元スレ御坂「よーっす」インデックス「おはよーなんだよ」
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みんなの評価 : ★★★×4
401 = 71 :
>>399
世の中にはサガフロンティア2というゲームがあってだな
402 = 147 :
>>399
これから前半分だけスーーーパーーーーになって帰ってくるんだよ
403 = 79 :
次刊では復活なさそうだがな
美琴かオッレルス辺りが次刊の主役だと思う
404 :
>>402
変態とののしられて
ほめ言葉だと思う上条さんなんか
上条さんじゃないよ
405 = 363 :
>>403
意外とあっさり復活してたりしてな
406 = 71 :
>>405
そういやゼロ魔でもサイト死んだかと思ったら
次巻で長々蘇生手順踏むでもなく冒頭からいきなり普通に生活してたな
407 = 258 :
上条「もう少しモミアゲが短かったら死んでいたな…」
408 = 82 :
滝壺「―――それじゃあ、そろそろ行かないと最後のバスが出てしまうので」
冥土帰し「うん、気をつけてね?」
滝壺「はい」
すたすたすた、ぴたり。
冥土帰し「………ねぇ、滝壺くん」(クルリ
滝壺「なんですか? ゲコ太先生」
冥土帰し「御坂君の家は、本当に幸せそうで、僕にもとても理想的に見えるけど……」
滝壺「ええ、私もそう思います」
冥土帰し「……ただ、今の君には少し、その、辛い光景かもしれないんじゃないかな……?」
「――いや、ゴメン。余計な心配だったかもしれないね」
滝壺「御心配、ありがとうございます。わたしは、だいじょうぶですよ先生」
「わたしは、―---だいじょうぶ、ですよ」
409 = 74 :
上条さんは脳が無事ならいくらでも再生できます
410 = 82 :
さて、ご飯食べてきますノシ
411 = 71 :
食ってら
浜面……
412 :
美琴視点続き頼む
413 :
所持金58円でどうやってバスに乗るの?
414 = 71 :
上条:御坂家に婿入り。良妻美琴と可愛く素直な子ども二人に恵まれる。
一方:オルソラと結婚。尻に敷かれるも、嫁の影響か友人の子どもにお小遣いあげる程に丸くなっている。
浜面:故人。現実は非情である。
並べてみると悲惨だな浜面……
>>413
定期券でも持ってたんじゃね?
415 = 350 :
落ち着けひょっとしたら故人でも子供いるかもしれないぞ
絹旗との間辺りに
416 = 147 :
>>415
せめてむぎのんかガソリンスタンドのロシア人だろ
417 = 315 :
じゃあ次はアックアさんかステイル頼みます
419 :
ほすぅ
420 = 82 :
―――これはもう随分と昔の、彼との、思い出。
「なぁ、滝壺。俺ってな永遠なんてものはないって思うんだ」
にわかに埃の匂いがするさびれた中古車で、肩を寄せ合った。
寒さでかじかむ手を、自分の吐息で温めながら、ただ二人だけで空を眺める。
「浜面、なんだか今日はロマンチスト」
「うっせ」
照れくさいことをいってると自覚しているのか、彼はぶっきらぼうにそっぽを向いた。
「永遠なんて、ない。絶対なんて、ない」
満点の星空。静かな雪原。
遠く遠く、ずっと遠くまで変わらない景色の中で、彼は言った。
「だから、俺達は二人で手を取り合って、明日を作ってっていこう」
極寒の地、ロシア。
漆黒の闇から抜け出して彼と頬笑みあうこと出来る未来も夢見て、ここまで来た。
今は、まだ、旅の途中。
421 = 82 :
『なぁ、滝壺。俺ってな永遠なんてものはないって思うんだ』
―――――
――――
―――
――
―
運転手「――お客さん、お客さん」
滝壺「………っん?」
運転手「もう終点だよ」
滝壺「―――あぁ、ごめんなさい。私ったら眠ってしまったみたいで」
運転手「いや構わないけど、お客さんの目的地はここでよかったのかい?」
滝壺「はい。もともと終点で降りる予定でした」
運転手「そうかい」
滝壺「起こして頂いてありがとうございます」
運転手「それにしても、幸せそうな顔して寝てたけど、良い夢でも見てたのかい?」
滝壺「…………えぇ、懐かしい夢を、見ていました」
422 = 404 :
私怨
423 = 79 :
せつなくて巧いな
424 = 258 :
いいシーンなんだけど、こんなこと訊いてくる運転手やだなぁ
425 = 82 :
ピーンポーン。
美琴『はい』
滝壺「滝壺です」
美琴『ちょっと待って。今鍵開けますね』
ガチャ。
滝壺「おじゃまします」
美子「ママー。だれー?」
美琴「ママとパパのお友達の滝壺さんよ」
426 = 82 :
麻琴「こんちは」
滝壺「こんちには、麻琴くん、美子ちゃん。しばらく見ない間に大きくなったね」
美子「パパのおどもだち? みこ、またおかしもらえる?」
滝壺「ごめんね、美子ちゃん。おばさん、今日は手ぶらで美子ちゃんにあげられるような物はないんだ。また今度ね」
美子「えー」
美琴「美子、いい加減にしなさい」
麻琴「馬ッ鹿だな美子。あのさ、父さんの友達はオマエにお菓子をくれるサンタさんみたいな人、とか思ってないよな?」
美子「えっ、ちがうの?」
麻琴「…………」
427 = 82 :
麻琴「あ、そうだ。母さん、そろそろ父さんが車出すってガレージに向かった」
美琴「ちゃんと準備は終った?」
麻琴「ん。スポーツバックに着替えとか適当に突っ込んどいた。俺も、もう車に行くわ。
ついでに美子の分のカバンも持ってて車に積もうか?」
美琴「本当? 助かるわ。美子の分は玄関の横に準備したのが置いてあるから」
麻琴「あいよー」
滝壺「こどもたち、おじいちゃん家にお泊りに行くんだっけ?」
美琴「ええ。お義父さんが久しぶりに日本に戻って来てるから」
美子「かみじょーのおじいちゃんとおばあちゃんにあいにいくのっ」
滝壺「そっか。それは楽しみだね」(ナデナデ
美子「うん!」
428 = 82 :
当麻「―――美子、そろそろ出発するからおいで」(ヒョイヒョイ
美子「はーいっ!! ママ、みこ、いってきますなの!」
美琴「気をつけてね」
当麻「んじゃあ、父さんたちのところに顔出してくるわ」
美琴「うん、お義父さんとお義母さんとよろしく伝えといて。」
当麻「わっかった。
――――と、滝壺さん。せっかく来ていただいたのに、なんだが騒がしくてすいません」
滝壺「いえ、こちらこそ急にお邪魔してしまって」
当麻「コイツが家に遊びに来ないって無理して誘ったんでしょう?」
滝壺「あ、いえ」
美琴「いいでしょ、別に」
429 = 67 :
俺がいない間に随分面白い事になってんな
支援
431 = 132 :
紫煙
433 = 82 :
美琴「―――なんだが、変なことお願いしちゃってごめんなさいね」
滝壺「ううん。わたしも助かったから」
美琴「ちょっと家事の合間にやってる仕事の書類の関係で、
私だけ今回の帰省には参加しないのよね。
結婚以来、ずーっと誰かかしらがこの居てね。
数日の間だけでも、この家に一人っきりていうのが、なんだか寂しくてさ」
滝壺「―――なんて、前置きは大丈夫よ。……電話越しでの私の声で、なんか悟ったんでしょう、美琴ちゃん」
美琴「―――あぁ~、いや前置きっていうか、一応本音も含んでるんだけど」
滝壺「心配、かけちゃったかな?」
美琴「その、余計なお世話だったかもしれないけど、すごく落ち込んだような声をしていたから、つい」
滝壺「……ううん、本当にありがと。今夜だけは、どうしても家の中に入れそうになかったし、ね」
434 = 79 :
命日か
435 = 82 :
美琴「……ちょっと、痩せた?」
滝壺「そんなことないよ」
美琴「でも」
滝壺「さっきもラーメンがっつり食べてきたし」
美琴「……そっか。ちゃんと、食べてるんならいいんだけど」
436 :
インデックスとビアージオがはやくみたいのはおかしいですか?
437 = 82 :
滝壺「それにしても、美琴ちゃんと当麻くんの子供たち、本当におっきくなったねぇ」
美琴「そうかもね。早いもんで、来年で上の子が中学生よ」
滝壺「美琴ちゃんたちが一番早くに結婚して子供できたもんねぇ」
美琴「ははは、そうだったかしら」
滝壺「毎日賑やかそうで、いいな」
「……私にも、子供が居れば、また違ったのかもしれないなぁ」
美琴「…………」
滝壺「守るものがあれば、きっと」
「――――きっと、寂しいと思っても、それでも」
「……生きることにがむしゃらになれたかも、しれないのに」
438 = 82 :
美琴「今夜だけは家の中に入れない、って言ってけど……その、なにかあったの?」
滝壺「ちょっと、ね」
美琴「うん」
滝壺「あったといえば、あったし。なかったといえば、なかったの」
美琴「……?」
439 = 82 :
滝壺「仕上が他界してから1年近くたつけど、
まだ、片づけていない遺品とかもあって。今日ね、それを片付けていたの」
美琴「……うん」
滝壺「そうしたら、あの人が随分昔に使ってた腕時計が出てきて……。コレ、なんだけど」
カチャ……。
美琴「---あれ、これって」
滝壺「うん」
「仕上と二人だけで、ロシアに行った時に彼が付けてた腕時計、なの」
440 = 82 :
『――――滝壺、永遠なんてものは、存在しないって、俺は思うんだ――――』
441 = 71 :
美子が可愛すぎて滝壺が切なすぎる……
442 = 82 :
滝壺「『だから、俺達は、立ち止まっちゃいけない。振り返っちゃいけない』
―――って、あの頃、あの人は良くいってたのを、ふと、思い出したの」
美琴「……懐かしく、なった?」
滝壺「もちろん。それもある。寂しくて、家を出たってのもある」
「……―――けど、彼の口癖を思い出して」
「……なんだが、彼に怒られたような、拒絶されたような。そんな気がして、悲しくなったの」
「わたしは、永遠に仕上のことを、好きでいちゃいけないのかな、って」
美琴「…………」
443 = 82 :
滝壺「かみさまも、はまづらも。残酷」
「――――死が二人を分かるまで、としか私の気持ちを許してくれない」
「――――私は、ずっと、ずっと。私自身が死んだ後だって、ずっと」
「仕上だけを、永遠に愛してるって、そう決めて、生きようって思ったのに」
「そう心に決めて、頑張って生きていこうって………っ!!」
444 = 82 :
―――私は、仕上とだけは、
―――アナタとだけは、永遠がほしかった。永遠で、いたかった。
―――それもかなわなくなって、私の中のアナタへの想いだけが、アナタと私をつなぐ最後の絆なのに。
445 = 82 :
滝壺「――――っ、ごめん」
美琴「ううん、大丈夫…?」
滝壺「…………だいじょうぶ、って言ったら嘘になるかも、しれないね」
美琴「滝壺さん……」
滝壺「ふふ、仕上は勝手なの。勝
手に死んで、勝手に私の中の気持ちすら、奪おうとする」
「多分、あの人のことだから―――、」
『理后、俺のことなんてさっさと忘れて、他の奴と幸せになれ』
「って、言いたくて、私に腕時計を見つけさせたのかもしれない」
美琴「……浜面さんらしいと言えば、浜面さんらしい、かな?」
滝壺「――――でしょう? 本当に、勝手な人」
446 = 67 :
誰のせいでこんな切ない展開に…
447 :
間違いなく(故人)を入れた>>360だろ
これはこれで素晴らしいモンだとは思う
448 = 82 :
美琴「―――だったら、滝壺さんも勝手にすればいいんだよ」
滝壺「……美琴ちゃん?」
美琴「男が何を言おうが、女がそれを黙って聞きいれなきゃいけない通りなんて、ないもの」
「――――滝壺さんも、勝手にすればいいんだよ」
滝壺「…………私も、勝手にする?」
美琴「そう」
滝壺「――――そうね。仕上だって勝手なんだから、私も、勝手になさてもらおうかな」
滝壺「私も勝手する、勝手に仕上のことをずっと、大好きで居る」
滝壺(―――こればっかりは、絶対に譲らないからね、仕上)
―――滝壺視点・終―――
>>460
次こそ禁書視点に進む?
それとも回り道して他の誰かの視点に進む(このルート表示はこれで最後)?
449 = 71 :
確かに調理レベルがパネェ
450 = 71 :
ということはここで禁書を選ばなかったら禁書描写は以降ナシか
みんなの評価 : ★★★×4
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