私的良スレ書庫
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元スレ一方通行「どンだけ売っても1,000円いかねェ…」
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この一方さんの話を、毎日読めたら幸せだろうな…
日常ほのぼのっていいな
日常ほのぼのっていいな
>>黒子「しまった…一方通行さんの顔を見る度に、お願いをするのが癖になっていたものだから…つい…!」
原作でもお願いしてるってこと?
原作でもお願いしてるってこと?
この六日間で、あの雇い主に見送られたのは初めてだ。
白衣のポケットに両手をつっこみ、風で乱れる髪にも頓着しない様子だった彼女は、
「じゃあ、元気で」と、緩く微笑んだままあっさりとそう告げた。
その背後には、シャッターの下りた、この六日間毎日店頭に立っていたはずの、店。
しかし改めて目にしたそれはどうも違和感があり、一方通行は軽く頷くと、すぐに目を反らした。
(…長かったのか、短かったのか…今いちよく分かンねェな)
既に外は暗く、街灯の明かりが目の前の道路を照らしている。
気分的に人通りの少なそうな道を選び帰路につきながら、一方通行は、はァ、と深く息を吐いた。
(でェ?…結局俺は、)
吐き出された息に、色はついていない。
まだ夜の外気は肌寒いものの、冬が去り、そろそろ春がくる証だろうか。
(…何を学ンだってンだ?)
(…………)
(…………)
(……あっほらしィ、どォ考えても金は金じゃねェか、やっぱり)
春。
それは毎年必ず巡ってくるものではあるが、今回ばかりは、一方通行にとって少し違う意味を持つ。
打ち止めが、小学校に編入する。
それは少し前の自分達から考えれば、信じられない事だ。
信じられないぐらいに幸せで、そして信じられないぐらいに、「普通」の出来事だ。
(…明日は、買い物だったな)
黄泉川が奔走し、芳川が打ち止めの体調を整え、自分が色んな方向から手を回した。
様々な種類の人間に協力を求め、助力を求めた。それこそ多額の金も、人脈も、情報も使った。
普通の事を行うだけで、こんなにも、普通じゃないことをしなければならなかった。
その事実は一方通行に、改めて自分達の置かれていた状況を知らしめた。
(一式、揃えるンだったっけかァ…?)
しかし、そんな事は打ち止めには関係は無い。自分達のみが知っていればいいだけの話だ。
これから少女は、普通に編入し、普通に友達を作り、普通に生きていく。
そういった普通の幸せという、最上級のものに囲まれながら。
そうして成長していく少女に、自分はひょっとすると、いずれ障害になるのかもしれない。
それならばそれでいい。離れたって姿を消したって、少女を守る術は幾らでもある。
ただ、やはり、そうなりたくはない。
(……買い物、ねェ)
こんな普通ではない自分が、少女の成長の手助けをする事なんて、できるのだろうか。
一方通行は少し思案すると、今度ははっきりと、溜息をついた。
「…あなたとお買い物なんて、久しぶりすぎてとっても嬉しい、ってミサカはミサカは~♪」
「回ンな」
「ねぇねぇ、ここでは何を買うの?ってミサカはミサカは聞いてみたり~」
「跳ねンな」
「あ、こっち?こっちなのってミサカはミサカはー!」
「スキップすンな。…ああもォ、大人しくしてろ!」
「えへへー」
「…オラ、ここだ」
「お…おおう…ってミサカはミサカは、フロアいっぱいに広がったお店に目を瞬いてみたり…」
「まァ、普通のデパートだからな。服買うンだよ、オマエのな」
「でも、ミサカはいっぱい持ってるよ、ってミサカはミサカはクローゼットを思い返してみる」
「あァ、そォだな。…でもオマエは、春から小学校に行くンだろ」
「うん!」
「なら、動きやすい格好が必要だ。
家にあンのは、黄泉川が買った動きやすそォなのもあるが、まァあンまり可愛くねェし…芳川のはワンピースばっかだからな」
「あなたの買ってくれたものが大半だしそれもワンピースだけど?ってミサカはミサカは」
「うるせェ」トスッ
「あたっ」
「…だから、ここで選ンでいくンだよ。動きやすそォなもンをな」
「わーい!って、どうやって選べばいいの?ってミサカはミサカはあなたを見上げてみたり」
「…そォだな。まずは家にある服を、思い返してみろ」
「うん」
「それと組み合わせやすそォなもンを中心に選べばいい。勿論、着たいのが単体であったらそれでもいいが」
「なるほど!ってミサカはミサカはよく分かってないけど、大きく頷いてみたり!」
「おい」
「…でもこのお店、いつもと違うんだねってミサカはミサカは」
「あ?」
「絨毯ふかふかしてないし、店員さんがスーツ着てないし、こんなに広くなかったし…
ってミサカはミサカは、最近行ったお店を思い返して、首を傾げてみる」
「……それは、」
『それよりは、さっき言ったみたいに俺らと同じ感覚覚えてくれるって方が、俺ら的には嬉しいし』
『何ていうのかなー、年相応の範囲内で不自由感じながらってのも、楽しいもんですよ』
「…オマエが編入すンのは、普通の小学校だ」
「? うん」
「そこで、オマエは友達を作る。…まァ最近のメスガキは大分ませてっから、ブランドの話題とかも出るだろォよ」
「へー…」
「で、ここはそォいうガキ向けの、ブランドを集めたフロアだ。
オマエと同い年のガキが、普通に着ていて、普通に欲しがるよォなもンが、たくさンある」
「そうなんだ」
「あァ。質も、まァそれなりだが、…前行ってたよォな店よりは、きっとオマエも年相応で着やすい」
「うん、ミサカ、前よりこっちのお店の方が楽しそうでキラキラしててカラフルで、好きかも!
って早速見たくて、ウズウズしてみたりー!」
「あァ、行って来い」
「いや、あなたも一緒に行くに決まってるでしょーが!ってミサカはミサカはやる気なさげなあなたを、引っ張ってみるー!」
「えェ~…」
「ベンチに座ろうとしないでー!ってミサカはミサカはー!」
「…買ってくれてありがとう!ってミサカはミサカは袋を抱きしめながら、お礼を言ってみたりー!」
「ハイハイ。荷物寄こせ」
「ミサカ持てるよ」
「危なっかしィンだよ、黙って渡せ」
「はーい」
「…………」
「ゆ~びでは~じく~♪…って、あれ?こっちはお家の方向じゃないけど、どこに行くの?
ってミサカはミサカは、あなたの進行方向に疑問を持ってみたり」
「…連れてけってうるさかったの、オマエだろォが」
「え?…あっ、もしかして駄菓子屋さんに連れてってくれるの?わー、やったあ!とミサカはミサカはくるくる~♪」
「だから回ンな」トスッ
「あたっ」
「えへへー」
「…クソガキ、」
「ん?」
「…オマエには今週から、小遣いをやる」
「こづかい?」
「あァ。額は…まァあいつらと相談をするが、毎週、やる」
「えっ、本当?ってミサカはミサカは何だかドキドキしてみたり…!」
「何でだよ。…だが、」
『そうね。だから自分で計算する事も覚えるし、欲しいものを我慢する事も覚えるわ』
「…その額以上を使いきっても、知ったこっちゃねェ。次の小遣い日まで、やらねェ」
「おお…それがお小遣い?」
「そォだ。…限られた金の中で、自分で欲しィもンをちゃンと考えて、我慢したり、使ったりしろ」
「なるほど…!何か大人の仲間入りみたい、ってミサカはミサカは今からちょっと緊張してみる…!」
「アホか。…とりあえずは予行練習だ」
「え?」
「100円やるから、…あの駄菓子屋で好きに使ってみろ」
「わ、見えてきたー!とミサカはミサカは、もうこの時点で興奮してみたり!」キラキラ
「…………」
「100円で、どれぐらい買えるのかな?ミサカの好きなうまいぜ棒は、いくらぐらいなのかな?
って今からミサカは計画を立てつつ、考え込んでみたり…!」キラキラ
「…………」
『100円は100円、一万円は一万円だ。それは変わらない。
…だけど、お金は使い方によって、それ以上の価値を生み出すことが出来る…』
『私にとっては、子供たちの喜ぶ顔が、それなんだ』
「…っち、」
「わぁ、たくさん…たくさん種類がある…!ってミサカはミサカはとても興奮気味の現状をお伝えします…!」
「あっそ。…じゃあしばらく、オマエはここで大人しくしとけ」
「ん?あなたはどこに行くの、ってミサカはミサカは店の中に入ろうとしているあなたに、聞いてみたり」
「…俺は、ここの店主に用がある」
「どんな?」
「未払いの五日分の給料、分捕るンだよ」
~終わり!~
乙! 俺はお小遣いの変わりに一方さんに踏まれたり睨まれたりビンタされたりしたいです!!
>>1乙!!!!!!
>>533
20000号が紛れ込んでやがる
20000号が紛れ込んでやがる
乙!いい話だった
ゆっくり休んでインフルなおせ
あと昨日初春のうんこスレ教えてくれてサンキュー
ゆっくり休んでインフルなおせ
あと昨日初春のうんこスレ教えてくれてサンキュー
OH…うんこタイムの間になんかお前らありがとよwwww
久々に一方さん書いてて思ったけど、やっぱり早く彼が幸せになんねぇかな…と俺は思う…チェケラ…
アニメやってんのにVIPに全く一方さんスレがなくてビビって立てたけども、
今はみんな何だっけ、VIPのSS板みたいなとこにいんだよな?
最後にいたのは去年のWCらへんだけど、一方さんがいっぱいいそうだよな~
しかしあの頃俺が夢中になっていたのは、麦恋とバンド話だった…どっちも終わったのかな
俺は前回あっちにお邪魔して一ヶ月もスレが残って「やだ…///恥かしい…///」ってなったから、
多分次もこっちだと思うが、お前らそれまでwwwwせいぜいwwww一方さん崇めてろよwwwwwwpgrwwww
じゃー構ってくれてさんきゅーな!
インフル心配してくれた奴らはちょっとオランダ行って結婚してやるから待ってろ
後で覗いてもし残ってたら、テレス木山を語りに来たいが俺の腰が限界なのである
二度目の風呂タイムチェケラ
じゃーな!
後は落とすなりなんなり好きに使え変態ども!
乙すぎる
二日間楽しかったありがとう!
もう一回読み直してくる
二日間楽しかったありがとう!
もう一回読み直してくる
あんたの書く一方さんは大好きだ
さっさとインフル治して書き溜める作業にもどるんだ
おだいじに
さっさとインフル治して書き溜める作業にもどるんだ
おだいじに
面白かった乙
熱がある時はむしろ風呂に入って暖まった方が身体にはいいらしい
ただ湯冷めには気をつけろよ
熱がある時はむしろ風呂に入って暖まった方が身体にはいいらしい
ただ湯冷めには気をつけろよ
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