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元スレ麦野「私が暗部に落ちる前に」
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──実験
──実験
──実験実験
──被検体番号4
──能力名
──原子崩し
──実験
──実験
──実験
──実験実験
──被検体番号4
──能力名
──原子崩し
──実験
──実験
──ねぇ。
『何だ、原子崩し』
──こんな実験繰り返して、何になるの?
『いつも言っているだろう、お前は将来莫大な利益を生み出すんだよ』
──将来って、いつ?
『明日の明日の、もっと先だよ』
──その日が来たらどうなるの?
──答えは、無かった。
『何だ、原子崩し』
──こんな実験繰り返して、何になるの?
『いつも言っているだろう、お前は将来莫大な利益を生み出すんだよ』
──将来って、いつ?
『明日の明日の、もっと先だよ』
──その日が来たらどうなるの?
──答えは、無かった。
──そんな日が、ぐるぐると続いた。
──捲ったカレンダーの数は覚えていないけれど。
──窓の無い部屋。
──寒暖の差など無く、空調で色を消された季節の無い部屋。
──最初の白衣が残していった本だけを読んで過ごしていた。
──捲ったカレンダーの数は覚えていないけれど。
──窓の無い部屋。
──寒暖の差など無く、空調で色を消された季節の無い部屋。
──最初の白衣が残していった本だけを読んで過ごしていた。
──やがて私はある一つの事に興味を持ち始めた。
──研究所の外
──この外側の世界はどうなっているのだろう。
──24時間をこの研究所の中で生きていた私が始めて関心を抱いた事柄だ。
──きっと、私の知らない不思議な出来事が沢山待っているに違いない。
──だったら。
──とっととこんな所、抜け出してしまおう。
──研究所の外
──この外側の世界はどうなっているのだろう。
──24時間をこの研究所の中で生きていた私が始めて関心を抱いた事柄だ。
──きっと、私の知らない不思議な出来事が沢山待っているに違いない。
──だったら。
──とっととこんな所、抜け出してしまおう。
──思い立ったが吉日。
──味気ない金属製のドアを原子崩しでぶち破った。
──警告音が鳴るが、気にしない。
──迷路の様な研究施設。だけど道筋は覚えている。
──途中、私を制止する大人達を何人か能力で黙らせた。
──大人達が後ろで何か叫んでいたけど聞こえない。
──行くんだ。
──外へ
──帰るんだ。
──外へ。
──味気ない金属製のドアを原子崩しでぶち破った。
──警告音が鳴るが、気にしない。
──迷路の様な研究施設。だけど道筋は覚えている。
──途中、私を制止する大人達を何人か能力で黙らせた。
──大人達が後ろで何か叫んでいたけど聞こえない。
──行くんだ。
──外へ
──帰るんだ。
──外へ。
──右。
──右、
──ひだり
──階段を上がって
──長い廊下をぬけて
──いつも自分の実験が行われていた部屋を横目に私は走った
──銃を持った大人が立ちふさがる
──気にしない。
──能力を解放して駆けた
──右、
──ひだり
──階段を上がって
──長い廊下をぬけて
──いつも自分の実験が行われていた部屋を横目に私は走った
──銃を持った大人が立ちふさがる
──気にしない。
──能力を解放して駆けた
──息があがる。
──肺がつぶれそうだ。
──だけど、代償と思えば安いもの、
──今までの過去を清算するための。
──思い返せばつまらない毎日だった
──朝起きて一番に色々なプラグが取り付けられた服を着せられ
──その後いくつかの栄養を摂取し
──パラメーターの変化を測定
──それに従って白衣の男が指示する通りに原子崩しを発動させる。
──ガラス越しに見える薄気味悪い笑い顔が浮かんで
──おもいっきり、右足でふみつけるようにして
──私は走る。
──肺がつぶれそうだ。
──だけど、代償と思えば安いもの、
──今までの過去を清算するための。
──思い返せばつまらない毎日だった
──朝起きて一番に色々なプラグが取り付けられた服を着せられ
──その後いくつかの栄養を摂取し
──パラメーターの変化を測定
──それに従って白衣の男が指示する通りに原子崩しを発動させる。
──ガラス越しに見える薄気味悪い笑い顔が浮かんで
──おもいっきり、右足でふみつけるようにして
──私は走る。
──外に出たら
──なにをしようか
──おしゃれ、というものにも興味があるし
──しゃけという魚にも興味がある
──やってみたいこと、みてみたいこと
──たくさんありすぎてどれをしようなんて選べない
──ああ
──ああ
──なんて、
──なんて楽しいんだろうか
──なにをしようか
──おしゃれ、というものにも興味があるし
──しゃけという魚にも興味がある
──やってみたいこと、みてみたいこと
──たくさんありすぎてどれをしようなんて選べない
──ああ
──ああ
──なんて、
──なんて楽しいんだろうか
──あと少しで
──あと少し
──あと少しで、
『げ、原子崩し! 待て!』
──うるさい
──ジャマスルナ
『原子崩し!』
──私はそんな名前じゃない
──私は、私の名前は!
──あと少し
──あと少しで、
『げ、原子崩し! 待て!』
──うるさい
──ジャマスルナ
『原子崩し!』
──私はそんな名前じゃない
──私は、私の名前は!
──
──
──
──
──
──
──
──、
──、これが、外の世界。
──思っていた程も、
──、いや、想像以上に
──、何も無かった。
──
──
──
──
──
──
──、
──、これが、外の世界。
──思っていた程も、
──、いや、想像以上に
──、何も無かった。
──結論から言うと、何も変わらなかった。
──これが世界。
──これが世界か。
──でも、次にやってきたあの感覚は例えようの無い興奮・快楽の類の何かで
──風・音・光・温度・匂い・声・人の気配・町並み・ビル・雲・車・建物・ガラス・木・道・煙突・煙・騒音……エトセトラエトセトラ
──同時にあまりに多数の情報が脳に入ってきて
──私の頭はどうにかなってしまいそうだった
──
──、……まぶしい
──これが日の光というものだろうか
──うん、……悪くない。
──これが世界。
──これが世界か。
──でも、次にやってきたあの感覚は例えようの無い興奮・快楽の類の何かで
──風・音・光・温度・匂い・声・人の気配・町並み・ビル・雲・車・建物・ガラス・木・道・煙突・煙・騒音……エトセトラエトセトラ
──同時にあまりに多数の情報が脳に入ってきて
──私の頭はどうにかなってしまいそうだった
──
──、……まぶしい
──これが日の光というものだろうか
──うん、……悪くない。
──感動と呼べばいいのだろうか。
──あるいは。
──だがその一時の感動はすぐに不快な声でかき消される。
『ばか! お前等撃つな! 撃つな! 当たったらどうするんだ! あいつは金の成る木なんだぞ!』
──振り返ると銃を構えた大人達が追いかけてくる
──オマケにあの耳障りな声だ。
──私はまた、走った。
──威嚇で何回か能力を解放すると、奴等の動きが止まる。
──追いかけてこないでよ
──私、帰るんだから。
──あるいは。
──だがその一時の感動はすぐに不快な声でかき消される。
『ばか! お前等撃つな! 撃つな! 当たったらどうするんだ! あいつは金の成る木なんだぞ!』
──振り返ると銃を構えた大人達が追いかけてくる
──オマケにあの耳障りな声だ。
──私はまた、走った。
──威嚇で何回か能力を解放すると、奴等の動きが止まる。
──追いかけてこないでよ
──私、帰るんだから。
『原子崩し!』
──声が聞こえる。
『原子崩し! どこにいくつもりだ!』
──私は答えない。
『お前は、お前は俺の元でしか生きていけない! 一人で生きていけると思ったのか!』
──そんなの、知らない。
『原子崩し!』
──、うるさい
『……く』
──、ジャマ、しないでよ!
『くそ……まだ実験段階だが、アレを使うか』
──白衣が携帯電話越しに何か指示を出した直後
──不快な音が私を襲う。
──とたんに演算に集中できなくなった。
──私の能力はその特性上「照準」が最も重要な要素であるらしい
──あの白衣の男が言っていた事だ
──「照準」が狂うと誤って能力が暴発してしまうかもしれない、と
──、……だとするとこの状況で能力を発動させるわけにはいかない……っ
──大人たちの足音が大きくなる。
──私は、
──白衣が携帯電話越しに何か指示を出した直後
──不快な音が私を襲う。
──とたんに演算に集中できなくなった。
──私の能力はその特性上「照準」が最も重要な要素であるらしい
──あの白衣の男が言っていた事だ
──「照準」が狂うと誤って能力が暴発してしまうかもしれない、と
──、……だとするとこの状況で能力を発動させるわけにはいかない……っ
──大人たちの足音が大きくなる。
──私は、
──逃げる
──息があがる
──でも、逃げる
──だめ。
──だめ、捕まったら。
──私は、私は外の世界に行くんだから。
──こことは違う、太陽の世界に。
──、一度手に入れたんだ。
──離して、たまるか……っ
──息があがる
──でも、逃げる
──だめ。
──だめ、捕まったら。
──私は、私は外の世界に行くんだから。
──こことは違う、太陽の世界に。
──、一度手に入れたんだ。
──離して、たまるか……っ
──、だめ
──、耳が痛い。
──もう
──もう、何も考えられない。
──ああ
──そうか
──だめなんだ
──私は、私には
──この世界には
──私の場所なんて……
『おい! こっちだ!』
──、耳が痛い。
──もう
──もう、何も考えられない。
──ああ
──そうか
──だめなんだ
──私は、私には
──この世界には
──私の場所なんて……
『おい! こっちだ!』
──その声は耳を塞いでいても聞こえたし
『こっちだ! はやく!』
──この、不快な音に支配された世界でも、はっきりと私に届いた
『こっちだ! はやく!』
──この、不快な音に支配された世界でも、はっきりと私に届いた
俺「こっちだ!!そのまま乗り込め!」
俺「大丈夫か!!」
俺SSなら俺得支援
俺「大丈夫か!!」
俺SSなら俺得支援
──男の子だった。
──年は同じくらいだろうか?
──背は私と同じくらい、髪はボサボサ、なぜか土色に汚れた半そで半パン。
『逃げるぞ!』
──手を掴まれて、ぐいぐいと引っ張られる
──痛いくらいに強く引っ張られて、私は思わず手を引っ込めた。
『なにやってんだよ! 追われてんだろ!』
──、え……あ
『いいから!』
──、また、手を引っ張られる。
──年は同じくらいだろうか?
──背は私と同じくらい、髪はボサボサ、なぜか土色に汚れた半そで半パン。
『逃げるぞ!』
──手を掴まれて、ぐいぐいと引っ張られる
──痛いくらいに強く引っ張られて、私は思わず手を引っ込めた。
『なにやってんだよ! 追われてんだろ!』
──、え……あ
『いいから!』
──、また、手を引っ張られる。
──その手は今まで差し伸べられたどの手よりも汚れていて
──その手は今まで差し伸べられたどの手よりも暖かかった
────────
────
──
『……ふぃー、逃げ切ったか?』
──、
『なんだよ、せっかく助けてやったのにお礼もねえのかよ』
──え、あ、……
『どうしたんだ?』
──う、あ……
『なんだオマエ、喋れねえのか?』
──何かを伝えようとするほど、私の喉は枯れていった。
────
──
『……ふぃー、逃げ切ったか?』
──、
『なんだよ、せっかく助けてやったのにお礼もねえのかよ』
──え、あ、……
『どうしたんだ?』
──う、あ……
『なんだオマエ、喋れねえのか?』
──何かを伝えようとするほど、私の喉は枯れていった。
『んー、ま、いいや。無理に喋んなくてもいいよ。あいつらに何か怖い事されたんだろ?』
──、ん……
『さ、これからどうするか。それよりオマエ、腹へってないか?』
──、……おなか? そういえば今日はまだ何も……
ぐるるるるる
『そっか、じゃあ俺の家に来いよ! なんかレーゾーコの中にあったと思うから』
──、言葉を介さなくても、なんとか空腹の意思は伝わった様だ。
──、ん……
『さ、これからどうするか。それよりオマエ、腹へってないか?』
──、……おなか? そういえば今日はまだ何も……
ぐるるるるる
『そっか、じゃあ俺の家に来いよ! なんかレーゾーコの中にあったと思うから』
──、言葉を介さなくても、なんとか空腹の意思は伝わった様だ。
『つーかよ、最近この辺りも色々工事中ですげーよな、ビルとかいっぱい立つのかな?』
『学園都市ってさ、すげーよなぁ。俺の居た地元じゃこんないっぱい人いなかったしさ!』
『あーもうなんかワクワクするなー!』
『来週からさ! 俺! 学校なんだ! どんな能力に目覚めて、どんな事ができるか、今から考えたらワクワクするぜ!』
『っと、話してる間に着いたな。このマンションが俺の部屋、狭いけどゆっくりしてけよ!』
──、こくり
『って、オイオイオイ、靴脱げ靴!』
──、?
『ハテナ? じゃねえよまったく、欧米か』
──オーベイ?
『いやそんなキョトンとされてもだな……』
『学園都市ってさ、すげーよなぁ。俺の居た地元じゃこんないっぱい人いなかったしさ!』
『あーもうなんかワクワクするなー!』
『来週からさ! 俺! 学校なんだ! どんな能力に目覚めて、どんな事ができるか、今から考えたらワクワクするぜ!』
『っと、話してる間に着いたな。このマンションが俺の部屋、狭いけどゆっくりしてけよ!』
──、こくり
『って、オイオイオイ、靴脱げ靴!』
──、?
『ハテナ? じゃねえよまったく、欧米か』
──オーベイ?
『いやそんなキョトンとされてもだな……』
ガチャ
『あー……』
パタン
『おーい、コンビニで買ってきた鮭弁当しかないけど、食べるか?』
──、こくり。
『ん、ちょっとまってろ。暖めてくるから、えーっと、確か電子レンジはこのボタンで……』
『あー……』
パタン
『おーい、コンビニで買ってきた鮭弁当しかないけど、食べるか?』
──、こくり。
『ん、ちょっとまってろ。暖めてくるから、えーっと、確か電子レンジはこのボタンで……』
>>186
やめろ 冷蔵庫さんを馬鹿にするな
やめろ 冷蔵庫さんを馬鹿にするな
>>186
超グロそうですね
超グロそうですね
──、そわそわ。
『なんだよ、なんか珍しいモンでもあったか?』
──、?
『テレビに机にポスター、あとタンス……雑誌、別に普通のモンばっかだけどよ』
──、じー
『あぁこれか? 昨日ゲーセンで取ったカエルのストラップだけど、欲しいのか?』
──、こくり。
『ま、いいぜ。俺は別にいらなかったし、欲しい人に持っててもらえるならそいつも幸せだろ』
『なんだよ、なんか珍しいモンでもあったか?』
──、?
『テレビに机にポスター、あとタンス……雑誌、別に普通のモンばっかだけどよ』
──、じー
『あぁこれか? 昨日ゲーセンで取ったカエルのストラップだけど、欲しいのか?』
──、こくり。
『ま、いいぜ。俺は別にいらなかったし、欲しい人に持っててもらえるならそいつも幸せだろ』
──、じー
『それはダメ』
──、?
『いや、だってそれ取るのにすげー金つかったんだよ、でかいし重いしクレーン甘いしで大変だったんだからよ』
──、じー
『……そ』
──、じー?
『……そんな目で見てもだめなもんはだめだああああああああああああああああっ!!』
チーン
『あぁぁぁああああって、出来たみたいだな』
『それはダメ』
──、?
『いや、だってそれ取るのにすげー金つかったんだよ、でかいし重いしクレーン甘いしで大変だったんだからよ』
──、じー
『……そ』
──、じー?
『……そんな目で見てもだめなもんはだめだああああああああああああああああっ!!』
チーン
『あぁぁぁああああって、出来たみたいだな』
──、?
『ホレ、熱いから注意しろよ』
──、っ!
『あーもー、そんながっつくなって……ってオイ! 手で食べるな手で! 箸をつかえ! ギャグか? 身体を張ったギャグなのか!』
──?
『お箸だよ、お・は・し! 日本語アンダスタン? チョップスティーック!』
──、?
『この顔はマジでわかんねーって顔だな……』
『ホレ、熱いから注意しろよ』
──、っ!
『あーもー、そんながっつくなって……ってオイ! 手で食べるな手で! 箸をつかえ! ギャグか? 身体を張ったギャグなのか!』
──?
『お箸だよ、お・は・し! 日本語アンダスタン? チョップスティーック!』
──、?
『この顔はマジでわかんねーって顔だな……』
『いいか? こうやって右手で……こう、わかるか?』
──、こくり。
『お、そうそう。そうやって掴むんだ』
──、こくり。
『おー、上手い上手い。そのまま食べちまえ』
──、もぐもぐ。
『どうだ? 美味いか?』
──、こくこく。
『そっか、鮭好きなんだなオマエ。コンビニ弁当くらいしかなくてすまねぇな』
──、ふるふる。
──、こくり。
『お、そうそう。そうやって掴むんだ』
──、こくり。
『おー、上手い上手い。そのまま食べちまえ』
──、もぐもぐ。
『どうだ? 美味いか?』
──、こくこく。
『そっか、鮭好きなんだなオマエ。コンビニ弁当くらいしかなくてすまねぇな』
──、ふるふる。
『そういえば、オマエ、名前は何て言うんだ?』
──、
『ナマエだよナマエ、いつまでもオマエのままじゃ嫌だろ?』
──、ナ、……マエ……
『そうだよ、名前、なんだよ喋れるんじゃん!』
『あ? あ、あぁそっか。人に名前を聞くときはまず自分からだよな』
『俺な、俺の名前は──』
────────
────
──
麦野「……私とあんた、ずっと、どこか、ずっと前に会ってない?」
──、
『ナマエだよナマエ、いつまでもオマエのままじゃ嫌だろ?』
──、ナ、……マエ……
『そうだよ、名前、なんだよ喋れるんじゃん!』
『あ? あ、あぁそっか。人に名前を聞くときはまず自分からだよな』
『俺な、俺の名前は──』
────────
────
──
麦野「……私とあんた、ずっと、どこか、ずっと前に会ってない?」
浜面「俺と麦野が?」
麦野「うん」
浜面「さあなー、誰かと勘違いしてねーか?」
麦野「そうかな」
浜面「だいたいよー、俺は女の知り合いっつったらスキルアウト繋がりで数人居る程度だしよ」
麦野「……それじゃああの修道服の娘は一体何だったのよ」
浜面「っだあ! かあ! らぁ! あの娘は道端で倒れてたんだって何度も説明しただろぉ!?」
麦野「うん」
浜面「さあなー、誰かと勘違いしてねーか?」
麦野「そうかな」
浜面「だいたいよー、俺は女の知り合いっつったらスキルアウト繋がりで数人居る程度だしよ」
麦野「……それじゃああの修道服の娘は一体何だったのよ」
浜面「っだあ! かあ! らぁ! あの娘は道端で倒れてたんだって何度も説明しただろぉ!?」
麦野「ふつーさぁ、今日日の日本で道端に倒れてる修道服の女の子って居ると思う?」
浜面「いや、ベランダに引っかかっててもおかしくねぇんじゃねぇの?」
麦野「……むぎのびーむ」
浜面「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッッッ?!」
麦野「ち、はずしたか」
浜面「い、いま! 髪! チリって! チリっていった! 髪! チリ! 当たるトコだったぞ! 麦野!」
麦野「当たり前じゃない、当てる気だったんだから」
浜面「さらっと恐ろしい事を言ってくれるな麦野は……」
麦野「浜面の分際で私に口ごたえしようなんて態度が気に入らなかったのよ」
浜面「ひでぇ……」
浜面「いや、ベランダに引っかかっててもおかしくねぇんじゃねぇの?」
麦野「……むぎのびーむ」
浜面「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッッッ?!」
麦野「ち、はずしたか」
浜面「い、いま! 髪! チリって! チリっていった! 髪! チリ! 当たるトコだったぞ! 麦野!」
麦野「当たり前じゃない、当てる気だったんだから」
浜面「さらっと恐ろしい事を言ってくれるな麦野は……」
麦野「浜面の分際で私に口ごたえしようなんて態度が気に入らなかったのよ」
浜面「ひでぇ……」
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