元スレ俺「唯ちゃんを泣かす」唯「え?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
201 = 197 :
ほ
202 :
まだ残ってたとは……
出先から少しだけ
203 = 202 :
キャー!!!!
俺の侵入に驚き、2組の生徒が廊下へ出ようとする
澪「ああ……」
澪は恐怖のあまり、腰を抜かしていた
律「立て! 澪!」
憂「お姉ちゃん! 逃げて!」
唯「うい!?」
和(何とか、何とかしなくちゃ……!)
パァン、パァン
俺が天井に向け、2発発砲た
俺「静かにしろ!!」
204 = 202 :
これにより、教室にいる全員の動きが止まり、一転して静まり返った
俺「次騒いだり、逃げようとしたら、お腹とか撃っちゃうからね。大人しくしててね」
唯「ま、また……」
俺「ん?」
唯「また……私のこと、殴りに来たの……?」
俺「あ~、それ……」
和「あの!」
俺の言葉を遮り、和が声を上げた
俺「ん? なに?」
和「わ、私、この学校の生徒会長を務めさせていただいています、真鍋和といいます……」
和は俺を刺激しないよう言葉を選び、丁寧に話しかけた
和「今日は、どういったご用件でこちらへ伺われたのでしょうか……?」
俺「唯ちゃん泣かすため」
205 = 202 :
……
…………
………………
……………………
和「……は?」
沈黙を破り、和が、間の抜けた声を上げた
和「え……と」
和「す、すみません……貴方の仰ることが良く理解できないので、もう少し詳しきお聞かせ願えないでしょうか……?」
俺「いや、だから、唯ちゃんを泣かせるため。それだけだよ」
208 = 202 :
…………
再び沈黙
和(キ、キ○ガイ……? 何を言ってるの、この男……?)
憂「な、何ですか、それ! お姉ちゃんが何をしたって言うんですか!!」
唯「あ、あの!」
憂「お姉ちゃん?」
唯「あの、私、馬鹿だから、何か悪いことやっても、気付かなかったんだと思います……」
唯「それで、あなたに迷惑かけてたんですよね……?」
唯は背筋を90度に曲げた
209 :
早く泣かしてくれ!!!!頼む!!!!!
210 = 202 :
唯「すみません、御免なさいっ! 」
唯「今後は気をつけますから、どうか許してくださいっ!!
憂「あ、姉が何かご迷惑をおかけしたんでしたら、私も謝ります!」
唯「うい!?」
憂「姉への処罰は私が全て受けます、受けさせてください! 何でもします!!」
憂「だから姉を、お姉ちゃんを許してあげて下さい! お願いしますっ!!」
そう言うと、憂も腰を90度に曲げて頭を下げた
唯「だめだよ憂!! 悪いのは私なんだから……」
憂「でも……」
俺「あー、お取り込みのところ申し訳ないんだが……」
俺「別に唯ちゃんは何も悪くないよ」
唯・憂「「……え?」」
211 = 202 :
ごめん
仕事に戻ります
212 = 200 :
おいいいい
いつまで待たせるつもりだこの野郎
213 = 206 :
なんでsageてんのさ
215 :
さっさと書けよ
216 :
おい
217 = 197 :
おーいお茶
219 = 190 :
ほ
223 :
はやく書け
228 = 200 :
ほ
229 :
ただいま
まだ残ってるか……
230 = 229 :
唯「……私、悪くないの……? なにも……?」
俺「うん」
唯「……じゃあ、何で殴ったの?」
俺「唯ちゃんを泣かすためだよ」
唯「泣かして、どうするの……?」
俺「唯ちゃんの泣き顔を、俺が見る」
唯「……見て? どうするの?」
俺「俺がとても気持ち良くなる」
唯「……」
231 = 229 :
和「な、何を言って……」
タッタッタッタ……
和が何か言うとしたが、廊下から走ってくる音が聞こえ、そちらに注意を向けた
さわ子「み、みんな、大丈夫!?」
先が二股に分かれた棒を持った男性教諭二人と、さわ子だった
堀込「……っ!」
男性教諭二人が俺を睨み、威嚇する
俺「刺又? それ」
和(無理です……先生、こっちは拳銃なんですよ……?)
和(ん? 拳銃?)
堀込「お前たち、逃げなさい!」
堀込たち二人は、刺又の先を俺に向けて、ゆっくりと近づいてきた
232 = 229 :
俺「逃がさねーよ?」
俺はそう言いながら、銃口を正面に向けた
俺「勝手な行動を取ったら……わかってるよねみんな?」
堀込「目的は何だ!? 金か!? 学校にそんな大金が置いてあると思うのか!?」
俺「黙れよモブ、死ぬか学校出てくか選べや」
和(……なら、残りは……)
俺「……ん? アンタひょっとて、堀込って名前じゃない? さわちゃんがこの学校の生徒だった時からいる」
堀込「……ああそうだ、だったらなんだ?」」
233 = 229 :
俺「そうか……」
俺は銃口を堀込へと向け直した
和(……)
堀込「なっ!? ……撃つなら撃て!! だが生徒達には指一本触れるな!!」
さわ子「や、止めなさい!」
唯「い、いやっ!」
俺「微動だにするなよ……すれば、死ぬぞ?」
パァン
発砲
弾丸は堀込の頭をかすって、壁に当たった
234 :
こういうのいいから早く唯を殴って泣かせてくれ
235 = 229 :
堀込「ぐっ!?」
さわ子「堀込先生!?」
教諭「堀込先生、大丈夫ですか!?」
堀込は衝撃で尻もちをつき、弾丸に掠め取られたカツラが床に落ちた
律「……プ」
俺「クククク……ハッハッハッハッハ……さわちゃんが言った通り、本当にカツラなんだな!」
さわ子「え?」
和(あと1発!!)
和が俺に飛びかかった
237 = 229 :
和は銃身を掴み、俺から銃を奪おうと暴れる
俺「お? なになに?」
和「撃つなら撃ちなさい! あと1発で弾切れでしょう!?」
俺の持つ拳銃はリボルバー式のモノ
込められる弾丸は6発のはず
守衛で2発、教室で2発、そして今1発
残りは1発のはず
和(他に何か隠し持っているように見えないし、仮にまだ弾がポケットにあるとしても、銃に込める隙を与えなければ……!)
俺「ふーん、なるほどねぇ」
しかし、和がどんなに力を込めても、俺はビクリともしなかった
和「くっ……!」
堀込「どけ、真鍋っ!!」
239 = 229 :
声が聞こえると同時に、掴んでいた銃を離し、和は横に飛んだ
ガッ!
堀込が刺又で俺の足を突いた
堀込(なに!?)
しかし、俺の足は微動だにしなかった
そして、俺は刺又で突かれている足を生きおい良く前へ振り出し、
ドガッ!!
堀込「がっ!!?」
俺の脚に押された刺又の柄が堀込の手を離れ、彼の顎を突いた
ドサッ
そしてそのまま床に大の字に倒れ、動かなくなった
240 = 229 :
和「あ? く……」
悔しそうに歯を食いしばる和
和(そんな……)
俺「なに? そんなにこれが欲しいの?」
そう言うと俺は銃を持ち直して、グリップを和に向けた
和「……え?」
俺「そんなに欲しけりゃあげ……」
バシッ!!
全て言い終わる前に
さわ子「動かないでっ!!」
さわ子が銃を奪い取り、俺に向けて構えた
241 :
俺死ね
242 = 234 :
俺頑張れ!唯を泣かせろ!
243 :
追いついた期待
唯泣かせろww
244 = 229 :
和「先生!?」
さわ子「和ちゃん、みんな、早く逃げなさい!!」
律「み、澪、行くぞ!」
澪「あ、ああ……」
未だ腰を抜かしている澪を、律が引きずる
憂「お姉ちゃん!」
唯「う、うん!」
この言葉聞き、全員が動いた
俺「動くんじゃねぇっ!!!!!」
だが、この怒号で中止した
俺「何回言わせればわかる!? 次動いたら軽音部員、及び憂、和、純、さわ子以外は全員殺すぞ!!!」
245 = 227 :
良かった俺のあずにゃんは死なないのか
246 :
もう少し軽い調子でやってくれたらもっと良かったなー
247 = 229 :
さわ子「……そ、それはこっちのセリフよ!」
さわ子「動いたら……本当に撃つわよ!?」
和「せ、先生……」
唯「さわちゃん……」
紬「さわ子先生……」
律「マジかよ、さわちゃん……?」
さわ子「私は本気よ、私の生徒たちを傷つけようというなら……貴方を、殺すつもりで撃つ!」
その目は、確かに本気だった
俺「そ。じゃあやってみたら?」
さわ子「え?」
しかし、俺はその忠告を無視し、さわ子の方へと足を向けた
248 = 229 :
さわ子「ちょっと!? 動かないで! 本当に撃つわよ!?」
俺「ご自由に」
なおゆっくりと近づいていく俺と、後退していくさわ子と和
和(なに? 銃を向けられてこの余裕……まさか!?)
和「もう……弾は入ってない?」
さわ子「え?」
俺「いや、和ちゃんの言った通り、あと1発入ってるはずだよ」
そう言いながら、俺は右手を背中に入れ、銃を取りだした
249 = 229 :
さわ子「なっ!?」
和(そんな!?)
俺「撃つ気があるなら撃ちなよ。それとも……俺が先に撃っちゃってもいいのかな?」
俺の持つ銃がさわ子の後ろにいる生徒たちに向けられる
さわ子「……っ!!!」
パァン
そして、銃声が鳴った
250 :
信代あたりが流れ弾で死にそうだな
みんなの評価 : ★★
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