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    元スレ唯「サイレンが鳴ってる・・・」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - 次スレ→1287152023 + - おもらし + - けいおん! + - サイレン + - 唯「バイハザ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    51 = 19 :

    「お姉ちゃん……」

    「うい……?」

    「うん。大丈夫?」

    憂が声をかけてくれた瞬間震えも消え、落ち着きを取り戻す。

    「うん。ちょっと暑さにやられちゃったかな」テヘヘ

    「でも心配だから一応保健室で見てもらおっか」

    「うん…ごめんね、憂」

    「ううん。いいよ、お姉ちゃん」

    憂は唯に寄り添うと保健室の方へと一緒に歩き出す。

    「私達も……」

    「ううん、大丈夫だから。先に帰ってて」

    「唯ちゃん…」

    「……」

    「……」

    「…わかった。唯をよろしく。憂ちゃん」

    52 :

    ここは雪の降る町静岡かとおもったらギャグホラーにござったか支援

    53 = 19 :

    「はい」

    そう言うと校舎の中に消えて行く二人。残されたメンバーにはさっきの気まずい空気が流れたままだ。

    「唯……大丈夫かな」

    「さっきの唯ちゃん…ちょっと変だったから。心配ね…」

    「律、梓。明日唯に会ったらちゃんと謝るんだぞ」

    「…ああ。唯にはな」
    「唯先輩には謝ります」

    「ふんっ」
    「ふんっ」

    「お前らまだそんなこと…!」

    「澪ちゃん、放って置きましょう。これ以上話してもまた言い合いになりそうだから…」

    「……ああ」

    噛み合わない歯車の様にバラバラだった。

    54 = 8 :

    どのサイレンなんだよw

    55 = 19 :

    「私寄りたいとこあるから」

    「律……」

    スタスタと歩いて行く律を見ることしか出来ない歯痒さに顔を少し歪める澪。

    「梓ちゃん。確かにりっちゃんも悪いけどあなたも悪いと思うわ。二人を心配してるのはわかるけど、今は学園祭前と受験生ってことでナイーブになってるんだから…」

    「そうやって私だけ叱るんですね、ムギ先輩は」

    「梓ちゃん…」

    「帰ります…」

    「おい梓っ」

    逃げる様に駆け足で帰る梓。

    「何でこんなことに…」

    「澪ちゃん…。私達も帰ろ。きっと明日にはみんな仲直り出来るわ」

    「…うん」

    57 = 19 :

    書きためオワタ

    ジャンプのサイレン何か読んだこともないwwwwww

    58 :

    サイレントヒル?

    59 = 19 :

    保健室──

    「お姉ちゃん大丈夫?」

    「うん…だいぶ楽になったよ」

    「…みんなと何かあったの?」

    「…わかんないや。でも…何だか嫌だった。何が嫌なのか…わからなくて…段々頭が痛くなって」

    「そっか…。大丈夫だよ…お姉ちゃん」よしよし

    「うん…ありがと」

    憂に撫でられると何故か落ち着く…。

    「あっ、いけない! 買い物しないと商店街のお店閉まっちゃう!」

    「私はもう少し寝てるから憂は行きなよ」

    「でも…」

    「大丈夫だから、ね?」

    「うん…。じゃあねお姉ちゃん。一人で帰るのが辛かったら電話してね!」

    「うん。わかった」

    60 = 23 :

    おいこのゴキブリちゃんと殺せよ

    61 = 19 :

    ゲームのサイレン…だよな?

    62 :

    書き溜め中の保守は任せとけー(バリバリ

    63 = 11 :

    個人的には羽生蛇村での展開になってほしかった…

    でもこっちの展開のがおもしろいかもwww

    64 = 19 :

    ───??? PM18:00:00

    始まる……。

    いよいよ……。

    もう戻れない。

    だけど……やらなくちゃ。


    仇を取るんだ…私が。

    65 = 19 :

    ───桜ヶ丘 大手スーパー 内部本屋

    「きゃふは、やっぱりマンガタイムキララは面白いよな~」

    「…梓のやつ勝手なこと言ってさ。私だってちゃんと……。この先か……」

    考えてみたら軽音部のことだけでその先なんて考えてなかったな…。
    いや、考えたくなかったんだ…きっと。

    「このまま時間が止まればいいのに…」

    グラッ…

    「えっ…」

    ゴオオオッ────

    「じしっ…」

    少し揺れた後に訪れる強烈な縦揺。
    次第に立っていられなくなり必死に何かに捕まる。

    怒号さえ遠くなるような揺れの中で……


    私は聴いた。

    66 :

    きゃふはってなんかエロいな

    67 = 19 :

    「律…、梓…」

    心配だ。今まであんな険悪な空気は中々ないだけに心配だ。
    手にしている勉強もままならないまま私はただヘッドホンから流れる音楽に身を任せていた。

    「明日…ちゃんと話し合わないとな。律と唯の進路のことも考えないと」

    そう切り分けて勉強に集中し直し、ノートの上に転がっているシャーペンを手に取ろうととした時だった。

    ガタタ……

    「ん…?」

    勝手に揺れるシャーペン。

    ガタタタタタタ…

    それは次第に自らをも震わす振動に変化していく────

    「じ、地震!? 隠れなきゃ……ッ」

    急いで机の下に隠れる。
    しかし更に揺れ続ける地震に私は段々気が遠くなり……そして、

    聴いた。

    68 = 19 :

    あ~場所書き忘れたチクショウ
    即興はキツいなやっぱり

    多少のミスは目を瞑ってくださいなwwwwww

    69 :

    大丈夫だ脳内保管ずみだ
    続けてくれ

    71 = 8 :

    「サイレンが鳴ってる・・・」

    「それは私のお腹が鳴ってるのよ~」

    「なんだそうだったんですか、てっきり堕辰子の鳴き声かと思いましたよ」

    「それにしてもすごい音だな、人間のものとは思えない」

    「ちょっと待てよ、ひょっとするとムギ自体が堕辰子なんじゃないか?」

    「んなわけないだろ~、なあムギ」

    「・・・」

    「え?」

    「ムギちゃん、すごい汗だけど・・・大丈夫?」

    「・・・・・・限界みたい」

    ドゴォォォーン

    200X年…軽音部は、核の炎に包まれた。
    あらゆる生命体は、絶滅したかに見えた。
    しかし、人類は死に絶えてはいなかった。

    テーレッテー

    72 = 19 :

    ──琴吹邸

    「はあ…」

    斎藤「お嬢様。どうなされましたか? 溜め息なんてらしくないですよ」

    「ごめんなさい。ちょっと考え事を…ね」

    斎藤「左様ですか。では、下がった方がよろしいでしょうか?」

    「……あなたは機械みたいな人ね」

    斎藤「よく琴吹様に言われます。自分の父親とは正反対だと」

    「あなたの父親もここで?」

    斎藤「そうらしいですね。もっともかなり前のことなので存じてませんが」

    「そ…。じゃあいいわ。下がって」

    斎藤「はい、お嬢様。何かありましたらまたお呼びください」

    そう言い扉を閉める前に一礼。本当に機械の様な人、でもそれが一番楽なのかもしれない…。
    何も考えなければ…こんな苦しむことも…。

    「何考えてるのかしら…私は。軽音部のみんなは何よりも大事で…」

    大事? 何よりも? 何で?

    ……わからない。

    73 :

    終了条件1 山中さわこの撃退

    終了条件2 ギー太の入手 山中さわこの撃退

    74 = 19 :

    宮田とか出した方がいいのか迷うな
    サイレン知らない人の為にけいおんだけのサイレンでやりたいけど

    >>71
    ネタバレワロタwww

    75 = 66 :

    けいおんだけでもいいんじゃなかろうか
    SDKとか出ても絡みようが無いし

    76 = 19 :

    「りっちゃんと梓ちゃん…仲直りするといいな」

    そうじゃないといけない気がする。
    軽音部はみんなが仲良しで、みんなが一人一人を大切にしなきゃいけない。

    「澪ちゃんに電話してみようかな…」

    携帯を手に取り、アドレス帳から澪ちゃんの名前を探しだし…かける。

    …………。

    「あれ…? 繋がらない…」

    グラッ…

    「きゃあっ」

    突然の揺れに椅子から崩れ落ちる。

    「地震…! 斎藤! 地震よ! 斎藤!」

    返事はない…。

    次第に強くなる揺れの中で私はただ床に這いつくばったまま、あの音を聴いた。

    77 = 19 :

    >>75
    確かに

    79 = 19 :

    ──中野宅

    「何であんなこと言っちゃったんだろ…」

    「私はただあの二人に早くこの先のことを決めてもらいたくて…」

    「ただそれだけだったのに…」

    明日謝ろう。

    「音楽続けて欲しいな…」

    バラバラの道を選んだとしても…音楽だけは続けて欲しい。
    音楽は、私達が繋がってる証だから。

    「…勉強しよ」

    リビングから階段に上ろうとした時、世界が揺れた。

    「地震…」

    すぐ止むと思い階段の手すり掴まるも一向に止まず、

    「ダメ…………、謝りたいの! お願いだから…………!」

    もう自分が立ってるのかどうかもわからなくなった頃に、響き渡る音。

    80 = 19 :

    ──保健室

    夢を見ていた。

    いつのことだろう。

    私達みんなでただ遊んでる。

    みんな楽しそう。

    なのに…………

    あの音が、全てを奪い去ったんだ────

    81 = 19 :

    ウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ────────




    「サイレンが鳴ってる・・・」

    82 :

    >>81
    漫画のSIREN書いてた人も言ってたけどサイレンのあの音を字で表現するのって難しいよね

    保守

    83 = 19 :

    桜ヶ丘高校 保健室 PM19:00:01

    平沢唯
    終了条件1 学校からの脱出
    ──────────

    「さっきの音…何だったんだろう」

    私はいつまで寝てたのか…いつの間にか外も暗くなっていた。

    「帰らなきゃ…憂が心配してる」

    ゆっくりと慣らすように地面に足をつけ、立ち上がる。

    ──【ギェギェ…】──
    「うっ……何……今の」

    頭に一瞬過ったそれはまるで誰かの目線を自分が見たような様だった。

    「…さっき保健室って見え…」




    「ハヘァハアッヘーヘッヘッへ!!! ネテナキャダメデスヨオオオオ!!!!!」

    「ひいっっっ」

    84 :

    神スレの予感!
    私怨

    85 = 19 :

    カッターナイフを持った白衣の女の人が危なげな表情で近寄ってくる…!

    「先生…だよね? 危ないよぉ…そんなもの…」

    「ゆいチャンハは病気ダカラ手術シナイトイケナイノヨォ?」

    カチッ、カチッ、とカッターの刃を出し、それを楽しそうにしてる先生。
    顔も真っ青で唇も青白い……とてもじゃないけど正気だとは思えなかった。

    「わ、私帰ります!」

    脇を抜けて帰ろうとした時────

    「アアアアアッ!」

    ザクッ────

    「い、あっ……」

    振られたカッターナイフで右腕に浅い切傷をつけられる。

    「あ、ああ……」

    本気だ。この人は本気で私を殺すつもりだ。

    86 = 19 :

    風呂

    保守まかせた

    91 = 11 :

    NTで大ゴケしたから
    もう出そうになさそうだよな・・・

    92 = 88 :

    ほす

    93 :

    ムギって頭脳屍人っぽい

    94 = 19 :

    やったの結構前だから知識補足するためにwiki見て愕然としたぜ…

    キャラ殺すかどうかとかも迷うしあああああ
    とりあえず書く

    95 = 90 :

    どうあがいても絶望だしな

    97 :

    一人だけな

    98 = 19 :

    「……あっ…あああ!!!!」

    脱兎の様に逃げ出す。人間の本能、一番奥にある死と云う恐怖から逃れる為に。

    「ハヤクこっちにおいでエエエエエエエ」

    体を反りながら吠える様に鳴いた後、唯の追跡を開始する。

    その足取りはもはや人間のもではなく、一歩一歩歩く度に血の様なものが目から流れ出ている。

    「ユイチャアアアアアアン!!! ヒャッエッハア」

    99 = 11 :

    あずにゃんはゴキ屍人な

    100 = 19 :

    夢中になって走る…。
    誰か…人を見つけて助けてもらおう。

    足は自然と職員室に向かっていた。
    職員室ならさわちゃんが…!
    勢いよく扉をスライドさせ、

    「さわちゃん! 助けて!!!」

    …………

    「嘘…………」

    誰もいない。
    電気もついてない薄暗い職員室は奇妙な程に静かだった。

    トントン、

    「えっ」

    肩を叩かれ、不意に振り返る。

    校長「ヤァ」


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