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元スレ神裂火織「ひゃ、ひゃあっ!どこを触っているのですか上条当麻!」
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ぱくぱくもぐもぐ。
テーブルを囲んで、不愉快そうにもくもくと食事を進めるインデックスと、その正面に左手でスプーンを持ち食事をする上条当麻。
その二人の間に挟まれて、どうにか家に上がらせてはもらえた神裂火織は申し訳無さそうに座っていた。
妙な気まずさを打開するべく、まず神裂自身が口を開いた。
「食事中のところにすみません……」
「ホントなんだよ」
うっ。っとインデックスの素早く容赦ない言い草に神裂はまた一段と小さくなったが、上条が助け舟を出してくれた。
「で、今日は何の用で来たんだ?」
「……はい。あ、その前に、その腕はどうかしたのですか……?」
事前に集めたはず情報に載っていない彼の姿に、神裂は何となく負い目を感じながら尋ねた。
「ああ、これか? 別にたいした怪我じゃないんだけどさ、かかりつけの名医がこないだから出張中でいないんだよ」
神裂もその存在を知っている、かつてアレイスターをも治療した凄腕の医者のことだ。何度か写真で見たことがある。
事件があるたび、大怪我をして戻ってくる上条をいつも彼が即治療して送り出すのだ。
「……! でしたら私が――、あ、すみません……」
治してみせます、と思いつき、言いかけたところですぐに取りやめた、害があろうと無かろうと彼に魔術の一切は通じないのだ。
「別に気にしないって」
そう気楽に言う彼に対して、恥ずかしさを覚える。
(私は馬鹿です……)
さっそくの失敗に悔やみだしたその時、
がっちゃん! と箸を机に置いて、インデックスがお茶碗を持って立ち上がった。
二人は思わずビクッ! と驚いてそっちを向く。
「あ、どこへ……」
「おかわりなんだよ」
そう言ってインデックスは台所の炊飯器のところまでズンズン歩いていく。
「(悪いな神裂、最近アイツ急に不機嫌になったりするんだよ)」
上条が彼女に聞こえないよう小さくそう呟いた。
「(そうなのですか……)」
インデックスは覚えていないが神裂は彼女のことも大切に思っている、そんな彼女に最初から躓き(つまずき)、理由もわからぬまま
敵意を向けられていることは神裂にとってかなり辛いことだった。
お椀一杯にご飯をよそいで戻ってくるとインデックスが今度は口を開いた。
「それで、一体全体何の用なのかな! 言っておくけど、とうまは今怪我してるんだからね、そっちの都合で勝手に巻き込むのは
困るんだよ!」
完璧に嫌われ警戒され涙目になる。だが退くわけにはいかない。
これが出直しのきかないどれほど限られたチャンスであるか、ここで退いたらずっと彼に顔を合わせられなくなる。
そう思うと少しだけ勇気が出た。覚悟をもう一度決めて、不機嫌なインデックスとその彼女の態度に困惑した様子の上条に、
土御門に言われ練習した台詞を神裂は読み始めた。
「実は今、イギリス清教の使節団が学園都市に訪問してるんです」
「使節団? そっち側からってことはまた何かあったのか?」
「いえ、目的は情報交換や事後処理のようなものが殆どで、私の役目は、ありえないと思いますが有事の際の保険のようなものです。
ですので私は何かあるまでずっと待機をしているだけでいいのですが……、他の方たちと違って私だけは今回のメンバーに
急遽(土御門の計らいで)加わることになったために安全性を確認できた宿泊施設の部屋の確保がまだ出来ていないのです」
そこまで言ったところで聞いていた二人はそれぞれ理解した。
「土御門め……」
第一の関門である。ここで断られては元も子もないが、土御門の予測は百パーセント成功、問題ナシだと言っていた。
それでも緊張感は消えない。
「はい。迷惑かとは……思ったのですが、どうしても他に行くところが見つからず……。三日間だけなのですが、どうか私を
この家に置いていただけないでしょうか?」
ちゃんと言えた事に小さく安堵し、返答を待つ。
「んー、まぁ、別にいいけど――」
あまり悩まず即決しようとした上条にインデックスが噛み付いた。
「とうま! そうやってとうまは何でまた女の人を簡単に泊めたりするのかな!?」
何故かと聞かれて具体的に答えることは出来なかった。強いて言うなら彼がお人よしだから、である。
返答に困る上条から、むーっと頬を膨らませ今度は神裂へと矛先を向ける。
「だったら、つちみかどのところに泊まればいいんだよ!!」
「いえ、土御門の家は今両者とも不在で、それとあまり詳しくは言えないのですが実は彼の家の方が安全性から見ての問題が
多いのです……」
「あー、そうかもな……。なぁ、インデックス? ちょっとの間だけなんだ、泊めてやってもいいだろ?」
土御門の立場を知っていて妙に納得する上条だったが、
「むー!! ……勝手にしたらいいんだよ!」
インデックスはまだ不服らしく、ふんっ! っと鼻を鳴らしてまたご飯を食べ始めた。
(ホッとしました。何とかなりましたが……、これから本当に三日間、彼に、お、恩返しをする……堕天使エロメイドで……。
いけない、急に少し怖くなってきました……、落ち着きなさい私、冷静になるのです、弱気になってはいけません。覚悟を決めて
きたじゃないですか! まだお風呂とか……デートとか……って!? 違う違う!! それもこれも土御門が出発前に変なことを言う
から……、でも結局ご奉仕とは何をしたらいいのでしょうか…? そういえば……)
作戦会議の中のとあることを思い出し、自分の胸に視線を落としたところで、不意に上条に話しかけられた。
「まぁ……、とりあえず寝る場所とかあとで決めるとして。神裂」
「は、ハイッ!?」
「三日間、よろしくな」
上条のなんでもない普通の笑顔に、
「ふ、不束者ですがッ! よろしくお願いします!」
急に顔が紅くなり、そう言って神裂は三つ指ついて深々と上条に頭を下げた。
ここから先、
ノープランだった彼女の闘いが今、始まる――。
>>622
どうにかなるさ編集で
どうにかなるさ編集で
不貞腐れたインryは三日間小萌先生のトコへ家でしてくれればいいだ…!
神裂火織「ひゃ、ひゃあっ!どこを触っているのですか上条当麻!」
上条「どこって、エッチするのに脱がないでやるのがお前の拘り?」
神裂「そ、そんな拘りなんてありません!そもそもなぜこのような流れに!?」
上条「神裂『お礼したい』→俺『お礼なんていいよ』→神裂『なんでも申しつけて下さい』→俺『本当に何でもいいんだな?』」
神裂「ですが……」
上条「…だよな、そんなうまい話なんかないよな……はぁ聖人にまで騙されるとは……不幸だ」
神裂「だ、だましては…」
上条「だったら!!」
神裂「……こ、今回だけですよ?」
上条「神裂ぃぃぃぃぃぃ!!」
神裂「それと……私も初めてなんですから……その…優しくしてもらえると……」
上条「……」イケメンAA
神裂「///」
ないな
上条「どこって、エッチするのに脱がないでやるのがお前の拘り?」
神裂「そ、そんな拘りなんてありません!そもそもなぜこのような流れに!?」
上条「神裂『お礼したい』→俺『お礼なんていいよ』→神裂『なんでも申しつけて下さい』→俺『本当に何でもいいんだな?』」
神裂「ですが……」
上条「…だよな、そんなうまい話なんかないよな……はぁ聖人にまで騙されるとは……不幸だ」
神裂「だ、だましては…」
上条「だったら!!」
神裂「……こ、今回だけですよ?」
上条「神裂ぃぃぃぃぃぃ!!」
神裂「それと……私も初めてなんですから……その…優しくしてもらえると……」
上条「……」イケメンAA
神裂「///」
ないな
パンツ下げすぎだろ。パイパンにしないと毛もっさー出るじゃねーか
>>648
それ何巻?
それ何巻?
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