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    元スレ宗介「こちらウルズ7、常盤台中学の潜入に成功した」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×5
    タグ : - フルメタルパニック + - 勇次郎 + - 宗介 + - 相良 + - 美琴 + - 花沢 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    かなめ『ソースケはもう“ウルズ7”じゃないでしょーが』


    宗介「む、そうだったな」


    かなめ『……まあこれも一応“任務”だし?“ウルズ7”って呼ぶのも面白いわね
          じゃあ“ウルズ7”。“任務”の内容を復唱しなさい』


    宗介「“御坂美琴”の護衛であります。マム!」


    かなめ「結構!」

    2 :

    かまわんつづけろ

    3 :

    俺禁書の内容わからないから三行で説明してくれ

    4 :

    テッサちゃんに腹ぱんしたい

    5 = 1 :

    ―常盤台中学・学生寮―

    黒子「護衛研修?誰かを護る研修ですの?」


    美琴「その逆、“守られる研修”よ
        SPの養成学校の学生の研修相手になるのよ」


    黒子「面倒な研修ですのね。御生憎様
        わたくし誰かに守られるような弱い女ではありませんのに」


    美琴「私だってそうよ。実際に向こうの学校レベル0~2中心で
        常盤台の生徒の方が強いってことは珍しくないんだけど…
        何でも『淑女たるもの守られる側の経験も積んどけー』っていう常盤台の方針らしいわ」


    黒子「はぁ…その護衛とやらの殿方のせいでお姉様との時間が割かれると思うと…
        一体どんな人が来るんですの?」


    美琴「まだ名前しかわからないわね
        えーっと…私の護衛役は……」


    美琴「相良宗介…って名前みたい」

    7 = 1 :

    アニメフルメタ派 ネタバレ注意
    ――――――――――――――――――――――――――――――――――――

    かなめ『――ってな感じでハッキングして御坂美琴の護衛役はソースケ担当に変更しておいたわ
         いやー御坂美琴が常盤台の生徒でよかったわ。ソースケの通ってるガッコでこんなイベントがあるとは偶然ね』


    宗介「そうだな……しかし学校側にハッキングとは随分と大胆な手を使ったな」


    かなめ『文句言うなら得体も知れない依頼主に言いなさいよ!
         いきなり女子中学生の顔写真だけ送って“この子を守れ”って依頼に無理があるってんの
         おかげでまず御坂美琴を探すのに苦労したっつーの
         でも前金も報酬金も高かったし?それなりに本気出さなきゃならないってわけ』


    アル《警告――大金を撒餌にした罠の可能性が高いです
        これが罠なら私たちはネズミ以下でしょう》

     無機質な合成音声が響き渡る。
     彼の名は――アル。以前は宗介の愛機“レーバテイン”に積まれていた高性能AIだ。

    かなめ『――このぉ……!言わせておけば…!
         アンタのトランザムと食費(電気代)に金がかかってるんでしょーが!!
         じゃなきゃまだ学生なのに護衛会社なんて作らないわよ!』

     そう、今のアルはASでも無ければ兵器ですらない。何の変哲もないスポーツカーに積まれているのだ。
     これは他でもないアル本人の希望によるものであり、アルによって命を救われた宗介の感謝の印でもある。

    9 = 1 :

    アル《私の人工知能がより“人間”に近づくためには必要な経費です
        私が言いたいのは依頼を蹴るのではなく――》


    かなめ『ハイハイちゃんと警戒しろってことでしょ?わかってるわよ
         いいソースケ?私はなんとか依頼主を探るからソースケは普通に護衛してて頂戴』

    宗介「了解した」

    アル《私は?》

    かなめ『アンタは適当に屋外で待機!
         いつでもソースケのバックアップ出来るようにお願いね』


    アル《ラージャ。では軍曹が寂しくないように通信上にBGMでも――》


    宗介「いらん。普通に待機していろ」

    10 :

    テッサちゃんに鼻ぱんしたい

    11 = 1 :

                    ・ ・ ・
    かなめ『いーいソースケ!普通によ?
         ここには林水センパイいないんだから誰も尻拭いできないからね?』


    宗介「ふっ……心配するな
       護衛任務は最早俺にとっては得意分野だ
       これも君のおかげだな」


    かなめ『そ……それならいいけど』


    宗介「では交信を終了する」

    13 :

    テッサちゃんの鼻血ペロペロしたい

    14 = 1 :

    寮監「御坂。お前の護衛役が到着したので降りてこい
        白井の護衛役はまだ先なので白井は待機しておけ」

    美琴「はい」 黒子「はいですの」


    美琴「じゃあ行ってくるわね」

    黒子「いってらっしゃいまし」

    ―――
    ――


    黒子「ふふふ……殿方がお姉様と一日中一緒だなんて認めませんの
        この白井黒子……しっかりと“露払い”しなくては……っ!!」

    15 :

    アルが自分でラムダドライバ起動できるなら、もはやオペレーター不要、
    無人アーバレスト最強じゃん?

    16 = 1 :

     美琴の降りたころ、ロビーには常盤台の学生とSP学校の学生が大勢いた。
     護衛する方と護衛される方、どちらも緊張した様子でありどこか様子がぎこちない。

    美琴(そりゃー女子中学生と男子高校生をいきなり合わせたらこうもなるっつーの)


    護衛「わ、私は婚后様を護衛させてさせていただく――」

    婚后「要りませんわそんな暑苦しい自己紹介
        ああもう、聞いてませんわよこんな面倒くさい行事
        だいたい!あなたのような『低能力者』に私のような『大能力者』の護衛が務まるとでも思って!?」

    護衛「そ、それは――」


    美琴(あーあー、婚后さんの護衛役の人も可哀想ねー
        まっ、婚后さんの気持ちもわからなくはないわ。女子中に言い負かされるようなやつに護衛されるなんて……)


    先生「御坂さん。こちらが担当の相良さんです」

    美琴「はい」
        
     目の前には引き締まった顔の男子生徒が行儀よく立っていた。
     そして愛想のかけらもないへの字口を開く。
     
    宗介「本日○八○○時より御坂殿の護衛の任に着きました。相良宗介です」

    17 :

    宗介のSSはハードル高い

    18 = 1 :

     第一印象は――まあハンサムな男だなと思った。
     しかしこの男には軟派な雰囲気は一切感じ取れない。


    美琴(へえ……中々芯がありそうじゃん)


     まず目が他の生徒と明らかに違う。
     相手を臆せずに強く見ている、それでいてそのずっと先を見据えているような眼差し。


    美琴「えーっと……アンタが私の護衛なのね
        私は御坂美琴。よろしくね」 


    宗介「はっ。よろしくお願いします御坂殿」

     握手などは一切せず、それ以上二人の会話は続かなかった。

    19 = 1 :

     護衛研修1日目は所謂“顔合わせ”でしかない。
     聞いた話によると普段は男と接する機会がない常盤台の学生に対する研修も兼ねてるとか。
     つまり護衛役とはコミュニケーションを取らねばならないのだ
     しかし――

    美琴(こ、コイツ無愛想すぎる……!)

     さっきの自己紹介から美琴の部屋に戻る最中である今まで一言も口にしないのだ。

    美琴(堂々としてるようでこいつシャイなんじゃいの!?気まずいっつーの!)


    美琴「あ……あんた私に質問とかないの?」


    宗介「?…特にありません」

    美琴(しろよ!この空気ぶち壊せよ!っつーか何で私が気遣ってんの!?)


    宗介「……っ!いや、1つありました」


    美琴「な、何?何でも聞いていいわよ!」


    宗介「御坂殿は、何者からか恨みを買った覚えはありませんか?」


    美琴「はい……?」

    20 :

    《問題ない、続けろ》
    《心配するな》
    《気付かれたら始末する》

    21 = 1 :

     ある――というかありまくる。
     あまり門限を守るタイプでない美琴は街のヤンキーどもによく絡まれる。
     その都度、真っ黒に焼いてさしあげたりするもんだから
     恨みなんてものは大安売りのバーゲンセール状態で買い漁っているようなものだ。

     それだけではない。
     夏休みの間、美琴はいくつかの“闇”とも戦った。
     その際に買ったであろうドス黒い恨みもないとは言い切れない。


    美琴「な、何でそんなこと聞くわけ?」

    宗介「護衛にあたって重要だからです。何か心当たりはありますか?」

    美琴「そりゃあ……無いとは言い切れないけど話すようなことじゃないわよ!」


    宗介「やはりありますか……何をしたんです?
        統括理事の娘を誘拐して腹に爆弾でも括りつけて身代金の要求でも?」


    美琴「は?」


    宗介「それとも罪のない子供がいる孤児院に毒ガスを撒いたか……いや待てよ?
        ま、まさか……っ!!汚れのない女子中学生をクスリ漬にして高額で……っ!?」

    22 :

    読もうと思ったらまだ20レスも書いてないだと
    完結するまで支援するしかないじゃないか!

    23 = 1 :

    美琴「あ……アンタは私を何だと思ってるんだぁぁあああああああああ」

     バヂバヂィ……っと学生寮の廊下に電光が走る。狙う先はもちろんこの妄想男――宗介である。

    宗介「あ……危ないじゃないか」


    美琴「いきなり愉快な妄想ぶちまけてるからでしょーが!!
        つーか何?私がそういったサイコ野郎に見えるわけ!?
        ……ってアンタ今の避けたの……?」

    宗介「……いえ、とっさに身を屈めはしましたが。避けることが出来たのは偶然です
       今のは、能力ですか?」


    美琴「能力に決まってんでしょ。アンタも学生なら能力ぐらい知ってんでしょ?
        そういやアンタってレベルは?」

    宗介「システムスキャンの結果でしたら……」


    宗介「“レベル2”でした」

    24 = 17 :

    開発受けたのか

    25 :

    むしろラムダドライバの影響受けちゃってんじゃねーの?

    26 = 22 :

    ハッキングしたんじゃねいか

    27 :

    ラムダ・ドライバを発動させるのに出る変な脳波が引っかかったりしたのか?

    28 = 1 :

     少し時を遡る。

     レナード一派との戦争が終わった後も、宗介とかなめは元の生活には戻れなかった。
     かなめが拉致される前のドンパチが原因だ。宗介に至っては戸籍偽装まで知れ渡ったので完全にお手上げ状態だった。
     
     そんな中、救いの手を差し伸べたのは意外にも学園都市だった。

     『千鳥かなめを“原石”として学園都市に招きたい』

     “原石”とは能力開発を受けずに、生まれ持って能力を有する能力者のことを指す。
     『吸血殺し』の能力を有する姫神秋沙という少女がこれに該当する。

     一種の精神世界であるオムニ・スフィアからブラックテクノロジーを引き出し
     その技術を自分のものに出来る『囁かれし者』であるかなめは学園都市から能力者として認定され学園都市に招かれることとなった。
     そこでかなめは学園都市に“戸籍の無い相良宗介も学園都市に招いてくれ”を提示し、学園都市はこれを呑んだのだ。
     
     その後、かなめは長点上機学園に、宗介はSPの養成学校に編入という形で学園都市に迎え入れられた。
     学生であり、何の能力を持っていない宗介は当然能力開発を受けたという形になる。

     ――閑話休題。

    美琴「へー。“異能力者”ねぇ……どんな能力なの?」

    宗介「大したものではありません……むしろこんな能力あってもなくても何も変わらないです」

    美琴「そんなこと言わずにさ、ちょっと見せてよ」

    29 = 25 :

    宗介にインビジブルとかクレアボイアンスとかサイコメトリー持たせたら無敵だろ・・・

    30 = 1 :

    宗介「――こんなものです」

    美琴「う~ん……ちょっと変わり種ねアンタ
       でも確かに今のままでは……何なら私が教えようか?
       知ってるだろうけど私これでも学園都市の第三位だし」


    宗介「光栄です、御坂殿。しかし自分は能力に頼るつもりはありません」

     ……珍しいタイプね、と美琴は思う。

    美琴「そんなことよりさ、その『御坂殿』ってのやめない?
        アンタ私より年上なんだしさ、タメ口でいいわよ」

    宗介「む……いえ、しかし――」

    美琴「いいから!私が気まずいって言ってんの!」

    宗介「そうか……了解した“美琴”。これからは丁寧語は無しだ」

    美琴「ぶほぉっ!み、みみみみ美琴って4ランクぐらい友好度上げてんじゃないわよ!
        飛ばしすぎよ飛ばしすぎ!」

    宗介「??……では御坂、これからよろしく頼む」

    美琴「ええ、こちらこそ」

     今度こそしっかり、二人は握手を交わす。

    31 = 22 :

    うまいな、>>1
    ほんにうまい

    32 :

    上条さんと宗介の邂逅は見たい

    33 = 1 :

     しかしまあ……電撃を飛ばしてから仲良くなるとは皮肉なものね。
     などと美琴は考える。思えば“あの馬鹿”と知り合ったきっかけもビリビリだ。

     などと物思いをしていると自分の部屋に辿りついた。

    美琴「ここが私の部屋よ。1つ後輩がルームメイトでいると思うけど――きゃあ!」

     突然、宗介が美琴の肩を引き寄せた。

    美琴「ちょ……ちょっとアンタ何してんのいきな――」

    宗介「しっ!……静かにするんだ御坂。トラップだ」

    美琴「と、トラップ?」

    宗介「扉の隙間の部分を見てみろ」

    美琴「???」

     覗き込んでみると、確かに引っかかりの部分には糸のようなものが巻かれていた。
     ドアノブを回すと糸が取れてトラップが発動する仕組みだろうか?
     恐らく黒子が悪戯で仕掛けてたものだろう。さしずめ自分に近寄る男に鉄槌を加えてやると言ったところだろうか。

    34 = 17 :

    これは黒子逃げてフラグwww

    35 = 20 :

    宗介が空回りせず立ち回っているだと・・・
    ここは戦場か!

    36 = 22 :

    >>35
    な……なるほど!

    37 = 1 :

    美琴「……ったくあの子ったら、私や寮監が引っかかる可能性を考えてないわね
       それにしてもこんなものに気づくなんて、アンタも流石ね――って
       アンタ何してんの?」

     気づけは宗介は、実に手際よく作業を始めていた。
     ドアの隙間には何やら粘土のようなものを練り込み
     そこから伸ばした糸を離れたところまで丁寧に引っ張る。

    宗介「下がるんだ御坂。これよりトラップを的確に“処理”する」

    美琴「処理?」

    宗介「これを被って俺の後ろに隠れるんだ」

     どこからともなく“安全第一”と書かれたヘルメットを取りだし、美琴にかぶせる。
     美琴は美琴で訳がわからないまま、一応宗介の指示に従ってみた。

    宗介「耳を塞いで口を半開きにしろ御坂!これよりトラップを“爆破”する!!」


    美琴「え!?……ちょっ!!?」

    38 = 20 :

    ごめん完全に俺の勘違いだった

    40 :

    相良さんいつも通りだなwwww

    41 = 32 :

    勘違いじゃないぞ
    爆破処理は確実で的確な手段だろ

    42 = 25 :

    C4www
    能力戦慣れしてる学生には宗介は天敵だな

    43 = 1 :

     爆風と共にけたたましい轟音が学生寮に響き渡る。
     美琴の部屋のドアは遠目で見ても無事ではないとわかるぐらいの姿になっていた。

    宗介「ふぅ……危ないところだった」

    美琴「あ、危ないのはアンタだぁぁああ」

     バリバリィ!っと今度は宗介が避ける暇も与えず電撃を浴びせる。

    宗介「い、痛いじゃないかちどr――御坂
        このやり取りに既視感があるぞ」

    美琴「知るかんなもん!っつーかいきなり爆破ってどういうオツムしてんのよアンタ!」

    宗介「しかしどのようなトラップがあるかわからない以上、爆破するしか手段はなかった」

    美琴「アンタってやつは……ちょっと凛々しいと思ってたら天然ボケなの!?
       まったく万が一部屋に人がいたら……」

     ――待てよ?

    寮監((御坂。お前の護衛役が到着したので降りてこい
                            ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 
         白井の護衛役はまだ先なので白井は待機しておけ))

     ――まさか?

    黒子「お……お姉……様」

    美琴「く、黒子ぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおお」

    45 = 27 :

    くろこおおおおおおおおお

    46 = 1 :

    宗介「む、怪我をしているのか?」

    美琴「わ、わからない!でも爆風で吹っ飛ばされたみたい!
        早く診てみないと……!」

    宗介「その必要はない」

     宗介はむっつりへの字口で黒子に近づき、懐から何かを取りだした。
     あれは……

    美琴「な、ナイフ!?」

    宗介「治療して欲しければ洗いざらい吐くんだな
       所属・目的・雇い主を言え」

     そう言って宗介は黒子の右腕を背中に回しナイフを突き立てた。
     けが人かもしれない少女に対してこの仕打ち。血も涙も無い男である。

    宗介「生憎だが今日の俺は気が短い。
       質問に答えなければ耳を切り落と――!?」

     突然――宗介の視界が反転した。

    宗介「!!?」

    黒子「この……バイオレンス類人猿がぁああ!」

     黒子の空間転移によって1.5mの高さから頭を下向きに落とされたのだ。

    47 = 1 :

     宗介は左手・肘・肩・背中と器用に受け流しながら着地する。
     とっさに受け身も取ったがそれでも勢いは殺しきれず背中への衝撃は大きかった。

    宗介(かはっ!……一体何が!?俺は投げられたのか?)

    黒子「あ、あの高さから着地した!?ふふふ……では更なる地獄がお望みですのね!」

     そう言って太ももから金属矢を取りだす。完全に臨戦態勢だ。


    美琴「ちょ、ちょっとアンタら――」


    寮監「そこまでだ!貴様ら!」



    黒子美琴「「!!?」」

    48 = 17 :

    宗介超人すぐる

    49 :

    ほ 
    明日まで残っててくれよー!

    50 = 1 :

    黒子「りょ、寮監……!!」

    寮監「この騒ぎは何だ?白井……?いや、そんなことはさておき
       今“能力”を使ってたな……白井?」

    黒子「そそそそそそそそそれはですね寮監。わたくしではなくこの殿方が……!」

    寮監「言い残す言葉はそれでいいのか?」

     寮監が黒子の首に手を回した途端ゴキッ!っと嫌な音が響く
     それ以降黒子はピクリとも動かなくなった。

    美琴「黒子ぉぉぉおおおおおおお!」

    寮監「御坂……貴様にはこの事態の説明だ」

    宗介「その説明は自分から」

    寮監「ほう……」

    ――!!

    宗介(この人は……!?)

    寮監(この男……っ!!)

    宗介・寮監((出来る……っ!!))


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