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    元スレ唯「サイレンが鳴ってる・・・」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - 次スレ→1287152023 + - おもらし + - けいおん! + - サイレン + - 唯「バイハザ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    誰か書いてん

    2 :

    元ネタはあるのか?

    3 = 1 :

    ゲームの『SIREN』

    4 :

    ジャンプの方が良いな

    5 = 2 :

    ごめん知らない

    6 :

    前にあっただろ

    7 :

    元ネタ指定するくらいなら自分で書けカス

    8 :

    「サイレンが鳴ってる・・・」

    「お姉ちゃんッ、うちがもえてるよ!!!!」


    こうして私達はホームレスになった・・・





    9 :

    サイレントヒルでおながいします

    10 :

    「サイレンが鳴ってる…」

    「行ってみようぜ」

    「な、何あのドロドロの人間!?」

    警察「君達早く逃げたまえ!あいつらはTウイルスによってゾンビとなっ……」ガブッ

    「きゃあっ」

    元警察「うおぉぉぉぉ」

    「な、なんだいきなり。逃げろっ!」

    12 :

    「てめぇら、覚悟しろよ!」

    13 :

    「そうなんだ、じゃあ私、ぱらいそへまうず」

    「百合の匂いがするよォ…」

    「クソすぎだろ…これじゃあよぉ…」

    「おねえちゃん…これ…」空き缶

    「澪先輩みーっけ…アハハハ!!」ダダダダ

    「永遠のわかさ…永遠のわかさ…」

    「逆ギレの方が強いんだから!!」



    「私の髪飾り返してよ!!!!」

    14 = 13 :

    なんか2に偏っちゃった

    15 = 1 :

    「うい~」

    「なにWWWおねえwwwちゃwww」

    「なんだか変だよ・・・家の周りがすごい霧なの」

    「きwwwりwwwぺwwろwwぺwwろwww」

    「・・・」

    16 :

    「そうなんだ、じゃあ私、屍人を狩りに行くね」

    17 :

    「サイレンが鳴ってる…」

    「なにボーッとしてんだ唯!早く防空壕入れ!」

    18 :

    「ま~え~♪ま~え~♪こ~うなぎ~♪」

    19 :

    構想は出来てる。
    しかし書き溜めがないから多分3日はかかるな……
    それでもいいなら書こう

    20 :

    さわ子「田植え田植え田植え!!田植え田植え!!」ギュイィイーンバリバリ

    21 = 1 :

    >>19
    よろしくお願いします

    23 :

    親の代わりに保護者面する妹が…正直鬱陶しい

    「!?」

    「どっかで見てんだろ出てこいよ!!コソコソ隠れてんじゃねぇ!!」

    24 = 11 :

    >>19
    俺が書こうと思った矢先にwww
    後は頼んだ!期待してます

    25 = 19 :

    乗っ取りはやりたくなかったけど書くいいきっかけだ。
    唸れ俺の携帯っ……

    26 = 19 :

    きっと……

    きっと迎えに来るから─────。

    だから、待ってて……

    絶対に……戻って来るから……。


    ─────────。

    「むにゃあ……」

    「唯、ホームルーム終わったわよ」

    「くぴー……」

    「はあ…、唯~部室にケーキが待ってるわよー」

    「ッ!? ケーキ!!? どこ!?」くわっ

    「ケーキって単語に反応しすぎよ…。みんな先行っちゃったわよ?」

    「なんですとっ! 酷いっ! 私達友達じゃなかったんだ…」

    「唯が掃除当番だからでしょ……」

    27 = 11 :

    これは神スレの予感

    28 = 19 :

    そそくさと掃除を終え部室へと向かう。

    「今日のケーキはな~にかな~♪」

    それにしてもさっきの夢なんだったろう。何だか懐かしい様な気が……。

    「そんなことより今はケーキケーキ♪」

    忘れかけた内容の夢を思い出すことやめ、現実のケーキにスイッチする。

    「たのもー! 私のケーキは何処にありまするかぁー!?」

    「お掃除お疲れ様。ちゃんと唯ちゃんの分もあるわよ」

    「えへへケ~キィ~」

    紋白蝶でも追いかけているウブな少女の様な顔つきでケーキを見据え席につく。

    29 = 19 :

    「唯はほんとケーキ好きだよな~」

    「りっちゃんは嫌いなの?!」

    「いや好きだけどさ。唯の好きとはレベルが違う気がするんだよね~」

    「そうかなぁ?」

    「じゃあギー太とケーキどっちが大切?」

    「それはギー太だよぅ」

    「じゃあ憂ちゃんとギー太は?」

    「ういだよ~ギー太も大切だけどね」

    「じゃあ憂ちゃんと私は?」

    「う~ん……選べないよ。どっちも大切だから」

    「じゃあギー太と私なら!?」

    「りっちゃん!」

    「おーイェス!」ダキッ

    「れっつかもんっ」ダキッ

    31 = 18 :

    闇人「はだがかんそうしちゃう…」

    32 = 19 :

    「ケーキ関係なくなってないか?」

    「細かいこと気にすんなって~」

    「唯先輩のケーキの話じゃないですけど、物事の優先順位って決めるの難しいですよね。私もこないだギターの雑誌選ぶのに迷っちゃって…結局1つは立ち読みしちゃいました」

    「あるある。私も作詞の時にどっちのフレーズがいいかな~とかで迷ったりするよ」

    「私もどっちのお菓子を持って行こう~とかあるわ」

    「みんな優柔不断さんなんだね~」

    「唯は違うのか?」

    「私は物に関してはあんまり迷ったことないかなぁ」

    33 :

    もしもしで始めるとは・・・
    大変だろうががんばれ

    34 = 19 :

    「ケーキ見た時にどれにするか一番早く決めるのいつも唯ちゃんだもんね」

    「えっへん!」

    「こっちを食べたい、でもこっちも食べたら美味しいだろうな~とか考えないの?」

    「考える前に決めちゃうからわかんないやぁ」

    「羨ましいです」

    「律もそういうこと悩んでなさそうだよな」

    「何かびみょ~にグサッと来たんだけど」

    「気のせいだろ。で、どうなんだ?」

    「う~ん確かに迷ったりはしないな。ドラムやってるからか細々考えるのは苦手なんだよ」

    「私もドラム叩いたら優柔不断治るかな……」

    35 = 11 :

    ふくらはぎぃっ!

    36 = 19 :

    「ドラム治療法ね!」

    「わ、私も叩きます!」

    「とうとうドラムに日の目が当たったか! よぅしみんな順番に並べーぃ! ドラム講義だ!」

    10分後────

    「私には無理みたい…」

    「手に豆が出来そう…」

    「う、腕がぁ……」

    「えぇい情けないなお前達! そんなことじゃいつまでたっても優柔不断は治らないぞっ!?」

    「優柔不断でいいよ…もう」

    「ちょっと迷うぐらいの方が楽しいってこともありますしね」

    「梓良いこと言った!」

    「諦めはやっ」

    「練習しないの~?」

    37 = 19 :

    そんなこんなで結局練習はドラムの練習だけとなり部活は終わった。
    まだ残る暑さの中帰路につく。みんなでドラムを練習したのが嬉しいのかテンションそのままに律は熱くドラムを語っている。

    「ドラムって凄いよなぁ! この感じだと他にも効果がありそうだよな!」

    「今日のりっちゃんはいつも以上にドラムスね」

    「結局練習出来なかったな」

    「私はやろうって言ったのに~」

    「まあまあ。いつも脚光を浴びない後ろのドラムにもたまには水をやってくださいな唯さん」

    38 = 19 :

    あどけた笑顔で嬉しそうに笑う律。その顔を見て、ふと、過るものがあった。

    「(なんだろ……いつもと同じなのに……なんだか)」

    その時だった。同じくその笑顔を見ていた梓がこんなことを漏らす。

    「本当に大切なもの同士どうしても比べなきゃならない時……皆さんならどうしますか?」

    声色が真面目だったのを瞬時に読み取った澪がいち早く返す。

    「どうした梓、そんなこと急に言い出すなんて」

    「先輩達はもう決めてるんですか…? 音楽をこれからも続けるかそうじゃないか…」

    39 = 11 :

    もしもしなのに結構早いな

    40 = 19 :

    「私は大学でもやるつもりだよ。まあまずは推薦もらえるかどうかだけど」

    「貰えるといいですね、推薦」

    「ああ。ムギは女子大だろ? あっちじゃやらないのか?」

    「元々合唱部に入ろうって思ってたから…。お父様開く食事会とかで歌ったりしたくて入ろうと思ったの。今は家でボイストレーニング受けたりしているけど…やっぱり一人でやるのは寂しいから」

    「そっか……ごめんな。無理矢理入れちゃったりしちゃって。今更言うのもどうかと思うけどさ」

    「ううん。私、ほんとに軽音部に入って良かったって思ってるの。こんな楽しかった三年間初めてだったわ。だから謝ったりしないで澪ちゃん」

    41 = 19 :

    >>39
    サイレン鳴るまでは書き溜めがあったりなかったり

    42 = 23 :

    ウロボロス落ちてくるまで支援

    43 = 19 :

    「軽音部でなくなるのは寂しいけど、これでみんなとの関係がなくなるなんて思ってないから」

    「ムギ……」

    「律先輩と唯先輩はどうするんですか?」

    「き、来たぞ唯」

    「き、来ちゃったねりっちゃん」

    「まさかまだ決めてないなんてことないだろ? もう9月だぞ」

    「さすがに決めないとさわ子先生も心配するんじゃない?」

    「と言ってもな~……私の頭じゃ澪やムギみたいにいいとこ行けないだろうし? だからって遊ぶ為にとりあえず大学行っとこう~ってのも親に迷惑だと思うし。でも今は就職難だしなぁ」

    44 = 19 :

    「全く同じ意見でビックリだよりっちゃん!」

    「我々はー!」

    「ニートでいいやー!」

    「おいおい…」

    「全く、まだそんなこと言ってたのね」

    「和ちゃん! 生徒会終わったの~? お疲れ様!」

    「ありがとう。じゃなくて唯、さすがに決めないと不味いわよ? 大学行くならそれに似合った勉強していかないと。
    テスト勉強みたいに全員一緒にやるってわけにもいかないからね受験勉強は」

    「そ、そうなの?」

    「ある程度なら出来るけど…その大学によって問題の出し方の傾向とかあるから」

    45 = 19 :

    「澪~。私達友達だよな!」

    「私は推薦もらうから…」

    「澪先生捨てないでおくんなましぃぃ」

    「暑いから離れろよ~」

    「とにかく進路は早く決めときなさい。学園祭のこともいいけど将来のこともそろそろちゃんと見据えないと。今が楽しいってだけじゃ駄目よ。じゃあ私塾があるから」

    「あれ? 和ちゃん塾なんて行ってたの?」

    「私は国立行こうと思ってたんだけど今の成績じゃちょっと不安だから最近行くようにしたの。○○塾ってとこ」

    「それって東大とか排出してる有名塾じゃないか! 和は凄いな…」

    「私もついていくのがやっとよ。じゃあねみんな」

    46 = 19 :

    みんなに手を振りながらそそくさと帰る和。

    「○○塾ってここからだと遠いのに頑張るな…。それに比べて……」

    「りっちゃん! アリさんがいっぱい行列作ってるよ!」

    「この先には巣穴があるハズだー追うぞ唯ー!」

    「はいっ! りっちゃん隊員!」

    「現実逃避ですね…。さっきは優柔不断がどうとか言ってたメンバーと真逆になっちゃいましたね」

    「そう言えばそうだな」

    「……律先輩と唯先輩は結局のところ何も考えてないんですよ。だから本当に決めないと駄目な大切なことをいつまでも後回しにしてるんです」

    47 = 19 :

    「梓ちゃん、それはちょっと言い方が悪くないかしら?」

    「そう聞こえたなら謝ります。けどあんなに私達のこと優柔不断だって言ってた二人が一番大切なことを決めれてないなんておかしいなって思っただけです」

    「……なんだよ、その言い方。私も唯もそんなキツい言い方してないだろ? そんなに揚げ足とって嬉しいのか?」

    「りっちゃん、落ち着いて。梓ちゃんも、ね?」

    「私はただ二人のことが心配なだけで……」

    「ああ確かに進路なんて決めてないよ。私にとって一番大切なことは学園祭だからな!」

    48 = 19 :

    「もっとも梓にとってはそうじゃなかったみたいだけどさ」

    「っ…そんなこと言ってなっ…!」

    「二人ともやめろ! こんなことで喧嘩してどうするんだよ? 律、進路のことで悩んでるのはわかるけど梓に当たるなよ」

    「なんだよ澪まで梓の仲間かよ? 優柔不断チーム結成ってか?」

    「りっちゃん!」

    「唯も何か言ってやれよ」

    「……違う」

    「…唯?」

    「みんな…おかしいよ。いつもはこんなことじゃ喧嘩になんかならなかったよ…?」

    「こんなことってなんだよ…。お前のことだって入ってるんだぞ!」

    49 = 19 :

    ふと蘇る情景、
    みんなが笑って、みんなが楽しかった記憶。
    それは今なのか、何時なのか。

    「違う……違うよ……」

    「唯、どうかしたのか?」

    「唯ちゃん……?」

    優しく差し伸べられる手が、今は自分を突き落とす様に思えた。

    拒む様に後ずさる唯。さすがに異常を感じ取ったのか澪や紬の表情も真剣になっている。
    澪が唯の元へ走って近づき、両肩に手を遣りながら宥める。

    「唯……震えてるぞ。寒いのか?」

    夏明けの9月に言う台詞ではないが、それほど唯の体は冷たかった。

    50 = 19 :

    「保健室で見てもらった方がいいんじゃない?」

    「そうだな…。唯、歩けるか?」

    頭を抱え震えるに優しく付き添う澪。

    「あれ? お姉ちゃん?」

    遠くから見知った声が聞こえる。

    「あれ? 憂、まだいたんだ」

    「うん。純ちゃんにジャズ研で作った曲聴いて欲しいって言われて。それよりお姉ちゃんどうしたの? 具合悪そうだけど…」

    「ちょっとさっき色々あってさ…。それで唯が癇癪気味になって…」

    「そうなんですか!? お姉ちゃんっ! 大丈夫?」

    すぐさま駆け寄る憂。


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