私的良スレ書庫
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元スレ妹「軽度のブラコンだから」
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男「い、いや、咄嗟だったから……」
妹「……まあ、いいや」
良かった、乗ってこなかった。
これで、本題に移れる。
妹「……女さんとは、最近どうなの?」
彼はこちらに顔を向けるだけで、話さない。
妹「……付き合ってたり、する?」
答えて、くれるかな。
男「そんなわけ、ねえだろ」
あれ、既視感。
妹「……まあ、いいや」
良かった、乗ってこなかった。
これで、本題に移れる。
妹「……女さんとは、最近どうなの?」
彼はこちらに顔を向けるだけで、話さない。
妹「……付き合ってたり、する?」
答えて、くれるかな。
男「そんなわけ、ねえだろ」
あれ、既視感。
妹「ふうん……」
男「そ、そうだ」
このどもり、怪しい。
妹「あの人以上に、仲良い人いるの」
畳みかけてみる。
強い瞳をして。
すこし悩んだ末に。
男「……いません」
妹「……ふぅん」
やっぱりね。
男「そ、そうだ」
このどもり、怪しい。
妹「あの人以上に、仲良い人いるの」
畳みかけてみる。
強い瞳をして。
すこし悩んだ末に。
男「……いません」
妹「……ふぅん」
やっぱりね。
男「ま、まあそういうことだ」
一番仲が良いのは、女さん。
妹「そうなんだ」
『私じゃ、ないんだ』
って、思ってる。
嘘でもいいから、言って欲しかった。
……あれ、また、言葉にしてた?
聞こえて、ないよね。
一番仲が良いのは、女さん。
妹「そうなんだ」
『私じゃ、ないんだ』
って、思ってる。
嘘でもいいから、言って欲しかった。
……あれ、また、言葉にしてた?
聞こえて、ないよね。
男「……あのな、妹よ」
妹「……」
聞いてるけど、返事はしない。
男「俺はお前と仲が良いのではない」
……やっぱり、聞こえてたんだ。
男「むしろ、愛している、LOVEだ」
妹「なんでやねん」
恥ずかしさのあまりに、ツッコんじゃった。
いきなり、そんなこと言われたら、ビックリするじゃん。
妹「……」
聞いてるけど、返事はしない。
男「俺はお前と仲が良いのではない」
……やっぱり、聞こえてたんだ。
男「むしろ、愛している、LOVEだ」
妹「なんでやねん」
恥ずかしさのあまりに、ツッコんじゃった。
いきなり、そんなこと言われたら、ビックリするじゃん。
こういう冗談は、タチが悪い。
男「引いたか?」
妹「冗談はやめてよ」
気持ちのこもってないLOVEなんて――
男「冗談じゃない、愛してる!」
――いらないから。
妹「そういう冗談をやめてって言ってるの!」
大きな声を出して、私は怒った。
『愛してる』なんて、言わないで。
男「引いたか?」
妹「冗談はやめてよ」
気持ちのこもってないLOVEなんて――
男「冗談じゃない、愛してる!」
――いらないから。
妹「そういう冗談をやめてって言ってるの!」
大きな声を出して、私は怒った。
『愛してる』なんて、言わないで。
男「俺の目を見ろ! 俺が冗談を言ってるように見えるか」
妹「っ……」
熱い視線。
直視できない。
私は瞳をそらす。
男「さあ!」
妹「っ!」
また、そらす。
妹「そ、そんな目で……み、見るな」
恥ずかしい、見つめないで。
妹「っ……」
熱い視線。
直視できない。
私は瞳をそらす。
男「さあ!」
妹「っ!」
また、そらす。
妹「そ、そんな目で……み、見るな」
恥ずかしい、見つめないで。
男「見ろおおおお!」
楽しんでる。
ひどい。
こっちは本当に、恥ずかしいのに。
妹「!」
すっごく悪いことをしたと思ってる。
でも、仕方ないよね。
私は、彼の頬をビンタした。
ごめんなさい、でも。
酷いのは、お互いさま。
妹「はぁ……はぁ……」
男「い、妹……」
妹「そういう冗談が、一番嫌い!」
楽しんでる。
ひどい。
こっちは本当に、恥ずかしいのに。
妹「!」
すっごく悪いことをしたと思ってる。
でも、仕方ないよね。
私は、彼の頬をビンタした。
ごめんなさい、でも。
酷いのは、お互いさま。
妹「はぁ……はぁ……」
男「い、妹……」
妹「そういう冗談が、一番嫌い!」
すっごい拒絶した顔をして。
おまけに舌を出して。
私は走って行った。
食べ物を持っているのに、走ったらダメなのに。
私は、彼から逃げたかった。
からかう、『兄』から。
おまけに舌を出して。
私は走って行った。
食べ物を持っているのに、走ったらダメなのに。
私は、彼から逃げたかった。
からかう、『兄』から。
仕方ないこと。
私が異常なのだから。
それでも私は。
彼が好きだから。
彼以外はありえない。
どこに行っても、私はいつもそう思う。
彼じゃなきゃ――。
私が異常なのだから。
それでも私は。
彼が好きだから。
彼以外はありえない。
どこに行っても、私はいつもそう思う。
彼じゃなきゃ――。
家に着いた。
誰もいない、いるわけがない。
妹「……」
荷物を置いて、階段を上る。
私は、無意識に。
服をすこしずつ脱いでいた。
誰もいない、いるわけがない。
妹「……」
荷物を置いて、階段を上る。
私は、無意識に。
服をすこしずつ脱いでいた。
妹が欲しくなってきた
父よ母よ、もう一人分ぐらい余裕あったでしょうよ
父よ母よ、もう一人分ぐらい余裕あったでしょうよ
体が火照っているのだ。
熱くて熱くて。
心臓が激しく高鳴っていて。
自分が自分じゃないみたいな、感覚。
玄関のドアの音。
彼が帰って来た。
熱くて熱くて。
心臓が激しく高鳴っていて。
自分が自分じゃないみたいな、感覚。
玄関のドアの音。
彼が帰って来た。
小さく、下の階から『ただいま』と聞こえる。
彼の声だ。
おかえりなんて、もちろん言えない。
トントントン。
階段を上る音。
彼が、上ってきている。
男「おーい、妹?」
ドアがノックされる。
私の体はさらに、熱くなった。
彼の声だ。
おかえりなんて、もちろん言えない。
トントントン。
階段を上る音。
彼が、上ってきている。
男「おーい、妹?」
ドアがノックされる。
私の体はさらに、熱くなった。
男「いるかー」
私は、会いたくなかった。
話したくなかった。
話したくないのに。
妹「いません」
話したい。
矛盾する気持ちのせいで、声を出してしまった。
男「そうか、いないのか」
私は、会いたくなかった。
話したくなかった。
話したくないのに。
妹「いません」
話したい。
矛盾する気持ちのせいで、声を出してしまった。
男「そうか、いないのか」
妹「もっとくまなく探しましょう」
先生みたいな、言い方。
男「妹の下着が目当てだったんだが」
よく見ると。
私の服装は、下着に近い。
恥ずかしくて、ドアを内側から押して、開けないようにする。
汗もかいてて、なんだか変な感じ。
妹「絶対に入れないから」
男「冗談だ、冗談」
また冗談。もう。
先生みたいな、言い方。
男「妹の下着が目当てだったんだが」
よく見ると。
私の服装は、下着に近い。
恥ずかしくて、ドアを内側から押して、開けないようにする。
汗もかいてて、なんだか変な感じ。
妹「絶対に入れないから」
男「冗談だ、冗談」
また冗談。もう。
妹「……」
やっぱり、冗談なのだ。
さっきの、LOVEも。
私はドアを抑えるのをやめた。
男「入っていいか?」
妹「やだ」
男「どうして」
妹「顔、見たくないから」
顔を見たら。
私じゃなくなりそうだから。
男「……俺はお前の顔が見たいぞ」
妹「……自分勝手だよ」
私は見たくない。
まただ。
見たくないのに、会いたい。
やっぱり、冗談なのだ。
さっきの、LOVEも。
私はドアを抑えるのをやめた。
男「入っていいか?」
妹「やだ」
男「どうして」
妹「顔、見たくないから」
顔を見たら。
私じゃなくなりそうだから。
男「……俺はお前の顔が見たいぞ」
妹「……自分勝手だよ」
私は見たくない。
まただ。
見たくないのに、会いたい。
こういう気持ちって、どうすればいいの?
男「そうなのかね」
ちょっと呆れるような声。
私だって呆れる。
自分の、意味不明さに。
男「……入るぞ」
妹「待って」
心の準備も。
それ以上に何も考えてない。
入ってきたら、どうすればいいのだろう。
わからない。体がさらにさらに熱くなる。
そして、私は変なことを口走った。
妹「あんたが入ってきたら、私はあんたの妹らしくない行動をするかもしれない」
すこし、間を空けて。
妹「それでも……いい?」
男「そうなのかね」
ちょっと呆れるような声。
私だって呆れる。
自分の、意味不明さに。
男「……入るぞ」
妹「待って」
心の準備も。
それ以上に何も考えてない。
入ってきたら、どうすればいいのだろう。
わからない。体がさらにさらに熱くなる。
そして、私は変なことを口走った。
妹「あんたが入ってきたら、私はあんたの妹らしくない行動をするかもしれない」
すこし、間を空けて。
妹「それでも……いい?」
この沈黙は、了解の意味なのだろう。
男「開けるぞ」
意を決した(のかな?)彼が入ってくる。
ゆっくりとドアを開ける。
彼はすこし、ギョッとして、私を見る。
あああ。
こんな姿を、見られたくない。
恥じる顔も、見られたくない。
だから。
私は顔を隠す。
彼に抱きついて。
男「……」
妹「……」
とっても、暖かい。
でも、冷たい沈黙だった。
男「開けるぞ」
意を決した(のかな?)彼が入ってくる。
ゆっくりとドアを開ける。
彼はすこし、ギョッとして、私を見る。
あああ。
こんな姿を、見られたくない。
恥じる顔も、見られたくない。
だから。
私は顔を隠す。
彼に抱きついて。
男「……」
妹「……」
とっても、暖かい。
でも、冷たい沈黙だった。
でも、いいのだ。
妹「……」
顔は見られていないし。
これは、さっき私が言った通り。
男「いやあ、あのな?」
妹「さっきの、約束」
約束通りの行動だから。
男「……」
妹「どうしてこんなことしてるかわかる?」
男「……見当もつかん」
ギュッと、抱きしめ、さらに見えないように顔をつける。
妹「顔、見たくないから」
見たくない、見られたくない。
でも。
見たい。
妹「……」
顔は見られていないし。
これは、さっき私が言った通り。
男「いやあ、あのな?」
妹「さっきの、約束」
約束通りの行動だから。
男「……」
妹「どうしてこんなことしてるかわかる?」
男「……見当もつかん」
ギュッと、抱きしめ、さらに見えないように顔をつける。
妹「顔、見たくないから」
見たくない、見られたくない。
でも。
見たい。
妹「それと――離れたくないから」
離れたくない。
私はそう言った。
男「じゃあ、顔見せろよ」
『顔見せろ』と言われて。
私はすこし心配になった。
どうか、私の心臓の音、聞こえませんように、と。
妹「やだ」
男「どうして?」
妹「恥ずかしいじゃん」
意識が朦朧としている。ドキドキが止まらない。
離れたくない。
私はそう言った。
男「じゃあ、顔見せろよ」
『顔見せろ』と言われて。
私はすこし心配になった。
どうか、私の心臓の音、聞こえませんように、と。
妹「やだ」
男「どうして?」
妹「恥ずかしいじゃん」
意識が朦朧としている。ドキドキが止まらない。
軽度のドラゴンってなんだ?と思ってwktkして開いたらコレだよ
>>684
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