャ『エイラ……もう、限界ね……』
サーニャ『……最後の、手段よ』
エイラ「……」
結局まったく目的果たせてない上に説得しようとしたルッキーニ、無関係なリーネを殺っちゃったのか
泣きたくなるな
泣きたくなるな
エイラ「サーニャ……私、疲れたんだ」
エイラ「もう……何もしたくない……」
サーニャ『何……言ってるの? エイラ……』
サーニャ『まだ、復讐は終わらないのよ』
サーニャ『私達の復讐は……!』
エイラ「……サーニャ……私……疲れたんだ……」
サーニャ『……』
サーニャ『……エイラ』
サーニャ『あなたって……本当に弱いわ……』
エイラ「ごめん……な」
エイラ「……」
エイラ「……中佐…」
エイラ「……最後の……質問だ」
チャキッ
芳佳「きゃっ……」
ゲルト「まだ、銃を……!」
エーリカ「あう……!」
シャーリー(人形の腹の中に、銃を隠していたのか……!)
シャーリー(……最後の最後で……詰めを誤ったか……!)
ミーナ「……何かしら」
エイラ「部隊の記録を探っている時に……」
エイラ「見つけたんだ……」
エイラ「あの、サーニャが一人でネウロイの元へ向かった日……」
エイラ「中佐と……ブリタニアの空軍大将が基地にいたんだよな……」
ミーナ「……ええ」
エイラ「指令書を読んだんだ……」
エイラ「――『無断専攻のウィッチの撃墜命令』……これは、なんだよ……」
ミーナ「……」
ミーナ「その……空軍司令が、出したものよ……」
エイラ「……受けたのは……少佐と、中佐……二人だけだ」
エイラ「私達には……ネウロイの撃墜……としか説明が無かったな…」
エイラ「どうなんだよ……! 中佐…!」
エイラ「サーニャを殺したのは……誰だ……誰なんだよ……!」
ゲルト「……」
エーリカ「……」
ミーナ「……解らない……わ」
ミーナ「少なくとも……私では、無い……」
ミーナ「そして……少佐も、……その事には、関与しないわ……」
エイラ「……」
サーニャ『エイラ……もう、いいでしょう?』
サーニャ『その引き金を、引くのよ……エイラ』
サーニャ『さあ、引いて……中佐は、私を殺す命令を、受けていたのよ…』
サーニャ『これは復讐なの……撃たないと……さあ!』
エイラ「……」
サーニャ『……』
エイラ「……ムリダナ」
エイラ「……」スッ
サーニャ『どうしたの……エイラ……!』
エイラ「……サーニャ……私には……無理だよ……」
サーニャ『駄目……撃って! 撃ちたいんでしょう! エイラ……!』
エイラ「私は……もう……駄目なんだ……」
エイラ「サーニャだって……こんな事をしても……返って来ないじゃないか……!」
エイラ「言ったじゃないか……サーニャは……人形だって……」ポロポロ
エイラ「この事件の犯人は……私だ……私だけだ……」
サーニャ『……』
サーニャ『……エイラの……馬鹿…』
ん、サーニャが死んでるとなれば、十人の中にペーリヌが入っているという事か?
こうして、後に501事件と呼ばれる凄惨な物語は幕を閉じた。
事件から三日後…ロマーニャ軍基地に降り立った、エーリカ・ハルトマンは
滞在中の504統合戦闘航空団に救助要請を求めた。
彼女たちが基地へと帰還するに連れ、基地を覆い続けていた暗雲は煙の様に溶け
まるで始めから何事も無かった――かのように、波風も勢を殺した。
ピエレッテ・クロステルマンは、休暇中であった。
基地内へ降り立った504――及び、ロマーニャ予備部隊のウィッチを前にして
たった一人の反逆者は、静かに両手を上げた。
この事件は統合戦闘航空団全体にに衝撃を与え、及び
後にスオムスと多連合国の確執を広げる事となる。
501統合航空戦闘団・通称ストライクウィッチーズ
彼女たちは、多数の連合国が隊員の変換を要求したことにより、
事実上――解散となった。
そして、
反逆者 エイラ・イルマタル・ユーティライネン――
彼女の身柄は精神医療に特化した扶桑に任せられ、
そこで後の永続的な治療を任される事となった。
【 どこか 】
ミーナ「……そうですか……ありがとう、ございます」
ミーナ「……では、また……」
チリン....
ミーナ「……この司令室も、寂しいものになったわね……」
ミーナ「……ペリーヌさん。この部隊に残っている隊員も……実質私と貴方だけよ……」
ミーナ「私も、原隊帰還命令が出ているし……」
ミーナ「この部隊に残ったとしても、新しい上官に……新しい隊員……」
ミーナ「辛いものになるわよ……」
ペリーヌ「……」
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