のくす牧場
コンテンツ
牧場内検索
カウンタ
総計:126,368,543人
昨日:no data人
今日:
最近の注目
人気の最安値情報
    VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。

    元スレ神裂火織「ひゃ、ひゃあっ!どこを触っているのですか上条当麻!」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - 麻雀 + - とある科学の超電磁砲 + - とらドラ + - みーくん + - アーチャー + - オルソラ + - カトレア + - レズ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitter

    501 = 429 :

    まだかな

    502 :

    来てくれ

    504 :

    ほっしゅ

    506 = 502 :

    ほっしゅ

    511 = 503 :

    513 = 502 :

    まだだ

    514 = 504 :

    書いてくれよ…

    515 = 504 :

    落ちたのか?

    516 = 502 :

    期待してる

    517 :

    そうはいかんざき

    518 = 502 :

    たのむ

    520 :

    保守スゲェ

    一週間保ちそうだなww

    522 :

    >>1だが吹寄編はまだか?

    523 = 508 :

    >>522
    空気嫁

    524 :

    525 = 503 :

    526 = 503 :


    528 :

    >>524
    陰毛がふさふさかと思ったw

    529 :

    ピンポーン

    禁書「とうまー!きっとかおりが来たんだよ!」

    上条「はいはい了解!」

    ガチャ

    神裂「こんにちは上条当麻」

    上条「わざわざ遠くからすまないな」

    神裂「いえ、インデックスの護衛は私の義務ですから」

    上条「で、マジで魔術師が学園都市に来てるのか?」

    神裂「可能性がある、という訳です。万が一のことがあっては遅いですから念のための護衛ですよ」

    上条「でも神裂がいるなら安心だな。頼りにしてるよ」キリッ

    神裂「……ッ////」

    禁書「……ムー」プンプン

    こんな感じで頼む

    530 = 502 :

    来るのか?

    531 :

    俺の股間が幻想殺し

    532 :

    神裂さんはかわいいな

    541 :

    まだー?


    今日も練習して良いですか?

    542 :

    ほっすほす

    543 :

    ほすほす

    544 :


    学園都市学生寮、昼過ぎ、上条の自室にて。

    その台所スペースにインデックスは立っている。

    服装はいつもの白い修道服でなく長袖のワイシャツ・短パンとラフな格好。彼女は小鍋を真剣な眼差しで見つめ、
    煮えばなの出汁に味噌を溶かした。

    隣でその様子に目を向けながら、上条当麻も立っている。

    こちらは午前中に学校での補習を終え、帰ってからまだ着替えてないのでいつもの学生服姿。しかし、一つ違う所があった。
    今の彼は右腕にギプスし、首から三角巾を掛けている。

    546 = 544 :


    「どうかな? とうま」

    「どれどれ――」

    上条がおたまを受け取る。軽く鍋をかき回し掬って、二、三度息を吹きかけ冷ましてから味見をしてみる。

    「うんー、上出来だ。味噌汁はこれで完璧だな」

    「ふふん! 当たり前なんだよ。私が本気を出しちゃいすればこんなの楽勝なんだから」

    インデックスは自慢げに両手を腰に当てて、薄い胸を張った。

    547 = 544 :


    「あーはいはい。んじゃあ、あとは器によそうだけだ」

    「あっ、とうまは座ってて。全部私がするから」

    「いいのか、悪いな」

    「いいんだよ! とうまはあっちで寂しそうにしてるスフィンクスの相手して待ってて」

    促され、彼はテーブルに、自分の席に先に鎮座している猫を左手で抱き上げ、座り込む。

    そうして、まだ台所でパタパタと動き回るインデックスを横目で眺めながら、今のなんでもない生活について考える。


    上条当麻は今、平和だった。

    548 = 544 :


    色々あったなんて言葉では片付けられない半年間、その決着がついてから、
    不幸な少年の生活は平凡な生活へと変わっていった。

    別に右手の“力”が消えたわけではない。ただなんとなく、今までみたいに悪いことは起きてないし、
    起こらないと感じているのだ。

    その事をインデックスに話したら、

    「もしかしたら、それがとうまの運命だったのかもしれないね」

    と、どういうことかもう少し詳しい説明を求めたのだが、

    「だからね、今までずーっととうまが不幸だったのは、どこかで苦しんでるみんなを助けるために不幸だったんだよ。
    そして私と出会って、色んなことがあって、みんなの願いを助けて、全部解決してくれた。だからね、今、とうまが
    平和だーって感じてるのも全部運命なんだよ、わかる?」

    さっぱりわからない解答ではあったが、その時は、とりあえずそんなものなのか、と無理矢理納得することで一先ずの結論を得た。

    549 = 544 :


    (運命か……)

    ギプスで包まれた右腕に力を込め、痛みを確認してみる。
    災厄の渦の中心で、彼が彼の総てを賭してきてこと、そして得たこと。今になって彼はその達成感に悩んでいた。


    走るべき理由を終え、自由になった白紙の彼は、これから、どうするのか。



    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / SS一覧へ
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - 麻雀 + - とある科学の超電磁砲 + - とらドラ + - みーくん + - アーチャー + - オルソラ + - カトレア + - レズ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。

    類似してるかもしれないスレッド


    トップメニューへ / →のくす牧場書庫について